RRSな三脚 TVC-33S
星景写真計画の中核となる三脚は、結局RRS社製のTVC-33Sという型番に決めた。
通常撮影時の三脚としてはGITZOの1型トラベラーがあるため、星景写真の三脚はパイプ径が太く震動を極力抑えられる特殊なタイプを探していたのだ。
パイプ径は37mmあり、GITZO4型に近いモノがある。
スペックはこうだ。
耐荷重:23kg
自重:1.8kg
脚段数:3
全高:126.4cm
最低高:10cm
格納寸法:58.4cm
パイプ径:37mm
重視したスペックはある程度の重さに耐えられる耐荷重と比較的軽めの自重、そしてコンパクトな格納寸法だ。
エレベーターは不安定になるのでないモノが好ましかった。
なるべくコンパクトでガチガチなタイプを探していたのだ。
37mmのパイプ径を握ったときの衝撃はスゴイ。
今までが軽量な三脚しか使ってこなかったので、こんなに太い三脚があるのかといった感じだ。
愛用のGITZO GT1541Tと比べるとこのくらいの差がある。
だが持つと以外にも軽く感じる。
スタッフが持ったら「かるーい」と感動していた。
ケースに入れて肩に担げば重さは殆ど気にならない。
一体型のジッパーの付いた専用ケースは非常に使い勝手がよろしい。
RRSの三脚は小型アルミ三脚(TP-243)でお世話になっていたので、ある程度の信頼はあったのだが、本格的なカーボン三脚となると全くの未知数となってしまうために、一種の賭けに近い状況で購入した。
だが、アクセサリ類がGITZO並みに豊富なために、そのあたりのポイントが非常に高くなったのも事実だ。
脚を広げた安定感は抜群だ。
時期を見て、月面撮影などで震動の強さを検証してみたい。
果たして、RRS三脚は「当たり」なのか「外れ」なのか。
月面撮影が今から楽しみである。
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