タフネスなパナソニックコンデジ FT5?
先週、米国でDMC-FT4の後継機種と思われるTS5(FT5?)の発表があった。
正月に行ったスキーでのTG-1がどうもイマイチだったので、やはりパナ製のタフネスコンデジに戻そうかと思案中だったのだ。
ポイントは3つある。
1.低温での確実な動作
2.スキーグローブ装着でのシャッターやズーム、諸操作の使い勝手
3.雪がレンズに付着した場合の取りやすさ
さて、FT5はどうなのでしょう。
まず、低温耐性であるが、FT4/TG-1と同じく-10℃までだ。
今までの経験上、パナ製は動作が緩慢になることはあれど、オリンパス製のように電圧が落ちて作動不能になることはなかった。
できればもう少しだけ耐性を上げていただきたかったが、サイズ上仕方のないところであろうか。
シャッターに関しては、オリンパスの方が問題なかった。
パナのTF4は、ストロークに問題があるのかシャッターが切りにくかったが、TG-1はそのようなストレスは全く感じていない。
今回のFT5のシャッターはどうなのであろうか。
改良されていると嬉しい。
また、ズームボタンがFT4のようなボタン式からシーソー式に戻ったので、とても嬉しい。
オリンパスのTG-1はシーソー式なのでズーミングに関しても問題は全くなかったのだ。
電源ボタンに関しては、TG-1が数あるタフネスコンデジの中でも最も優れていると感じた。
押したという感覚が最も分かるのだ。
TG-1はレンズに雪がこびり付くとどうしようもなかった。
私はスキーグローブに革製を使っているため、ワックスを付けているのだ。
それで雪をそぎ落とすとレンズ表面に油膜がついてしまう。
TG-1はF2.0レンズなので、他のタフネスコンデジよりもレンズが大きめでちょっと厄介だったのだ。
しかし、レンズキャップを取り付けることができたので、雪が付着して凍り付かぬよう予防ができた。
だが、FT5はどうだろう。
アンチフォググラスが新たに装備されたようだが、表面のコーティングはどうかな?
多分、レンズ内にナイトロジェンガスが封入されているだけと思われる。
まあ、それでも結露はある程度防げると思うのでちょっと期待をしてしまう。
FT5はレンズがボディ隅角部に近いので、雪のそぎ落としはTG-1より楽かもしれない。
ではその他のFT5の機能を。
他にもFT5はFT4に比べて、耐荷重100kgに耐えられるように構造を改良したらしい。
要は尻ポケットに入れたのを忘れて座ってしまい、バキッと逝ってしまうことがかなり予防できると言うことだ。
また、耐水圧も12mから13mまでアップした。
耐落下性能は今までと同じ2m。
センサーは今までと同じ1/2.33型MOSだったが、画素数が1210万から1610万画素に増えた。
ISOは100から3200まで。拡張で6400まで増感出来る。
他にも新たにWi-Fi機能が搭載された。
さて、FT5は日本でも発売になると思うがどうでしょうか。
ちなみにTG-1はズームが換算25-100mm/F2.0-4.9。
FT5が換算28-128mm/F3.3-5.9なのだ。
あー、広角が強いTG-1の方がやっぱりいいかなあ?
でもバッテリートラブルは御免だし・・・・。
取り敢えずはDMC-FT5の購入は前向きでいきたい。
まずは日本での発表を待ちますか。
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