クロが・・・・
クロが死んでしまった。
夕方、実家近くの薄暗い路上に彼女は倒れていたらしい。
通行人の知らせで、母が病院に連れて行ったという。
私の職場に弟から連絡があった。
交通事故であろうか?
クロは大丈夫なのかと心配していると、弟から再び連絡が入った。
すでに事切れていたという。体は比較的きれいだった。
X-Pからは骨折の所見はなく、診察で気道がつぶれているのがわかったそうだ。
介抱してくれた人の話によると、倒れているクロにまだ息のあるとき声をかけたのだが、ニャーという鳴き声ではなく、野太い「ア゛ー・・」という声だったという。
可哀想に苦しかったであろう。
チェリー4兄姉の中では最も愛嬌のあるネコだっただけに思い入れも一入だ。
早くして死別したお母さんネコ(ミケ)に向こうで会ってたくさん甘えるといい。
母の母乳に最後まで離れられなかった愛らしい白黒ネコのクロ。
僅か4年の人生(猫生)であったが、この年月は野良猫の寿命とさほど変わらないらしい。
本来は野良として生まれてきたこのネコたちは、生き残ることは相当難しかったはずである。
が、人の寵愛を受けて野良と同じ寿命であろうとも、ここまで生きられたことは幸せだったと思いたい。
ただ、個人的には人のエゴかもしれないが、もう少し幸せを与えてあげたかった。
幼くして母と別れた彼女にはもう少しの時間を与えてほしかった。
ただ、個人的には人のエゴかもしれないが、もう少し幸せを与えてあげたかった。
幼くして母と別れた彼女にはもう少しの時間を与えてほしかった。
クロ・・・・、人間と暮らせたことが幸せだったと感じたならば、次に生まれ変わるときにも飼い猫として生まれ、愛されてほしい。
心からそう願う。
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はじめてコメントさせていただきます。
ひと月前ほどから当ブログ楽しみに毎日読んでいます。
今年の春にパナのGX1と20mm f1.7購入し、初めてカメラの魅力にハマッている50代おじさんです。
いろんな新機種やレンズのレビューなど、どの記事もとても参考になり、勉強になります。(ただし、物欲に火がついてしまう・・・w)写真も素晴らしいものばかりです。
他の様々な記事も生活感も感じさせてくれてとても面白く拝見しています。
この度はご愁傷さまです。謹んでクロのご冥福を祈ります。
我が家も二十年来ずっと猫を飼い続けてきてます。たくさんの猫が生まれ、そして逝きましたが、その度にやはりとても悲しいです。
お悔やみ申し上げます。
投稿: たかやん | 2012年11月 9日 (金) 12時45分
はじめまして。
GX1は作りも丁寧で、いいカメラですよね。
パナ製カメラは好みの色を出してくれるので私も大好きです。
すでに20mmをお持ちならば、次はズームでしょうか?
標準・広角・望遠いずれも所持するとおもしろいですよ。
クロのことは本当に残念でした。
今はすでに荼毘に付されて向こうに逝ってしまいましたが、いつまでも悲しむわけにも
いかないので、また普段のブログに戻ろうと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿: ちぇりた | 2012年11月 9日 (金) 14時05分
野良を助けて下さったのには感謝致しますが、その後どうして室内飼いにされなかったのでしょうか?
動物愛護法でも室内飼いは努力義務となっています。
気道が潰れていたって、事故(虐待)の可能性は?
こんなのもありました、お時間のある時にどうぞ。
http://www.city.fussa.tokyo.jp/life/residence/pet/m1cpmb0000002pab-att/1.pdf
投稿: e91-320i | 2012年11月11日 (日) 12時34分
こんばんは、e91-320iさん。
当初はクロもトラも室内だったのです。
しかし、野良を飼われた方ならわかると思いますが、外に出たがる行為が激しく、
私の家では室内飼いができましたが、年老いた両親では夜中などにも起こされて
しまうため体調のことを考慮し、結局は外飼いになりました。
今では夕方には実家に戻り、朝になるとまた出て行くという人間と同じような生活
リズムになっていたために、両親もストレスなく飼えていたことは事実です。
また、外といっても基本的に実家の広い庭の中にいるので、危険度・迷惑度という点
ではかなり低いと私自身認識しておりました。
私も生体に触れるという点ではプロですので、一応虐待・毒物に関しては現症のみ
ですが確認しています。
個人的な見解ですが、限りなく可能性は少ないでしょう。
X-Pは見ていないのでなんともいえませんが、交通事故が一番疑わしいと考えて
います。
ただ、道路には決して出ることのなかったクロが、事故であればなぜ故に飛び出したかが不明です。
でもいくら考えてもクロは戻ってこないので、つじつまはどうあれ、結果的にそうなった
と考えています。
投稿: ちぇりた | 2012年11月12日 (月) 00時19分