EF17-40mm/F4.0L USM(スペック)
発売された当初はユーザー誰もが大絶賛をした超有名なキヤノンのLズームである。
当時はまだデジタルユーザーの大半がAPS-Cで、純正と言うことに限れば換算で27-64mm域と唯一の標準ズームではなかっただろうか。
しかも軽量且つLズームという事も相まって、人気は極めて高かったことを覚えている。
ではスペックに入ろう。
焦点域は17-40mmと超広角から標準に近いレベルまでをカバーしている。
非常に便利なF4.0ズームレンズである。
サイズは83.5x96.8mm、重量はなんと驚きの475gである。
レンズ構成は9群12枚。
3枚の非球面と1枚のUDレンズが組み込まれている。
インナーズームなので鏡胴がズーミングで伸びることはない。
フィルター径は広角では比較的ノルマルな77mm。
17mmスタートなのに保護フィルターが取り付けられるようになっている。
最近の広角トレンドである半球状の前玉ではない。
これだけフラットに近い前玉を見ると、収差や像面湾曲などが少し出やすいのかな、なんて不安に思ったりして・・・・。
最短撮影距離は28cm、最大撮影倍率は0.24倍だ。
17mmから40mmまでカバーして、しかも475gしかなくて、そして寄ることができる。
なんという美味しいズームなのか。
人気があったのも頷ける。
このレンズはレンズ後部にゼラチンフィルターを装着することも出来る。
後面にも前面にもフィルターを取り付けられるとはハイブリッドなレンズである。
または、畑中葉子なレンズと言えるかもしれない。
当然、私は前面にフィルターを取り付けた。
APS-C時代に一世を風靡した超有名レンズ。
はたして、フルサイズではどのような写りになるのか。
テスト撮影が楽しみである。
中古なので偏芯していないことを願いたい。
EF17-40mm/4.0L USM
スペック
テスト撮影
実写と感想
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