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2012年11月28日 (水)

ピクチャーエフェクトなRX1(前編)

このところ、どうでもいい記事が続いていたのでそろそろRX1のことでも書こうと思う。

20121128m

RX1にもオリンパスのようなアートフィルターと同様の機能が付いている。
ピクチャーエフェクトという。
この機能を使えば撮影画像に様々な効果を組み入れて楽しむことができるわけだ。

しかし、欠点としてはJPEGのみでしか撮影できないために、効果を消して元の通常画像に戻すことは不可能だ。
オリンパスのようにボディ内でRAWから編集できないのだ。

と言うわけで、一発勝負のピクチャーエフェクトであるがどのような効果を出すのか見てみたい。
ただ13種類もあるために、2回に分けて記事を書きたい。

Pon2

被写体はいつものポン様である。
距離は2mに設定、WBはAUTO、ISOは100、絞りはF8.0で撮影を行った。
画像はクリックで拡大される。

【コントロール】

20121128l_2

20121128l1_2

まずはノルマルなコントロール画像を出しておく。
上段が全体、下段がトリミング画像である。
コレがないと比較ができない。

【トイカメラ】

周辺が暗く、シャープ感を抑えた柔らかな仕上がりになるという。

20121128a_2

20121128a1_2

カメラ用語で言うトンネル効果だ。
専門用語で別の意味もあるが、今回は目を瞑っていただきたい。

周辺光量の低下は私の大好きな効果で、シェーディングはレンズの味わいと考えているためボディ内補正は常にOFFにしている。
トイカメラを使えばと言われたこともあるが、あれはやり過ぎと考えている。
オリンパスやパナの同効果もやり過ぎ感があるが、ソニーのコレは控えめで好感が持てる。

でも使うかな?

【ポップカラー】

色合いを強調してポップで生き生きとした仕上がりになるらしい。

20121128b_2

20121128b1_2

映画アバターのような原色系の非現実的な世界観に浸れる。
子供にデジカメを渡すと大体これを使って撮影していることが多い。
嫁さんに見せても。わーきれい!と受けはいい。
受けはいいんですけどね・・・・。

【ポスタリゼーション】

原色のみ(カラー)/白黒のみ(白黒)で再現されるメリハリのきいた抽象的な仕上がりだそうだ。

・カラー
20121128c_2

20121128c1_3

・白黒
20121128d_2

20121128d1_2

撮る被写体を間違えたようだ。
しかもピーカンだったので、極端にコントラストが強く出てしまったようだ。

ポンちゃんの様相もとても柴犬とは思えぬほどの迫力のある、ジュラシックパーク系爬虫類の顔つきになっている。

オリンパスのリーニュクレールのようなものかと思っていたが別物だ。
使いこなしが難しそうだ。
多分一番使わないピクチャーエフェクトだと思う。

【レトロフォト】

古びた写真のようにセピア色でコントラストが落ちた仕上がりになるそうな。

20121128e_2

20121128e1_3

仏間に飾ってある写真に近い感じがする。
昭和の香りが残っている街に行ったら使ってみたい。

そういえば、小学生の頃に友人から心霊写真を見せてあげると言われて、このような色合いの古い家族写真を見せてもらった。
そこには逆さまに座った状態で上からぶら下がっている着物姿のおばあさんが写っていた。

ぎゃあぁ!夜中に変なこと思い出してしまった。

【ソフトハイキー】

明るく、透明感や軽さ、優しさ、柔らかさを持ったような仕上がりになるというのであるが。

20121128f_2

20121128f1_2

ハイキーというか、結構色が飛んでしまっている感じだ。
よく日の当たるところに写真を出しっ放しにしているとこうなる。

説明にもあるように、ほのかにソフトフォーカスがかかったようになっている。
じっと見ていると、ちょっとセンチになりそうな効果かもしれない。

【パートカラー:グリーン】

グリーンのみをカラーで残し、他の部分はモノクロで仕上げてみるとのこと。

20121128g_2

20121128g1_2

赤・緑・青・黄色の4色パターンがあるのだが、この写真では緑以外ほとんど写っていないので、緑だけを出しておこうと思う。

ソニーの中で一番気になっていたピクチャーエフェクトだ。
が、思ったより被写体の選択に悩むかもしれない。

面白い写真が撮れるか、全くの駄作になるか極端な結果が得られそうだ。
私の場合はほとんどが後者と思われるが。

【ハイコントラストモノクロ】

明暗を強調することで緊張感のある仕上がりになったりする。

20121128k_2

20121128k1_3

うーん、以前にも書いたが黒白道は奥が深すぎるのでコメントに困る。
トリミング画像を見ると迫力がありすぎる。

あえて言うなら、「硬」と「陰」といった感じか。

嫁さんが怒ったときに、コレで顔を撮影したらもう怒るのを止めてくれるかもしれない。
でも、その前に、ひょっとしたら、RX1が・・・・。

と言うわけで、まずは前半の7種類をあげてみた。

本来はこういう画像はすでにレビューなどでサイトに載せられていることが多いのだが、実際にいつもの被写体を使って撮影すると個人的なことであるが特徴を掴みやすい。

さて、次回は後半のピクチャーエフェクトである。

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コメント

パートカラーは、小さな面積 and 1ポイントにするのが映えると思います

なるほど。
ankoさんのアイコンに使っている信号機なんか面白いかもしれませんね。

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