赤岳道中記(前編)
筋肉痛も大分楽になってきたので、そろそろブログも再始動である。
夏休みが始まると同時に八ヶ岳連峰の最高峰、赤岳へと大学時代の友人と向かった。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
今回は赤岳攻略日帰りの強行軍という日程を立てて準備を進めていたのだ。
友人は山小屋泊を強く勧めてくれたのだが、せっかく洒落たお宿に泊まるために、2泊のうち中日を登山に使って後は観光に回そうという私の無理を友人は渋々ながらも引き受けてくれた。
実はこれが後で色々な伏線につながるのであるが。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
ルートはこうだ。
往路は美し森から牛首山を経て真教寺尾根から赤岳へ、復路は県界尾根を使って美し森へ帰ってくる。
所要時間は往路5時間、復路4時間の計9時間を考えた。
途中、1時間ほどの余裕を持たして計10時間。
美し森出発は朝6時とした。
遅くとも雷雲が出やすい午後までには森林限界内に戻ってくるという予定だ。
夕食の時に、お宿の朝食は朝7時半からという事を聞いたので、そちらはキャンセルして手近にバウムクーヘンとカップ麺を準備した。
登山は軽量化が大事なので、キヤノンEOSでは無くマイクロフォーサーズシステムをチョイスしておく。
が、登山御用達のパナ製G7-14mm/4.0が見当たらない。
この間の唐津旅行以来どこかへ仕舞い込んだままにしたらしい。
夕食を取っていたら、窓の外の暗闇から狸のような生き物が目の前に現れた。
スタッフに聞くとアナグマとのことだ。
カワイイ。
Olympus OM-D(E-M5)+G8mm/3.5FISH EYE
結局山へ持ち出したのは、GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.とG8mm/3.5FISH EYEだ。
周囲に建造物が少ないので、魚眼でも広角の代わりになるかなと無理矢理自身を納得させて持ち出した。
魚眼レンズは登山前日の夜に星景写真レンズとしても使ってみた。
後日アップ予定である。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
翌朝になり、いよいよ出発である。
天気も快晴で富士山もよく見える登山日和だ。
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.
赤岳が美しい。
心も体も軽く軽快に登山道を歩いて行く。
が、実はこの後で大変なことになるのだ。
理由は分かっている。
・夏休みに入る前に仕事の大半を終わらせようと残業による無理を連夜していたこと。
・2日前にはレンズ探しと登山用品の捜索で睡眠時間が殆ど取れなかったこと。
・前日は久しぶりの友人と遅くまで酒を飲み明かしたこと。
この登山前にしてはいけないことをオンパレードでやるとどういうことになるのか。
以下、次号を乞うご期待。
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コメント
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山で大変なことになるとホントに大変なんですよね。
何だろう。きになるなーー
投稿: sijimi | 2012年8月27日 (月) 22時14分
山屋にとっては恥ずかしいことだったのですが、自戒を込めて次回のブログで出したいです。(洒落ではないです
)
以前は無理も効いたのですが、もう年なのかも知れません。
投稿: ちぇりた | 2012年8月27日 (月) 23時57分