金星の日面通過
いや、天気図の状況から金星の日面通過を撮影できるとは思っていなかった。
ひょっとしてと思って、一応レンズを用意しておいて良かった。
Olympus OM-D(E-M5)+EF400mm/5.6L USM+Extender 1.4XIII
当初、東京の午前中は小雨がぱらつく天気で、到底お日様が拝めるような状況ではなかったのだが、お昼休みに入ってから雲が流れ出しているのが分かった。
Olympus OM-D(E-M5)+EF400mm/5.6L USM+Extender 1.4XIII
所々の雲が薄くなって、太陽の位置が分かるようになってきている。
これはチャンスと急いで件の太陽撮影システムを組み上げた。
Olympus OM-D(E-M5)+EF400mm/5.6L USM+Extender 1.4XIII
徐々に太陽の明るさが増してきている。
NDフィルターを取り付けた状態で、太陽の位置が分かる状況になった。
まさか・・・、いける?
Olympus OM-D(E-M5)+EF400mm/5.6L USM+Extender 1.4XIII
すぐに金星は分かった。
ああ、撮れるとは思っていなかっただけに凄く嬉しい。
せっかくなのでMFアシストで金星にピントを合わせて撮影した。
Olympus OM-D(E-M5)+EF400mm/5.6L USM+Extender 1.4XIII
第3接触直前に撮影が開始できたので、接触を撮ることができた。
雲は多いが、一応日面通過”らしい”写真は撮れたようだ。
Olympus OM-D(E-M5)+Voightlander NOKTON17.5mm/0.95
日面通過が終わった午後以降は晴れ間が見えていた。
なんだかなあ。
金環食の時と同様、駄目だろうなと思っていたところ撮影が出来た。
やはり無欲で挑むのが一番うまくいくのかも知れない。
宝くじが当たるときのパターンと同じだ。
考えてみれば、皆既の時は欲の権化だったような気もするなあ。
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