Hoa Sen
Lotus tea、つまりは「蓮」のお茶と言うことらしい。
先日、ベトナムで働いている知人が帰国したためお土産として頂いた。
彼女曰く、女性受けするお茶らしい。
男性は苦手な人が多いと話していた。
珍しさも相まって、自宅に持ち帰って早速開けてみる。
ティーパックになっていて、簡単に飲めるのがありがたい。
封を開けたところ、どこかで嗅いだことのある香りがしてきた。
これは・・・・、外国で嗅いだ空港の匂いだ。
どこだろう。記憶を辿るがどうしてもその空港を思い出せない。
じっと見ていると、嫁さんが珍しいお茶ねとのぞき込んできた。
すぐに煎れてくれるという。
いつも山で愛用のマグカップに入れてもらった。
ほほう、先ほどの香りがより強く・・・・、あれ?なんかおかしいぞ?
確かに蓮の香りはするモノの、何か別の調味料のような香りが混ざっている。
まあ、現地のモノだし、何かしら入っているのかもしれないと口を付けた。
・・・・
しょっぱ!!
なに、コレ?
普通じゃほどの塩分が入っている。
嫁さんもこれは飲めないと呟いていた。
残念だがあまりにも塩分濃度が高いので、血圧が一気に上がってしまうことを考慮しマグカップの中身は破棄した。
向こうは暑いからこれくらいのしょっぱい飲み物が必要なのでは、またはティーパックがペットボトル一本分なのではと、二人で無理矢理納得しあったのだった。
寝る前に、嫁さんから重大発表があると言われた。
さっきのお茶に使ったお湯は、アスパラガスを塩茹で茹でにするためのモノだったかもしれないと白状した。
もう一度煎れてくれた蓮花茶は、至極真っ当で蓮の花香る美味しいお茶であった。
男性でも全然いける。
蓮花茶を疑ってスミマセン。お茶に罪はなかった。
ただ、最初に飲んだお茶のインパクトがありすぎる。
どうしてもソレと比較してしまう。
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