RX1 な日々3(JPEGからピクチャーエフェクト)
RX1のピクチャーエフェクトを利用するときはRAW撮影が不可能である。
RAW+JPEGでも駄目だ。
「JPEGのみ」、これだけである。
この件については、しつこいくらいに以前のブログで書き殴っているので、もういい加減今回で書くことは止めようと思う。
だが、その総仕上げに本日一つだけ書いておきたい。
ピクチャーエフェクトはRAWファイルからは無理なのだが、RX1の内部操作によってJPEGファイルに対し一部のフィルターをかけることが可能なのだ。
その一部のファイルとは「水彩画調」と「イラスト調」である。
お気に入りのフィルターが含まれているので、個人的には非常にうれしい。
要はこの操作を行うときはJPEGファイルがあればいいわけであるから、RAW+JPEGモードで撮影しても可能である。
ただ、当然ながらRAWのみでは不可能だ。
やり方は簡単だ。
撮影したJPEGファイルを背面液晶に表示した状態で、メニューから再生モード2の中にあるピクチャーエフェクトを選択するだけである。
水彩画調かイラスト調を選んで実行を押せばできあがりだ。
例を挙げてみる。
オリジナルJPEG
Sony DSC-RX1
ボディ内現像:水彩画調
ボディ内現像:イラスト調
と、このように2種類だけのピクチャーエフェクトであるが、色々試すことが可能となるのだ。
しかもオリジナルのJPEGはそのまま保存されている。
RAW+JPEGモードで撮影すれば、オリジナルRAWも残せる美味しさだ。
では、他のカメラで撮影した現像JPEGはどうであろうか。
キヤノンやオリンパスで撮影したJPEG画像にこのピクチャーエフェクトをかけるのだ。
早速、他機種で撮影したRAWから現像したJPEGファイルをRX1のSDカードに移して操作してみると・・・・。
「この画像には効果をかけることができません」 ときた。
ある意味、実にソニーらしいと感じる。
ちなみにRX1で撮影したJPEGファイルならば、別のピクチャーエフェクトで効果がかかっている画像にも加えて水彩画調やイラスト調を重ねがけできるのだ。
ソフトフォーカス(中)+水彩画調
Sony DSC-RX1
絵画調HDR(中)+イラスト調(中)
Sony DSC-RX1
お休み中のチェリーを撮影させてもらった。
ちょっと不機嫌のようだ。(笑)
他にもRX1で撮影したミニチュアフィルターをイラスト調に変化させることもできる。
つまり様々な組合せができるのだ。
凝り始めると止まらなくなってしまうのであるが、残念ながらRX1のバッテリー容量は実にミニマムだ。
しばし集中して作業を行っているとあっという間に残量がなくなってしまう。
何事も程々にというコトなのかもしれない。
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