Lumix GX Vario 35-100mm/F2.8 ASPH.(スペック)
旬の過ぎたレンズであるが買ってしまった。
いつものカメラ屋さんで鎮座しているのを見て、我慢できなくなったからだ。
望遠レンズはオリンパス製のM.ZD ED75mm/1.8が一つあれば十分と考えていたが、開放撮影すると結構収差が目立つので他の望遠レンズを考えていたのだ。
75mm/1.8をGH3で使うにはボディに手振れ補正機構が付いていないことを考えると、どうしてもシャッタースピードで稼ぐことから開放撮影が多くなる。
いいレンズではあるが、手振れに気を遣うのはEOSやLeica Sで十分である。
マイクロフォーサーズはもっと気楽なシステムにしたい。
そんなことを考えていたら購入していた。
このレンズは俗に言う大三元ズームの望遠ズームに値する。
換算70-200mm/F2.8の性能を持つのだ。
サイズは67.4mmx99.9mmとマイクロらしく信じられないような大きさである。
重量も360gとこれまたF2.8望遠ズームとしては考えられないような重さである。
インナーフォーカスで且つインナーズームという私にとっては最強の望遠ズームに属する。
最短撮影距離は85cm。
1mを切ってはくるが、サイズや重量ほどの強烈なインパクトはない。
最大撮影倍率も0.1倍(換算0.2倍)とF2.8望遠ズームとしては一般的だ。
フィルター径は58mm、この驚愕の口径を実現できるのもマイクロならではであろうか。
ナノサーフェイスコーティングを持ち、フレア・ゴーストを軽減できる。要はナノクリである。
手振れ機構である「POWER O.I.S.」も搭載されている。
このレンズを購入するきっかけにもなった。
補正効果は3段分と言われているが、実際に使って後日感想を書いてみたい。
on/offスイッチがレンズにあると本当に便利である。
いい意味で気になったのが、焦点距離の印字されているズームリングだ。
35-100mm幅の動く範囲が僅かしかない。
可動範囲はレンズ全周を360°としたら60°程度といったところだろうか。
素早いフレーミングが可能だ。
レンズ構成は13群18枚でEDレンズを2枚、UEDレンズを1枚と贅沢な作りになっている。
マイクロはセンサーサイズからぼかすことが苦手なシステムだ。
なので、明るい望遠レンズを使ってぼかす手法をよく使う。
まあ75mm/1.8でもボケに関してはかなり満足していたため、おそらくは望遠端を使えばこのレンズでも満足のいく結果が得られるのではないかと考えている。
さて、使い勝手はどうでしょうね。
作りに関しては丁寧で文句がない。
レンズのチェックは後日やろうと思う。
Lumix GX Vario 35-100mm/F2.8 ASPH.
スペック
テスト撮影
実写と感想
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インナーフォーカス・ズームなんですね。
そういえばちぇりたさんって、
7-14mm, 12-35mm お持ちですよね。これで無敵 ...
うらやましいですね。
投稿: Hassy | 2013年2月24日 (日) 17時12分
不思議なもので、もうこれでシステムは完成だ・・・・、と思っても
またレンズを買ってしまうんですよね。
レンズ沼とはよく言ったものです。
投稿: ちぇりた | 2013年2月24日 (日) 21時52分