パンベース・クランプユニット
これは一体何かというと、ポータブル赤道儀(ポタ赤)TOAST-Proに取り付けることの出来るクランプだ。
今まで、ポタ赤にはRRS(Really Right Stuff)のパンクランプを取り付けた台座を使用していた。
しっかりとした作りは良いものの、やはりサイズと重量がネックとなっている。
RRSのパンクランプを取り付けた台座はすべて込みで560g強。
これがどの程度まで軽量化できるのかと言うのが非常に気になるところだ。
これが今回購入したTOAST-Pro専用のパンベース・クランプユニットである。
左から台座、クランプ、雲台用のプレートとなっている。
RRSと同様のアルカスイス規格に合わせてある汎用クランプだ。
さて、この交換方法であるが、クランプユニット内には説明書が存在しておらず、なんとTOAST-ProさんのWEBからIDおよびPASSの設定をしないと方法が見られないようになっている。
本来は写真をアップして見せたいところなのだが、なにか守秘義務みたいなものがあるのだろうか。
用紙を見てもそのようなことは書いてはいない。
まあ、怪しげな所だけモザイクをかけさせていただいてアップしましょう。
六角レンチで台座を外す。
外すと真鍮製と思われる回転軸が見られる。
ここに今度はパンベース・クランプの台座を3本のネジで固定する。
ここのネジ固定がミソなのであるが、普通に購入すればすぐに分かるギミックがある。
PASSを組んだ意味はこれですか?>TOAST-Techさん
後はクランプをネジで台座に固定すれば完成だ。
ちなみに、このクランプはRRSのBH-40雲台とその専用アダプターTH-DVTL-40を組み合わせると、サイズが完璧と思えるほどぴったりである。
落下予防のロックですら作動する。
さすが、アルカスイス規格。
まあ、以外の雲台を使う場合は、付属の汎用プレートを取り付ければ問題ない。
このパンベースクランプの重量は109g。
冒頭に述べたRRSのパンクaランプに比べ、450gほども軽量出来る。
先日のDish-2と合わせれば、なんと1kg以上の軽量化に成功している。
このサイズ、重量、体積ならペリカン1510でなく、適当なサイズのカメラバッグで代用可能かもしれない。
道具は揃っているのに忙しくてなかなか撮影に行けないのが残念である。
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