RX1 な日々2(水彩画調)
このところ、RX1のピクチャーエフェクトで色々遊んでいる。
特にお気に入りのピクチャーエフェクトは、先日の絵画調、今回の水彩画調、そして後日に書くであろうイラスト調の3つである。
まあ、他にも様々なフィルターで楽しんで撮影しているため、機会があったら出してみたい。
水彩画調は、最もお気に入りのフィルターである。
私は高校生まで趣味で水彩画をやっていたのだが、求めていた水彩画調がここにあった。(笑)
かといって、コレばかりで撮影しているわけではない。
逆に頻度は少ないくらいである。
何故だろう?
Sony DSC-RX1
水彩画調は濃いめにフィルターがかけられている。
他メーカーの薄めとはかなり異なる感じがする。
精細感は失われているが雰囲気が面白い。
ボケは比較的自然な感じになるが、パンフォーカスで撮影した方がよりフィルターの効果を実感できるだろう。
Sony DSC-RX1
このフィルターで撮影しているときは前回の絵画調HDRと同じく、背面液晶やEVFにリアルタイムでフィルター効果の状態は表されない。
撮影後にしばしの間を置いてから、確認できるのだ。
5秒弱と言ったところだろうか。
Sony DSC-RX1
この間に体が固定されて止まったままになることがしばしある。
嫁さんに、なにやってんの?と注意されたこともあった。
シャッターを押した後、同じスタイルのまま固まっているためだ。
内状は、フィルターの効果をEVFを覗きながら待っているのだ。
Sony DSC-RX1
絵画調HDRならば10秒ほどもかかるし、3連写の緊張ですぐさま体を解きほぐすのであるが、この水彩画調は処理時間がHDRよりも短いので、つい待機したままになってしまうのだ。
ま、このフィルターに対しては、効果が非常に気になってしまうという個人的な嗜好も絡んでいるのであるが。
Sony DSC-RX1
どうでもいい写真が多い傾向があるが、個人的に面白いなと思う写真が撮れることもある。
それは写真の雰囲気だけではなく、こういうシチュエーションのときはこのように描くといいのかと感心したり、自分だったらこうするなあとイメージしてみたりとなかなか楽しめる。
Sony DSC-RX1
毎回しつこいようだが、つくづくオリジナルRAWが残せないのが残念と感じてしまうところが貧乏性だ。
オリンパスのように後からフィルターを楽しむこともできるのに。
ソニーさん、ファームアップでなんとかなりませんかね。
« ヤマト2199 な日々(船体2) | トップページ | RX1 な日々3(JPEGからピクチャーエフェクト) »
私もソニーの水彩画フィルタはバランスがいいと思います。
「おー、これこれ」といった印象。
情報の削り方がいい感じで、ソニーのフィルタ開発の中に趣味で絵やイラストを描く人がいるのかなと思ってしまいます。
rawも残せて、iPadアプリなどで他のjpgなどにも適用できると
いいですね。
投稿: uiti | 2012年12月11日 (火) 11時50分
私もそう感じました。
ソニーはフィルターに関して拘りがあるようで、他社には少ない連写方式での画像の補完を
行うフィルターがいくつか見られます。
また、液晶にリアルタイムでフィルター効果を表示する場合でも、処理時間のかかるものは
ばっさりと切り捨てるというスタンスを取っています。
この辺りの拘りと潔さのバランスがうまいですね。
投稿: ちぇりた | 2012年12月11日 (火) 20時28分