RRS三脚(TVC-33S)に赤道儀を取り付ける(その1)
先日、5ヶ月ぶりにようやくRRSから送られてきた三脚であるVersa 3こと、TVC-33Sに、早速赤道儀を取り付けてみることにする。
ノルマルなTVC-33Sは非常にシンプルだ。
3段の脚に、雲台ネジの付いた本体だけである。
エレベーター等という気の利いたモノはない。
赤道儀の微調整をするためにも、なるべく三脚は水平面で固定されるのが好ましい。
そこでただの雲台ネジだけが付いているプレートを、別売りのレベリングベースに取り替えた。
TA-3-LB-HKである。
これは下のグリップを回して緩めることで、全周囲15°まで傾けることで水平レベルを出すことが出来るアイテムなのだ。
動きは非常にスムースで、締め付けるときは同じように反対側にねじって固定する。
面白いように水平レベルを出せる。これは買って良かった。
さて、この三脚にいよいよ赤道儀を載せる段階だ。
だが、その前に赤道儀を微調整させるための微動雲台が必要になる。
それは以前購入しておいた、マンフロットの338を使用する。
338はレベリングベースとして発売されているが、自分はほぼ上下運動のみに使用する予定である。
1つのダイヤルを北に向けて、それのみを作動させるのだ。
では横向きの微動に対してはどうするのかというと・・・・。
パンさせることが可能なクランプを使用しようと思う。
型番はPCL-1。
360°の目盛りが印字されているので、微調整にも使えそうだ。
ほんの僅かな微動に対しては、三脚の足をずらしたりして対処しようかなんて思っているのであるが、最初は広角レンズしか使わないと思うので、このレベルで大丈夫なのではないかと考えている。
PCL-1のトップにはクランプが付いているので、赤道儀の底面にRRSの汎用プレートを付けておけば、そのまま装着が可能だ。
さて、あとはこれを三脚雲台ネジに取り付けるだけである。
完成なのだ。
あとは赤道儀のテーブルにカメラを載せる準備をすればOKである。
が、ここで問題が起こった。
マンフロット338のロックダイヤルが邪魔をしてメインダイヤルを自在に動かせない。
下の雲台プレートの角にぶつかって十分な上下運動域を確保できないのだ。
これは困った。
いきなり初っ端からつまずいてしまった。
この問題を解決する方法を考えねばならない。
以下、次号。
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