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2013年3月16日 (土)

パンベース・クランプユニット

これは一体何かというと、ポータブル赤道儀(ポタ赤)TOAST-Proに取り付けることの出来るクランプだ。

20130316a

今まで、ポタ赤にはRRS(Really Right Stuff)のパンクランプを取り付けた台座を使用していた。
しっかりとした作りは良いものの、やはりサイズと重量がネックとなっている。

20130316b

RRSのパンクランプを取り付けた台座はすべて込みで560g強。
これがどの程度まで軽量化できるのかと言うのが非常に気になるところだ。

20130316c_2

これが今回購入したTOAST-Pro専用のパンベース・クランプユニットである。
左から台座、クランプ、雲台用のプレートとなっている。
RRSと同様のアルカスイス規格に合わせてある汎用クランプだ。

20130316d

さて、この交換方法であるが、クランプユニット内には説明書が存在しておらず、なんとTOAST-ProさんのWEBからIDおよびPASSの設定をしないと方法が見られないようになっている。

20130316e

本来は写真をアップして見せたいところなのだが、なにか守秘義務みたいなものがあるのだろうか。
用紙を見てもそのようなことは書いてはいない。

20130316f

まあ、怪しげな所だけモザイクをかけさせていただいてアップしましょう。
六角レンチで台座を外す。

20130316g

外すと真鍮製と思われる回転軸が見られる。
ここに今度はパンベース・クランプの台座を3本のネジで固定する。

20130316h

ここのネジ固定がミソなのであるが、普通に購入すればすぐに分かるギミックがある。
PASSを組んだ意味はこれですか?>TOAST-Techさん

20130316i

後はクランプをネジで台座に固定すれば完成だ。

20130316j

ちなみに、このクランプはRRSのBH-40雲台とその専用アダプターTH-DVTL-40を組み合わせると、サイズが完璧と思えるほどぴったりである。
落下予防のロックですら作動する。
さすが、アルカスイス規格。

まあ、以外の雲台を使う場合は、付属の汎用プレートを取り付ければ問題ない。

20130316k_3

このパンベースクランプの重量は109g。
冒頭に述べたRRSのパンクaランプに比べ、450gほども軽量出来る。

20130316l

先日のDish-2と合わせれば、なんと1kg以上の軽量化に成功している。
このサイズ、重量、体積ならペリカン1510でなく、適当なサイズのカメラバッグで代用可能かもしれない。

道具は揃っているのに忙しくてなかなか撮影に行けないのが残念である。

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