EOS M で太陽撮影
先日、チェリーの兄弟であるクロが突然亡くなってしまったが、いつまでも凹んでいられないので気晴らしに太陽撮影を行ってみた。
NDフィルターは金環食の時に活躍してくれたND100000のものを使う。
マスターレンズは例のごとくEF400mm/5.6L USMをチョイスする。
これにEOS Mをマウントアダプター経由で取り付ければ1200mmオーバーの超望遠AFレンズに早変わりだ。
撮影場所は実家の庭に決めた。
太陽は雲に隠れがちであるが、三脚を立ててレンズ・カメラをセットしてからタイミングを待ち続ける。
こんな時はどこからともなくクロが現れて、自分の体を私の脚にスリスリと擦りつけながら甘えた声を出すのだ。
ああ、もうそれもないのかと思うと目頭が熱くなる。
そんな折、雲の切れ間から太陽が顔を出した。
Canon EOS M+EF400mm/5.6L USM+EF Extender 2xIII
ISOは100に固定しておく。
シャッター速度は1/400秒前後でいくつか撮影しておいた。
後で黒点が比較的はっきりと写っているものをチョイスするためである。
Canon EOS M+EF400mm/5.6L USM+EF Extender 2xIII
トリミングして迫力を出す。
ふむ、ピント精度は問題ないようだ。本当に楽である。
目を太陽にさらす時間が非常に少ないのがうれしい。
・・・・あれ?、あんまり黒点がないようですね。
やはりこのところ黒点が減少しているというのは本当のようだ。
Canon EOS M+EF400mm/5.6L USM+EF Extender 2xIII
黒点部分をさらにトリミングする。
かなり地味である。
数が少ないばかりか、黒点自体も地味だとテンションが落ち気味となる。
そういうときはサブカメラで撮影したクロを現像して楽しむものだが、もう撮影中にそのようなことはできないのだ。
Canon EOS5DMark III+EF400mm/5.6L USM
同じ400mm/5.6L USMで撮影した半年前のクロだ。
このアップを最後に、もうクロで悲しむ記事を書くのはやめよう。
実家の庭での撮影中にずっとついて戯れてくれたり、一脚や三脚の脚で遊んでくれたクロ。
安らかに眠っておくれ。
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