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2012年8月10日 (金)

私は釣りをやるので海が大好きである。
だが、園児の頃から小学校の低学年までは恐怖の対象でしかなかった。

20120728a
Canon EOS5DmarkII+EF24mm/1.4L II USM

私の両親ともに実家は同じ東京区内だったので田舎と言うものが存在しなかったのだ。
夏休みに友人らが田舎に帰省する姿を見て、本当にうらやましくて仕方がなかった。
そのせいか、毎年父が湘南の海に我々兄弟を連れて行ってくれた。

だが、幼い私はその頃の海は恐ろしかったのだ。
海で遊ぶのは楽しい。
しかし海に入ると、その直後から猛烈な勢いで体を沖に引っ張られるのだ。
これは波打ち際でよく起こった。

恐らくは引き波による事が原因と思われるのだが、とにかく怖くて仕方なかった。
ものの数十秒、長くても1分程度だと思う。
引かれる強さの強弱はその時々で異なるが、腕や体を引っ張られているその間、体を沖合にひっくり返されんばかりの力が体に働いている。
そんな時は近くの兄に抱き付いて、しばらくの間しがみ付かませてもらうのだ。
これが終わると、その後は何も起こらず普通に海で遊べる。

20120728b
Canon EOS5DmarkII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

ある時など、波打ち際で四つんばいになったまま動けなくなってしまった。
四肢を踏ん張りながら、目の前にいる母親に、泣きながら助けを乞うたのであるが、笑ったまま何もしてくれなかった。
引っ張りから開放された後に、なぜ助けないのだと涙目で母親に文句を言うと「?」という顔をされた。

当時は必ず起こるこの現象が怖くて仕方なかった。
当初、二つ上の兄もよくあるよねと同意してくれていたのであるが、兄が小学校に入学後してから「何ソレ?」とにべもなくなった。
私も小学校に入学してからはこの現象に悩まされることはなくなり、普通に海を楽しむことが出来るようになったのだ。

20120728c
Canon EOS5DmarkII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

いまだに、あの四つん這いになっても体を引かれた感触が残っている。
波打ち際を超えてもジリジリと引かれ、砂地にくい込ませた爪の跡が伸びていくのは嫌なものだった。

これがあったので、私の息子が海に入るときには必ず私が海側に立ってそばについた。
息子に「海に引っ張られることはあるかい」と聞いても、いつも「ないよ」と答えてくれる。
これはこれでうれしいことなのだが、私のこの体験には誰も同調してくれないのでちょっとさみしい。
スタッフの一人だけが同じ体験をして、この怖さを分かってくれたのが救いだった。

せめて積年の欲求不満をブログで吐き出させていただきたい。

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