RX1 な日々5(パートカラー)
今日も仕事で遅くなってしまった。
帰宅途中、暗い空を見上げると僅かに何かが顔に当たる。
まだ雪ではなさそうだ。
おそらくは微少な雨粒であろうか。
今回は久しぶりにRX1ネタを書こうと思う。
お題はパートカラーでいこう。
パートカラーとはソニーのアートフィルターであるピクチャーエフェクトの一つであり、赤・緑・青・黄の4色の中から1色のみのカラーを残し、他の部分はモノクロで仕上げる効果を持つ。
このフィルターは、GH3を持つまでは自分の所持するデジカメのい中ではRX1の独擅場だった。
なので初期の頃は色々撮りまくったのだ。
とにかくモノクロの中に一つの色だけが目立つので非常に面白い。
この撮影したシーズンでは、赤と言ったらモミジかポインセチアしかなかったので、取り敢えずポインセチアを出しておく。
モミジは後で出しましょう。
真冬の季節では緑の被写体が一番苦労する。
これから温かくなってくると緑の選択肢も増えるであろうが、夏は緑だらけなので逆に使えなくなりそうだ。
青い被写体というのが意外と見つけにくいもので、おそらくは4色の中で一番使用頻度は少ないかもしれない。
自然界でも少ない色だと思う。
ある意味、自然界の青は危険なものが多い気もする。
まさにRX1が発売された頃は、この黄色の被写体がごまんとあった。
が、多すぎてちょっと困るほどだ。
でも無いよりいいので、スタンダードな銀杏の葉を出しておく。
RX1のパートカラーは4色のみということから、簡単に色をチョイスしやすい。
が、微妙な色は認識してくれないことが多い。
たとえばこのモミジを見てもらいたい。
モノクロの中に、モミジの形をはっきりと出したいところであるが、このように一部認識してくれないことがある。
もちろん、角度を変えたり、光量を変化させたりするとすんなり認識してくれることが多いのだが、場所によっては其れも難しいこともあるだろう。
ちなみに、この特定の色を認識しない現象が比較的目立ちやすいのが緑だと思う。
実はこのPTPの台紙の部分は薄い緑色なのだが、RX1の背面液晶ではきちんとグリーンとして認識している。
が、シャッターを押すとその瞬間にモノクロになってしまう。
このように微妙な色調ではシャッターを押す瞬間まできちんとイメージ通り撮影できるかどうかが分からないのだ。
対してGH3の同様なフィルターであるワンポイントカラーは、液晶表示されている被写体のピンポイントでカラーを選択できる。
しかし、RX1のパートカラーはその選択の簡便さが非常に便利で、色を切り換えて撮影したいなと思うときの切り替えは使っていて気持ちがいい。
ただ、イメージ通りの撮影がしやすく失敗の少ないGH3の方が、この系統のフィルターに関しては上手であろうか。
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