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先日、散歩に出かけた帰りにおまわりさんの自転車を見かけた。
後ろのカゴに警視庁の文字が輝いている。
巡回中なのであろうか、警察官の姿はなかったが自転車のみが止めてある。
おまわりさんの自転車などじっくり見る機会はあまりない。
学生の頃は警察官の自転車は特殊改造されていて、非常に速度が出るのだなどと怪しい噂話を聞いたモノである。
どれどれとよく見てみると・・・・。
あれ、バッテリー自転車だ。
さすが日本の警察である。
自転車にまでこういうコストを惜しみなくかけてくれることはありがたい。
Canon EOS 5D MarkIII+EF17-40mm/4.0L USM
考えて見ればこの辺りは急な登坂が目立つ地域だ。
早急に現場に駆けつけるため、こういったバッテリー自転車を導入しているのであろう。
状況に応じては体力の保持も重要になる。
私の気がつかないところで、バッテリー自転車が治安維持に役立っているとは思いも寄らなかった。
ありがたいことである。
先日、広角から望遠まで揃えたキヤノンのコンパクトLズーム3本を持ち出して散歩に出かけてみた。
17-40mm/4.0Lと24-70mm/4.0L ISと70-300mm/4.0-5.6L ISだ。
このコンパクトとは言え、3本のズームを持ち出すとなるとそれなりの重量になるはずだ。
今回は雨の翌日でもあったためにロエベの革製バッグでなく、プラダの強化ナイロン製のバックをチョイスする。
こちらの方がナッパ革に比べて桁違いに固く、重いレンズを入れても歪まないのだ。
スバラシイ。
ボディに24-70mmを装着して、3本入れるとちょうどいい。
隙間にペットボトルとお菓子を入れれば完成である。
もちろん、サイドファスナーにはシートが入っている。
ちなみに総重量は475g+600g+1050g+950g=3kg強だ。
やはりちょっと重い。
昨年から軽く筋トレを行っているが、やはり重いモノは重いのだ。
それに私の体が甲虫の腹のようになって気味が悪いと嫁さんからも不評である。
女性陣には筋トレは受けが良くないようだ。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
さて、話を切り換えて早速実戦での使用感だ。
やはりメインは標準ズームの24-70mm/4.0L ISである。
マクロモードも付いているので被写体を選ばないのが嬉しい。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
手振れ補正もしっかり効いているので安心して撮影出来る。
マクロモードだと時折AFが不安定になるが、ズームリングを動かすとすぐさま合焦する。
このズームを買って良かった。
Canon EOS 5D MarkIII+EF17-40mm/4.0L USM
次は実戦投入がお初である17-40mm/4.0Lだ。
ああ、結構良いレンズじゃあないですか。
なんと言っても軽いのがありがたい。
Canon EOS 5D MarkIII+EF17-40mm/4.0L USM
周辺域の色収差がちょっと気にはなるが、自分的には全然許容範囲だ。
ちょっと解像度が気になるかな?
くどいようだが、広角ズームなのにこの軽さである。
このズームを選んで良かった。
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0-5.6L IS USM
最後に新型の望遠ズーム70-300mm/4.0-5.6L ISである。
これはなかなかスゴイ。
さすが最新型だと納得させるほどの高解像な画像を出す。
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0-5.6L IS USM
フォーカスも高速なので使っていてストレスがたまらない。
手振れ補正の効果には一瞬のラグがあるが、コツさえつかめれば問題なさそうだ。
このズームを持ってて良かった。
この3本があれば旅行には全てまかなえそうだ。
ただ、ハイスピードレンズがないために、高感度で対処するしかないであろう。
試しに24-70mm/4.0L ISの標準ズームの代わりに、所持しているコシナのマクロプラナー50mmを代替したらどうなるだろう。
こちらは510gと、標準ズームより100g弱軽く出来る。
マニュアルフォーカスであることが難点だが。
17-40mm/4.0
50mm/2.0(マクロ)
70-300mm/4.0-5.6
あー、17-40mm/4.0L USMの幅広い焦点域が効いているので十分実用ではありそうだ。
でも、その場合は常時レンズを17-40mmにすることになる。
ちょっと私の場合では使いにくいかな?
今度、このパターンでも持ち出してみよう。
私の大好きな換算40mmの焦点域を有するG20mm/1.7の後継レンズである。
本日、パナソニックから発表された。
パナソニックがLUMIX G 20mm F1.7 II ASPH. を正式発表
デジカメinfo
7月11日に発売されるようだ。
光学設計はG20mm/1.7と変化がないらしい。
デザインとカラーを変えて、重量を87gと現行に対し10g強ほど軽くした。
光学設計が同じとなるとインナーフォーカスというわけではないようだ。
この辺がちょっと残念である。
まあ、パンケーキレンズなので、そこまで求めるのは酷だろうか。
光学系に変化がないと言うことならば、今回はどうするかな?
動作音も相変わらずのようだし。
Panasonic DMC-G2+G20mm/1.7 ASPH.
G20mm/1.7は非常に使いやすくていいレンズだ。
持っていて損はしないレンズなのだが、ガワだけ変わったモノを買い換えるというのも・・・・。
うーん・・・・。
キヤノンの古いレンズの購入を考えている。
発売から20年以上経過しているが、未だに現役のレンズだ。
TS-E45mm F2.8である。
以前、もうティルト・シフトレンズは難しいのでもういいやと匙を投げたことがあったが、懲りずに再び狙っている。
発売が91年なので、私がまだ学生の頃だろうか。
間違いなく私の所持するキヤノンレンズの中では最古参に位置するものになる。
さて、問題なのが「新品を購入する」か「中古を探す」かということだ。
何しろ発売年月日が古いので、敢えて新品を購入するのにも躊躇する。
かといって数の出ているレンズではないため、中古品が潤沢にあるわけではない。
Nikon D700+PC-E micro NIKKOR45mm/2.8ED
噂にもなったTS-E45mm F2.8の後継が出るとしたら、おそらくはLレンズであろうし、Nikonの同等品である新型PC-E45mmのようにハーフマクロが付いているかもしれない。
ここで現行新品に走るのはかなり博打に近いような気がするのだ。
Nikon D700+PC-E micro NIKKOR45mm/2.8ED
という訳で、現在は中古のTS-E45mm F2.8を探しながら、そしてその後継機の発表を待ちつつ、現行の新品を注文しようかどうか悩んでいる最中なのだ。
困る。
今日は昼休みに写真でも撮ろうかとカメラを持ち出したが、先ほどから聞こえる雷に加え雲行きがよろしくない。
案の定、しばらくしたらポツリポツリと降ってきた。
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0-5.6L IS USM
かなりの雨脚になってきた。
防滴ボディにレンズではあるが、私の服装が防滴仕様ではないために写真もそこそこ早目に引き返した。
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0-5.6L IS USM
この調子では午後の仕事は暇そうかななんて考えていたら、あっという間に雨は上がってしまった。
ソレと同時に昼休みは終わりである。
結局何も出来なかった。
念願のEOS MのAFに対するファームアップが出るらしい。
6月27日と言うことだ。
EOS M の新・旧ファームのAF速度の比較動画が掲載
デジカメinfo
ハイブリッドAFといううたい文句のEOS Mであったが、どう見ても時代遅れのコントラストAF張りな速度に閉口した思いがある。
リンク元の動画を見るとそこそこのスピードにはなっているようだ。
私にとって問題なのは、テレコンを噛ました状態でAF速度が改善されているかと言うことだ。
私は望遠レンズを用いて換算1000mmオーバーとして使うためにEOS Mを購入した。
EFの大柄な望遠レンズで、ピント合わせにレンズ駆動が激しいと、小柄なバッテリーのEOS Mはすぐに根を上げてしまうのだ。
フォーカス速度の改善はバッテリーにも良い意味で影響するだろう。
でも、このAF速度が事実ならば一般撮影でも十分実用的になりそうだ。
今度出るEF-M11-22mm/F4-5.6 IS STMを購入すれば山カメラにも使えそうな予感が・・・・。
いやいや、既にコンパクトなマイクロフォーサーズがあるので、またもやマウントを増やすと碌な事にならないから止めておこう。
マイクロフォーサーズ機にEFレンズのAFを可能とした電子接点を持つマウントアダプターがあれば全て解決するのであるが、なかなかそういう製品は現れないようだ。
しばらくはEOS Mを使えと言うことであろう。
今日は一日雨降りだった。
さぞかし仕事も暇であろうと考えていたら、思いのほか忙しくて大変であった。
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0-5.6L IS USM
こんな一日だったので、ネタなど何もない。
取り敢えず、昼休みに重い5D3と70-300mm/4.0-5.6L ISを持ち出した。
雨の中、カメラを持って動き回るのはレンズ共に防塵防滴とはいえ気が引けるモノだ。
レンズを上に向けるには勇気がいるのでアイレベルでの撮影ばかりになる。
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0-5.6L IS USM
こんな時でも蚊はやってきた。
結構降っているにもかかわらず、ワンサカ飛んでいる。
雨粒に当たって地面に叩きつけられないのだろうかと疑問に思うが、飛んでいる蚊どもは一向に雨にぶつかる気配など見せずにしつこくしつこく寄ってくる。
が、思いのほか動きは鈍いようだ。
一度視認すれば、滅多なことで見失うことはない。
晴れの日に比べて簡単に蚊を握りつぶせる。
ここでミソなのが片手で握りつぶすと言うことだ。
大柄なキヤノンシステムをぶら下げていても、片手のみならば素早いフットワークも可能である。
15分ほどの撮影で10数匹片付けることが出来た。ヨクヤッタ!
でも、雨上がりはさらに蚊が増えるんですけどね。
私はレッドブルが大好きだ。
数年前、ライカS2を手に入れた帰り道、渋谷の裏通りでレッドブルの無料試飲をやっていた。
そこで手渡されたときに初めて飲んだのだ。
まだ残暑の残る暑い夏の日であった。
吹き出す汗を拭いながら、キンキンに冷えたレッドブルを一気に飲み干した時に、なんだこの旨さは!と驚きながらしげしげと空缶を見つめてしまった。
渋谷に寄ったのは釣具屋に寄るためであったのだが、アレは旨い飲み物だったなあとぼーっと考えていたせいで、ライカS2の入った紙袋を釣具屋の通路に置いてきてしまったほどである。
あの時ほど心臓がキューッと締め付けられたことはない。
レッドブル効き過ぎである。
慌てて釣具屋に引き返して手荷物を見つけるまでの微妙な時間たるや筆舌に尽くし難い。
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0-5.6L IS USM
以来、よく飲むようになってしまった。
類似品が多数出ているが、レッドブルに敵うものは今のところ存在しないと私は感じている。
エビデンスもバッチリだ。
レッドブルを見る度に"ライカS2事件"を思い出す。
見つかったから飲んでいるが、もし見つからなかったらきっと再び口にすることはなかったであろう。
レッドブル、恐るべし。
シグマより発表されていた18-35mm/1.8DC HSMの購入を見送ることにした。
キヤノンマウントで予約をしていたのだ。
F1.8通しのズームは世界初だ。
換算29-56mm/F1.8となるハイスピード標準ズームは非常に魅力的ではあった。
だが、これ以上マウントを増やしてどうするという葛藤とともに、発表日以来の数日間、悶々と購入すべきか否かを考えていた。
何しろ発売が28日なので時間的な余裕は少ない。
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0-5.6L IS USM
きっと購入してしまったら、またAPS-C専用の広角ズームと望遠ズームを揃えることになるのは目に見えているので思いとどまったわけである。
コレを予約注文していたいつものカメラ屋さんには悪いことをしてしまった。
先日の続きである。
5D3とのレンズのAF微調整も済んだため、早速のフォーカスシフトの確認に入る。
スパイダーレンキャルまでの距離は通常撮影の最短38cm。
5D3のISOは100、WBはオートに固定した。
絞り優先モードにして、各絞り値にて撮影を行った。
【通常モード】
開放(F4.0)から1段ずつ絞ってF22まで撮影した。
写真はすべて分かりやすくするためトリミング画像である。
開放では焦点の合ったスケールは"0"となっている。
1段絞ったF5.6では-2.0mm
2段絞ったF8.0では-4.0mm
3段絞ったF11では-5.0mm
4段絞ったF16では-7.0mm
5段絞ったF22では-9.0mm
絞るほどに焦点の被写界深度が深くなるために、その中央当たりのスケールを読んだつもりである。
分かりやすいようにサムネイルを作ってみた。クリックで拡大する。
自分が思っていたほどのフォーカスシフトは生じていないようだ。
基本、接写では手振れを防ぐために開放で撮ることが多い。
このレベルならば被写界深度を考慮してもさほど気にしなくても大丈夫であろうか?
いやいや、更なる接写。
つまりマクロモードで撮影したときにフォーカスシフトはさらに激しくなるのであろうか?
ここでマクロモードでも同じような検証をしてみたい。
スパイダーレンズキャルの構造上、レンズが接触する直前でテスト撮影を敢行した。
カメラボディ条件は上記に述べたものと同じである。
【マクロモード】
コレには極端なトリミングは必要なさそうだ。
開放での焦点の合ったスケールは"+1.0mm"。
1段絞ったF5.6では+0.5mm
2段絞ったF8.0では0mm
3段絞ったF11では-0.5mm
4段絞ったF16では-1.0mm
5段絞ったF22では-1.5mm
思ったよりもシフト領域が小さい。
1段絞って0.5mm単位である。
これならマクロモードでは殆ど気にしなくて良さそうだ。
自分はマクロモード時はほぼ開放で撮影することが殆どだからである。
こちらも分かりやすくするためサムネイルを作成した。クリックで拡大する。
通常モードもマクロモードも一般的な撮影であれば、まず気になることはないだろう。
開放F値がF4.0と幾分暗めなのが幸いし、被写界深度で上手くごまかせると思う。
ただ、等倍鑑賞を楽しみたい方は素直に高級標準ズームや専用のマクロレンズを使用した方が吉だろう。
様々な原因で起こる微妙なピントズレを、レンズ固有の持病だととらえてしまう可能性が高い。
そうなればこの汎用性の高い超便利ズームを、駄ズームレンズと認識してしまって、本人のみならずレンズそのものも可哀想である。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
個人的な考按を述べさせていただくと、先に述べたように通常使用では全く心配しなくて良いレベルだと思う。
フォーカスシフトは確かに生じる。
しかし、そのレベルは自分が考えていたよりもずっと小さなものであるし、何より実写撮影時に於いて疑問を感じることはなかった。
このレンズのスペックを見て、「一本の標準ズームに0.7倍マクロ添付で600gかぁいいなあ」と思えた方は超おすすめだ。
逆に「Lレンズだし、マクロも付いているからお値段的にコスパの優れた製品かな?」と思った方は、素直に各々の専用Lレンズを購入することを推奨したい。
EF24-70mm/4.0L IS USMには有名な欠点がある。
フォーカスシフトだ。
フォーカスシフトとは開放域でレンズのピントを合わせた後、絞り込みなどでF値を変化させたときにピント位置がズレることを言う。
レンジファインダー機で古いレンズを使ったりするとみられる現象だ。
私もライカMで洗礼を受けた。
が、レンジファインダー機は構造上、最短撮影距離が70cmほどと距離があるためにレンズの焦点距離に気をつければさほど影響のないものだった。
だが、今回は寄ることのたやすいSLRレンズの、しかも24-70mm域という中核標準ズームにその現象が起きるのだという。
キヤノンEF24-70mm F4L IS はズーム全域で高解像力だがフォーカスシフトが目立つ
デジカメinfo
主力レンズとして期待して購入したテンションを、かくも簡単にへし折られそうになるこのフォーカスシフト問題をちぇり小屋的にチェックしてみたい。
フォーカスシフトは長焦点の方が分かりやすいのでテレ端70mmで検証を行う。
まず、フォーカスシフトを正確に確認するためには、EF24-70mm/4.0L ISのピント精度を整えておく必要がある。
そこで出番なのがコイツだ。
スパイダーレンズキャル。
位相差AF微調整の付いているデジタル一眼カメラの調整用ツールで、各レンズの前ピン、後ピンの具合が分かり、カメラを調整することでジャスピンに出来るという優れものである。
3年近く前に購入したモノだ。
スパイダーレンズキャルは45度角のルーラーが付属しているが、これは真上から見ると数値が記載されている単位がちょうど1cmにあたるようである。
なので、以後は一目盛り1mmという形で話を進めていきたい。
キヤノンの5D MarkIIIにはAFマイクロアジャストメントという個別レンズに調整出来る機能がある。
早速調整しましょう。
まずは通常モードによる最短撮影距離で行おう。
早速テレ端70mmmに合わせ、レンズキャルとボディとの距離を38cmに設定した。
手を入れない状態でまずは開放で試し撮りである。
うーん、ピントは合っているような合っていないような・・・・。
分かりにくいので今後は全てトリミング画像を出す。
あー、こうすると分かりますね。
ルーラー脇の黒い部分に小さいゴミが付いているが、これがピント位置の指標になりそうだ。
-5mm辺りにピントが来ている。
実はこの後に、なかなかピントが合わなくて四苦八苦するのであるが、ようやくAFマイクロアジャストメントの目盛りを-18まで動かして焦点を合わせることが出来た。
ギリギリである。
これでバッチリ・・・・、だと思う。
AFマイクロアジャストメントの一目盛りはどの程度の意味があるのだろう。
ペンタックスK-7の時も全く反応しなかったので、この機能を少し嫌いになりそうである。
さあ、ピント調整も済んだことであるから、いよいよフォーカスシフトのチェックを行いたいと思う。
が、残念ながらここで時間切れだ。
続きはまた明日と言うことで。
登山や災害時に備え、せっかく購入したソーラーパネルであるが、こう天気が良くないと充電検証もできない。
なので昨日買ってきたカラビナを用いて、取り敢えずザックに取り付けてみよう。
愛用ザックはドイターのFutura Vario 50+10だ。
今までのFutura Varioは嫁さんに貰われていったので、昨年末に2代目を購入した。
通常使用容量は50lだが、口を伸ばすことで60lまで対応出来るという優れものザックである。
バリオと言う名前がつくところがドイツらしい。
ちなみに外国製のザックは若干表記容量より少ない気がする。
このザックも50lという事になっているが、日本製モンベルの45lザックより容量が入らない。
まあ、背中が汗でも濡れにくいというエアコンフォートプロシステムを採用しているため、ザック全体が軽く湾曲しているせいもあるだろうか。
ただ、このエアコンフォートプロシステムは秀逸で、汗かきの自分としてはこのシステム以外に選択肢は無いと考えている。
嫁さんも絶賛していた。
ちょっと話が脱線した。
さて、ソーラーパネルを取り付けるのであるが、取り付ける部分はザックの天蓋部にリング状ヒモが4カ所取り付けられている。
ここにソーラーパネルを付ければ良い。
そのためにミニカラビナを購入してきたのだ。
本当はもっと小さくても良かったのであるが、モンベルではこれ以下は見当たらなかった。
ここでソーラーパネルを取り付ける向きが重要となる。
充電池の入れ替えや歩行時の振動を考えて、心臓部である充電器は天蓋部に固定することにした。
向きを決めてソーラーパネルとザック天蓋部の4カ所をミニカラビナで取り付ける。
これで取り付け/取り外しは自在だ。
つまんで開けばこの通り。
単独登山だと、パネルを開くことは可能だが、一人で閉じることは無理と思った方が良い。
また、防滴ではないので天気が悪いときにはさっさとパネルをしまう必要がある。
一人だけの時は面倒かなあ。
うーん、どうですかね。
テント泊の時には活躍しそうな感じであるが、普通の電池を複数持って行った方が容量的にも重量的にも軽く済みそうではある。
ただ、これは不測の事態に陥ったときには超心強いアイテムなのだ。
特に単独時に。
どうだろう?
山に持ち出すかなー・・・・?
今日は色々やることがあって、ブログ更新の記事が間に合いそうにもない。
なので今日のブログはこれでおしまいである。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
最近、キヤノンのDSLRばかり使っている。
マイクロフォーサーズはすっかり隠居である。
まあ、17-40mm/4.0Lといい、24-70mm/4.0L ISといい、70-300mm/4.0-5.6L ISといい、17mmの超広角から300mmの望遠まで3本も新規のズームレンズを導入してしまったのだから仕方がないだろう。
ちなみに3本のズームレンズをバッグに詰めたら、レンズってこんなに重かったっけと驚かされた。(笑)
体がマイクロに馴染みすぎである。
TPOで使い分ければ良いバランスシステムになりそうだ。
BOAと言っても、どこぞの国のヒトのことではない。
靴ヒモの代わりにワイヤーを用いて、簡単に締め付け/解除が出来るシステムだ。
先日、モンベルで購入したおニューのミドルカットブーツについている。
Gore-Tex マリポサトレールという。
以前のでは急勾配の登山道を歩くと爪下血腫を生じるので、新しいブーツに取り替えた。
本来の靴ヒモの部分にはステンレス鋼ワイヤーがあり、そしてヒモを縛る部分にはダイヤルが装着されている。
コレがこのシステムの要であるBOAだ。
このダイヤルを回すことでワイヤーが締め付けられロックされる。
一度ワイヤーが固定されたらズルズルと伸びるようなことはない。
外すのは簡単で、このダイヤルを手前に強く引っ張れば良い。
カチンと音がして、ワイヤーがスッと緩むのだ。
写真
ゴルフやスノボではよく使われているシステムだという。
山ブームのせいか、とうとうトレッキング領域まで進出してきたらしい。
履いてみると、意外にも簡単で具合が良い。
山友達からすると、エビデンスの揃っている靴ヒモの方が無難だよと言っていたが、取り敢えずは自分的に使ってみないと何とも言えないので、聞こえないふりをしておいた。
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0-5.6L IS USM
今日は一日雨が降っていたので、ゴアテックス製でもあるこのシューズを履いて外に出て買い物に行ってみた。
途中、しばらく歩いていると足首のワイヤーに余裕が出るので1、2回締め直したが、それ以降は緩むことはないようだ。
ワイヤーにスムースな動きをさせるためか、足全体に独特の締め付け感がある。
靴ヒモにはない感覚だ。
便利と感じたのは、買い物途中に食事のために座席へ靴を脱いで上がったのだが、速攻で靴を脱げる事だ。
また、手洗いに行くため、再度靴を履くときも一瞬だ。
靴ひもの場合はこうはいかないだろう。
なんと言ってもリールを締めなくても、スリッパのようにカッポカッポと手洗いに行けるのだ。
靴ひもの場合に同様のことをすると、ヒモが手洗いの床に付着するので衛生的にも再度触れることに抵抗がある。
が、このシステムでは垂れるヒモがないので手間がかからない。
テント泊などではブーツをはき直すのが面倒なので、わざわざ折りたたみシューズを持参するのだが、このブーツならいらないのではないだろうか。
圧倒的に優れていると感じたのが、「片手」で靴ひも(ワイヤー)の固定が出来ることである。
靴ひもならば両手を使わないときつく締めるのは不可能だが、このBOAは片手で可能だ。
ヒョイと足を上げて片手でカリカリ・・と締め上げれば良い。
なんと簡単なのか・・・・。
私はmontbellのブーツを初めて購入した。
失敗してもつぶしが効くようにとハイカットでなく、ミドルカットにしておいたのだ。
山での使い勝手はこれからだが、街歩きで使ったところ特に問題となるような箇所には気づかなかった。
当然普段履きのシューズの方が街歩きには優れているが、土砂降りの雨の中で快適に過ごせたことは間違いない。
まあ、いきなり高山は心配なので低山から使い込んでみましょうかね。
感想は後日に・・・・
先日、一昨日と微妙な記事が連続したので、今日はいつものようにカメラネタを。
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0L IS USM
今日は雨の中、望遠レンズである70-300mm/4.0-5.6L IS USMを持ち出した。
最近、お気に入りの望遠ズームである。
だが、このズームを使っているときにどうしても気になる部分が現れた。
ズームリングとピントリングのポジションが、普段使いのズームに対し位置が逆なのだ。
普段キヤノンのズームレンズを扱うときは、カメラを構えた状態で手前がズームリング、向こう側がピントリングになっているレンズが非常に多い。
ところがこの70-300mm/5.6L IS は手前がピントリングで、向こう側がズームリングなのだ。
なので、ファインダーを覗きながらズーミングをしようとしても、「アレ?変わらんぞ?」
と、混乱する状況が極めて高い。
特にこの望遠ズームは、ズームリングが正順の17-40mm/4.0Lや24-70mm/4.0L ISと組み合わせて使うので、どうしても操作を間違える頻度が多すぎる。
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0L IS USM
一本だけで独立して使うような高倍率ズームだったら気持ちの切り換えも出来るだろうが、この望遠ズームは上記のレンズ群と組み合わせて使う予定なのでやや不安だ。
まあ、構造上どうしようもないと思うので諦めて使っていこうと思う。
慣れてくれるといいのだが。
今日は半日雨であった。
なので雨の形で思い出したことを少し。
不思議系の話が二夜続くことをお詫びしたい。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
私はUFO(未確認飛行物体)を二度見たことがある。
いや、そっち系に興味は全くない。
逆にこういう話を書くとあっち系の人ですかと疑われないかと不安になる。
私は恒星間航行を可能にしている異星人など存在していないと思っているくらいだ。
いいところ惑星間航行止まりであろう。
結局はその星系内恒星が寿命を尽きるとともに、その文明も滅んでいるのが全てではないかと考えている。
だから宇宙人がUFOに乗って来るなどというのは夢物語だと信じている。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
話を戻そう。
正真正銘の未確認飛行物体(Unidentified Flying Object)を20年近く前に目撃した。
釣りの大好きな同僚と一緒にヘラブナ釣りに出かけた帰りのことだ。
時間は午後3時くらいだろうか。
同僚の運転する車の助手席で他愛のない話をしているときだった。
同僚がアレは何かしらとフロントガラスの向こうを指さした。
晴れた青空の向こうに涙滴型のグレーな物体が浮いている。
距離は400か500mと言ったところだろうか。
まさに水のしずく、水滴型の浮遊物だ。
さあ?気球かアドバルーンじゃないの。
が、同僚は納得しない。
そうであるなら「すぼまった部分」が下を向くはずなのに、アレは上を向いている。おかしいよ。空飛ぶ円盤よ、あれは!
同僚はいきなり飛躍した結論をはじき出した。
そっち系が大好きな同僚は興奮している。
まあ、そんなに慌てなくても。あれの形は円盤じゃないだろ。(笑)
車を止めさせて、後ろのトランクからヘラウキを見る双眼鏡を取り出して覗いてみた。
形はまさに涙滴型。
しかし、下部にヒモなどはついていない。
全体がメタリックな黒鉄色でスムースな表面をしている。
それはゆっくりと動きながら建造物の向こうへと消えていった。
なんだ、アレ?
ちなみに初回のUFOは中1の時。
先日話した伊豆の別荘で、母親と弟の3人が花火をしているときに全員目撃した。
こちらの話はあまりにもリアルすぎて、友人らに話してもネタだろ?と本気にしてもらえず、話しているうちに自分が鬱になるのではと思うほど信じてもらえない。
こっちの方をブログに書いたら、コイツやべえと思われる率が高いのだ。
世の中には事実でも話さない方が良いこともあるのだと気づかされたエピソードである。
だから初回UFOの話は社会人以降、嫁にも言っていない。
墓場にまで持って行くつもりだ。
小学校入学前後の頃だったと思う。
"ひとだま"を見たことがある。
ちょうど夏休みだったために家族で伊豆の別荘に来ていたときのことだ。
夜半から降り始めた雨は激しい雷雨を伴っていた。
別荘にはテレビが無かったので兄と将棋をしているとき、突然停電が起こり室内は真っ暗になった。
私は兄にしがみつきながら両親の部屋へと逃げ込んだ。
父はまたヒューズが飛んだのではないかと調べていたが、直に戻ると周りの家の電気が消えているので停電だろうと語ってくれた。
扇風機も止まったままなので、仕方なく蒸し暑い将棋の部屋に一人で戻り、窓を開けて頬杖をしながら雨の降る外の暗い景色を何気なく眺めていた。
道路の街灯も全て消えており、人通りは全くない。
雨のせいか外気は少し涼やかだ。
ただ、雨が降りしきる音だけが暗闇の中から聞こえてきていた。
と、通り向こうに明かりが一つだけ見える。
電信柱の上の方だ。木製の電柱がうっすらと照らし出されている。
街灯の傘が被って見えるので、一つだけ電気がついているように見えるのだ。
あそこだけ電池式なのだろうかと幼い頭で考えていたがどうもおかしい。
明かりが右に左に動いている。
人が持つにはあまりにも高さがある。
しばらく見ていたときに、ふとアレが"ひとだま"ではないかと気がついた。
初めて見た。
まるで電球の光のようではないか。
ふわりふわりと左右に揺れながら流れていく。
もうかなり向こうへ行ってしまっている。
私は慌てて兄と両親を呼びに行き、是非見て貰いたいモノがあると手を引いて連れてきた。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
ひとだまが見えるよ!本物だよ!と火の玉のあった方を指さした。
兄は、どこだどこだと覗き込むがよく分からないらしい。
私は道路に出て近づけばまだ見えるはずだと、兄と一緒に暗い玄関へと向かった。
その時、突然母に「止めなさい!」と怒鳴られた。
不満の表情をしながら何故だと聞くと、母はああいうモノは興味本位で見に行くことは良くないものだと窘められた。
兄と不満を口にしながらもその時は諦めた。
あれから40年が経った。
兄はすっかり忘れてしまっているが、夜に雷雨が来るといつも思い出す。
あの夜以来、私は一度も火の玉は見ていない。
今ではプラズマが原因ではないかという説もある。
プラズマですか。
どうせなら目の前でしっかりと見ておきたかった。
未だに悔やまれる。
前から欲しいと思っていた。
登山の縦走はもちろんのこと、災害時に停電を生じたときの乾電池および携帯への充電など役立つ事は間違いないと睨んでの購入だ。
晴れていればの話であるが。
手にしたのはGOAL ZERO、Guide 10 Plus Adventure Kitという充電器付きモデルだ。
ソーラーパネルの出力は7W、熱変換効率は17-18%と思っていたよりも全然良い。
単3/4兼用充電器が付属しておりニッスイ充電池を4本同時にチャージ出来る。
所要時間はカタログスペックで約2~4時間。
携帯電話へは直接コネクターをつないで充電出来るらしい。
所要時間は1~3時間ほどだという。
ちなみにスマホへはフル充電した充電池を装填した充電器から行うらしい。
安定した電気の供給を行うにはこの方法しかないという。
所要時間は2~4時間ほど。
この商品より大きいものを選べば、より性能はアップするが今度は持ち運びに難儀する。
また逆に小さけれ持ち運びは便利だが、充電所要時間が激増してしまう。
トータルなバランスを考え、A5サイズにまで折りたためるこの商品をチョイスしたのだ。
商品の四隅にはリング状になったひもが取り付けられており、ザックのトップにカラビナを使って取り付けることも出来る。
使う時はマジックテープを剥がしてパネルを開くだけだ。
これから梅雨が本格的になるので実験をする時間は限られるが、スペック通りの実用性があるのか後日検証してみたい。
私の左目にはノミがいる。
ノミとは小さくてピョンと跳ねるアレである。
気づいたのは小学校の高学年だ。
理科室で顕微鏡を覗いていたときにいることが分かった。
目の焦点位置を変えると現れるのだ。
虫がいると当時の理科の先生にこういう虫だと絵を描きながら相談したが、あり得ないと相手にもされなかった。
脚に毛まで生えているというのに。
実は目玉の中に虫がいることに対し思い当たる事件があった。
小3の時に、父にフグ料理を連れて行ってもらった時だ。
夜道を家族で歩いているときに、一陣の風とともに左目に強烈な痛みが走った。
もうフグ料理ではない。
店の中でも痛くて痛くて悶絶し、フグを楽しむどころでは無かったのだ。
だが、親には言わなかった。
フグ料理のこともあるが、目玉を医者にいじられるなど、当時の私には考えられないほど恐ろしいことだったのだ。
この痛みは一ヶ月ほど続いていたのを覚えている。
中学生になっても、高校生になっても、大学生になっても左目にはいつもノミがいた。
当然虫体は最初に気づいたときからとうに死んでいる。
中学・高校でも全くノミに関しては信じてもらえなかった。
だが、月日が経つことにノミの色が薄くなっていることに気づいた。
気づいた頃は薄い茶色だったのが、徐々に薄くなり大学生の頃にはほぼ透明な外表皮だけになった。
つまりは外側だけで中身が空っぽになったのだ。
おまけに脚もボディから取れかけている。
大学では双眼の光学顕微鏡を実習で頻繁に使用した。
コレを使うと非常にノミが分かりやすい。
画力も当時に比べアップしていたので、接眼部の目盛りを使って虫体をリアルに模写し、生理学の先生に見せながら相談したところ、その道のプロの方を呼んで頂いた。
別室の暗室に通されて、スリットランプと眼底鏡でじっくり覗かれた。
結論は見つからない、分からないと言うことだった。
既に殆ど透明な殻だけだったのだ。仕方あるまい。
このノミを顕微鏡下で見るとき、素早く視線をずらすとノミはワンテンポ遅れてゆっくりと視野の真ん中に戻ってくる。
このことを話したときに、既に虫体は硝子体の中に入ってしまっている可能性が高いだろうと言われた。
外科的に取ることは止めた方がよいとのことだった。
いや、私もそこまでして取ろうとは思っていない。
初めて気がついた時から40年近く経った今も、ノミは私の左目に入っている。
現在も双眼の顕微鏡を使うことがたまにある。
その時にいつも見えている。
だが、ノミはもうバラバラだ。
胴体は三つに分かれ、脚はもう方々に散っている。
注意して見なければ気がつかないほどのレベルだ。
大学時の医動物学実習の時に確信した。
コイツはネコノミである。
何年も前から気になっていたレンズである。
いつか購入しようと考えていたら、いつの間にか10年ほど経っていた。
実際に新品を購入しようとなると、10年のブランクを埋めるほどの理由を見つけることは難しい。
が、上手い具合に中古があったので、渡りに船と24-70mm/4.0L ISと一緒に購入してしまった。
フルサイズ使用での実力はどのようなモノなのか、テスト撮影で確認してみる。
被写体はいつものポン様である。
ボディは5D3、ISOは100に固定、WBはオート。
被写体まで2m、絞り優先モードで撮影を行った。
【テスト撮影】
色乗りは開放から自然で全然使える。
解像度も値段の割には十分だ。
ワイド端では周辺に僅かな流れが見られるが、絞り込むと解消される。
やはり超広角レンズだけあって、開放では隅角部に色収差が目立つ。
また、コマ収差が見られるが2段も絞ればほぼ気にならなくなる。
シェーディングも多少は出るが、個人的には全然いける。完璧ですよ。
テレ端も開放から問題ない。
かなり実用性の高いレンズだ。
24-70mm/4.0L ISの存在に気づかなければ、このレンズとEF70-300mm/4.0-5.6L IS USM、それにMakroPlanar50mm/2.0ZE.で納得していたであろう。
【最短距離撮影】
最短撮影距離28cmでの撮影を行う。
ワイド端では周辺域に収差がかなりわかる。
これは絞り込んでも改善はしない。
ただ、ボケは自然で比較的きれいだと思う。
光源ボケは開放ではアスフェリカルな同心円模様も目立たず奇麗な円形で、口径食も少ない。
絞り込むと七角形になることがわかる。
テレ端では驚くほどぼかすことが可能だ。
さすが焦点距離40mm、最短距離28cm、撮影倍率0.24倍である。
こちらもボケは美しい。
光源ボケもワイド端と同じ感じだ。
ちなみに24-70mm/4.0L ISのテレ端ノーマルモードは最大撮影倍率0.21倍なのだが、あまり差が無く写し出せる。
40mmと70mmというパースの差があるのだが、まあ参考程度に。
中古なので心配だった偏芯も見られず、思ったより良い結果が得られて満足である。
開放から実用的に使えるズームだ。
特にテレ端40mmと言うのが効いている。
そこそこ寄れるレンズなので、状況に応じてはこれ1本でも十分かもしれない。
重量は僅かに475g。
ISは搭載されずに正解だと思う。
発売された当時は、高感度耐性が今ほど優れていなかったためIS搭載を期待する声が多かったが、現行モデルの高感度耐性ならばこの焦点域でもリスクは少ないであろう。
欠点はワイド端隅角部で色収差と流れが目立つことだ。
残念ながら、色収差は絞り込んでも解消されるモノではない。
だが、今はソフト的に修正が可能である。
いい時代になった。
また周辺の流れは範囲が小さいので個人的には気にしない。
と、このようにフルフレームセンサー搭載カメラでも結構使えるレンズであることが分かった。
噂通りのいいレンズですね。
EF17-40mm/F4.0L USM
スペック
テスト撮影
実写と感想
仕事が終わった後に弟から電話があった。
昨年暮れに購入したばかりである実家PCの具合が良くないという。
再起動してもらちがあかないので見て欲しいとの連絡だ。
我が家の兄弟4人の中でPCに比較的詳しいのは私だけだ。
このように相談を受けることが時々ある。
弟は大学で教鞭を執っているが、PCがないと仕事に差し支えるらしい。
今日は残業だったのだが、スタッフらに断って私だけ早引けさせてもらった。
実家では、変なソフトが立ち上がってソフトの起動やネット接続が出来ないと弟が愚痴っている。
どれどれと画面を覗くと、そこには見慣れぬソフトが立ち上がっていた。
Internet seculity。
ウイルスチェックを行うセキュリティーソフトのようだ。
ロゴデザインからマイクロソフト社製だろうか。
しかし、どこにもMicrosoftの文字は見あたらない。
はて、確か実家のPCは別の有料セキュリティーソフトを使っていたはずだが、切り換えたのかと聞いてみた。
ソフトインストールに関しては一切行わないようにしていると答えが返ってきた。
色々いじくり回しみるが何かおかしい。
ブラウザはもちろん、他ソフトへのアクセスがブロックされて一切出来ない。
ただ、このソフトはご覧の通りPCが危険な状況に置かれているのでさっさとアクティベートしろというメッセージを表示するだけだ。
クリックすればカードで購入をよろしくねという画面が開くのみ。
以外の動作は一切受け付けない。
このソフトを終了させるためのダイアログも出てこない。
元からあるセキュリティーソフトはクリックしても全く反応しない。
タスクマネージャーを起動させようにもブロックされてそれすら出来ない。
コントロールパネルからプログラムのアンインストールを行おうにもこのソフトはリストにすら存在していない。
全くのお手上げである。
明らかに作為的なものを感じるソフトだ。
持ち歩いているアンドロイドタブレットを鞄から取り出して検索してみた。
やはり偽セキュリティーソフトのようだ。
PCを人質に身代金を請求するようなソフトだと書いてあるサイトがあった。
言い得て妙である。
サイトに記載してある通りにセーフモードで手順を進め修復する。
レジストリにまで手を入れねばならない状況だった。
JAVA、Adobe Reader、Flash Playerを最新版に、Windows Updateを更新しておく。
最後にマルウェア駆除ソフトでいくつかのファイルを隔離した。
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM
こうして弟のPCは元に戻ったのであるが、そういえば数ヶ月前に旧バージョンのJAVAは危険度が極めて高いというニュースをやっていたことを思い出した。
すぐさま自宅のPCは嫁さんのも含めて対処したが、実家のPCは放置したままだったなあ。
あれがトロイの木馬ウイルスですか。
今回のようにネット環境が一つしか無いと対処の方法を知ることに難儀するだろう。
あんなタブレットでも役に立った。
ありがたいことである。
なんか最近ずっとキヤノン記事である。
日曜日は久しぶりに多摩川に子供を連れて散歩に行って来た。
もちろん、お供のカメラは購入したばかりの旬な24-70mm/4.0L ISと5D3だ。
このレンズの【実写と感想】に関して記事にするには、まだまだ写真枚数と使い込みが少ないので、今回はファーストインプレッションといったところか。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
5D3との組合せはやはり重い。
計1.5kgは超えてくる。
5D3のボディが950gあるので、仕方が無いと諦めている。
なので、今回は24-70mm/4.0L ISのみを持ち出した。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
写りは予想していた通りだ。
24-70mm/2.8L IIのような精細感と透明感には及ばないが、写りの良い標準ズームというレベルは軽くクリアしている。
AF速度も合焦率も問題なく、気持ちの良い撮影が可能だ。
手振れ補正効果も非常に高く、安心して使える。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
気になった逆光性能もクリアしている。
若干、ゴーストは入るものの、フレアも目立たずかなり優秀な感じがする。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
太陽を入れて何枚か撮影したが、ゴーストは一筋の光芒のような形で現れ、所持レンズの中でもかなり美しい形の部類に入るのではないだろうか。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
マクロモードは意外とクセがある。
思ったところにフォーカシングが行かないために、フルタイムマニュアルフォーカスで合わせる事があった。
全ての事象で起こるわけではないが、この辺りは納得して使うしかないだろう。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
先日のテスト撮影からも分かるとおり、結構本格的なマクロモードだ。
開放値F4.0とはいえ、フルサイズボディを用いればバカに出来ないボケを得ることが出来る。
前ボケはちょっとアレかな・・・・?
光源ボケは隅角部こそ若干の口径食がでているが、この程度なら自分的にはOKである。
光源には同心円状のアスフェリカルな模様も殆ど見られず、精度の高い非球面が用いられているのではないだろうか。
24-70mm/4.0L ISを少し持ち出しただけではあるが、このレンズのポテンシャルはスゴイの一言だ。
もちろん、24-70mm/2.8L IIに匹敵する光学性能などは持ち合わせていないが、結構よく写り、大口径に比べて軽く、0.7倍の本格マクロモードを搭載している汎用性の高い万能レンズ。
3倍弱のズーム倍率に抑えることでこのサイズ・重量を実現した。
もっとワイド端があれば、もっとテレ端が広ければ、ズーム倍率がもっと高ければと、色々な意見があるだろう。
だが、それらの実現にはサイズおよび重量の増加という代償を持つ。
このズームはキヤノン純正というネームバリューもさることながら、サイズと重量に拘りながらそれなりの画質を優先し、且つ付加価値(マクロモード)を望んだ人が持つと非常に満足する一品ではないだろうか。
最初の頃は全く見向きもしなかったレンズが、今や中核レンズになろうとしている。
不思議なものである。
さて、程々に使えれば即座に一軍入り予定のルーキーレンズだが、果たしてその実力たるや如何であろうか。
台座がぶっ壊れているので、例の如くRRS三脚で代用する。
今後はぽん太君の台座はコレで決まりかな?
被写体(ぽん太)までの距離は2m。
ボディは5D3、ISOは100、WBはオートに設定した。
絞り優先モードで、指定焦点距離を各絞り値にて撮影を行う。
【テスト撮影】
さすがに最新のレンズである。
開放から解像感、色乗りと全く問題なく使える。
まあ、最近のレンズは皆そうであるが。
ワイド端での開放ではシェーディングが分かるが、1段絞ればほぼ解消されている。
ワイド端のトリミング画像を見てみる。
中央部トリミング開放では僅かに解像感が低下しているが色乗りは遜色ない。
絞り込めばカリッと仕上がってくる。
隅角部開放ではシェーディングの他にコマ収差のようなものが見られる。
ちょっと意外であった。
当然絞り込めば消失する。
テレ端でも僅かにシェーディングが見られる。
F4.0ズームでズーム倍率3倍弱に抑えて、フィルター径を77mmにしてもまだ出ますか。
まあコレはレンズの味わいとして楽しもうと思う。
テレ端トリミングはまあまあ良い感じだ。
解像感はワイド端に比べ若干落ちる感じがするが、普通に撮影するなら気にならないであろう。
【最短距離撮影】
24mm域(F4.0開放/F11)
70mm域(F4.0開放/F11)
通常モードで撮影した。
最短撮影距離は38cm。
最大撮影倍率は0.21倍である。
ボケは意外ときれいである。
雰囲気としてはEF35mm/1.4L USMに近い気がする。
これは気に入りましたよ。
噂のフォーカスシフトは70mm域に出ているかな?
目に焦点を合わせているが、若干後ろにフォーカスが移動しているような気がしないでもない。
今度、検証してみよう。
【マクロモード】
Canon EOS 5DMarkIII + EF24-70mm/4.0L IS USM
ちなみにぽん太でマクロモード最短撮影距離はこんな感じである。
だが、これはまだ本当の実力を出し切っていないのだ。
実は目玉に焦点を合わせると鼻の頭にレンズ面が接触してしまう。
なので最短距離20cmには至っていないのだ。
そこでぽん太の鼻に焦点を切り換えて最短撮影すると・・・・
Canon EOS 5DMarkIII + EF24-70mm/4.0L IS USM
このように写る。
これが真の実力である。
・・・・、ぽん太には悪いが、被写体が良くないので分かりにくいですよね。
こんな感じで撮影されている。
殆ど密着である。
EF24-70mm/4.0L IS USMのマクロモードは保護フィルター必須であろう。
要注意だ。
ところで定規を近接撮影すると画面中央部で約5cmの幅を移し込むことが出来る。
センサーサイズの横幅は約36mmなので・・・・。
このレンズは面白い。
さすがにEF24-70mm/F2.8L II USMには画質の面でとても敵わないが、0.7倍マクロモードの付いた付加的価値は計り知れない。
私事だが、この年になると写りだ明るさだボケだといった拘りが段々失せてくる。
軽くてそこそこ写ればいいやという妥協の塊のようになってくるのだ。
もちろん、写りやボケが良いことにこしたことはないが、軽さの代償を受け入れる域値がかなり低くなったことを感じるようになった。
だが、妥協ばかりではない。
どうしてもここは引けないといった頑固な拘りがあることも事実だ。
最近はこの辺りのバランスを楽しんでいる。
今回のEF24-70mm/4.0L IS USMは私にとって当たりのようだ。
次回は実写と感想でその予想を確信にしてみたい。
EF24-70mm/F4.0L IS USM
スペック
テスト撮影
実写と感想
発売された当初はユーザー誰もが大絶賛をした超有名なキヤノンのLズームである。
当時はまだデジタルユーザーの大半がAPS-Cで、純正と言うことに限れば換算で27-64mm域と唯一の標準ズームではなかっただろうか。
しかも軽量且つLズームという事も相まって、人気は極めて高かったことを覚えている。
ではスペックに入ろう。
焦点域は17-40mmと超広角から標準に近いレベルまでをカバーしている。
非常に便利なF4.0ズームレンズである。
サイズは83.5x96.8mm、重量はなんと驚きの475gである。
レンズ構成は9群12枚。
3枚の非球面と1枚のUDレンズが組み込まれている。
インナーズームなので鏡胴がズーミングで伸びることはない。
フィルター径は広角では比較的ノルマルな77mm。
17mmスタートなのに保護フィルターが取り付けられるようになっている。
最近の広角トレンドである半球状の前玉ではない。
これだけフラットに近い前玉を見ると、収差や像面湾曲などが少し出やすいのかな、なんて不安に思ったりして・・・・。
最短撮影距離は28cm、最大撮影倍率は0.24倍だ。
17mmから40mmまでカバーして、しかも475gしかなくて、そして寄ることができる。
なんという美味しいズームなのか。
人気があったのも頷ける。
このレンズはレンズ後部にゼラチンフィルターを装着することも出来る。
後面にも前面にもフィルターを取り付けられるとはハイブリッドなレンズである。
または、畑中葉子なレンズと言えるかもしれない。
当然、私は前面にフィルターを取り付けた。
APS-C時代に一世を風靡した超有名レンズ。
はたして、フルサイズではどのような写りになるのか。
テスト撮影が楽しみである。
中古なので偏芯していないことを願いたい。
EF17-40mm/4.0L USM
スペック
テスト撮影
実写と感想
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