RX1 を使ってみたところ・・・・
購入翌日の昼間に早速カメラを持ち出してみた。
先日はすでに夕刻だったので、昼光下でのチェックをしてみたかったのだ。
昼休みに外に持ち出すため鞄からRX1を取り出していると、スタッフらがわらわらと集まってきた。
また、おNewのカメラですか(笑)、という冷やかしらしい。
が、今回はちょっと様子が違う。
RX1は女性陣の受けがメチャメチャよろしい。
デザインがかわいいとの評価である。
ちなみにEVFを付けたデザインは、過半数が好意的にとらえている。
そんなこといわれると外しにくくなってしまうなあ。
と言うわけで、カメラも気持ちも軽く表に持ち出した。
まずはスタンダードにプログラムモードでの使用である。
Sony DSC-RX1
ほほう、これはこれは。
さすがSonnar35mm/F2.0のレンズだ。
解放から問題なく使える性能を持っている。
ボケもきれいで不満は少ない。
このあたりは、後日に行うレンズのテスト撮影で詳しく述べようと思う。
Sony DSC-RX1
AF速度は激速というわけではないが、実用レベルなので使用上は問題なさそうだ。
難をいえばAF精度だろうか。
AFの合焦は、「行って+来て+当たる」 といった感じである。
これを外すとAFは手前で 「止まる」 ことが多い。
Sony DSC-RX1
被写体にもよるが、当たらない被写体は何度やっても当たらないことが目立つ。
逆光ではその状況が著しく多くなる。
マイクロではどのような状況でもほぼ一発でフォーカスが決まるところをみると、もう少し改善の期待をしたいところだ。
しかし、いつものカメラ屋さんでNEXのAFレベルを調べたときにはマイクロに近いレベルを維持していたので、やはりラージセンサーということが難しさを表しているのかもしれない。
Sony DSC-RX1
外でのEVFを使ったフォーカスピーキングはやはり強力で、顔も使った三点保持はカメラの安定に大きく役立った。
EVFは常用になるだろう。
Sony DSC-RX1
が、EVFに一つ欠点がある。
アングルを可変できるが故に、体に当たるとEVFのファインダーがとんでもないところに向いていることに気づく。
何度も元に戻すが、気がつくとまた明後日の方向だ。
GX1につけるEVFのようにロック機能が欲しかった。
Sony DSC-RX1
これを繰り返しているとヒンジの部分がバカにならないか不安になる。
逆さまにしたら、パカッと開いてしまうようになったら泣く。
ちょっと対策が必要になりそうだ。
Sony DSC-RX1
だが、このRX1で最も驚かされたのが白飛び耐性だ。
ダイナミックレンジが洒落にならないのだろうか。
朝、出勤前にチェリーを撮って出し撮影したのであるが、ガラス越しとは言えピーカンに近い状態でPモード撮影したのにも関わらず階調が残っていることに驚かされた。
今までにはなかったレベルであり、これは自身の所持するカメラ内では最高レベルの5D3を超えていると思われる。
Sony DSC-RX1
このような状況では、先ほど述べたようにピント合わせに苦労するが、出てくる画像はフレアも少なく、ゴーストも控えめだ。
階調も残っており、RX1のレンズ性能とセンサー性能は一級品であると思われる。
Sony DSC-RX1
惜しむらくは、やはりAF性能だろう。
チェリーのあくびを狙ったが、ここぞと思ってもAFが決まらず通り過ぎてからシャッターが切れる。狙ったところの合焦率がよろしくない。
この辺は、是非ともソニーさんに頑張ってもらって、ファームアップかRX1後継機種に期待したいところである。
このカメラ、コンデジの皮を被ったDSLRだ。(AFは別ね)
凄イヨ。
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凄いのは、新製品を次々と買ってしまう、ちぇりたさん。
それよりも、
また、おもちゃを買ってきたんだと、横で見ている奥さんの方が、凄いかも。
投稿: anko | 2012年11月18日 (日) 00時45分
もう、ある程度受け入れてくれてますね。
まあ、下取りによる購入ということを前提でやっているので、少しですが理解も違う
のかもしれません。
投稿: ちぇりた | 2012年11月18日 (日) 01時09分