無料ブログはココログ

ana

  • ana

« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »

2012年9月

2012年9月30日 (日)

EOS M がやってきた

土曜日の仕事が終わってから、早速いつものカメラ屋さんに例のカメラを引き取りにいってきた。
EOS Mである。

20120930a

以前のブログに書いたとおり、私は22mm/2.0のセットとマウントアダプターを予約していた。
しかし、このキットは10月中旬の発売になってしまう。
そこで、カメラ屋さんの好意に甘えさせてもらい、ズームレンズキットの中から不要なモノは下取りに出すという形を取らせて頂いた。

20120930b

とりあえず、ブツである。
結構シンプルな作りだ。
同じAPS-Cセンサーが搭載されているNEXのスリムさに驚かされるが、これはこれでぽっちゃり系なかわいらしさがある。

20120930c

まずは正面画像。
作りは思ったよりもしっかりしており、ヤワさは感じない。
センサーから、やはりAPS-Cはでかいセンサーだなあと感じる一瞬である。
グリップは申し訳程度なものがくっついているが、握ると意外にもしっかりホールドできる。

20120930d

背面部である。
3型の液晶が見やすそうだ。
とにかく、ボタン・ダイヤルの数が少ない。
EOS M初号機のユーザーインターフェイスを少しいじった後に感じたことは、既存のDSLRユーザーからの取り込みと言うより、コンデジユーザーからのそれに重きを置いたように思われた。

20120930e

軍艦部を見たときにあれっと思ったことがあった。
モードダイヤルが付いていないのだ。
それに絞り値やシャッター速度を変更するダイヤルも見当たらない。
この辺から、ちょっとEOS Mに対して懐疑心が生まれ始めた。

20120930f

底面部である。
三脚穴は、キチンと光軸上にあるのでグートだ。
だが、今回のEOS Mで最も驚かされたのは、バッテリー蓋の部分である。

20120930f2

この写真だけを見ると、中央部のボタンをスライドさせるとロックが外れ、それから蓋が開くのだろうと思いませんか?

20120930f5

実はこのボタン、固定されていてスライドできないのだ。
このカバー全体を指でスライドさせればいいだけである。
中央部ボタンのエンボスは、"滑り止め"そのためだけの理由だったのだ。

20120930f6_2

ではこのスライドボタン「のようなもの」は何なのか?
まさか天下のキヤノンが、それっぽく見せるようなただの飾りをつけるわけがない。
ちょっとじっくり見てみましたよ。

20120930f9

これは、AC電源からボディを起動させるときに使うACカプラ用の接続穴だった。
横に回して開くのだ。
危うく、無理にスライドさせようとして破壊するところだった。

20120930g

ボディ正面右側の側面には、マイク端子やHDMI端子が付いている。
が、レリーズの端子がない。
まさかEOS Mはリモートレリーズが使えないのかといじくり回していたら、なんとリモコン(RC-6)でシャッターが切れるのだという。

20120930g2

個人的にワイヤレスは好きではないので、是非ともワイヤードのレリーズが欲しかったところだ。
まあ、仕方ないであろう。

20120930h

次に、EFレンズアダプターを見てみたい。
EOS Mを購入した本当の理由はコレなのだ。

20120930h2

EF400mm/5.6L USMに2倍テレコンをつけるとF11になってしまう。
そうするとDSLRによる位相差AFが働かないのだ。
太陽や月撮影で毎回マニュアル撮影は実に疲れるので、コントラストAFであるEOS Mには非常に期待している。

20120930i

最後にレンズEF-M22mm/2.0STMである。
色はブラックではなく、オリーブドラブを黒に近づけたような、洒落たカラーである。
まあ、レンズは直に性能チェックを記事にしたいので今回は割愛しておこう。

20120930i2

因みにEF-Mレンズは普段は絞りが開いていない。
最大絞り値になっているようだ。
マイクロフォーサーズレンズや、EFレンズは普段から開放状態でレンズ内のチェックがしやすかったのだが、これは一体どうしたことか。

センサーを外光から守ったり、無駄に絞りがシャカシャカ動かないようにしているのだろうか。
これはボディにレンズを取り付けて電源を入れると絞りが開放になる。
NEXのレンズはどうなのだろう。
今度見てみよう。

というわけで、夕方だったのであるがちょっと実写してみた。

20120930j1
EOS M+EF-M22mm/2.0STM

やはり言われているようにEOS Mはフォーカスが遅い。
22mm使用時ではLumix G20mm/1.7と同じくらいか、少し遅いくらいか?
ハッキリと比較していないので断言はし辛い。

カメラ屋さんで同包されていたEF-M18-55mm/3.5-5.6 IS STMを取り付けてAFチェックをしてみたが、明らかに18-55のAFが速く実用的だ。

20120930j2
EOS M+EF-M22mm/2.0STM

それに使い始め当初、絞り優先撮影が出来なくて切れかかった。
キチンと背部液晶でAvモードに設定すればできるのだが、それが分かるのに数分の間、蚊の飛び回る場所で刺されまくってしまった。
もう少し分かりやすいユーザーインターフェースをお願いしたい。
あと、AFは18-55mm/3.5-5.6より22mm/2.0のほうが明らかに外す。

このEOS Mを実用的に使うならば、18-55mm/3.5-5.6 IS STMは外さない方がいい。
22mmのみではフラストレーションが溜まる「かも」知れない。
被写体によって合致率は異なるであろうが、至近でのネコなどの動きモノにAFの遅い22mmは厳しい。

20120930j3
EOS M+EF-M22mm/2.0STM 動かれるとつらい

ジッとしているとき、あるいは距離を開けての撮影が無難だ。
タッチパネル撮影ではどうだろう。
キヤノンのミラーレスEOS MはAFの速度・精度が欠点だ。
APS-Cという大きなセンサーを選択したが故の試練であろう。
ちょっとRX1が心配になってきた。

とりあえずはミラーレスによるネコ撮り単焦点ならば、マイクロをお勧めする。
NEXやQは所持していないので分からない
言いたいことはいくつかあるが、設計上の問題でなくソフトウェア的な問題ならばアップデートによる改善によって大化けしてくれる可能性もある。
EOS Mは早い時点でのファームアップを期待したい。

2012年9月29日 (土)

EOS M 入荷連絡

どうやら予約していたEOS Mが入荷したようだ。
いつものカメラ屋さんから連絡が来た。
金曜日は夜まで仕事だったので、半ドンである土曜日の午後から取りに行ってこようかと思っている。

20120929a

気分は圧倒的にRX1なのだが、同じ換算35mm/F2.0が付属しているEOS Mと比較するのも面白いかも知れない。

本来、EOS MはEFレンズアダプターをつけっぱにして望遠レンズ専用機として購入したつもりなのだ。
ところが、週末から週明けにかけて天気が荒れそうなので、残念ながら月面撮影は出来そうにない。
なので週末は22mm/2.0と過ごすことになりそうである。

2012年9月28日 (金)

彼岸花2012

今年の実家の彼岸花は咲くのがやや遅いようだ。
9月下旬になってようやく初の一輪が咲いた。
一年前の今頃は咲き乱れていたのを覚えている。

20120928c
Canon EOS5D markIII+Carl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0

カメラを持ち出したら、ツツジの下から生えているヤツだった。
他の彼岸花はまだこれからのようだ。
まあ、仕方がないのでコレで我慢する。

そういえば、ちょうど昨年の今頃ライカS2で彼岸花を撮っていた。
購入してからもう一年である。

20120928d_2
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

昨年の彼岸花の写真である。

おお、こうしてみるとライカS2もやっぱりいいなあ。
かといって、ライカS(S3)に突っ走るわけにもいかないので、やはりメインはEOSでいくのが無難なのであろう。

2012年9月27日 (木)

最強塩飴「塩サイダー」

今日はどうでもいいネタを。

よく山を登る人は持って行くことの多い飴、塩飴の話である。
汗によって失われた塩分を塩飴で補給しようというものだ。
実際に疲れた時に塩分を取ると、いきなり回復することが多い。
それほどまでにホメオスタシスで保たれている体内のナトリウムは重要なのだ。

だが、この塩飴というのがあまり美味しくない。
疲れているときはまだしも、汗をかいたので少し塩分を補給しておこうと言うときには、塩飴は苦痛でしかなかったのだ。

ところが驚くべき商品があった。

20120927a

塩サイダーである。
塩飴の概念を打ち消すほどの美味しさだ。

20120927b

口に放り込むと炭酸パウダーで、シュワシュワ感が楽しめる。
味は塩飴であることは間違いないが絶妙なサイダー味が混じっていて、ついもう一つといってしまうところが恐ろしい。

20120927c

今年の夏、伊豆の山へ行ったときに途中のコンビニで見つけた。
登山途中、子供達と嫁さんに分けたところ非常に美味しいと好評で、あっという間に平らげられてしまった。

その後の赤岳にも持って行くことになる。
が、この商品が自宅近くには見つけられなかったので、ネットで注文してまでもこの飴に拘った。

もちろん、普段の飴としても美味しく頂ける味である。
購入した飴は息子に次々と食べられていってしまった。

そろそろ大量の汗をかきながら登るシーズンではなくなってしまったが、今後も登山時にはこの飴にお世話になることだろう。
問題は、いつまで商品として残っていてくれるのか。
年単位で保存できないのが残念である。

2012年9月26日 (水)

RX1にバッテリーチャージャーは付くのか

先日、発表されたソニーのフルサイズセンサーを搭載した驚愕のコンデジ「RX1」について、また記事を書きたい。
最近、このRX1が気になって仕方がない。
OM-Dの時もそうであったが、このように期待度が高まるデジカメは待っていて楽しいモノだ。

20120926a

さて、今日はバッテリーについてである。
仕様表からも分かっているように、RX1のバッテリーは1.0型センサーを搭載したRX100と同じバッテリーであるリチウムイオン充電池「NP-BX1」に対応している。

RX100ではフル充電で330枚撮影可能なようであるが、ことRX1に関しては220枚と2/3程に能力が落ちる。
まあ、LCD表示画質を落とせば若干改善はするものの、RX100のレベルには到底追いつかない。
ラージセンサーを搭載している弱みであろうか。

そうなるとバッテリーは複数用意をしておいた方が気持ち的にも問題ないであろう。
実際、画像確認のために背面液晶で見たり拡大したりと繰り返し使用していれば、記載されている撮影可能枚数よりずっと減ることが考えられるからだ。
EVFを併用すればなおさらのことだろう。

20120926b_2

というわけで、相当気が早いのであるが買ってきましたよ。
すでにいつものカメラ屋さんで予備バッテリーを予約しているので、合計3個になる。
まあ、せっかくのフルフレームセンサーであるし、動画もたくさん撮ってみたいためこのくらいでもバッテリーは足りないかも知れない。

20120926c_2

先ほど述べたように型番は「NP-BX1」である。
実際かなり小さい。重さは僅か25g。
これでフルサイズセンサーの写真が200枚撮れるのだから大したものだ。

20120926d

これと一緒に購入したのが、先日発売になったばかりのバッテリーチャージャー「BC-TRX」だ。
実はRX100にはバッテリーチャージャーが付属していない。
RX100はオリンパスのTG-1と同様、カメラ本体にバッテリーを入れたままケーブルでつないで充電するのだ。

この場合、カメラ使用中は予備バッテリーの充電が不可能になるため、使い勝手に問題が出る。
そのためTG-1は別売りのバッテリーチャージャーを追加購入したのだ。

問題なのはRX1が、RX100と同様のカメラ本体を利用した充電方式を取るかどうかだ。
つまりバッテリーチャージャーが付属していない可能性がゼロではない。
まさかとは思うが、かなり高額なRX1なのでいくら何でもチャージャーをつけないことはないと思うが・・・・、ソニーのカメラは初めてなので念のために購入しておいたというわけである。
二つあっても、自宅と職場に置いておけば何かと便利でもあるのだ。

20120926e

見ると様々なバッテリーサイズに対応しているようだ。
なるほど・・・・、何故にバッテリーチャージャーを別売りにしたか分かった気がする。
製造コストの節約にもなるし、消費者側からすればこの規格内のバッテリーを使うソニー製カメラを所持しているのであればチャージャーは一台で済む。

私の書斎にあるバッテリー充電コーナーは、ケイオスな状況に陥っている。
パナさんもこういうところは見習って欲しいモノだ。

20120926f

チャージするときには、バッテリーを右端に寄せた状態で挿入する。
ずれていると上手く入らないが、慣れれば一発だ。
そのままコンセントに本体を差し込んで充電開始となる。

20120926g

BC-TRXを使用するにあたって気をつけておきたいのが、バッテリーの充電とUSBの給電はスイッチの切換で行うことだ。
つまり給電と充電の同時使用が出来ない?
ちょっと現時点でソニーのデジカメを所持していないので、確認のしようが出来ないのだが、要はBC-TRX1つではRX1に給電しながらバッテリーの充電が出来ないと言う事か。

もしRX1にBC-TRXが梱包されていれば、2つ持つことになるので全て解決である。
入っているといいなあ。

20120926h

さて、バッテリーとバッテリーチャージャーのセットを購入した目的はもう一つある。
それは私がRX1を購入する日に充電済みのバッテリーを持って行けば、いきなり帰りに撮影が出来てしまうと言う事なのだ。

冒頭にも述べたが、それほどまでにこのカメラは楽しみなのである。
RX1貯金を早いところ始めよう。

2012年9月25日 (火)

ゲリラ豪雨

月曜日の仕事が終わるとほぼ同時に猛烈な雨が降ってきた。
噂のゲリラ豪雨だ。

20120925a
Canon EOS5D markIII+EF Macro 100mm/2.8L IS USM

ここまで雨脚が強いと外に出る気もしない。
窓から外を見ると、歩行者達は突然の雨で土砂降りの中を走って帰宅している。
どうしようもないので職場でダラダラと時間を潰した。

が、一向に雨は止む気配がない。
職場のトレッドミルでしばらく走っていたが、雨が止むまで続けるわけにも行かないので途中で止めて帰る準備を始める。

雨具はないかと職場の倉庫をゴソゴソ探したら、モンベルの軽量折りたたみ傘が出てきた。
しかし、かなり本気で小さく、一部の骨が折れていた。
まあ、ないよりはマシであろうと土砂降りのなか外に出た。

ちっぽけな傘なので大きく歩くとズボン裾が濡れてしまう。
カラクリの茶運び人形のように歩いて帰ったが、結局靴を含めてびしょ濡れだ。
殆ど人とすれ違うこともなく自宅に着く頃、雨脚が急に弱まって傘も要らぬほどになっている。

傘をたたみ、下半身びしょ濡れで厚い雲で覆われた夜空を見上げた。
ま、こんなもんであろう。

2012年9月24日 (月)

RX1のファインダー考按

再来月の半ばに発売になる予定のフルサイズセンサーが搭載されたコンデジRX1のファインダーについて書いてみたい。

20120923a

周知の通り、RX1には開放F値2.0の35mmレンズが付いている。
そのレンズは交換式でないため、ボディに固定されているのだ。
しかもズームでない単焦点だ。
RX1はかなりのコアな人たちのハートをガッチリ掴んだのではないかと思う。
まあ、値段がちょっとアレであるが。

20120923b_2

単焦点でしかも35mmとくれば、準広角的な画角からしても外付けの光学ファインダーが使えると興奮する。純正ならばツァイスだ。
しかし、アレ? 何か何処かで似た体験をしたような気がする。

20120923c

そうだったのだ。これはライカX1の時と同じだ。
ライカX1はAPS-Cセンサーを搭載し、レンズは単焦点のエルマリート24mmが取り付けてあった。換算で36mmとなったのだ。
背面液晶による撮影では何か違うと感じて、フォクトレンダーのビューファインダー35mmを購入して取り付けたのだ。

20120923d

デザインは好きだった。
だが、この外付けファインダーには欠点があったのだ。

何処にピントがあったのか分からない

当然、AFポイント11点を中心の1点に切り換えて使うのであるが、近くの被写体に関してはパララックスの効果で、ファインダーの中心を狙ってもAFポイントがずれている事が多発した。
結局は背面液晶で撮ることが多くなってしまった。
外付けビューファインダーは飾りになってしまったのだ。

20120923e

RX1のツァイス製OVF(FDA-V1K)は高額(\49,350)である。
覗いたクリアさはきっとフォクトレンダーの比ではないであろう。
だが、さっき述べたように至近距離ではパララックスの問題で、ファインダー撮影は厳しいものになるであろう。
特にセンサーが大きく、レンズの開放値もF2.0と明るいために被写界深度はかなり浅いと思われる。
つまりAFポイントがずれてしまった場合のピントの影響は非常に大きい。

20120923g
Leica X1 ファインダーを覗きながらフレーミングとピント合わせに失敗した例。下顎のあたりにフォーカスが合っている。

結局自分が光学ファインダーを使うとX1と同様に、RX1もファインダーを覗いたり背面液晶を見たり繰り返しているうちに、OVFではただの飾りになってしまう気がして仕方がないのだ。

だったら最初からEVFにしておこうという気持ちになった。
X1の時には、EVFを非常に渇望していたからだ。

20120923f

EVF(FDA-EV1MK)ならば、ファインダー内にAFポイントも表すことも出来るであろうし、フォーカスピーキングの確認も覗きながら可能だ。
何よりもファインダー内がそのままの画角で撮影できるのだ。
要は一眼ライクにリアルタイムでフォーカスの確認などに使える。

ツァイス製光学ファインダーはきっと美しい光景を私たちに見せてくれるに違いない。
しかし、そこに現れるのはカメラ情報もAFポイントもフォーカス具合も何も見えない高貴な無垢の世界である。
電子情報の海にズブズブに浸かっている私にとっては非常に敷居の高い世界なのだ。

というわけで、軟弱な私は電子ビューファインダー一択となったのでした。(^_^)

2012年9月23日 (日)

ごめんなさい シグマ ロイヤルカスタマー

先日、シグマから少し厚みのある封書が送られてきた。
どうやらシグマにユーザー登録をしている人たちに送られているようだ。

20120924b

中には冊子が入っていた。
シグマは今後レンズを3ラインに統合すると発表している。

C(コンテンポラリー)
A(アート)
S(スポーツ)

このコンセプトに基づいて、レンズの開発・生産を行うようだ。
冊子は会津工場の生産ラインを紹介する中身になっている。

20120924c

説明や解説などの文言は一切入っていない。
写真のみでシグマ製品のクオリティーを表しているようだ。

20120924d

フムフムと一分ほどで読み終えて(見終えて)しまった。
が、大変面白味があるというほどではない。
少しでも説明文があれば、冊子に対する見方も変わったであろうか。

冊子を「作品」として作ることに拘りすぎた感じがする。
好きな人は好きかも知れないが、個人的にはWEB閲覧で十分すぎるほどである。
シグマに思い入れのある人ならば、またこれは格別なものになるのかもしれない。

20120924a_2

シグマは昨年、会津工場が震災により被災して大変な状態であった。
この冊子の紙質から見ても、コストはそれなりにかかっていると思う。
登録ユーサーに送るだけでもバカにならない費用になるだろう。
現SD1ユーザーでもない私にこの冊子は過ぎたモノだ。
メールか何かで、希望者のみに送ってあげれば良かったのに。

本当のことを言うと、シグマさんには大変申し訳ないのだが、現在1つもシグマ製のボディやレンズを持っていない。
そんな後ろめたさも相まって、このような立派な冊子を手に取ると申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまうのだ。

2012年9月22日 (土)

セミと秋分の日

とうとう聞こえなくなったようだ。
ここ数日で急激にセミの声が少なくなったので注意していたのだ。

20120922a
Nikon D700+Ai AF Zoom-Nikkor24-85mm/2.8-4.0D IF

毎年の事ながら寂しい。
夏と言えばセミの鳴き声が印象的だ。
パタリと止まると、祭りの後のような侘びしさがある。

考えてもみれば、あと10日もすれば衣替えなのだ。
もう秋だと実感するイベントである。

しかし相変わらず蚊は多い。
実家の庭は蚊の温床である。
彼らは11月、場合によっては12月初旬まで生き延びる個体もいる。

夏の終わりと一緒に蚊もいなくなってくれると本当に有り難いのだが。
年間の半分を彼らと戦っているのだがら。

2012年9月21日 (金)

再挑戦 ペリカン1510

先日、星景星野写真計画の要となる一体型ケースを購入したのであるが、肝心のカメラボディEOS60Daを入れておくスペースを作り忘れたが故に、ペリカンケースを選んだ意味が50%程低下してしまった。

20120921d

そこでどうするか考えてみたのだが、やはりウレタンフォームを再購入するのが結果的には最もいいのではないかという結論に至った。
なので早速注文する。気持ち的にも高揚しているうちに買った方がいい。

20120921f

届きました。
今度は失敗は許されない。ウレタンフォームをじっくりと観察する。
どうやらウレタンフォームは中心部を十字に交差するように幅広のウレタンと、そのほかの細かいブロック状のウレタンに別れている。
これは・・・・、前回のように適当に切り抜くと再び失敗する可能性が高い。
なにしろカメラボディを入れた全部入りがケースに収まるかどうか微妙なのだ。

20120921a_2

というわけで、ウレタンブロックの設計図を書いて、機材に合わせた切り抜き型紙で設計図内に収まるように試行錯誤する。
結構大変だ。片方に重いモノが偏らないようにバランス良くデザインを考えた。
なんとかギリで収まったようだ(笑)

20120921b

今回はちゃんとカメラのスペースも作っておいた。
どうしても角に来てしまうのが残念であったが。

20120921c

うん、全て収まった。
後で、ここを一段ずらせば良かったとか、そっちにスペースを作れば良かったなどいくつかの反省点はあるが大方満足する配置である。

20120921e

これで郵送が可能となり、移動も格段に便利になる。
バッテリーチャージャーや予備バッテリー、電池などを入れるスペースは、干渉しない下層フォームのエリアをくり抜いて作っておこう。

2012年9月20日 (木)

Lumix GX VARIO35-100mm/2.8ASPH.発表

ようやく待っていた望遠レンズが発表された。
これにより、私のマイクロシステムがようやく完成されるのだ。

20120920a_2

サイズは67.4x99.9mmと小さく、重量も360gとかなり軽量である。
Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.と比較すると、全長は3cm程長く、60gほど重いことになる。
かなりコンパクトにまとめ上げた望遠ズームである。

20120920b

ナノサーフェスコーティングが施された13群18枚のレンズ構成を持つ。
当然レンズ内手振れ補正が搭載されている。
最短撮影距離は85cm、最大撮影倍率は換算で0.2倍。
フィルター径は58mmだ。

さて、早速GH3と一緒に予約でもと思ったが、とあるサイトのサンプル画像を見てちょっと思いとどまるところがあった。

20120920c

このX35-100mm/2.8は換算200mmまであるのに、望遠特有の圧縮効果が弱い感じがするのだ。
サンプルに於いての、被写体までの距離が分からないので何とも言えないところではあるのだが。
まあフォーサーズセンサーなので、フルフレーム対応の70-200mm/2.8ズームと比べたら効果が弱いのは仕方がないだろう。

20120920d
Olympus OM-D(E-M5)+M.ED75mm/1.8

しかし、以前撮影したM.ED75mm/1.8で撮影した写真からは、かなりの圧縮効果が現れている。
テレ端の換算200mm/2.8と換算150mm/1.8を単純に比べるのはフェアではないが、私が望遠レンズを使うときは圧縮効果を狙って被写体を浮き上がらせることに使用するのが大半なので、このレンズを所持する意味が多少ぼやけてきてしまった。
M.ED75mm/1.8で代替できてしまいそうなのだ。

20120920e
Olympus OM-D(E-M5)+M.ED75mm/1.8

ここで75mm/1.8と比べた長所短所を上げておく。

・僅か+60gを許容できれば、単焦点よりズームの方が便利である。
・手振れ補正が搭載されているのでGH3の使用時に於いてはアドバンテージが高い。
・開放値がF2.8と単焦点のF1.8に比べると1段以上暗く、シャッター速度に影響が出る。
・個人的に望遠ズームは殆どがテレ端ばかりを使用するので、ズームの意味が少ない。

因みにM.ED75mm/1.8とは最短撮影距離も84cmと1cmしか変わらず、最大撮影倍率も換算0.2倍と全く同じである。

さて、このズームどうしましょう。
もう少し、サンプルが出てきてから考えるとしますか。

2012年9月19日 (水)

DMC-GH3発表

パナソニックが海外でGH2の後継機種であるGH3の発表を行った。

20120919a_2

サイズは133mm x 93mm x 82mmとGH2に比べても若干大きくなっている。
重量は550gと100gほど重くなったようだ。
ボディはマグネシウム合金製になり、有り難い事に防塵防滴仕様である。

20120919c

スペックはすでに色々なサイトで語られているので簡潔に述べたい。
心臓部のセンサーは新開発の1610万画素のLiveMOSでISOは12800まで設定可能、拡張で25600までとなっている。

その他にも新開発の高速AFや、6コマ/秒の連写性能。
シャッター速度は60秒から1/4000秒まで誇り、エンジン部は4つのCPUが搭載されているという。

20120919b

ボディサイズが少し大きくなったことで、ホールド感は改善されているであろう。
背面部のインターフェイスも非常に使いやすそうだ。
ファンクションボタンが3つほどあるので、カスタマイズもいけそうだ。

20120919f1 20120919f3

GH3には縦グリップも装着できるという。
でもあまりボディを巨大化させすぎても、マイクロの小型軽量という長所を消してしまいそうなので、このアイテムの購入は現在悩み中である

20120919d

さて、このGH3の天体撮影に重要なダーク耐性はどんなモノでしょう。
軍艦部上のモードダイヤルからはバルブはないようである。
OM-Dと同じ様にMモードからバルブ設定に切り換えられるのであろうか。
しかし、仕様表でのシャッター速度は60秒までしかないようだ。
あのダーク耐性の低かったGX1ですら120秒だったので、GH3には一抹の不安を覚える。

20120919e

先代機のGH2をみても分かるように、仕様からGH3は動画に比重を置いたデジカメだ。
だがDSLRなデザインとスチル画の仕様から、写真を撮るデジカメとしても優秀な性能を持っている。。
このカメラは両方に特化したハイブリッドなカメラなのだ。

バルブ撮影に若干の不安があるが、そもそも全部入りのカメラなどめったにあるものではないだろう。
マイクロボディを使うとき、ダーク耐性やコンパクトさを重視するような状況ならばOM-Dをチョイスすれば良い。

というわけで、GH3は購入予定リストに入れておこうと思う。

2012年9月18日 (火)

恐竜王国2012

先日、幕張でやっている恐竜展に子供を連れて行ってきた。

20120918a
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.

駅から展示場までのぼりはもちろんのこと、ポスターまでも貼っていない。
ここを協賛している某国とはこのところ色々な諍いが起こっているので、宣伝は控えめにしているのだろうか。
とりあえず、展示場に着くと一応やってはいるようだ。

20120918b
Olympus OM-D(E-M5)+M.ZD ED75mm/1.8

20120918c
Olympus OM-D(E-M5)+M.ZD ED75mm/1.8

20120918d
Olympus OM-D(E-M5)+M.ZD ED75mm/1.8

何処を見ても骨と人だらけである。
息子が非常にここを楽しみにしていたので、喜んでくれるだけで私は満足だ。

20120918e
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.

今回、カメラはOM-Dに8mm魚眼、12-35mm/2.8の標準ズーム、そして75mm/1.8の望遠を持ち出した。
巨大な恐竜をカメラに収めるには魚眼がもってこいだろうと思っていたのだ。

20120918f
Olympus OM-D(E-M5)+M.ZD ED75mm/1.8

だが、その考えは最初の数枚で思い直した。
人が少ないところでは、このような巨大な被写体を撮影するにあたって魚眼は効果を最大に発揮するだろう。
しかし、人が多くて思うポジションが取れないところでは魚眼は無用の長もの、いや短モノでしかない。

20120918i
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.

結局、活躍したのは換算24mm始まりの標準ズームと明るい望遠レンズだけだ。
やはりG7-14mm/4.0を選んだ方が良かったかな?

20120918g
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.

ところで、羽毛の生えたティラノサウルスにはたまげた。
T-REXと言ったら、映画のジュラシックパークでもお馴染みな、あの爬虫類を極めたような風貌しか思いつかなかったからだ。
頭の青い鶏冠が非常に気になる。

20120918h
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.

朝早くに出て、昼過ぎには東京に戻ってきた。
今回出かけて初めて知ったことなのだが、びっくりしたのが幕張の場所だ。
てっきりお台場あたりにあるのかと思っていたのだが、ディズニーランドのもっと向こう、習志野の隣りにあることに驚かされた。

嫁さんも私と全く同じ事を考えていたので笑ってしまった。

2012年9月17日 (月)

赤道儀ケース ペリカン1510

赤道儀のシステムが思ったより大型化してしまった。
一通りのセットをバッグに入れて持ち運ぶというのは少し現実的でない。

20120917a

自分の住んでいるところは、都心に近いために星景写真には不向きだ。
なので旅行を兼ねた郊外に出たときなどに限られる。
車は数年前に手放してしまったので、移動手段はもっぱら電車か飛行機である。
となると、便利なのはキャリーバッグとなる。
郵送も可能な耐衝撃性に優れているモノがいいだろう。

20120917b

というわけで、これになった。
ペリカンの1510だ。
耐衝撃性、防水性など頑丈さを売りにしているケースだ。
サイズの決め手は「感」である。移動を簡単にするためにキャリータイプを選んでおく。

20120917c_2

内部はウレタンフォームになっており、厚さ7cmほどのウレタンが二層になっている。
これを入れる道具のサイズに合わせてくり抜いて使用する。

20120917e

とりあえずウレタンをカットしてみましょう。
まずは細かいことは考えず、大まかな位置を決めておく。
こんなモノでしょうかねえ。

20120917d2_4

すでにブロック状に切れ込みが入っているので、入れるモノを上に載せてどのあたりでカットするか見当をつける。
一心不乱にくり抜いていく。

20120917d1_3

入れる機材の厚みも考えねばならない。
一層目で済むこともあれば、二層目までくり抜くこともある。
厚みの少ないモノは、くり抜いたフォームを半割にして上げ底にする。

20120917f

うむ、大体カットできたようである。
早速、機材を入れてみましょう。

20120917g

うむ、まあこんなモンであろうか。
ちょっと隙間にムラがあるがOKとしましょうか。

・・・・あっ!! 重要なアイテムを外している!
60Daのスペースを作ることを忘れていた。

20120917h

困った。
こうなると、すでにやり直しはきかない。
突っ走って失敗した駄目な見本例である。

どうしましょう。
カメラは別にしてこのまま使うか、下層のウレタンフォームにスペースを作ってねじ込むか、新しいウレタンを購入して作り直すか。
作り直すにも、一層目のウレタンスペースがすでに足りないかも知れない。

もう一度、キチンと検証してからどのようにするか決めた方が良さそうだ。

2012年9月16日 (日)

どうにもならない登山靴

6、7年ほど愛用している登山靴がある。
ハイカットタイプだが、ガチガチに固いタイプではなく低山から森林限界くらいまでの登山にはもってこいの少し柔らかめのブーツなのだ。

20120916a
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.

以前はハードな固さのを使っていたのだが、1000m級ではオーバースペックで、しかも重さもバカにならなかったために軽量タイプのこのブーツを選んだ。

だが、問題が生じてきた。
登山時には問題ないのであるが、下山するときに足の親指に衝撃を受けやすく結構痛いのだ。
足甲部の靴紐をきつく締めても効果は少なく、とうとう先月の赤岳登山では爪床に血腫を作ってしまった。

20120916b

血腫を作ったときは痛くて痛くて、骨折したのではないかと思うほどだった。
どうやら爪が剥がれる状態は脱した様であるが、以来例の登山靴に不信感を持ってしまった。

インソールを入れても、逆に足底がこるような感じが出て使い物ならなかった。
本来登山靴はTPOに合わせるべきなのであろうが、低山でも症状は軽いが同じ指に同じような事が起こるのでもうこの登山靴は破棄しようと思う。

さて、今後は以前にも履いていたハードタイプに戻しますかね。
そのときは足の指にそんなトラブルは起こらなかったのだ。
指の痛みはね・・・・、本当に辛いんですよ。
ソフトで足の指がガードされるブーツはないものか。

2012年9月15日 (土)

ブログ記事1000達成

この記事で、ブログがちょうど1000件になった。
2009年の12月に始めて以来、約2年半強といったところだ。

まあ、良くも飽きずに毎日書いたモノである。
PCのトラブルで2、3日ブログを書けなかったことがあり、純粋に喜べないのが残念なところなのだが。

20120915a
Nikon D700+Ai AF Zoom Nikkor24-85mm/2.8-4.0D IF

そういえば2011年の6月に一度ブログを引っ越ししている。
ココログフリーの容量に不安を覚えたからである。
無駄な写真など貼り付けなければ、安心して今でも続けられたことだろう。
しかし、どんな駄作写真であってもちぇり小屋ブログにとっては華なのだ。

また容量がいっぱいになったらどうするのだろう。
再び引っ越しするのか、新しいブログを作るのか、はたまた隠居するのか。
いや、それ以前にそこまで続けられるのだろうか。
まあ。「その時」がきたら考えましょう

2012年9月14日 (金)

寝違え

3日ほど前に寝違えをやってしまった。
1週間ほど前には腰痛をやっている。

20120913a_2
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

ここ2週間ほど前から、トレッドミルに加えて軽い筋トレを始めたのが原因かも知れない。
腰痛もきつかったが、寝違えは駄目だ。
仕事に影響が出てきてしまった。

湿布と鎮痛剤の内服で対処しているが、つい貼付し忘れたり、飲み忘れたりするとテキメンに症状が再発する。
おかげで運動も休みがちになっている。

せっかく体重に変化が出始めたというのに。
うまくいかないものである。

2012年9月13日 (木)

Sony RX1発表

昨日、噂を書いたら今日いきなり発表である。
デジカメinfoさんにまとめが載っていたので、掲載させていただく。

ソニーがフルサイズのコンパクトカメラ「DSC-RX1」を正式発表

  • 自社開発、35mmフルサイズ有効約2430万画素"Exmor"CMOSイメージセンサー を採用。
  • 新開発、開放絞り値F2の大口径カールツァイス「ゾナーT*」レンズを採用。
  • 独自の薄型非球面レンズを採用することにより、35mmフルサイズのイメージセンサーと開放絞り値F2の大口径レンズを搭載しながら、手のひらに収まる小型ボディを実現。
  • 常用域(F2.0-11)でほぼ円形になるよう設計された9枚羽根の絞りを採用。
  • 常用感度領域はISO100から25600と幅広く、ISO50まで拡張可能。「マルチショットNR」機能により、コンパクトデジタルカメラとして最高のISO102400の超高感度撮影も可能。
  • マクロモードは最短撮影距離20cm、最大撮影倍率0.26倍。
  • AVCHD Ver. 2.0準拠の60pフルハイビジョン動画撮影に対応。
  • 背面の3.0型約122.9万ドットの高精細「エクストラファイン液晶。
  • 発売日は11月16日、価格はオープン。

20120913a

サイズは約113.3×65.4×69.6mm、重量は約482g(バッテリー、メモリーカードを含む)とのことだ。
思っていたよりかなりコンパクトな感じである。

マクロモード時の最大撮影倍率が0.26倍とは思ったより低かった。
マクロモードとはいえないのではないだろうか。
ハーフどころではない、クォーターレベルである。

さて、RX1はアクセサリ類が充実しているようだ。

『FDA-V1K』 光学ビューファインダーキット
 \49,350

20120913b

カールツァイスの優れた光学設計による明るくクリアな光学ファインダーらしい。
今回はEVFをねらっているため、このファインダーはパスしたい。
気になるのはEVFよりもお高いことだ。電子製品よりも光学製品のほうが高くなると言う、今後の将来を暗示しているような製品だ。CZという銘柄も関係していると思いますが。

『FDA-EVMK』 電子ビューファインダーキット \44,100

20120913c

是非とも購入しようと思っているEVFだ。
ただ、マイクロのEVFに比べると若干割高な気がする。
まあ、選択肢がコレしかないので仕方のないことだろう。

『TGA-1』 サムグリップ
 \19,950

20120913d

安定したホールディングを可能にするサムグリップらしい。
以前、Leica M9にこれと同様のグリップを使用していた。
TGA-1と印字してあるカバーの下にはFDA-EVMK用のコネクターが隠されているのだろうか? そうならば組み合わせての同時使用が出来そうだ。
多分そうですよね? 予約しちゃいましたよ、ソニーさん。

『LCJ-RXB』 本革ジャケットケース \22,050

20120913e

本革使用でカメラにジャストフィットするという。
このタイプのカメラケースは、バッテリーやメモリカードの交換時にいちいち取り外さなくてはならないのでちょっと面倒である。
個人的にはRRSのカメラグリップ付きプレートが発売されたら、そちらで代用しようと考えている。

『LHP-1』 レンズフード \13,230

20120913f

堅牢な作りでレンズを保護してくれるフードとのことだ。
このデザインをみて、SonyがRX1のポジションをどうとらえているのかが何となく分かった。
これはネガティブ意見ではない。個人的には好きなデザインである。
ちょっとお高い気がする。

トータルで見て、やはりこのRX1は買いだろう。
アクセサリ類は、EVFとサムグリップ、そしてレンズフードをチョイスしたい。
OVFとジャケットケースは個人的にパスかな。

と言うわけで、先日早速いつものカメラ屋さんに予約してしまいました。
ああ、せっかくカメラを減らせたのに、また増え始めている。
EOS Mといい、このRX1といい、魅力的な製品は困ったモノである。

2012年9月12日 (水)

Sony RX1はどうでしょう

まだ噂のレベルであるが、何かものすごく気になるカメラが現れた。
ソニーのフルフレームセンサー搭載のコンパクト(?)デジカメ、RX1である。

20120912a

搭載レンズは焦点距離35mmで、開放値はF2.0となっている。
それだけではなく、レンズは私の大好きなゾナーだ。
最短撮影距離は30cmまでのようだが、20cmまで寄れるマクロモードがあるようなので、最大撮影倍率は0.3からひょっとすると0.5のハーフくらいまでいけるのではないかと思ってしまう。
インナーフォーカスだと嬉しい。

20120912b

センサーはα99と同じ2400万画素のものを載せてくるようだ。
ISOは100-25600、連写速度は5コマ/秒。
ボディはマグネシウム製とのことである。

20120912c

カメラのサイズがまだハッキリしていないが、ゾナーレンズのフィルター枠が49mmということから、比較的コンパクトにまとめられていると思う。
ファインダーが付いていないが、EVFやOVFが取り付けられるようなので使い勝手に問題は少ないだろう。

このようにコンデジが特化したカメラは非常に魅力的だ。

ファインダーは使い勝手の向上からEVFを選ぶだろう。
このカメラは自分としては懐古趣味を味わうより、実用的なカメラとして扱いたい。

だが、気になる点が2つある。
1つは$2,799という販売価格。
もう一つはソニー製のコンパクトカメラは初めてなので、AF性能が未知数であると言う事だ。
フルフレーム対応のコントラストAFの場合、レンズの稼働速度はどうなのだろう。

まあ、それでもこのカメラが発表されたら多分購入してしまう。
それほどまでに、このRX1は危険だ。
アクセサリ類を揃えて使ってみたい。

2012年9月11日 (火)

EF24-70mm/2.8L II USM(テスト撮影)

いよいよ新型大口径標準ズームのテスト撮影である。
購入日に河川敷で撮影したときに、ただならぬ実力を秘めている感じがしたのだ。

20120911a

さて、その直感は当たっているのか否か、早速いつもの場所でいつもの被写体を使って検証してみたい。

Pon2

被写体は例のイヌの置物を使う。
カメラは5D3、WBはオート、ISOは100に固定する。
置物まで2メートル離し、ワイド端・テレ端及び50mm域の各絞り値にて撮影を行った。

【テスト撮影】

24mm域 2m(左からF2.8/F5.6/F11)
20120911b1 20120911b2 20120911b3

50mm域 2m(左からF2.8/F5.6/F11)
20120911c1 20120911c2 20120911c3

70mm域 2m(左からF2.8/F5.6/F11)
20120911d1 20120911d2 20120911d3

最新レンズでもあることから、各焦点域においても開放から全然問題なく使える。
まあ、値段が値段なので、使えないと問題が出てくる。
解像度、コントラストもばっちりである。

特にワイド端での開放は、若干ビネッティングが目立つようだ。
1段絞り込むとかなり改善し、F5.6にもなるとほぼ解消されているのが分かる。

各焦点域でも、開放だと若干ビネッティングが見られるがワイド端ほどではない。
しかし、いいレンズだ。良く写る。

【トリミング撮影】

ワイド端である24mm域の中央部と隅角部を、絞り開放とF11でトリミング比較してみた。

20120911b

中央部の写真に関しては開放及びF11では問題ないようだ。
まあ、ど真ん中なので、ここで問題が出てきたらこのレンズのレーゾンデートルが疑われる。

さて、お次は隅角部でなのであるが、開放の写真から色収差やコマ収差等は殆ど見られない。
広角域でも画像の流れはなく解像度は十分、極めて優れたレンズ性能をもっているようだ。
当然、絞り込んだF11でも問題はない。
多少、F11写真の芙蓉がぶれているが、これはシャッター速度が伸びたので風で揺らいでいるだけである。

やはり睨んだ通り、周辺域の解像度も十分でかなり優秀なレンズであるようだ。

【最短距離撮影】

次にEF24-70mm/2.8L II USMの最短撮影距離である38cmにカメラを固定して、ワイド端とテレ端の開放及び絞り込んだ写真を比較して、ボケのチェックをしてみたい。

24mm 38cm(F2.8/F11)
20120911e1 20120911e2

70mm 38cm(F2.8/F11)
20120911f1 20120911f2

ボケはかなり美しい。
特にテレ端では綺麗な円形の光源ボケが現れている。
今のところ、クセのあるボケはなさそうだ。

ここで、光源ボケを少しトリミングして見たい。

20120912g

ワイド端開放からは、やや歪な口径食が見られる。
絞り込むとやや形は改善されるようであるが。
また、同心円状のアスフェリカルな模様も見られている。

テレ端の開放は問題のない綺麗な光源ボケが見られる。
絞り込むとF8.0あたりから正九角形の絞り羽根の形がハッキリしてくる。

非常に良く出来た標準ズームだと思う。
間違いなく、今私が所持しているズームレンズの中では最高の出来だろう。

マイクロフォーサーズを使っていると、サイズこそでかいなと感じる事はあるが、5D3とこのレンズの組み合わせをホールドした安定性は抜群だ。

単焦点に匹敵するとまで書くと言い過ぎになってしまうが、800gという重量の中にF2.8通しの24mmから70mmまでの(あるレベルの)単焦点がぎっしり詰まっている様なモノではないだろうか。

レンズを交換するもどかしさから開放され、且つハイスピードに近いシャッター速度を稼げ、加えてボケの綺麗さも加味されたスーパーズーム。
今後の私のキヤノンシステムは、このズームを中心にレンズを組み合わせていくことになるのであろう。

今後も使い続けながら、気づいたことを次回の記事に書き加えていきたい。

EF24-70mm/2.8L II USM

スペック
テスト撮影
実写と感想

2012年9月10日 (月)

EF24-70mm/2.8L II USM(スペック)

さて、それでは早速購入した新型標準ズームのスペックを語ろうと思う。
すでに他サイトで語り尽くされているのでやや過食気味かも知れないが。

20120910a

本来は4月に発売されるはずだったEF24-70mm/2.8L II USMである。
二度の発売延期を経て、ようやく手に入れることの出来た最新型の大口径標準ズームだ。

20120910b

サイズは88.5x113mm、重量は805gと初代24-70mm/2.8Lに比べて140g以上軽いのが素晴らしい。
初代に比べても1cmほど全長が短くなっているのがよろしい。
幅は0.5cmほど太くなっているが。

20120910c

レンズ構成は13群18枚。
非球面を3枚、スーパーUDレンズを1枚にUDレンズを2枚とゴージャスなレンズ構成となっている。
SWCはコーティングされていないが、あまりいい印象を持っていなかったので、今回はどうでもいいという感じだ。
フィルター径は82mmである。

20120910d

絞り羽根は9枚で円形絞りを採用したとのことなので、綺麗な円形ボケに期待している。
最短撮影距離は38cmと初代と変わらないが、最大撮影倍率が0.21倍と先代の0.29倍に比べて低下している。
つまり新型ズームは接写が若干苦手と言う事だ。

20120910e

今度のズームレンズで目を引くのが新しい機能のロックレバーだ。
24mm域でしか使用できないが、カメラに装着したレンズが自然に伸びてしまうのを予防できる。
だが、小さくてやや固い。
まあ、私にとっては頻繁に使う機能ではないのであるが。

20120910f

このズームはご存じの通りインナーフォーカスであるが、インナーズームではない。
24mm域でレンズ全長は最短となり、焦点域を大きくする毎にレンズ全長は伸びて70mm域で最大となる。

20120910g

ズーム全長は3cmほど伸びる。
全長の1/3ほど伸びることになるのだ。

20120910h

次にフードである。
今までと同様のバヨネット型花形フードだ。
だが、新しくロックボタンが装備された。

20120910i

まあ、あってもなくてもいいのだが、押すのを忘れて今までと同じようにフードをひねってしまいそうでちょっと怖い。
フードを逆向につければコンパクトにバッグへ収納可能となる。

今度のEF24-70mm/2.8L II USMは5D3との組み合わせで問題なく使えそうだ。
先日の多摩川での使用に於いても、バランスのいい使い勝手であった。

20120910j
Canon EOS5D markIII+EF24-70mm/2.8L II USM

今後は5D3にこの標準ズームを中心にレンズを組み合わせて持ち出すことになるだろう。
広角に望遠、そして余裕があればマクロレンズか・・・・。

20120910k

次回はいよいよレンズの性能を見るテスト撮影だ。
早速、明日の昼休みに例の置物で撮影してみよう。

どんな結果が出るのか今から楽しみである。

EF24-70mm/2.8L II USM

スペック
テスト撮影
実写と感想

2012年9月 9日 (日)

EF24-70mm/2.8L II USMがやってきた

先日話したとおり、仕事が終わった後に速攻でいつものカメラ屋さんへレンズを引き取りに行ってきた。

20120909e_2

結構、箱がでかい。
蓋を開けると分かるが、フードとレンズポーチでかなりの面積を占められている。
82mmのフィルターサイズが原因のようだ。

20120909a
Canon EOS5D markIII+EF14mm/2.8L II USM

写真を撮るときにはすでに雲が目立ち始めてしまったが、カメラ屋さんの帰りに狐の嫁入りが見られた。
空が晴れているのに雨が降る現象だ。
ちなみにこの写真はEF14mm/2.8L II USMである。

20120909g_2

というわけで、昼食も取らずにカメラ屋さんへ出かけたため、手に入れた帰りの道中で食事を取ることにした。
この日は高校時代の友人と駅で待ち合わせしていたため、そのまま二人で近くの加賀料理のお店に入った。

20120909b
Canon EOS5D markIII+EF24-70mm/2.8L II USM(開放)

すでに昼食時間のピークは過ぎているので、ゆっくりと食事を楽しめた。
早速レンズを5D3に装着して試し撮りである。
いい感じである。ボケの具合も良い。
かなり拘って作られたことが分かるレンズだ。

20120909c
Canon EOS5D markIII+EF24-70mm/2.8L II USM

昼食の帰りに、友人を無理矢理散歩コースに引きずり出した。
遠景写真を撮ってみる。
ああ、このレンズはスゴイかも。

20120909d
Canon EOS5D markIII+EF24-70mm/2.8L II USM

ちょっと使っただけであるが、今のところ非の打ち所がない。
高感度に強い5D3とF2.8通し標準ズームの組み合わせは最強かも知れない。

20120909f
Canon EOS5D markIII+EF24-70mm/2.8L II USM

夜がさらに更けてから夜景を手持ちで撮影してみた。
ISOは6400である。

このレンズは人気が出そうだ。
これは近いうちにテスト撮影せねばなるまい。

2012年9月 8日 (土)

入荷連絡

先日、いつものカメラ屋さんからEF24-70mm/2.8L II USMがお渡しできると連絡が来た。

思ったより早い入荷だ。
驚きである。

20120908a いつものカメラ屋さん
Leica M8.2+Summilux M35mm/1.4 Titan

というわけで、早速土曜日の仕事が終わったら速攻で受け取りに行く予定なのだ。
帰りに、試写してこよう。

2012年9月 7日 (金)

雨と散歩

天気がイマイチであったが、いつもの散歩コースに繰り出した。

駅のコンビニで、つまみとアルコールを買い込み河川敷へ向かう。
やはり天気は安定していない。
今にも降り出しそうな勢いである。

20120907a
Canon EOS5D markIII+Carl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0ZE

今日のレンズは旅用レンズとしてのスタンダードな組み合わせである広角のEF14mm/2.8L II USMと標準Carl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0ZE、そして望遠のEF200mm/2.8L USMだ。

20120907b
Canon EOS5D markIII+Carl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0ZE

不安定な空なので、今日はザックにレンズその他を詰め込んできた。
ザックがあれば上記のフルセットレンズでも手軽に運べる。
中には防水シートと雨具も入っているのだ。
念には念の入れようである。

20120907c
Canon EOS5D markIII+Carl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0ZE

やっぱり降ってきた。しかも雷付きだ。
結構な雨脚なので木陰に入る。
そこは低木であるし、周りに高い木がたくさんあるので、いくら何でもここには落ちないでしょうなんて甘い考えで雨宿りする。

20120907e
Canon EOS5D markIII+Carl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0ZE

人もいなくなってしまった。
シートを広げ濡れないようにガードして、そこでアルコールを飲みながら一息入れた。
普段は雨が降り始めると速攻で帰るのだが、今日は雨に備えて色々持ってきたのだ。ゆっくりしよう。

20120907f
Canon EOS5D markIII+EF200mm/2.8L II USM

雨脚が弱くなるのを待つため、しばらく休んだ。
こういう散歩の休み方は初めてかも知れない。意外といいものである。
降り続ける雨を見ながらしばらくシートに寝そべって飲んでいた。

20120907g
Canon EOS5D markIII+EF200mm/2.8L II USM

一向に止む気配がなく、空も薄暗くなってきたのでカメラ一式をザックに放り込んで帰ることにする。
今日は雨なので、さすがに14mmの出番が全くない。

雨の日散歩の意外な楽しみ方を見つけてしまった。
あくまでシトシト降り程度までに限るのだが。

2012年9月 6日 (木)

グダグダ

昨日は連日の多忙がたたってか、非常に疲れてブログ更新を怠ったまま速攻で寝てしまった。

20120906
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.

今日は仕事がお休みの日である。
出かけようにも午後から雨が降ると言うし、どうしようかちょっと悩み中である。

最近、仕事が忙しいことも相まってか、ちょっとグダグダである。
少し遠出して写真でも撮りに行こうかと考えているのだが。

2012年9月 5日 (水)

EF24-70mm/2.8L II USMと縁

どうやらEF24-70mm/2.8L II USMは発売日に手に入れることが出来ないようだ。
まあ、予約が少し遅かったので仕方のないところではあるだろう。
残念である。

20120905a_3

一応少し遅れるが、近いうちに入荷するようなのでそれに期待したい。

最近キヤノンシステムがかなり充実してきてしまったので、本来サブだったはずのEOSがこのところフル稼働している。
やはりDSLRは良くできたシステムだ。
だが、あまりにもレンズの入荷が遅れるようならば、やはりキヤノンシステムは単焦点のみで使う方向に舵を戻して、大口径標準ズームは諦めようと思う。

私は運とか縁を大事にしている。
何度もすれ違うときには、結構あっさりと諦めたりすることが多い。

因みにズームが駄目だった場合、ズーム預金を別のことに使おうかと考えているのだ。
それは腕時計だ。
先月の赤岳登山時に、友人が便利な時計をしていたのを私は見逃さなかった。
・・・・アレが欲しい・・・・。

というわけで、どちらに縁があるのか。
まあ、どちらが来ても嬉しいのであるが。

2012年9月 4日 (火)

9月6日発売

長く待たされたキヤノンのEF24-70mm/2.8L II USMが9月6日に発売になるという。

20120904b_2

久しぶりのキヤノン純正の大口径標準ズームだ。
とは言っても、EF28-70mm/2.8L USMとEF24-70mm/2.8L USMは愛用していたので、結果的には3代連続の使用となる。

20120904a

さて、ズームが手に入るとなると少しレンズを整理した方がいいかも知れない。
現在は、これにEF40mm/2.8 STMとExtender EF 2xIIIとCarl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0ZEが追加されている。

さて、何を外そうか。

20120904c
Canon EOS1DmarkII+EF24-70mm/2.8L USM

考えられることは24mmから70mmまでの単焦点レンズは、全てリストラの対象になり得ると言う事だ。
すると、24mm、35mm、40mm、50mmとこのあたりのレンズであろうか。

20120904d
Canon EOS1DmarkII+EF24-70mm/2.8L USM

EF24mm/1.4L II USMは、上記の4種レンズの中では相当出来のいい優等生レンズだ。
24mmという画角と、F1.4という明るさから夜間でも手持ち撮影が可能なレンズである。
手放すには惜しい。

EF35mm/1.4L USMは、写した雰囲気が私好みのレンズである。
以前から大好きで売却したり、再購入したりと出入りが激しいレンズだ。
コイツも手放すには非常に惜しい。売ってもまた買ってしまうかも。

EF40mm/2.8STMは、コンパクトに持ち運べる便利なキヤノン初パンケーキレンズである。
友人らと飲んだときなどに活用できるが、それはマイクロフォーサーズやEOS Mで代用できる可能性が高い。
だが、大好きな画角である40mmは、手放すにはちょっと惜しい。

EF50mm/1.2L USMは、AFが可能な脅威の明るさF1.2を誇る50mm標準レンズだ。
このレンズは意外なところで活躍しているケースが多い。
なんと言ってもAFが効くF1.2というレンズは使い道がかなり多い。
手放すには惜しい。

Carl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0ZEは、マニュアルレンズではあるがハーフマクロとして近接撮影が得意で、しかもF2.0とそこそこの明るさを持つ万能レンズだ。
EOS Mに取り付ければ80mmマクロとなり、サンプル撮影などに効果を発揮する。
ちょっと手放せないレンズだ。

20120904e
Canon EOS1DmarkII+EF24-70mm/2.8L USM

というわけで、どれもこれも手放すには惜しくなってしまったので、またまたレンズがゴチャゴチャ増えてしまうことになりそうだ。
うーん、やはり何処かで涙をのんで決断しないといけないかも知れないなあ。

いや、それよりも発売日に私は手に入れることができるのだろうか。

2012年9月 3日 (月)

リベンジ

先日、赤岳へ一緒に登った友人から連絡が来た。
もう一度、挑戦しようと言う事だった。

20120903a_2
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix GX VARIO12-35mm/2.8ASPH.

望むところである。
私の責任であんなことになったのであるから、申し訳ないと思っていたところだ。

今度は体調を万全にして挑もう。

2012年9月 2日 (日)

休み明け

今週の半ばまで夏休みだったため、休み明けの週後半は仕事が激忙を極めた。
夏休みでリフレッシュしたはずなのに、この二日間でもうクタクタである。

20120902c
Olympus OM-D+Voightlander Nokton17.5mm/0.95

ところで、先日撮影した月の画像がイマイチであったのだが、編集ソフトでシャープさを上げると結構使えそうなことが分かってきた。

20120902d
Olympus OM-D(E-M5)+EF400mm/5.6L USM+Extender EF 2xIII

ちょっとやり過ぎ感はあるが、このくらいオーバーに仕上げても違和感は少ない。
月撮影に関しては、2倍テレコンも行けそうなので安心した。
ただ、マイクロボディを使って換算1600mm相当にまであげるとなると、歩行の震動すら僅かに拾ってしまうので、手押し撮影よりはレリーズあるいはタイマー撮影の方が現実的だ。

20120902e
Canon EOS60Da+EF400mm/5.6L USM+Extender EF 2xIII

当然1200mm相当のEOSボディに於いても、ミラーアップ+レリーズは必要だ。
だが、RRS三脚を使用した上で、手押し通常撮影だけからこれだけ写せるということは、TVC-33S Versa3は相応の性能値は維持していると思われる。

これなら星景星野撮影にも威力を発揮してくれるのではないだろうか。

2012年9月 1日 (土)

Blue Moon

今年の8月には満月が2回ある。
そのことをBlue Moonというらしい。

20120901a
Olympus OM-D(E-M5)+Voightlander Nokton17.5mm/0.95

というわけで、早速おニューのRRS三脚であるTVC-33Sに400mmの望遠レンズを取り付けて撮影してみた。
システムは金環日食の時に使用したパーツを使う。
EF400mm/5.6L USMにExtender 2xIIIを取り付け、カメラボディは60Daを使用する。
換算1200mmオーバーの超望遠レンズシステムとなるわけだ。

20120901b
Olympus OM-D(E-M5)+Voightlander Nokton17.5mm/0.95

生憎、レリーズを忘れてしまったために手押しシャッターとした。
ちょうど三脚試験にもなるのでこのまま撮影を続行する。
フォーカシングは60Daのライブビューにて行った。
テレコンによりF11となったEF400mmでも、コントラストAFでゆっくりながらもAFが可能なので楽である。

20120901c
Canon EOS60Da+EF400mm/5.6L USM+Extender EF 2xIII

ノートリミングでこんな感じである。
1200mmはなかなか迫力があるようだ。
2倍のテレコンを使用しているために画質の劣化は仕方がないが、月撮影ではさほど見た感じで影響は少なく感じる。

20120901d

等倍撮影である。
うーむ、画像の質感は褒められたモノではない。
ミラーアップでない手押しシャッターによるブレが原因か、2倍テレコンによる画質劣化かちょっとハッキリしない。
後日、再チェックが必要になるだろう。

20120901e_2

現時点でミラーショックが原因かを簡単に調べる方法として、ミラーレスを使って比較するという手がある。
ただ、マイクロフォーサーズは2倍換算になるために1600mm相当の画角になってしまう。
画角が結構異なるため、フェアではない比較になってしまうが。

20120901f
Olympus OM-D(E-M5)+EF400mm/5.6L USM+Extender EF 2xIII

とりあえず写して見た。
1600mmの月撮影はちょっとスゴイ。

20120901g

こちらでも等倍トリミングを行ってみた。
あー・・・・、これはブレというよりは、テレコンが原因かな?
やはり2倍はちょっときついのであろうか。

しかし、ノートリミングであれだけ大きく写るのだ。
とりあえずは、「良し」 としましょうか。

20120901h

因みに1280mmと1600でこれだけの違いがある。
比較しやすいようにアスペクト比を同じに設定した。
1600mmのほうが見栄えがよろしいのだが、手での月位置固定には本当に気を使う。
みるみる月が動いてしまうので、1280mmの方が気持ち的には楽だった。

20120901i

結局、タイトルのBlue Moonとはあまり関係のない内容になってしまった。
まあ、いつものことであるが。
こんなブルーな月をイメージしてましたか?

« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »