大口径標準ズームの試練
月末から翌月頭にかけては忙しい。
カメラを持ち出す頻度も減るので、前に撮った写真を引っ張り出すことが多くなる。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.だ。
このレンズは本当に使いやすい。OM-Dに付けっぱなしになっている。
フォトキナ2010で発表され、やっと昨年の8月にモックアップが公開され、ようやく先月発売になった大口径標準ズーム。
以前のGX PZ14-42mm/3.5-5.6の時はパワーズームのせいかEVFを覗かないコンデジ撮りのことが多かったが、このレンズでズームリングを回すときにはやっぱりファインダーを覗いてしまう。
ファインダー内の背景が今までのズームと異なり、大きくぼけているのをみると感動もひとしおだ。
あれだけ待たされたのだ。
普段に比べてOM-Dのシャッターが軽く感じるのは気のせいではあるまい。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
以前はもう少し明るくして本体重量が500gくらいあっても良かったかなと思っていたが、この大口径ズームを使っていると、300gという重量は絶妙な重さである事が分かってきた。
このコンパクトさと軽量さは強力な武器になる。
このズームを中心に広角ズーム、望遠ズーム、ハイスピード単焦点にマクロレンズと旅行フルセット丸ごと散歩に持ち出しても苦にならない。
なんと恐ろしいシステムなのだろう。
フルサイズのDSLRではこうはいかない。
旅の時には、重たい思いをして宿にシステムを持ち込んでも、行動するときには必要に応じて何かしらレンズを数本間引いて犠牲にせねばならなかったのだ。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
そういえば7月に発売予定のEF24-70mm/2.8L II USMが延期になるとかならないとか。
このところ私の持つマウントの大口径標準ズームは鬼門のようだ。
このGX VARIO12-35mm/2.8ASPH.も前述のように発表からやたら待たされた。
危うく待たされすぎて、予約したのを忘れるところであった。
Canon EOS1DmarkII+EF24-70mm/2.8L USM
なのでこのキヤノンズームも気長に待つとしよう。
まあ発表から発売までが長かったのと、発売予定日が延期されるのでは少し状況が異なるが、いずれにしてもGX12-35mm/2.8のように完成度を高めて発売していただきたいモノだ。
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