Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.(実写と感想)
木曜日の休みの日にいつもの散歩コースにGX VARIO12-35mm/2.8を持ち出してみた。
ボディはOM-D(EM-5)である。
現在、所持しているマイクロフォーサーズでは、標準ズームはもうこれだけである。
GX PZ14-42mm/3.5-5.6やM.ZD ED12-50mm/3.5-6.3EZなどはすでに手放した。
もうGX VARIO12-35mm/2.8と心中するつもりである。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
PZでは慣れの問題で画角が決めにくかったが、やはりズームリングはやりやすい。
歩きながらテンポよく画角を決められる。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
換算24mmから70mmまでの画角しかないが、使っていて不便さは感じない。
このような蒸し暑い日にDSLRのような重量級のシステムではあっという間にグダグダであろう。
コンパクトなマイクロシステムでの大口径標準ズームなら、真夏日でもモチベーションの低下は少ない。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
今まで使ってきた汎用標準ズームに比べると、使っていて余裕が感じられる。
開放が全域でF2.8というのが大きい。
またPZでないのでバッテリーの減りに気を使う必要がない。
気持ち的にも全然違うのだ。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
寄れば25cmまで接写が可能で、最大撮影倍率は35mm判換算で0.34倍。
非常に寄れるレンズである。
非常に拘っているレンズなのだなというのが、出される画像から分かる。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
おそらく現マイクロでの最強の標準ズームはコイツであろう。
重量に不満があったり、使用する画角に不足感があった場合は、別の標準ズームや高倍率ズームを使えばよい。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
だが、大口径でありながらコンパクトに、そして高性能にまとめ上げてきたこのズームに隙は少ない。
逆光にも強く、ぼかせて良し、絞って良しのスーパーズームである。
だがネックはやはり値段であろう。
このレンズの魅力をもっと伝えたいが、残念ながら私の写真技量ではこれが限界であるのが残念である。
個人的な感になるが、マイクロフォーサーズで最もよい標準ズームはこのGX VARIO12-35mm/2.8であるが、数ある標準ズームの中で次点は同じパナ製のGX PZ14-42mm/3.5-5.6ではないかと思う。
大口径が狙える人ならばF2.8通しに是非行くべきであるが、金額的にちょっとと及び腰の人はぜひGX PZ14-42mm/3.5-5.6を狙っていただきたい。
さすがに同じGXシリーズだけあって、近い雰囲気を持っている。
(もちろんその場合は最新ファームアップを適応させるのがよいと思う。)
Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
スペック
テスト撮影
実写と感想
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コメント
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こんにちは!
よければ記事にしていただきたいのですが、このレンズと20mm/1.7の描写の違いが知りたいなぁと。
同じ画角&絞りにしたときもそうですが、たとえば20mm/1.7はEXテレコン使用で絞り開放、12-35mm/2.8はテレ端で絞り開放、似たよう構図になるようポートレートなどを撮った場合、ボケ方の違いやパースペクティブがどんな感じになるのかを知りたいです!
変な質問ですみません(^^;)
投稿: shuv | 2012年7月20日 (金) 12時08分
基本的には依頼による検証は行わないスタンスなのですが、
ちょっと面白そうですね。
私のポートレイトは子供ばかりなので、動き回って背景のボケに統一性がなくなってしまうと思いますので、いつものイヌの置物で検証してみようと思います。
検証が終わり次第、都合を見てアップしようと思います。
投稿: ちぇりた | 2012年7月21日 (土) 02時33分