M.ZD ED75mm/F1.8がやってきた
入荷したとの知らせを受けて、いつものカメラ屋さんで引き取ってきた。
オリンパスから発売された換算150mm域となる単焦点の望遠レンズだ。
現時点で、マイクロフォーサーズ専用レンズとしては、最も長焦点のAF単焦点レンズとなる。
持つと結構ズシリとくる。
メタリックなレンズである印象があるせいかもしれないが、同じ重量であるGX12-35mm/2.8の方が軽く感じてしまうようだ。
せっかくだったのでアクセサリも一緒に購入した。
専用フード(LH-61F)と専用メタルキャップ(LC-61)だ。
これらは同時に使えないので、最終的にはどちらを優先するか選ぶことになるだろう。
【LH-61F】
スペックは後日述べることにするとして、アクセサリの簡単な説明をしてみたい。
まずは専用メタルフードであるLH-61Fだ。
フードは円筒形の形状である。
内面は植毛処理されており、内反射を効率よく防いでくれそうだ。
フード外口径は67mmほどあるが植毛処理が外縁までなされているので、単純に67mmレンズキャップを装着するとはげてくる可能性があるので注意が必要だ。
レンズとの装着にはコシナレンズのフードのように横につまみが付いている。
これを締め付けることでフードが固定されるのだ。
またM.ZD ED12mm/2.0のフードと異なり、このメタルフードに対するキャップの対処方法はきちんとなされている。
LH-61Fには58mm径のプラスチック製レンズキャップが同包されている。
このキャップは中央部をつまめるようになっているため、フードをしながらも取り付けや取り外しが簡単に可能である。
それだけではない。
このレンズフードは収納時に逆向にしてレンズに取り付ける事が出来るのだ。
こうしてコンパクトに収納可能となる。
デザイン的にも良くできている。
【LC-61】
次にメタル製のレンズカバーであるLC-61である。
カバー内面にはフェルト地の処理がなされている。
12mmのメタルレンズカバーと同様に、装着した感触はすこぶるよろしい。
フェルト地にも無理がかかっている感じはなく、それでいてしっかりと固定がなされている。
オリンパスはこういうところが上手いと思う。
さて、どちらを選ぶかということになると簡便なのはLC-61だが、このレンズの逆光性能が弱い場合は若干かさばるがメタルフードLH-61Fを選ぶことになる。
その逆光性能に関しては、後日のテスト撮影や実写で分かっていくことだろう。
それから決めれば良いか。
(おまけ)
Olympus OM-D(E-M5)+M.ZD ED75mm/1.8
いつものカメラ屋さんの帰り際に簡単な実写撮影をしてみた。
AF速度は激速というわけではない。
ス~っとAFが合焦していく感じだ。
Olympus OM-D(E-M5)+M.ZD ED75mm/1.8
またピントリングが思ったより幅が広く緩いので、MFアシストをONにしておくと指が触れやすく、頻繁に作動してちょっと困る。
メタルフードを持っていれば、ソレを持つようにした方が良さそうだ。
Olympus OM-D(E-M5)+M.ZD ED75mm/1.8
かなりすごいレンズだ
被写体の中に強い光源があると、若干収差が出るようだ。
それでもこのレンズの写りを見ると、そんな問題などどうでも良く感じてしまうほどに出来はよい。
しばらくマイクロの望遠はこのレンズで行きましょう。
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