自立型タープ ステラリッジのフライシート
タープとは何ぞやと言う人もいるであろう。
簡単に言うと庇というか屋根のようなモノで、直射日光や雨からテントや人を守ってくれるモノである。
登山の時に山によってはミニタープを持ち出すことがある。
森林限界以下の山行で食事時に突然の大雨にたたられたときなどは非常に役に立つ。
ただ、ポールを立てて張り綱で固定するため、設営にどうしても時間がかかってしまうのが欠点だ。
二人ならまだしも、一人の時などは大変だ。
ただ、屋根があるだけで体感温度もかなり違う。
張り綱による固定は風雨にもある程度は強く、実際にタープがあって良かったと思うことは数知れない。
という訳で前置きが長くなったが、ステラリッジ2型テントは本体を除くグラウンドシートとフライシートを組み合わせることで、なんと自立型のタープが出来てしまうという。
作り方は極めて簡単で、グランウンドシートの四隅にある金属環にポールの先端を通して交叉状に組み立てるだけである。
その時、頂点の交叉部位を小型のマジックベルトで固定すると楽だ。
後はフライシートをかぶせて、先ほどの四隅の金属環にフライシートの先端を固定すれば良い。
これでできあがりだ。
一人で、しかも超短時間で簡単に出来上がる。
それに総重量も超軽い。
入り口も大きくては出入りは簡単。閉めれば荷物も雨から保護できる。
結露も心配ないのでカメラの保護もばっちりだ。
体育座りで退避するなら4人は行けそうである。
地面との境に隙間があるので蚊やアブを完全に避けることはできないだろう。
またポールの貧弱な固定の上に、単純にフライをかぶせているだけなので、強風に対する耐性は低いと思われる。
自立型という点を見れば、このタープの簡単設営・超軽量というアドバンテージは極めて大きい。
が、実用性はかなり未知数なので、今度雨風の強い日に実際に庭で立ててみたい。
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