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2013年6月13日 (木)

BOA(リールアジャストシステム)

BOAと言っても、どこぞの国のヒトのことではない。
靴ヒモの代わりにワイヤーを用いて、簡単に締め付け/解除が出来るシステムだ。

先日、モンベルで購入したおニューのミドルカットブーツについている。
Gore-Tex マリポサトレールという。
以前のでは急勾配の登山道を歩くと爪下血腫を生じるので、新しいブーツに取り替えた。

20130613a

本来の靴ヒモの部分にはステンレス鋼ワイヤーがあり、そしてヒモを縛る部分にはダイヤルが装着されている。
コレがこのシステムの要であるBOAだ。

20130613b

このダイヤルを回すことでワイヤーが締め付けられロックされる。
一度ワイヤーが固定されたらズルズルと伸びるようなことはない。

20130613c

外すのは簡単で、このダイヤルを手前に強く引っ張れば良い。
カチンと音がして、ワイヤーがスッと緩むのだ。

写真

ゴルフやスノボではよく使われているシステムだという。
山ブームのせいか、とうとうトレッキング領域まで進出してきたらしい。

20130613d

履いてみると、意外にも簡単で具合が良い。
山友達からすると、エビデンスの揃っている靴ヒモの方が無難だよと言っていたが、取り敢えずは自分的に使ってみないと何とも言えないので、聞こえないふりをしておいた。

20130613e
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0-5.6L IS USM

今日は一日雨が降っていたので、ゴアテックス製でもあるこのシューズを履いて外に出て買い物に行ってみた。

途中、しばらく歩いていると足首のワイヤーに余裕が出るので1、2回締め直したが、それ以降は緩むことはないようだ。
ワイヤーにスムースな動きをさせるためか、足全体に独特の締め付け感がある。
靴ヒモにはない感覚だ。

20130613h

便利と感じたのは、買い物途中に食事のために座席へ靴を脱いで上がったのだが、速攻で靴を脱げる事だ。
また、手洗いに行くため、再度靴を履くときも一瞬だ。
靴ひもの場合はこうはいかないだろう。

20130613g

なんと言ってもリールを締めなくても、スリッパのようにカッポカッポと手洗いに行けるのだ。
靴ひもの場合に同様のことをすると、ヒモが手洗いの床に付着するので衛生的にも再度触れることに抵抗がある。
が、このシステムでは垂れるヒモがないので手間がかからない。

テント泊などではブーツをはき直すのが面倒なので、わざわざ折りたたみシューズを持参するのだが、このブーツならいらないのではないだろうか。

20130613i

圧倒的に優れていると感じたのが、「片手」で靴ひも(ワイヤー)の固定が出来ることである。
靴ひもならば両手を使わないときつく締めるのは不可能だが、このBOAは片手で可能だ。
ヒョイと足を上げて片手でカリカリ・・と締め上げれば良い。
なんと簡単なのか・・・・。

20130613f

私はmontbellのブーツを初めて購入した。
失敗してもつぶしが効くようにとハイカットでなく、ミドルカットにしておいたのだ。

山での使い勝手はこれからだが、街歩きで使ったところ特に問題となるような箇所には気づかなかった。
当然普段履きのシューズの方が街歩きには優れているが、土砂降りの雨の中で快適に過ごせたことは間違いない。

まあ、いきなり高山は心配なので低山から使い込んでみましょうかね。

感想は後日に・・・・

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コメント

自転車(ロードバイク)でもこういうシステムがあり、軽量に仕上がることから流行っているみたいです。自転車以外にまででてきたんですね、良いこと聞きました。

こんばんは。
自転車界隈では既に一般的になっているのですか。

なるほど、確かに自転車ではこのシステムの方が靴ひもをペダルやチェーンに巻き込まないので優れていますね。

山屋さん達の中ではまだまだヒモがメインのようです。
敢えて山で長所をいうならば、朝の混雑する山小屋玄関での靴履きラッシュから速効で外に出られるという所でしょうか。

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