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ana

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2012年6月17日 (日)

Olympus TG-1を使ってみる

先日、TG-1のテスト撮影に失敗したので、今日もう一度撮影しようとしたところ生憎の雨であった。
まあ土砂降りというわけではないし、TG-1もタフネスコンデジと言う事で強行的にテスト撮影を敢行することにする。

20120617a_3

DSLRと違って細かい絞り値の変更は出来ないため、とりあえずはこのままのシチュエーションで撮影を行った。
天候が雨で薄暗かったせいか、各焦点域の撮影は全て開放値で撮影されている。

Pon6

被写体はいつものイヌの置物であるポン様で行う。
被写体までの距離は2m。
ホワイトバランスはオートに設定。ISOは100で固定されている。
手振れ補正は切って、タイマー2sで撮影した。

【テスト撮影】

ワイド端(換算25mm)、テレ端(換算100mm)、デジタルズーム(200mm)をそれぞれを開放値で撮影されている。
200mm域は換算100mm域のデジタルズームのためにF値は変化ない。

ワイド端:換算25mm域(F2.0)
20120617b1

テレ端:換算100mm域(F4.9)
20120617b2

デジタルズーム:換算200mm域(F4.9)
20120617b3

換算25mmから100mmまでの4倍光学ズームで、そこから換算200mmまでの8倍デジタルズームに切り替わる。
画質的には問題なく使える感じだ。

画質の解像感は一般的なタフネスコンデジとはさほど変わらぬように思える。
際だって解像感が良いわけではない。
レベルとしてはFT3/4あたりと同等か。

20120617f3

ここでFT4との比較画像を出してみる。

【トリミング撮影】

デジタルズームではなく、ワイド端での画像の中央と隅角部を切り出してみる。

中央部
20120617c1

隅角部
20120617c7

まあ1/2.3型CMOSセンサーなので厳しい目で見たら可愛そうである。
中央部は後で語るとして、隅角部はそれなにりといったものか。
若干コマ収差、色収差が出ているようだ。

ここでテスト撮影と同じくFT4のワイド端トリミング画像と比較してみる。

中央部
20120617c0

隅角部
20120617g4

中央部に関しては色づけの差はあるモノの、極端な違いはないようだ。
隅角部では、画角と絞り値の差があるために厳密な比較は難しいが、まあタフネスコンデジの一般レベルは維持している感じであろう。

【最短距離撮影】

ここではマクロモードによる撮影ではなく、通常モードによる60cm近接撮影をあげる。

ワイド端(換算25mm域)20cm
20120617d1

テレ端(換算100mm域)60cm
20120617d2

マクロモード出ない場合、仕様ではワイド/テレともに60cmと記載されているが、ワイド端は60cmよりも寄れる。
レンズ先端から20cm程度か?
テレ側では仕様通り、約60cmである。

センサーが小さいため、ワイド端では大きなボケは期待できない。
テレ端撮影ではそれなりにぼかすことが出来るが、TG-1の手振れ補正が弱いせいか、テレ端マクロに近い状態で撮影すると手振れを乱発する。
これは、私の腕が悪いからかも知れないが。

ボケの雰囲気は・・・・、まあコンデジライクな感じのボケでありましょうか。
悪くはないと思う。

TG-1の販売価格はそれなりにあるのだが、決して画質が売りであるハイエンドコンデジというものではない。
そのコストの半分はあくまで防水・耐衝撃・耐冷温に対してであり、残りの半分はF2.0という明るさに対してではないだろうか。
決してXZ-1がタフネスになったデジカメではない。

F値が明るいとどうしても優れた光学性能を期待してしまうが、このコンデジにはそういった甘い期待は通用しないのだ。

だが、2mの耐衝撃性を有するF2.0という明るい軽量なコンデジは今まであっただろうか。
十分な光量が撮れない水底で、F2.0という明るさは何ものにも代えがたい武器になることは間違いない。
このコンデジの真骨頂はシャッター速度が稼げるということなのだ。

普段使いにも、アウトドアにも、夕闇でも水中でも、天候を気にせず1つあればオールマイティに使い回せる万能コンデジ。
とりあえず何があろうとも、どんなシチュエーションでも手軽に撮影できる小型デジカメは超便利だ。
私がタフネスコンデジを毎年購入し続ける理由はスキー以外にここにある。

それにこのTG-1は起動時間も短い。
因みにシャッター全押しの状態で電源起動からシャッターが切れるまでは最短で約3秒ほどかかる。
DSLRやマイクロらと組み合わせても、今までのように起動ストレスで使用頻度が落ちるということはなさそうだ。

次回はこのシャッター速度をより生かせるであろう高感度について検証してみたい。

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コメント

この夏の旅行用に、FT-4(PANA) VS TG-1のどちらかを購入しようと
考えていますので、こちらの 日記 興味深く読ませていただいています。

これは責任重大ですね。(笑)

なるべく偏りのないように書いていきますね。

はじめまして。TG-1のインプレッションを検索していて、このサイトを発見しました。機材に関するうんちくが深く、とても勉強になったのでいろいろな記事を拝見させて頂きました。これから星景写真を始められるとのこと。ぼくはトーストプロユーザーで、トーストさんのHPにも紹介させて頂いている者です。足回りは本当に大切です。でも、単の200mmなら軽量なので、32mm径の三脚でも5~6分は追尾できると思います。ぼくもかつては300mmF4 ISを持っていましたが、1.4倍新型テレコンを70-200mm F2.8L IIに付けたのと画質を比較したらダントツで後者がよかったので手放しました。そんな、似たようなテストを行っていること、EF14mmに目を付けられたこと(ぼくの主力レンズです、天体写真における)にも親近感を持ちました。
ところで質問ですが、ぼくはスキーのビデオの他、シュノーケリングやサーフィン撮影に使いたいなと思っています。レンズが明るいし、魚眼レンズが付けられるのがいいです。気になるのはAFの速度。今日、はじめて店頭で触ってきたのですが、よくわかりません。ズームが遅いのは実感できましたが、これはまあ目をつむります。XZ-1(これもお持ちですよね)に水中ケースを付けるのとどっちがいいか迷っています。画質的にもどの程度違いがあるのか。できれば、TG-1で撮った写真の原画を、ぼくのブログに入り、ぼくあてにメールに添付して送ってもらえると非常に嬉しいのですが。
これからもよろしくお願いいたします。

こんばんは。コメントありがとうございます。
トーストプロユーザー様でしたか。私は星景写真に対しては全くのド素人なので、是非ブログを参考にさせて頂こうと思います。

さて、質問の返事なのですが、水中撮影の画質を優先させたり、スキューバをメインとするならば、XZ-1にハウジングをつけた方が良いでしょう。
ただ、サイズや使い勝手、そしてコストがかなり犠牲になると思われます。

TG-1は各能力に於いて特化したものは持ち合わせてはいませんが、マリンスポーツやウィンタースポーツ、またはアクティブな運動をされる方に対しては平均的にオールラウンドにこなす能力を持っています。

TG-1の購入にはある程度の割り切り感が必要だと思います。
どうしても画質には妥協できないというならばXZ-1+ハウジングが幸せになります。
マリンスポーツを楽しみながら、身につけるギアの1つとしてデジカメもというのならば、TG-1は最強のアイテムになるのではないでしょうか。

このあたりは個人的な嗜好が入るので、何とも言いがたいモノでありますね。
スキーもおやりになるということですから、耐低温性のあるTG-1がやや有利でしょうか。

ブログを見せて頂きました。
まだろくな写真は撮っていませんが、いくつかのデータを送りたいと思います。

こんばんわ。
ブログの内容とまったく関係のないことなので恐縮ですが、5D3の高感度ノイズについてお聞きしたいです。

DIGIC5になってから高感度ノイズ耐性があがったのは知っていますが、これはRAWでとっても同じ結果が得られるのでしょうか?RAWであれば、自分でノイズリダクションをかけなければいけないのですかね?RAWとJPEGでの高感度の違いがいまいちよくわからないのでご教授願えたらと思います。また、RAWで撮った場合、ISOのどのあたりからノイズが見えてくるか教えていただけると幸いです。よろしくお願いします。

こんばんは。
いきなり難しい質問ですねえ。

私はDSLRのメカニズムに非常に精通しているというわけではないので、これが正解だとはっきり言えませんが、ニュアンス的にイメージしていることを伝えたいと思います。

RAWはご存じの通り生データと言われていますが、CMOSセンサーのデータが直接出てきてるとは考えておりません。
おそらくはDIGICにより不可逆的にRAWデータに変換されているのでしょう。
その時にノイズリダクションが同時にかけられていると私は考えています。
もちろん、他の様々な補正などもその時にかかってるのでしょう。

JPEGはこのデータからさらに自然な色調に変換されるようにDIGICで調整されているのでしょう。
ですから、私はデータの初期部分でノイズリダクションがかけられているというように捉えていますから、JPEGとRAWにノイズリダクションの著明な差はないと考えています。
DIGICとはデータの初期から終わりまで様々な補正を行っているエンジンと考えています。

RAWデータのファイルサイズから分かるように、JPEGと異なり現像耐性が非常に優れていますので、現像ソフトによってスライドバーを動かして好みの色調に合わせてJPEGに変換し、様々な作品に仕上げることが可能です。
が、JPEGはそれ自体が作品になってますから、現像ソフトで色調を変更すると画像は破綻します。
と、この辺はもうご存じですよね。スミマセン。

もし、誰か専門的な知識をお持ちの方がいて、このコメントを読んだときに「いや、それはこういうことである」とご教示して頂けると、またそれは有り難いです。

さて、長くなりましたが最後の質問のRAWによる5D3の高感度ノイズですよね。
等倍鑑賞という条件で、神経質な目で見れば3200あたりから見え始めると思います。
普通に使っている分には6400でも問題ないでしょう。
12800になると画面全体の解像度とコントラストが徐々に落ちてきますから、等倍ではかなり厳しいですね。

この辺も個人の持っている閾値でかなり違うと思います。

どうも回答ありがとうございました。
ISO3200までノイズレスというのはやはりすごいですね。
技術の進歩を感じます。愛機の5DはISO800程度が限界なので場合によっては撮影ができなく、そろそろ買い換えようかと悩んでいたところです。

度重なる質問で恐縮ですが、ノイズを確認されたときDPPのNRは両方とも0の状態で行われた結果でしょうか?DPPのNRのデフォルトはNRが1の状態で設定されています。現像時にNRがかかるようになっているんですよね。そこを少し確認お願いできますでしょうか?よろしくお願いします。

実は、申し訳ないのですがRAW現像ソフトでDPPは使っていないのです。
私は複数マウントを使っているために、使用法が統一できる他社製現像ソフトを使用しております。

自分は基本的にソフトウェアでNRを使うことはありませんので、ノイズは全てデフォルトの状態です。(^ ^)

回答ありがとうございました。
これで心置きなく5D3へといくことができます。
あとは、自分が買える値段になることを心待ちにするだけです(笑

5D3は本当に良くできたDSLRだと思います。
全てに於いてアベレージ以上が出せるバランスのいい機体ですよ。
是非、手に入れてください。

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