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2013年2月22日 (金)

DMC-FT5 がやってきた

いつものカメラ屋さんから連絡が来たので早速取りに行ってきた。
パナソニック製のタフネスコンデジであるFT5だ。
下取りにはTG-1を出してきた。

20130222a

防水、耐衝撃、耐寒冷などを売りにするタフネスコンデジは、デジカメを販売する各社よりいくつもの種類が発売されている。
おおまかに、この2月辺りがタフネス新製品の発売ラッシュである。

20130222b

さて、何故にパナソニック製のFT5を選んだかというと、いくつかの理由が有るが最も大きかったのが耐寒能の信用性だ。
私の使い方は転ぶスキーに持ち出すために、防水能よりも耐衝撃と防寒能に重きを置いている。

各社すべてのタフネスコンデジを扱ったわけではないので偉そうなことは言えないが、パナ製・オリ製・ペンタ製と3社のタフネス製品を使用したことがある。
この中で、寒さによるレスポンスの低下はすべての製品に生じたが、操作不可能に陥らなかったのはパナ製だけであった。

特に今冬のスキーでそれを痛感したのだ。
なので、今後はパナ製のタフネスコンデジが私のメルクマールとなるであろう。

今回はFT4の時と違ってフルモデルチェンジになったようなので、今までに購入したことのないシルバーを選んだ。
だが、雪の中に落としたら一巻の終わりになりそうなので、ストラップケーブルは忘れずに付けておこう。

さて、どうでもいい前置きはこの辺にして、以前のFT4に比べてどう変わったのかを見てみたい。

20130222e

まずはフォルムだ。
FT4に比べ、軍艦部GPSの盛り上がりが著しい。
おそらくはGPSやWiFi機能を盛り込んだためと思われるが、デザインとしてはややごつくなった感じがする。
大きくなったのでGPS精度は上がったのかな?まあ、私はあまり使わないが。

20130222c

今までと大きく変わったのがグリップ部だ。
しっかりとホールドできるように盛り上がりを大きくし、グリップ力をアップさせている。
ここは非常に評価したい。
今まで使用したタフネスコンデジのなかでは断トツのホールディングである。

20130222d

次に電源部およびシャッターボタンを見てみたい。
FT4に比べてもあまり変化はないようだ。
スキーをやる上で重要なのが、グローブを装着したまま操作ができるかということだ。

以前のFT4は電源こそ問題なく入れることが出来るが、シャッターボタンがうまく押せなかった。
撮影に対し、非常にストレスのかかった箇所だが今回はどうだろう。
FT5はフルモデルチェンジをしたので期待はしているが、FT4の画像と比べてもあまり変わってないようなので一抹の不安がある。
後日、スキーグローブを付けて検証しよう。

20130222f1

ではいよいよ背面部のインターフェースだ。
グローブを付けた状態で、パコパコと設定変更のボタン操作をすることはまずない。
使うのはズームの箇所と再生ボタンくらいだ。

20130222f2

FT3/4のズームボタンは最悪だった。
二つの丸ボタンでズーム操作を行うために、グローブを付けているとこの小さいボタンの片方を押すことがなかなか出来ないのだ。
しかも微妙な位置で止めることが不可能に近い。
なので、FT4の時はズームを使わず、すべて写真は広角端だけで撮影した。

FT2やTG-1の様なシーソー型に戻してくれて本当にありがたいと思っている。

20130222g1

お次はバッテリー部といきたい。
私が最も注目する箇所である。
パナソニックは他社とは異なり、側面からバッテリーやメモリカードを入れる。

20130222g3

しかも側面の一部でなく、側面全体が開く構造となっている。
防水能を考えると不安を感じるが、FT5は筐体の剛性をアップさせてきたので、その辺りの問題はクリアされているのだろうか。

20130222g2

開け方は簡単だ。
ロックボタンを外したあとに、フックボタンを同じ方向にスライドさせれば良い。
動線方向が一つなので、何かに当たった拍子に開いてしまうのではないかと心配する人いるかもしれない。
ところがよく出来ていて、まずロックボタンを先に下げないとフックボタンが開かない。動線方向に対して一度戻る逆向きの操作が必要なのだ。

ちなみにオリ製のTG-1はロック・フックボタンの動線を交差させて開蓋事故を防いでいる。
まあ、これは好みの問題だろう。
私はオリ製の操作法には感心したが、ボタンが小さく結構面倒だったのでイライラさせられた。

20130222j

ちなみに閉じるときはカチッカチリといったクリック感が気持ちいい。
2回のクリックが分かるので、確実に閉めたか確認が出来る。

20130222h

三脚穴は本体中央部にある。
まあ、レンズが角にあるので単純にバランスからココに決まったのであろうか。

20130222i

ストラップ穴も変わった。
金属製になり、サイズの異なる二つの穴が開いている。

ひも状のものでも、帯状のものでもどちらでもいいと言うことか。
前のように結束バンドを応用しなくて済むのでありがたい。

他社製のタフネスコンデジは軒並み広角端を強化して来ているにもかかわらず、今回のFT5は相も変わらず28mmスタートである。

24mm、いやせめて25mmでも良かったので広角を強化してくれたらなあと考えたが、まあ色々な事情があるのだろうか。

画素数も1600万画素に増えてより強化されたFT5。
果たしてどのような画像を出してくれるのか楽しみである。
今はバッテリー充電中なのでサンプル画像がまだ出せない。

スキーグローブとの使用感も兼ねてFT5の性能を後日に報告したい。

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