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2012年7月25日 (水)

Carl Zeiss Makro-Planar T* 50mm/F2.0 ZEがやってきた

このところ、キヤノンミラーレスの話ばかりだったので、レンズのことでも。

10月まで待てないので発作的に購入してしまった大好きなマクロレンズ。
コシナ製のCarl Zeiss Makro-Planar T* 50mm/F2.0ZEである。

20120725a_2

このレンズは実に3本目である。
1本目は発売当初にZFタイプのモノだった。
当時はNikonマウントがメインだったのでカニ爪が付いている初期タイプを愛用していた。
2本目はペンタックスのZKタイプだ。
K7を使っていたときに、切り札のマクロレンズとして購入した。
そして今回のZEこと、キヤノンマウント用である。

20120725c

すでにZEが発売されて結構経つ。
コシナレンズは発売最初のタイミングを外すと、次に手に入れるのが非常に時間がかかるのだ。
計画生産のためであろうか。
というわけで、ネット上から在庫を探すことになったわけだ。

20120725b

このレンズの特徴は50mmの標準域のマクロレンズであるにもかかわらず、開放F値がF2.0と比較的明るいレンズを使っていることだ。
通常、マクロの標準域となるとF2.8である事が多い。
このことから、一段明るいこのレンズは常用レンズとしても十分使用可能である。

20120725d

欠点というと、コシナレンズに言えることであるが、全てマニュアルフォーカスであると言う事。
AFが出来ないため、自分でピントリングを回してピントを合わせる必要がある。
マクロレンズの宿命でもあるが、ヘリコイドを回す幅が300°ほどあるので、最短撮影距離に近いほどピントリングを大きく回さねばならない。

次の欠点はマクロレベルがハーフである事だ。
等倍撮影できずに、最大撮影倍率が0.5倍となっている。
開放F値を2.0まで明るくしたためなのだろう。
これは仕方がない。何かを得ようとすれば何かを失うのだ。

だが、等倍ともなれば手振れがシビアになるので、三脚使用が好ましくなる。
手持ち可能なハーフマクロならばこそ、汎用性の高い常用マクロ標準レンズとして役立ってくれるのではないだろうか。

20120725f
Canon EOS5D markIII+Carl Zeiss Makro-Planar T*50mm/2.0ZE

で、写りなのであるが、これがまたよく写る。
開放でこそ周辺減光が若干目立つが、私はこのレンズの味わいとして捉えている。

20120725e
Canon EOS5D markIII+Carl Zeiss Makro-Planar T*50mm/2.0ZE

レンズ内にCPUが搭載されているので使い勝手は上々だ。
ダイヤルによる絞り変更やフォーカスエイドが普通に使えるため、ストレスがたまることはない。
実絞りにならず、明るい開放でピントを合わせられるところがZE専用レンズといったところか。

発売されて時間が経ってはいるが、時期を見てこのレンズについて書いていこうと思う。

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