無料ブログはココログ

ana

  • ana

« そして細かい微調整を(マンフロット410) | トップページ | ゼロ・イン »

2012年12月 3日 (月)

速いけど遅い

さて、いよいよ組み立てに入る。
だが、その前にやっておかねばならぬことがあったのだ。
マンフロット製雲台に取り付けられている、分厚いカメラプレートのゴムシートだ。

20121203a3 20121203a4

501HDVにも、410にもいずれにも付いている。
ベースに501HDV、その上に微動雲台の410、そしてカメラバーで固定された400mm/5.6レンズを搭載するので全高がそれなりにある。

試しにそのまま取り付けて、レンズを揺すったらグラグラした。(笑)

と言うわけで、単純にゴムシートを取り除くことにした。
ただ、全部剥いでしまうと見た目がアレになってしまうので、接合部のみを取り外すことにする。

20121203b

まずは501HDVのカメラプレートから行おう。
410の向きに気をつけながら、プレートに取り付ける。
密着面境界をマーキングして、カッターで切り取るだけだ。

20121203c

結構厚みがあるゴムシートなので丁寧に切り込んでいく。

20121203d

そっと取り除く部分のゴムシートをピンセットでつまみ上げ、接着部を剥がしていく。
が、あっさり取れた。

接着剤が貧弱な上に僅かしか付いていない。
これでは、普通の使い方をしていても剥がれてくるのではないだろうか。
残存ゴムシート部に金属・ゴム兼用の強力接着剤で張り直し、補強しておく。

20121203e

うん、切り口はどうあれ、何とか密着できたようだ。
次に行きましょう。

20121203f

問題なのが、この410のカメラプレートだ。
アーチ型のプレートに対し、二本のネジを利用してガッチリとカメラバーを取り付けると、プレート長軸に対し垂直に取り付けられてしまう。

20121203g

そうすると、微動雲台の上下左右の2軸運動ができなくなってしまうのだ。
つまり、左右+円回転運動という訳の分からない微動雲台になる。

3軸に戻すという手もあるが、400gの軽量化はおいしい。
ここはなんとしても2軸で行きたいところだ。

20121203h

なので、プレート長軸に対してカメラバーが同じ向きになるように取り付けるには、カメラバーにネジ1本で固定しなくてはならなくなる。
なるべくしっかりと取り付ける必要が出てきた。

20121203i

カメラバーの幅をチェックして、固定しやすいように正中部接続部分だけのゴムシートを取り除くように、再びマーキングを行いカッターで切り取る。

20121203j_2

丁寧にゴムシートを剥離する。
これも501と同じように貧弱な接着であった。

20121203k

一通りゴムシートを剥いで、他ゴム部分は410同様にしっかりと再固定しておく。

・・・・さて、どうしたものでしょう。
エッジの部分がせり上がっているが、全体に陥凹している。
強力にネジで固定するとカメラバーがたわむ可能性が・・・・、ないね。
分厚いアルミ製なので心配ないと思われるが、こちらの410プレートの方が心配だ。

20121203l_2

と言うわけで410プレートを補強しましょう。
薄い金属板では亜鉛プレートを見つけることができた。
手元にあるアルミ板は厚みが5mmのものしかないので、加工に手間取りそうなので遠慮した。

チンクプレートですか。
腐食に弱そうなのであるが、取り敢えずはコレで代用しよう。
アルミと同じ両性元素なので、何とかなるでしょう。

20121203m

正確にサイズを書き込んだら、カッターできれいに切り取る。
1枚では厚みが足りないので、二枚重ねにした。
金属用接着剤でしっかり固定しておく。

20121203n

はめ込んで見ると幅も高さもぴったりである。
こういうときは気持ちがいい。
この部分の接着は少なめが良さそうだ。

20121203o_2

表面の仕上げに保護も兼ねてアルミシートを貼り付けておいた。
これで410プレートも大丈夫であろう。

20121203p

ネジ固定OKである。
見たところずれはない。
ソレでは早速・・・・。

20121203q

下から501HDV、410、カメラシステム、ダットサイトと組み上げていく。
うん、今度は揺すってもガタつきはない。ガッチリとしている。
外に持ち出してみましょう。

20121203r

ようやく完成した。
これで1200mmの高速照準可能なAFシステムのできあがりである。
が、本体はEOS MなのでAFは遅い。
まあ、この根本的に駄目な部分はアップデートか後継機に。

この速くて遅いという哲学的なシステムはどの程度まで使い物になるのか。
期待度は高い。

次回はシステムの最終調整である"ゼロイン"を行う。

« そして細かい微調整を(マンフロット410) | トップページ | ゼロ・イン »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 速いけど遅い:

« そして細かい微調整を(マンフロット410) | トップページ | ゼロ・イン »