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2012年8月 6日 (月)

素人が星景写真を撮るとどうなるのか(後編)

先日の続きである。

赤道儀の軸線を北極星に(一応)合わせた。
カメラを撮りたい方向に向けて固定した。
レリーズをセットした。

これでとりあえずは撮影できるはずである。
というわけでまずはカシオペア座を30秒で撮影してみた。

20120806a
Canon EOS60Da+EF14mm/2.8L II USM+LPS-P2

・・・・。
明らかにピントがずれている。
これではどうにもならない。
誰も星景写真とは信じてくれないレベルである。

20120806a2

拡大してみてみる。
EFレンズの距離計で無限遠に合わせるとこんなモノである。
そこでライブビューに切り換えて、背面液晶でピントを合わせようとするが、星が小さすぎて背面液晶では確認できないのだ。
なので、拡大モードに切り換えて恒星を見つけ、それに丁寧にピントを合わせた。

20120806b1
Canon EOS60Da+EF14mm/2.8L II USM+LPS-P2

20120806b2

ふむ。今度は大丈夫そうだ。
微妙にぶれてはいるが、後で調整していこう。

いよいよ30秒露光から、さらに分数を伸ばして撮影してみる。
まずは天頂部にある夏の大三角形を狙ってみる。
はくちょう座には天の川が通っているのだ。
今の肉眼ではちょっと月明かりで見にくいが、きっと天の川が撮れるのではないかと淡い期待で撮影を開始した。

20120806c1
Canon EOS60Da+EF14mm/2.8L II USM+LPS-P2

あ、やってしまった。
赤道儀の極軸がずれているのだ。

20120806c2

これは2分30秒の露光でこうなった。
こうなると天の川どころではない。
もう一度赤道儀の極軸調整を行う。

今回はポーラーファインダーを持参しなかった。
広角レンズ撮影のみなので、本体のポーラアリグメントホールだけで十分だろうと思っていたのだが、これが見にくくて仕方がない。
三脚が低いので、地べたに頭をこすりつけて覗くのだが、メガネ使用のためかホールと顔にスペースが出来てしまって北極星に眼の焦点を合わせにくい。
フナムシに気をつけながら、やっと思いで極軸調整が済んだ。

結構ずれていたようだ。
今回は自信がある。
TOAST-Proは、すでに底辺が35°に切り込んであるため、三脚の台座さえ水平であれば、結構簡単に調整できた。
赤道儀を左右に振って方位を決定したら、高度の微調整だけでいいのだ。

20120806d1
Canon EOS60Da+EF14mm/2.8L II USM+LPS-P2

早速、北斗七星で確認してみた。
うむ。今度はうまくいったようだ。
死兆星こと、アルコルを拡大してみる。

20120806d2

まあ・・・・、こんなモノでしょうかねえ。
拘ると大変なことになってしまうので、広角レンズと言う事からこの辺で妥協しようと思う。

さて、もう一度天の川に焦点を当ててみる。
今度こそうまくいって頂きたい。

20120806e1
Canon EOS60Da+EF14mm/2.8L II USM+LPS-P2

20120806e2

う・・・・ん?
天の川はあまりハッキリと写っていないかな?
微妙なレベルである。

まあ、月も出ているし雲も多いためこれは仕方のないところであろう。
ところが、同じエリアで撮影した複数の画像を組み合わせるコンポジット撮影を行うと、雰囲気を一気に変えることが出来る。

20120806e3
Canon EOS60Da+EF14mm/2.8L II USM+LPS-P2

20120806e4

おお、初銀河撮影である。
明るい夜空でも、なんとか天の川は辛うじて写ってくれたようだ。
だが、光害カットフィルターの影響か、周辺に色むらが出ているのが分かる。
Leica M9で味わったオッドカラーシフトのようだ。
また、月の影響かゴーストも見られる。

これらの影響に関してはこれから対策を行っていく予定である。

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