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2013年3月

2013年3月31日 (日)

X-Trek マイティドーム2型

今回は先日のダブルウォールタイプのステラリッジ2型と一緒に購入したシングルウォールタイプのマイティドーム2型である。

20130331a
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

生憎の曇り空であるが前回と同じ場所に設営しようと思う。
シングルウォールタイプなのであっという間に出来上がるであろう。

20130331b
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

新品なのでボトムを傷つけないようにグラウンドシートを張っておく。
ペグ打ちは楽しい。

20130331c
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

マイティードームはステラのようにポールでテントをつり下げるタイプではなく、インナーポールとして使用し内部のポケットへ挿入した後に広げる構造になっている。

ステラに比べてポール挿入がちょっと面倒くさい。
慣れないせいか必要以上に時間を喰ってしまった。

20130331d
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

さて、ポールが十分角まで行き届いたことを確認したのでそろそろ広げましょうか。
ここまで来ればもう完成したも同じであろう。

20130331e
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

・・・・ん?なンだ?このキツさは。

今までのテント設営で体験したことのないくらいのパワーを要する力を入れなければポールを固定することができない。
一歩間違えば折れそうである。
ビビりながら数分格闘してポールを立てた。

20130331f
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

このタイプは初めてのせいか、ここまでに10分以上格闘してしまった。
ステラの方が楽だなあ。
しかし、自立型は本当によい。

20130331g
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

入り口はステラに比べマイティードームの方が大きくて入りやすい。
が、敷居は低く土などが入り汚れやすいようだ。

20130331h
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

まあ、その辺は入り口のジッパーで高さを調節すれば良いか。
内部にインナーシートを入れよう。

庭でテントを張るときはいつもこれだ。
体積が大きいので実戦に持ち出すことはしないが、非常に軽く且つ柔らかくて使い心地が良い。

20130331i
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

マイティードームはシングルウォールなのでこれで完成なのだが、写真の通り入り口は傾斜が付いているため、雨が降る時に出入りすると内部が濡れてしまう。

そのため入り口のみに取り付けることの出来る小さなフライシートが別売りで存在する。

20130331j
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

これがそうだ。
超簡単であっという間に取り付けられる。
フライシートを安定して固定させるためにテント後部のみに細引きを張っておいた。

20130331k
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

中に入ってみる。
あ、良いんじゃないでしょうか。

なんかこういう所に潜り込むとウキウキしてくる。
子供時代の秘密基地ごっこのような気分だ。

ステラに比べてどうだろう。
僅かに通気性は落ちるかな?

20130331l
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

前室も調理するスペースは十分にある。
でもザックは一人分かなあ。

ステラかマイティかどちらかを選択するかとなるとかなり悩む。
もし、マイティ設営のコツを掴んで一気に時間が短縮出来るとなるとマイティドーム一択になるだろう。
だが、コツなど関係なくポール固定に手惑うようならばステラしかないだろう。

何より、登山途中に手を怪我した場合、マイティドームは設営が不可能になるリスクがある。
まあ、そのような場合はステラでも同じかもしれないが。

手っ取り早いのはやはり実際に使うことだろう。
まずは近場のテン場にいってみましょうか。

2013年3月30日 (土)

RX1 は天体撮影に使えるか

先週、唐津へ出かけたときに、初日の夜は晴れていたので試しにRX1を持ち出してみた。
天体撮影のためである。

20130330a

この日、外は非常に冷え込み吐く息が白い。
厚着をしてこなかったので、露出時間が長い状態で待つのがツラかった。
1時間ちょっとで根を上げてしまった。

20130330e

とにかく露出を失敗してしまった。
殆どが露出過多で、データの大半を飛ばしてしまったようだ。

オリオン座を撮ろうとしたのだが、この日は半月を超えた辺りの月がすぐそばで輝いていた。
それだけでなく湿度が高いのであろうか、街の明かりが曇ったように乱反射している。
黄砂かな?

20130330b

写真は辛うじてデータが残っているモノを2枚コンポジットした。
全然駄目だ。
恥ずかしい。

空のコンディションは決して良いものではなかったが、天体へのRX1における使い勝手はまあまあではないだろうか。

欠点としては昔ながらのケーブルレリーズを使うので、露出時間を腕時計で確認しなくてはならないのが面倒だ。
この日は非常に寒かったので、えらく凍えてしまった。

ピント合わせのマニュアルアシストは実用的だと思う。
ただ、レリーズをシャッターに差し込むために、先にピント合わせをした方が楽だ。
またこのゾナーレンズは強い光源に弱く、近くに月が入るとゴーストが現れやすい。

RX1はバッテリーが小型で消耗が激しいために、長時間の撮影を行うならば予備は複数個必須である。

【おまけ】

一応、RX1のダークノイズを出しておこう。

ISOは800・1600・3200で撮影。
それぞれのISOに対し、1分・3分・5分・10分で検証した。
室温は24度。

20130330d

天体専用のカメラではないが、かなり優秀だと思う。
5D3に匹敵するか、それより良いかもしれない。
さすがに60Daには敵わないが、35mmという焦点距離が活かせるならば十分ありだろう。

ただ、ボディサイズからか、長時間露光および高ISOを使用すると熱ノイズがムラになって激しく発生する。

RX1はかなり幅広く使えるオールマイティーな機体だ。
F2.0という明るい準広角35mmレンズを所持するRX1ならば、手軽な天体撮影も可能ではないだろうか。

月がそばになければ。

2013年3月29日 (金)

ステラリッジテント2型

桜が舞い落ちる中、先日購入したテントを早速組み立ててみた。

20130329a
Sony DSC-RX1

まずはフライシートが付属するダブルウォールタイプのステラリッジ2型だ。
写真の状態はインナーのみである。

非常に簡単で、グラウンドシートを敷いた上に組み立てたらあっという間にインナーが出来上がった。
グラウンドシートのペグ打ちを含めても10分はかかっていないのではないだろうか。
子供にちょっかいを出されながらでも。

20130329b
Sony DSC-RX1

続いてフライシートをかぶせた。
細引きによる補強はパスした。
子供がテント周囲をかけずり回るので、ちょっと心配だったのだ。

フライシートの装着も簡単だ。
僅か数分、5分もかかっていないのではないだろうか。

20130329c
Sony DSC-RX1

驚くほどに簡単である。
以前のムーンライト3型に比べたら、なんと設営時間を短縮出来るのだろう。
こうなると、もうムーンライトへは戻れない。

20130329d
Sony DSC-RX1

が、中はムーンライトよりもかなり低い。
閉塞感あふれるが、座り込んでいれば問題は無いだろう。

・・・・、いや、結構内部は暑いねえ。
ムーンライトは前後をメッシュに出来るので通気性が非常に優れていたが、こちらのステラリッジはメッシュが出入り口のみなので風通しが悪いのだ。

20130329e
Sony DSC-RX1

頭を出入り口の方に向けて横になった。
程よい風が心地よい。
内部の全高はやや低いが満足度は高い。
買い換えて良かったなあ。

20130329f
Sony DSC-RX1

今度はX-trek、マイティドーム2型をチェックしてみる。
シングルウォールなので設営時間短縮の期待度は高い。
楽しみである。

2013年3月28日 (木)

白髪

最近、急速に白髪が増えてきてしまった。
髪のボリュームはまだ大丈夫だと思う。

昨年まで、伸びてきた白髪は抜いていた。
が、1年ほど前から一気に増加して、抜いた本数を見て戦慄を覚えた。
このまま抜くことを続けていたら薄くなってしまうと。

なので、抜くのは諦めて放置することに決めた結果がこうなった。

20130328_2
Canon EOS 5D MarkIII+Carl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0ZE

7、8年前に鼻毛の白髪率が極めて高いことに気がついた。
何気なく抜けた鼻毛が白かったので鼻の穴を確認してみて驚かされた。
半分近くが白くなっていたのだ。

老化は見えにくいところから始まっていた。
ああ、きっと体力的に実感するのもすぐそこであろう。

筋トレは引き続き続けておこう。

2013年3月27日 (水)

唐津とGH3

今回の行程のお供にはマイクロのGH3をメイン機とした。
やはりシステムが軽く、機動力が高いのがマイクロの長所である。

20130327i
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED75mm/1.8 モノクロ

今回はすべて単焦点を持ち出した。
広角・標準・望遠のトリアスレンズだ。

ただ、今回望遠レンズは45mm/1.8でなく、75mm/1.8をチョイスすることにした。
やはり望遠に関しては135~200mmは欲しいところだと思っていたからだ。

20130327a
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED12mm/2.0

M.ZD ED12mm/2.0は結構気に入っている換算24mmとなる広角レンズの一つだ。
広角には他にパナ製のLumix G7-14mm/4.0ASPH.を所持しているが、このレンズは手放せない。

20130327d
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED12mm/2.0

写りがナチュラルで、カリカリすぎずに雰囲気を持たせて写してくれる。
Summicron R35mmに近い写りと思うがどうでしょう。
まあ、12mm/2.0のほうが開放から使えるので実用性は高い。

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Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

お次はパナライカともいわれるLeica DG Summilux25mm/1.4ASPH.である。
大好きだったSummilux R50mm/1.4(E60)に近いデザインを持つ。
どうせ似せるなら、引っ張り出すビルトイン型のフードを搭載して欲しかった。

20130327e
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

写りは文句なく良い。
解像度、コントラスト、開放から使える点などからE60より遙かに実用性が高いレンズだと思う。

最短撮影距離はE60の50cmに対し僅か30cm。
さすがにボケの大きさはフルサイズ対応のE60には負けるモノの、Summilux25mmでもきれいなボケ方をする。
ライカ銘柄な高いレンズだけある。
超おすすめ。

20130327c
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED75mm/1.8

最後に現時点で最も長い焦点距離を誇るマイクロ専用の単焦点望遠レンズ、M.ZD ED75mm/1.8だ。
換算で150mm/1.8の望遠レンズとして使える。

20130327f
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED75mm/1.8

人物撮影、風景撮影、双方に使える。
ただ、このレンズは巷では欠点の少ないレンズといわれているようだが、個人的にはちょっと疑問を感じる。
パープルフリンジがかなり出やすいのだ。

20130327j
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED75mm/1.8 トリミング

被写体によっては凄まじく出る。
絞ればある程度改善するが、このレンズの真骨頂はF1.8という明るさだ。
絞り込んで使うくらいなら、Lumix GX Vario35-100mm/2.8ASPH.を選ぶだろう。
なので、75mm/1.8は開き直って開放近くで使用し続けている。

20130327g
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED75mm/1.8

と、唐津の松林の海岸でウサギを見つけた。珍しい。
ここでは初めてではないだろうか。

20130327h
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED75mm/1.8

黒と茶色の二羽いるようだ。
警戒心が強く、そばに寄ることはできないが、こんな時こそ75mm/1.8の開放撮影が活かせるというモノだ。

持ってきて良かった。

2013年3月26日 (火)

踊り食い

先日、唐津へ出かけたときにいつもの旅館で踊り食いを食する機会があった。

20130326a
Sony DSC-RX1

踊り食いは生きたハゼ科のシロウオを酢醤油の中に入れてそのまま食べるのだ。

子供たちは踊り食いが初めてのためか大騒ぎである。
可哀想だとなかなか食べることが出来ない。

20130326c
箸の持ち方がチガウヨ・・・・

Sony DSC-RX1

しかし、酢醤油の中では長くは生きながらえることは出来ない。
早く食べてあげる事も供養の一つだ。
野生の世界では、ある意味、食事はすべて踊り食いでもある。

20130326b
Sony DSC-RX1

なんて話し込んでたら子供たちは旨そうに食べている。
おかわりまでしてた。
気持ちの切り換えが早いなあ。

20130326d
Sony DSC-RX1

シロウオはいつまでこのように食することが出来るか分からない。
個体数が減少しているのだ。

なかなか食べる機会のないものだ。
いい経験になったのではないだろうか。

2013年3月25日 (月)

満開 2013

今年の開花は早かった。

20130325b_2
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

12日に弟から実家にある桜が一輪咲いたという話を聞いていた。
それから10日経って満開である。
早い。

20130325c
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

2年前の震災直後は色々なゴタゴタで、いつ桜が咲いて、いつ散ってしまったのかもよく覚えていない。
今年に入り、ようやくある程度落ち着いて見ることが出来るようになった。

もちろん、今も被災者の方は大変であろう。

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Canon EOS 5D MarkIII+Carl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0ZE

今年も昨年と同じく、Canon EOS5D3を持ち出してみた。
5D3も、もう発売から1年経過したのだ。
こちらも早いなあ。

20130325e
Canon EOS 5D MarkIII+Carl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0ZE

レンズは50mmから200mmまでマクロを含めて色々持ち出した。
DSLRはやはりAFの食いつき感が違う。
コンティニュアスAFで連写撮影を行ったが、全く外しがない。
体の前後ぶれに関しても、完璧にN.P.である。

20130325f
Canon EOS 5D MarkIII+EF100mm/2.0L USM

たまにDSLRを使うと、ミラーレスに比べてDSLRの良い部分が露骨に分かってしまうのがつらい。
この直後にミラーレスと扱うと、あ・・・・、となるのだ。

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Canon EOS 5D MarkIII+EF100mm/2.0L USM

しかし、交換レンズの重量がハンパでなく、今回もマクロプラナー50とEF Macro100mm/2.8L IS USM、EF135mm/2.0L USM、EF200mm/2.8L II USMと4本鞄に詰め込んでたすき掛けにしたら、胸(お腹)に鞄ひもが食い込んでいた。

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Canon EOS 5D MarkIII+EF200mm/2.8L II USM

こうして考えてみると、フットワーク軽く動き回るような撮影を行うときにはマイクロが良いなあと思うわけである。

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Leica S2+Summarit S70mm/2.5ASPH.

マイクロの対局にあるのがライカS2と言ったところだろうか。
これを持ち運ぶには・・・・。

2013年3月24日 (日)

春の唐津2013帰宅

先ほど帰ってきた。

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Sony DSC-RX1

列車の中でまったりと本を読むのは最高だ。
日頃の喧噪な毎日を忘れてしまうほどにスバラシイ瞬間である。

20130324a_2
Sony DSC-RX1

東京では既に桜が満開を迎えていた。
私は満開を迎える前に唐津に行ってしまったので、新幹線の中で桜満開のラインを超えてしまったのだろうか。

明日の日曜日に見に行こう。
土曜日に帰ってきて良かった。

2013年3月23日 (土)

テント新調

先週、アウトドアショップのモンベルに行って来た。

20130323a

古くなったテントを新調するためだ。

今までのテントはモンベルのムーンライト3型を使用していた。
5,6年前にデザインが好みの一般的なテント型の形状をしているので喜び勇んで購入した。

20130323b

しかし、総重量があることと、フライシートまでかぶせると設営に時間がかかるため、持ち出す頻度は決して高くはならなかった。

軽量化に特化させるためにランクを2型に落とそう。
2型とは二人用のテントという意味だ。
実際には数値より-1引いた数が適正人数と言われているようだが、実際にそう思う。
だが、前室があれば、2型でも二人いけそうだ。キツいけど。

候補はステラリッジ2型とマイティドーム2型だ。
ともに総重量2kgを切る軽さである。

気持ち的には、面倒なフライシートのないマイティドームが優勢だ。

20130323c

実際にショップへ行って各々の特徴を聞いてみた。
比較した場合は、かなりの確率でステラリッジを選ぶ人が多いという。

理由は内部の結露らしい。
マイティドームはフライシートが必要ない分、雨が降るとテント表面が濡れることで通気性が悪化してしまう事で結露がひどくなってしまう。

対してステラリッジはフライシートをかぶせることでテントの隙間が出来、激しい結露を抑えてくれるのだという。

20130323e

なんと言うことだろう。
面倒なフライシートを避けることで、厄介な結露の発生を激しくしてしまうとは。

フライシートを選ぶか、結露を選ぶかと言うことだ。
むむー・・・・。

・・・・そうだ!
雨が降らなければマイティードームでも大丈夫そうだ。
でも、山の天気で雨が降らない確率は低いしなあ。

・・・・

・・・・

20130323d

と言うわけで、両方買ってしまいました。(笑)

実家の庭で、各々を試験設営をしてみよう。
前のように庭でテント泊するのだ。

ちょっと楽しみ。

2013年3月22日 (金)

カメラ型キーホルダー

先月のバレンタインの時に、スタッフの一人から頂いたものだ。

20130322a

小さなカメラ型キーホルダーである。
好きそうだったので選んでみましたと言うことらしい。

20130322b

液晶が存在せず、裏蓋状になっていることからフィルム機と言うことらしい。
ファインダーが円形なのでNikon機であろうか?

20130322c

軍艦部にはプリズム部が存在しているのでSLRということなのだろう。
ちゃんとシャッターが押せるようになっている。

20130322d

ソレでは押してみましょうか。
結構モノは小さいが、押しにくいというわけではない。
レンズの前玉サイズから焦点距離70mm位ですかね?

20130322e

連射音とともにフラッシュが連続点灯するのが笑える。
あー、やはりNikonぽいですな。
まあ、フラッシュの位置に関しては何も言うまい。

屋外の人混みでやると盗撮と勘違いされるかもしれないので、素直に室内でパシャパシャやるのが吉である。

結構楽しい。

2013年3月21日 (木)

春の唐津2013出発

21日より、また唐津へ出発となる。
二泊してくるので、帰宅は23日になるだろう。

20130321a
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.:ワンポイントカラー

さて、カメラは何を持ち出そうか思案中である。
気合いを入れてDSLRであるキヤノンにするか、手軽なマイクロにするか。

まあ、十中八九ミラーレスのマイクロであろう。

なんと言ってもシステムのコンパクトさと軽量さはDSLRの比ではない。
一応、フルフレームセンサーのRX1も持って行こう。
気兼ねなく、どこでも撮影出来る手軽さが嬉しい一品だ。

はあ、でも行くの面倒だなあ。

2013年3月20日 (水)

GH3と桜とHDR

このところ急速に桜が開き始めている。
先日はRX1のHDR撮影で桜撮影を堪能したので、今日はGH3による桜のHDR撮影を行ってみた。

20130320a

前回のGH3によるHDR撮影は効果はしっかりしたものがあるものの、レイヤード精度がちょっとイマイチであった。

今回は手振れによるズレを防ぐため、三脚+レリーズ使用で対処する。
が、先日ほどでないしてもやや風が吹いている。

果たして、GH3はHDR撮影に気張ってくれるのかどうか、HDRのアルゴリズムに活を入れて撮影に挑んでみる。

20130320b
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED60mm/2.8Macro

あー、やっぱり動きがあるとちょっと駄目なようだ。
自動調整機能がうまく働いてくれてない。

20130320b2

トリミングしてみる。
斯様にうまく整合されていないことがわかる。

次行きましょう。

20130320c1
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED60mm/2.8Macro

これは一見うまくいったように見える写真だ。
実写の時も、これなら問題ないでしょうと言うくらい動いていないと思っていたのだが・・・・。

20130320c2

が、トリミングをしてみると、しべの部分がやっぱり少し動いている。

やはりGH3のHDR撮影で、桜のように枝先でゆらゆら揺れるのは難しいのだろうか。
まあ、マイクロではダイナミックレンジが広い機種なので、通常撮影でも心配は無いかもしれない。

しかし、さすがGH3である。
RX1の時のようなAFの迷いはない。
センサーが小型なので優れていて当たり前ではあるが、RX1とは異なり白色に近い桜の花弁にも有無を言わず一発で合焦する。
スゴイね。

20130320d
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED60mm/2.8Macro

一応、HDRでもうまくいっている写真もあることは有るのだ。
が、成功率は決して高いとは言えない。
風が強い日なので仕方が無いが、半分以下であった。

20130320e
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED60mm/2.8Macro:HDR

20130320f
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED60mm/2.8Macro:HDR

20130320g
Panasonic DMC-GH3+M.ZD ED60mm/2.8Macro:HDR

でも、風に強い被写体はうまくいくんですよ。
当たり前ですが。

ファームアップでGH3のHDRがRX1程度まで強化されると嬉しい。
そう言えばGH3のファームアップ予定は3月下旬でしたね。

多分、実現は限りなく低いと思うが、ほんのちょっとだけ期待していたい。

2013年3月19日 (火)

RX1 な日々6

桜も徐々に咲き始めているので、久方ぶりにRX1を持ち出してみた。

20130319a

最近のRX1はEVFを外していることが多い。

時々、シューから落ちかけていることを何度か見た。
落としたときの心的ダメージは計り知れない。

また、このところのRX1撮影は形状からコンデジ持ちが楽で、その撮影スタイルがルーチンになりつつあったため、面倒なので外したままだ。

以来、一度も装着していない。笑

20130319b_2
Sony DSC-RX1

と言うわけで、手振れのリスクはあがるものの、高感度耐性が強いRX1なのでシャッター速度で稼ぐスタイルが中心だ。

しかし、相変わらずAFが弱い。
白い被写体と言うこともあるのかもしれないが、一発でビシッと決めて欲しいところだ。

20130319c
Sony DSC-RX1

時折、AFが止まってしまうことがある。
他社に比べて諦めが早いようだ。
もう少し努力して粘っていただきたい。

コンデジ持ちだとMFによるピントの追い込みが厳しいので、つい簡単なAFに頼ってしまう。
EVFを付けて顔面に押しつけてRX1を固定する方法もあるが、焦点距離35mmの準広角レンズでは桜のように高いところにある花は両手を伸ばして撮影せねばならないことが多いのだ。

20130319d
Sony DSC-RX1

それでもRX1はよく出来たコンデジである。

万人受けするカメラではないが、単焦点レンズの長所(と短所)が分かっていれば満足のいくものになると思う。
このカメラサイズに収められるフルフレームセンサーの恩恵は計り知れない。

20130319e
Sony DSC-RX1

試しに手持ちでHDR撮影を行ってみた。
ピクチャーエフェクトのHDRなので絵画調になってしまったが、やはりソニーはフィルター処理がうまい。

GH3ではレイヤーの精度にやや難があるように思えるが、RX1ではその心配は全くない。
もう少しパナソニックにも頑張っていただきたいところである。

桜も一気に満開になりそうな勢いだ。

2013年3月18日 (月)

出不精

日曜日は嫁さんが少し遠出をするために、子供の留守番を仰せ付かった。

20130318a_2
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

ほのぼのとした休日の昼下がり、怠惰な時間が過ぎ去っていく。
そう言えば最近写真をあまり撮っていない。
少し外にでも出ようかと思い、小一の次男坊に恵比寿辺りまで出かけてみないかと言ったところ、今渋谷界隈は東横線の駅改修の件で大混雑しているので遠慮しておくと言われてしまった。

ああ、そんなこと昨日嫁さんが言っていたなあ。
帰る途中、渋谷で大変な目に遭ったと。

小一の子供に言いくるめられてしまったが、本人はミニカーをたくさん並べて大渋滞の状況を作って楽しんでいるようだ。
行けば本物が見られるというのに。

2013年3月17日 (日)

1週間

40年以上前の話である。
私がまだ幼稚園に入る前に大阪万博があった。

両親と園児の兄が大阪の知り合いのところに出かける準備をしている。
私も一緒に出かけるつもりで、愛用の肩掛け鞄に電車のおもちゃとハンカチを入れて出る準備をしていた。

兄と一緒に靴を履こうとしたとき、両親からおまえはお留守番だよと言われたことを覚えている。
当時同じ敷地内に住んでいた隣家の祖父母と一緒に、兄と両親を涙ながらに玄関で見送った。

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Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

その日の夕方、私は祖父にお母さんたちはいつ帰ってくるのと何度も聞いた記憶がある。
答えはいつも同じで「もうすぐ帰ってくるよ」というものだった。
両親が帰ってこなかったその日の夜は泣きながら祖母と一緒の布団で寝た。

母たちは次の日も、そしてまたその次の日も一向に帰っては来ない。
祖父の答えはいつも同じだ。
私を置いていった母たちに怒る気持ちはなかったが、自己保身のためであろうか、幼い私は祖父母らと一緒に生活していこうと考えるようになった。

新しい家はいつものおじいちゃんの家だ。
留守の間、私の父の代わりは祖父、母の代わりは祖母になった。
甘えたり、怒られたり、一緒に遊んでもらったり、両親と兄はいなかったが非常に楽しい毎日を過ごしていたことを記憶している。

20130317b
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

1週間ほどして、祖父から今日お父さんたちが帰ってくるよと聞かされたが、何故か気持ちの高揚感は全くない。

夕方、祖父方の家に両親たちが帰ってきた。
母が私を見るなり、さみしかったでしょうと駆け寄ってくる。
しかし、私は祖母の後ろに逃げ込んで、母との視線を避けるように距離を保った。

自分の大切なこの祖父母との環境を壊されたくなかった。
早く両親とも勝手に隣の実家に帰れば良いのにと考えていたのだ。

20130317c
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

当時の母は私のこの行動にものすごくショックを受けたらしい。
ぐずる私を無理矢理自宅に連れ帰り、隙あらば隣の家に逃げようとする私に愕然としながらも積極的に私のそばにいるようにしたという。

母である自分を見る私の目が、他人を見るような目だったことが忘れられないと話していた。
元の私に戻るまで数週間かかったと教えてくれた。

以来、母は旅行に行くときは、幼い弟らも必ず連れて行くようになった。

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Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

その話を聞いていたので、自分の子供は旅行であれ仕事であれ、泊まりであるならば小学生になるくらいまでは必ずどこでも乳飲み子の時でも一緒に連れて行った。

あるとき、テレビで養子縁組にせよ里親にせよ、4歳児くらいまでだと子供はすんなりとその環境を受け入れるという話をしていた。

妙に納得した。

2013年3月16日 (土)

パンベース・クランプユニット

これは一体何かというと、ポータブル赤道儀(ポタ赤)TOAST-Proに取り付けることの出来るクランプだ。

20130316a

今まで、ポタ赤にはRRS(Really Right Stuff)のパンクランプを取り付けた台座を使用していた。
しっかりとした作りは良いものの、やはりサイズと重量がネックとなっている。

20130316b

RRSのパンクランプを取り付けた台座はすべて込みで560g強。
これがどの程度まで軽量化できるのかと言うのが非常に気になるところだ。

20130316c_2

これが今回購入したTOAST-Pro専用のパンベース・クランプユニットである。
左から台座、クランプ、雲台用のプレートとなっている。
RRSと同様のアルカスイス規格に合わせてある汎用クランプだ。

20130316d

さて、この交換方法であるが、クランプユニット内には説明書が存在しておらず、なんとTOAST-ProさんのWEBからIDおよびPASSの設定をしないと方法が見られないようになっている。

20130316e

本来は写真をアップして見せたいところなのだが、なにか守秘義務みたいなものがあるのだろうか。
用紙を見てもそのようなことは書いてはいない。

20130316f

まあ、怪しげな所だけモザイクをかけさせていただいてアップしましょう。
六角レンチで台座を外す。

20130316g

外すと真鍮製と思われる回転軸が見られる。
ここに今度はパンベース・クランプの台座を3本のネジで固定する。

20130316h

ここのネジ固定がミソなのであるが、普通に購入すればすぐに分かるギミックがある。
PASSを組んだ意味はこれですか?>TOAST-Techさん

20130316i

後はクランプをネジで台座に固定すれば完成だ。

20130316j

ちなみに、このクランプはRRSのBH-40雲台とその専用アダプターTH-DVTL-40を組み合わせると、サイズが完璧と思えるほどぴったりである。
落下予防のロックですら作動する。
さすが、アルカスイス規格。

まあ、以外の雲台を使う場合は、付属の汎用プレートを取り付ければ問題ない。

20130316k_3

このパンベースクランプの重量は109g。
冒頭に述べたRRSのパンクaランプに比べ、450gほども軽量出来る。

20130316l

先日のDish-2と合わせれば、なんと1kg以上の軽量化に成功している。
このサイズ、重量、体積ならペリカン1510でなく、適当なサイズのカメラバッグで代用可能かもしれない。

道具は揃っているのに忙しくてなかなか撮影に行けないのが残念である。

2013年3月15日 (金)

あれから2年

震災から2年が経過した。
実家にあった大きな桜の木が余震で倒れて2年たつ。

20130314a

すでに桜は人の手により細かく裁断された。
幹部分はそのまま手を付けずに放置したため、かなり朽ちかけてしまっている。
当時、めくれあがった根でフワフワになった土壌は2年の歳月でしっかりとした地盤に変わっていた。

20130314b

本震で倒れた石灯籠はそのままだ。
砕けた塊はまとめられたものの、当時の状態で破棄されていた。

20130314c
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

未だに朽ちた桜の木や砕けた石灯籠を見ると2年前を思い出す。
目の前の地面が波の様に揺れたあの衝撃の光景は忘れられない。

いつか来るであろう、M7級の都心直下型地震に対して準備を怠らないようにしなくては。

2013年3月14日 (木)

サクラサク

国公立大の合否発表がたけなわである。

私のころは共通一次試験後に自己採点し、目標とする大学の願書を出して二次試験を受けるというシステムだった。
この自己採点が強烈なストレスだったせいか、未だに夢に出てくる。

もう一度やれと言われても絶対に断るつもりだ。

20130315a
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

昨日、実家の桜が咲いたというので今日見に行った。
軒並みつぼみが膨らんでいるなかで、一輪花を咲かせていた。

足下を見たらもう蟻が這っている。
もうそんな季節なのだ。

早いなあ。

20130315b

それからホワイトデーのお返しもしなくてはならない。
この時期は色々忙しい。

2013年3月13日 (水)

HDRなGH3

今日は久しぶりにカメラネタである。

GH3のHDR撮影について書いてみたい。

20130313a

GH3は連写により露出の異なるJPEG3枚を加算平均してHDR様の画像を作り出す。
一応、手持ち用として自動位置調整機能が付いているが、効果はちょっと微妙かもしれない。
私が下手なだけかもしれないが失敗例が目立つ。

まあ余計な事はさておき、早速テスト撮影をしてみたい。

20130313b

HDRの設定はメニュー画面から行う。
ダイナミックレンジの設定は1EV単位で±3EVまで可能だ。
また、AUTO設定も出来る。

Pon7

ソレではいつもの被写体であるポン様を撮影しよう。
ダイナミックレンジの効果が分かりやすいピーカンな日を選んだ。

レンズはLeica DG Summilux25mm/1.4ASPH.を取り付ける。
絞りはF5.6に固定。
WBはオート、ISOは200に設定した。
被写体までの距離は2m。

【テスト撮影】

通常撮影
20130313c1
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

これはHDR撮影ではない。
コントロールとして撮影した通常のJPEG画像である。

GH3はマイクロ機としてはかなりダイナミックレンジが広い方であるが、これだけ直射日光のあたる環境だといくつかの部位で白飛びが見られるようだ。
そこを拡大してみよう。

トリミング
20130313c2

うむ、これはいい具合に白飛びしている(泣)。
犬の額や口吻、左前足、台座の部分などなどがそうだ。

次に±1EV・±2EV・±3EVの各HDR撮影画像を出してみたい。
分かりやすくするために、上記写真と同じ部位をトリミングして比較する。

20130313h1 クリックで拡大

おっ、結構±1EVからでもはっきりと効果が出ている。
さすがに±3EVだと、全体にいわゆる「やや眠い」画像な感じだ。

では、ここで実写の撮影をHDRの有る無しで比較したものを出してみる。

20130313i クリックで拡大
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

ダイレクトに日が当たっているハナニラだ。
HDRのON/OFFで僅かに画角が異なるのは、自動位置調整機能が働いているためと思われる。

HDRを働かせた方が白飛びもなく、ハナニラの花びらに見られる僅かな紫までもを拾ってくれているようだ。
このようにHDRは実に有用性のある撮影モードなのである。

が、これは静物に対してのみで、しかも三脚使用を前提としている。
冒頭の述べたが、手持ちではかなり厳しいのだ。

20130313j

これはGH3のHDRを手持ちで撮影した画像である。
分かりやすくトリミングしてあるが、レンズ鏡胴の印字されている文字がブロック状に崩れている。

確かにシャッター速度は1/30秒で、接写のために厳しい状況下ではあった。
しかし、RX1にもある同様のHDR撮影の成功率はもう少し高かったような気がするのだ。

ファームアップでもう少し改善しないかな?

2013年3月12日 (火)

花粉症とほくろ

昨日の嫁さんの件もあるが、巷では花粉症が大はやりだ。
いつもこの時期になると思い出す事がある。
今回は花粉症ネタでいきたい。

今から10年以上前、私がある省庁に赴いて仕事をしていたときに、スタッフが面白い論文がありますよと言って持ってきてくれた。

花粉症と黒子(ほくろ)の相関関係についての論文だ。

日本免疫学会のペーパーだったと思うが、要約するとほくろの多い人は花粉症になりにくいと言ったことが統計学的に語られていた。
著者は知らない方だ。
どうやらメディカルドクターではないようである。

当時は、「まさか・・・・」と鼻で笑って本気にしなかったのであるが、最近はあながち間違ってはいないのではないだろうかと感じることが多くなった。

確かにそういう傾向があるような気がしてならない。

20130312a
Canon EOS5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

ほくろの発生メカニズムはまだすべて解明されていない。
異物に対する感作のシステムが、ほくろの発生に関与しているのだろうか。

謎だ。

2013年3月11日 (月)

煙霧

今日の昼過ぎに陽が出ているにもかかわらず、妙に空が暗くなった。
ベランダに出ると空全体が黄色調に霞んでいる。

20130312b
Panasonic DMC-GH3+GX45-175mm/4.0-5.6ASPH.

あー、黄砂が来たのか・・・・。
早々に窓を閉めて、今日は一日屋内に籠もることにした。

ニュースでは煙霧という地表の塵が巻き上がられて起こる現象だという。
黄色調なんですけど、ホントに塵ですか?
黄砂じゃないですよね?大量のPM2.5ではないですよね?

20130312a

ライブカメラを見たら、成田も凄いことになっていた。

嫁さんの目も真っ赤である。
マスクを付けながら点眼薬が欲しいと呪詛を呟くようにブツブツ言いながらウロウロしている。

20130312c
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

夕方、残業の書類を実家に届けるために外に出た。
黄色調の煙霧はかなり消えたようである。

2013年3月10日 (日)

啓蟄2013

ここ数日前から実家の庭でカエルの鳴き声がする。

啓蟄を知らぬカエルは本当にエライ。
よく時期が分かるなあ。

そんなカエルを写真に収めるべく、GH3を持ち出して探しに実家へ寄った。
池を見たところカエルの姿は見えない。
弟にどこにいるのか聞いてみた。

20130310c 私の姿を見てビビるノン
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

今の時期、池に現れるのはすべてヒキガエルだという。
現在、トノサマガエルとアカガエルを池に繁殖させるべく奮闘中の弟にとって、ヒキガエルは邪魔な存在なので池から離れた庭の隅に放しているという。
ここ数日、池にはヒキカエルの卵がわんさかあって大変だと弟がぼやいていた。

その場所を聞いてどれどれと探しに行ってみた。

20130310a
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

あー、いたいた。ヒキガエルだ。
まだ土から出てきたばかりなのか、あのイボイボの皮膚ではなく妙に滑り気のある肌だ。

あれ?ここにもう一匹いる。

20130310b
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

弟に聞いたところ、先日11匹いたらしい。
実家の庭にはそんなにヒキガエルがいたのか。

昨年の同時期は17匹捕まえたという。
一体、どこにそれだけのカエルが冬眠して潜んでいたのか。

2013年3月 9日 (土)

7歳の誕生日

このところ残業が多い。
まあ、このシーズンは仕方のないところだ。

なので、ついブログ更新が後回しになる。
仕事が一段落着いたら書こうと思っても、そのまま寝てしまう。
ああ、いけないいけないとは感じても、つい先送りにしてしまうのだ。

ここ数日は、このブログ更新すれすれの際どい感がたまらない。
何かが覚醒しそうでちょっとマズイ。

20130309a

先日の8日は次男坊の7歳誕生日であった。
プレゼントをデパートに買いに行って来たのだが、息子の好きそうな玩具を見つけた。

電車の行き先表示をするパネルだ。
横に付いているハンドルをグルグル回すと、東急東横線の駅名が次々と出てくるのだ。
息子の大好きな「回送」表示もあったのでこれにした。

店員さんにご自宅用ですかと聞かれたため、ハイと答えたところそのまま箱ごと手提げ袋に入れられてしまった。

スミマセン、やっぱり包んで下さい。

そう言って、きれいな包装紙でプレゼント用に包み直してもらった。
店員さんが、チラチラと私を見る。
私を知っている人かな?と考えたが、ひょっとして自分用として購入する人だと思われているのだろうかと、ふと思った。

8日の夜に、息子へ手渡すとグルグル回してずっと遊んでくれている。
気に入ってくれたようだ。

20130309b
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

自宅の庭には、もうハナニラが出始めた。
ああ、もうそんな季節なのだ。

2013年3月 8日 (金)

脱走

先ほど仕事から帰宅した。

20130308c
Canon EOS 5D MarkII+EF35mm/1.4L USM

玄関を開けるとチェリーが私の帰りを待っていてくれる。
日頃からよくある光景である。
なんと愛らしいネコちゃんであろうか。

両手に荷物を持っていたので玄関でもたついていたところ、なんとチェリーが隙を突いて玄関から屋外に脱走してしまった。

20130308f
Canon EOS 5D MarkIII+Carl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0ZE

あんニャろー、可愛らしく玄関で私の帰りを待っていたのではなく、外に脱走する機会を坦々と伺っていただけだったのだ。

手荷物を玄関に置いて、懐中電灯を持ち出してネコの捜索を始めた。
既に家族は皆寝ているので、私一人だけでの捜索だ。

深夜に小型のLED電灯を持って、家の周りをウロウロしているために不審者度120%である。
帰宅途中の通行人からは、明らかに不審者をみる視線を感じる。

既に姿を消して1時間以上は経過しているだろうか。
いつ、警察から職質を受けることになるか背後にビクビクしながらチェリーを探していると、勝手口の方から姿を現してくれた。

チェリー!
呼びかけると、ある一定の距離までは近づいてくれるがそれ以上寄ってこない。
そればかりか、なんか顔つきが違う。
首輪からは明らかにチェリーと分かるのであるが、顔がちょっと違うのだ。

20130308e
Leica S2+Summarir S70mm/2.5ASPH.

臆病で、卑屈で、不信感を持った顔と目だ。
ああ、僅か一時間で野良に戻りかけている。

ポケットからスペシャルネコ缶を取り出して、目の前で開けてやった。

バリバリに警戒心を持ちながら近づいてくる。
鼻先がネコ缶に触れる。
そっと背中を撫でてやったところ、ビクッと反射的に飛び退いた。

ああ、これは駄目だ。
もういい加減にしろ!と、チェリーの首根っこをふん捕まえて、自宅に強制的に連れ帰った。

20130308g
Leica S2+Summarir S70mm/2.5ASPH.

今日はまだ、自宅で残業をせねばならないのだ。
ご飯の続きは家でやれ!

2013年3月 7日 (木)

あと30分で何が撮れる?

今職場で残業中なのだが、ブログ更新をすっかり忘れていた。
先ほど職場のPCで覗いてみたら、今日の記事が更新されていないので気づいたのだ。

あー、日付が変わるまで、もう30分ちょっとしかない。
セコムの門限時間もあるので、仕事と同時にブログ記事を落ち着いて書くことなど出来そうにない。

しかもこの使用中のPCには写真の撮り置きもない。
職場にあるデジカメで撮って出しの写真を作ろうにも、時間的余裕は殆どないであろう。
取り敢えず、近くのGH3を引っ掴んでLeica DG25mm/1.4を取り付けた。
あ・・・・、被写体なんかこんな時間には何もない。

なんでもいい。・・・・バインダーとボールペンでも撮りますか~。

20130307a

この1枚の写真にどれだけの思いが詰まっているのだろう。
羞恥、諦め、投げやり、逆転、希望・・・・。
後にも先にも、これだけ思い入れた一枚はあったであろうか。

でも、やっぱりよく見るとどうでもいい写真ですね。

以後気をつけよう。

2013年3月 6日 (水)

GX Vario35-100mm/2.8ASPH.と最短距離撮影

GH3にて使っているのであるが、困ったことに35-100mmの最短撮影距離である85cmに近いとフォーカスが合いにくい。

20130306a

被写体にも因るが、このような細い被写体だとまず外す。
シャッター半押しを繰り返しても合わない。
フォーカスリングを回して、最短距離に近づければスムースに合焦するのであるが。

20130306c
Panasonic DMC-GH3+GX Vario35-100mm/2.8ASPH.

この操作が非常に面倒なのだ。
無限遠から最短撮影距離まで、ほぼフォーカスエリアの端から端までフォーカスリングを回転させねばならない。

マイクロのレンズは、ボディに装着して電源を入れると無限遠に近い状態でフォーカスが固定される。
そこからシャッターを押すことでフォーカシングがスタートするのだ。

20130306d
Panasonic DMC-GH3+GX Vario35-100mm/2.8ASPH.

そのために、長ものレンズの場合は最短撮影距離に近い状態の被写体に対してはコントラストAFが働きにくいのか、まず先に被写体後方のバックに合焦してしまう。

なので、先に述べたようにフォーカスリングを被写体毎にグルグルと回す作業を強いられる。

20130306b
Panasonic DMC-GH3+GX Vario35-100mm/2.8ASPH.

出来ることなら、レンズによってはデフォルトのフォーカス位置を遠位端か近位端かに設定できるようにしてもらえるとありがたいのだ。

望遠の場合、覗いた状態ではっきりと光景がわかる遠位端固定は確かに便利だ。
しかし、そこからのフォーカシングが問題なのだ。
レンズ側でもボディ側でも、ワンボタンでフォーカスが遠近端移動出来るようになりませんかね?

私の場合は、望遠レンズを使うとかなりの頻度で近接撮影になる。
デジタル化に特化されているマイクロで、まさかの苦行をさせられるとは思いも寄らなかった。

2013年3月 5日 (火)

コビト

今日は写真を撮っていなかったので、非常にどうでもいい話を書こうと思う。

20130305b
Olympus E-P3+M.ZD ED12mm/2.0

私は小1の頃に小人(コビト)を見たことがある。
何を馬鹿げた事を・・・・、と感じる人が殆どだろう。

実際に両親に話したところ全く信じてもらえなかった。
兄に至っては、頭がおかしいのではないかと散々馬鹿にされた。

事の発端はこうである。

ある寒い冬の夕方、母が買い物に出かけていたので一人で留守番をしていた。
私は掘りごたつに入って横になり、何気なくテレビを見ていた。

室内に西日が入ってテレビが見づらくなったので、障子を閉めようと目をテレビから離したときにソレは見えた。

20130305a

伸長10cmほどの細粒状に光る半透明の人型をした光の塊が、何人も私の体で膨らんでいるコタツ布団の上を歩いていたのだ。
いや、ホントに笑い事ではない。
驚いてマジマジと見つめてしまった。

人の列は10人ほどいたであろうか。
皆、コタツ布団を乗り越えて規則正しい足並みで向こうへと歩いている。
光の色は様々だ。
淡い色で青や赤、黄色など単色ではない色で形作られている。

しばらく見つめた後、そっと手を伸ばしてみた。
感触はない。彼らは私の手に驚くことなく、手をすり抜けて皆歩き続けていた。

1分もなかったであろう。
彼らは直に薄くなり、そしてゆっくりと消えるように見えなくなってしまった。
しばらく呆然としてしまった。
不思議と恐怖感はない。

後で、母が帰ってきたときに急いでこの話をした。
が、結果は冒頭に述べたとおりである。

中学生の頃までこの話を友人にしていたが、思春期の頃になると「何言ってるの?」という雰囲気が強くなり、そのうちにこの件に関しては私の中で封印してしまった。

社会人になってから3回だけ話したことがある。

この話を真面目に聞いてくれたのは嫁さんだけだった。
当時、まだ互いに独身だった頃、フムフムと呆れることなく真剣に聞いてくれたのだ。
否定も肯定もしなかったが、真面目に聞いてくれたことが嬉しかったのを覚えている。

9割9分の人が本気にしないであろう。
私自身ですら最近は寝ぼけていたのかもしれないと自信をなくしがちである。

しかし、あの強烈な光景は未だに脳裏に焼き付いている。
せっかくブログを書いているので、ココに一応記録しておこう。

2013年3月 4日 (月)

小型三脚の憂鬱

殆ど使うことはないが、いざというときにないと困るのが三脚だ。
私の場合、天体撮影のような特殊な撮影を除いて、通常ではまず滅多に使わない。

20130304a

が、人のいないところで家族撮影をしたい時など、あれば役立ったのにと後悔したことは数知れない。
そんなとき、ポケットに、いや鞄の中にでもコンパクトに仕舞える軽量な三脚があったらというのが今回のブログ記事の要旨である。

20130304b

今まで私が愛用していた三脚はライカのテーブル三脚だ。
これに今はディスコンされてしまったマンフロットのミニ雲台482を付けている。

20130304c

非常に軽量で雲台込みの重量は僅かに304g。
さすがにDSLRは不安定になるが、コンデジはもちろん、マイクロやRX1でも安定性は抜群だ。

20130304d

これはこれで使い勝手に文句はないのだが、実は全高の調節が一切出来ない。
欠点の少ないライカミニ三脚だが、その欠点の影響は非常に大きい。

20130304e

と言うわけで、全高のコントロールが出来るテーブル三脚を探し出した。
RRS(Really Right Stuff)のアルミニウム製テーブル三脚(TFA-01)、通称ポケットポッドと言うらしい。

20130304f

サイズは、ライカのテーブル三脚より僅かに小さい程度。
ネジは同じ小型の1/4インチネジが取り付けられている。
アダプターで3/8インチに変換も可能だ。

20130304g

雲台はマンフロット482でも良かったのであるが、バランスがイマイチだったので一脚に付けていたRRS製の小型雲台BH-25を取り付けてみた。
うむー、やや頭でっかちのようだがデザインはまあまあかな。

20130304h

重量は雲台込みで333g。
ふむ、まあ許容範囲でありますな。
それでは早速カメラを乗せて見ましょうか。

20130304i

ここで問題が起こった。
雲台のネジを回して力が三脚にかかるとき、三脚の足が開いてしまうのだ。

カメラを水平に固定しようとポジションを決めるため力が入ると傾き始める。
そこで片方の手で三脚の足が開かないように押さえると、今度は雲台のネジが固定できない。

結局は先に雲台をある程度水平になるように固定してから、三脚の足を開いて高さと水平を調節しなくてなならない。
通常の三脚より使い勝手がかなり悪くなってしまった。

それにカメラのタイプによってはシャッターを押すだけでも脚が開いてしまうものもあった。

20130304j

素早く且つ安定良く使うには、脚を全開にした状態で使うしかない。
しかし、これでは先のライカテーブル三脚と同じである。
違うのは全高のポジションだけだ。
這うようなレベルでのポジションになってしまった。

20130304k

全高の低すぎる三脚は使い勝手が良くない。
だが、RRSのポケットポッドは使い勝手の悪さはあれど、全高を調整できる。

ただ、RRSの雲台BH-25を使うと、カメラにプレートを装着しなくてはならない。
専用プレートが存在しない比較的小型のデジカメは、汎用プレートを取り付けるしかないのだが、それではカメラ単体での使い勝手がかなり落ちてしまう。

ならば、マンフロット482をRRSのポケットポッドに取り付けてみましょうか・・・・。

ああ、余計なもの買ったせいで、もう収拾がつかなくなってしまった。
どうしましょう・・・・。

2013年3月 3日 (日)

宇宙戦艦ヤマト2199 Vol.4

先月に発売になった宇宙戦艦ヤマト2199の4巻目である。

20130303a1

今回は銀河系外縁部のガミラス包囲網を突破したヤマトに対し、いよいよ猛将ドメルがヤマト討伐に動き出すストーリーだ。
しかも驚くべき事にヤマトIIIに出てきた次元潜航艇を操るフラーケンが登場した。

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4巻の2199では、通常空間でなく亜空間を潜航する次元潜航艦UX-01というドイツのUボートさながらの雰囲気を持つ艦船が見所だ。
ピンガーで索敵されているシーンなどは、まさに潜水艦艦内そのものである。

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特に冷静なフラーケンに対し、対照的なキャラの副官ハイニの存在は非常にい味を出している。
この二人はいいコンビだ。(笑)

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魚雷発射シーンも、亜空間から魚雷が現れた後に点火されて標的(ヤマト)に誘導されるといったように、なかなか凝った設定がなされている。

20130303a2

今巻のヤマト2199は、ガミラス(敵側)の魅力が詰まったいい作品だ。

だが、あまりにも多様なヤマトシリーズの設定を取り入れている。
「さらば」にしても、IIIにしてもだ。
噂によるとIIIのボラー連邦も出てくるのではないかと聞いた。

まさかたくさん詰め込むことで、ヤマト2199のみで完結させるつもりなのだろうか。
だとしたら、やや残念である。

真偽は定かでないが、ちらっと聞いたエンディングは、オリジナルとはかなりかけ離れている。
ヤマト2199は、2199として楽しむのがいいのもしれない。

2013年3月 2日 (土)

クリエイティブレタッチな FT5 と GH3

フィルター効果を楽しむにはオリンパスのOM-Dが最も優れていると感じている。
オリジナルRAWを撮影しておけば、後でボディ内操作により様々なフィルター効果をJPEGファイルにして保存することが出来る。

20130302a

対してパナソニックのボディでは、GX1を購入した頃はフィルター効果をかけるとRAW自体に効果が記録されてしまい、オリジナルのデータを残すことが出来なかった。
一発勝負だったのだ。

しかし、GH3を購入したときに確認すると、フィルター効果をかけてもJPEGのみでRAWはオリジナルデータが残されてるように改良されていた。

だが、JPEGかRAW+JPEGというようにボディで設定しておかないとフィルター効果のかかったデータは残せない。
RAWだけでは駄目でJPEGがないとフィルター効果を残せないのだ。

ちなみにRAWもPCの現像ソフト上はフィルター効果が残っているように感じるが、これはRAWのサムネイル用の画像に効果が残っているだけで、RAWを開けばまっさらなオリジナルRAWしか現れない。
オリンパスのように後でボディ内RAWからの現像が出来ないのが欠点だ。

20130302b

前置きが長くなった。

つまりパナソニックの画像フィルターはイマイチ使い勝手が良くなかったのだ。
ところが、このFT5のフィルターはOM-Dライクで非常に完成度が高くなっている。
ちょっと見てみよう。

20130302c

FT5はコンデジなのでJPEGしか残せないが、このJPEGデータからOM-Dのようにフィルター効果のある画像をボディ内現像で残すことが可能なのだ。

20130302d

この写真を使って効果を見てみたい。

コンデジにしてはボケすぎだなと思う貴方、スルドイです。
これはGH3のJPEGデータである。
他にまともな写真がなかったので、これを使いたい。

20130302e1

フィルター14種も出すのは大変なので、ワンポイントカラーだけで見てみよう。
再生画面から十字キーの上ボタンを押してレタッチを選ぶ。

20130302e2

そこでクリエイティブレタッチを選択して・・・・

20130302e3

ワンポイントカラーを選べば良いのだ。

20130302e4

カーソルを移動して残したい色の所に合わせると・・・・

20130302f

このようにワンポイントカラー画像のできあがりである。

この機能を是非、GH3のRAWデータから出来るようにファームアップして欲しいものだ。
ちょっと無理ですかね?

実際にフィルター効果を楽しむときは、OM-Dのように背面液晶を見ながら効果を確認する事が多い。
この方が第三者に対しても非常に受けが良いのだ。

この機能がFT5に搭載されたことに感謝したい。

パナ製マイクロボディにもこの機能が乗せられる可能性があるからだ。
やるなら是非、JPEGだけでなくRAWからも可能にしていただきたいものである。

RX1は高品位なフィルター効果を残せるが、連写3枚などその場でしかフィルター撮影ができないものが多い。

対してGH3はせっかく単射撮影のみでフィルター効果を出せるのであるから、後でのボディ内フィルター処理は不可能ではないはずだと思うのだが。

2013年3月 1日 (金)

極軸合わせ専用微動架台 Dish-2

これはいったい何のことかというと、以前購入したマンフロット338(レベリングベース)と同じものと思ってもらっていいだろう。

20130301a

つまり、微妙な調整で精度の高い水平を出すことの出来る架台のことである。
赤道儀を使う天体撮影に必須なものだ。

マンフロット338は重かった。
単体で600gあり、且つ水平を出すためのダイヤルが激重だったのだ。
ちょっと硬いなんてレベルではない。
調整でそれなりには改善されたが、それでも軽くて快適という状態ではなかった。

20130301b

だが、このTOAST-TECHNOLOGY社から発売されたDish-2は違う。
恐ろしいほどに重さは軽く、恐ろしいほどに動きは軽快だ。

コンパクトな小さな箱で送られてくる。

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本体はアルミニウム製であるが、肉抜きされて結構スケスケだ。
が、作りは比較的しっかりしており、剛性は問題なさそうである。

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操作法はマンフロット338とほぼ同じで、3カ所にあるダイヤルを使って微調整を行う。
下部がメインの調整ダイヤル。上部はロックダイヤルだ。
338と異なるのは、とにかく軽い。軽いのだ。重量もダイヤルも。

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重量は約330g。
マンフロット338の半分に近い。

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Dish-2にはポータブル赤道儀に取り付ける円形プレートが付属している。
3/8インチネジによって本体(ポタ赤)に取り付けるのだ。

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ソレでは早速RRS三脚のVERSA 3 にセットしてみましょう。
うむ、ガッチリと固定されていい感じである。
三脚付属のレベリングベースで大体の水平を出しておけばいい。

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しつこいようだが、とにかくダイヤルが軽い。
マンフロット338で相当なトラウマになっていたのか、ひたすら回して遊んでいる自分がいる。
これも338のリハビリになるであろう。

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ちなみにこのDish-2、最大でどの位の仰角が得られるのか、レベリングベースで水平を出した後、デジタル角度計で調べてみた。

仰角は7.5°、俯角は7.9°だ。

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そろそろ、赤道儀を乗せてみましょう。
取り付けるプレートが円形なのが嬉しい。
何故かというと・・・・。

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簡単であるが、y軸方向への回転が出来るのだ。
精密な調整は難しいだろうが、いざとなればDish-2後部の二つあるダイヤルで調整すれば良い。

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何しろ、Dish-2の購入でこれだけの機材が浮くことになった。

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重量で1kgオーバー。
600g以上の軽量化に成功した。
ソレばかりでなく、体積的にも減少したのだ。

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あと、しっかりと上のダイヤルでロックしておかないと、僅かではあるがガタつきが出る可能性があるので注意が必要である。

それにしても、ありがたいアイテムである。

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