唐津とF4ズーム3本
とうとう遠出にF4ズーム群三本を持ち出した。
厳密に言うと、望遠のEF70-300mm/4.0-5.6L IS USMはF4通しではないのであるが。
フルサイズのカメラで広角~望遠まで自在に扱えるLレンズシステム。
標準ズームと望遠ズームをEF28-300mm/3.5-5.6L IS USMでまとめるという方法もあったが、マクロ撮影が出来ないので上記システムに落ち着いた。
【広角ズーム】17-40mm/4.0L USM
Canon EOS 5D MarkIII+EF17-40mm/4.0L USM
苦手な広角レンズであるが、広角は使うとやっぱり面白い。
400g強でこの画質が得られるのはスゴイと思う。
逆光にも強い。
Canon EOS 5D MarkIII+EF17-40mm/4.0L USM
ただ、最新のLレンズに比べると解像感は若干落ちるようだ。
私の使い方では大まかな雰囲気が写ってくれさえすれば良いので、このレンズで十分すぎる。
EF14mm/2.8L II USMは星景写真オンリーになりそうな勢いである。
【標準ズーム】24-70mm/4.0L IS USM
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
24mmから70mmまでオールマイティーに使えるF4標準ズーム。
若干、ズーム倍率の低さが言われるが、実用性は非常に高い。
今回の唐津でも最も稼働率が高かった。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
逆光にも強く、近接撮影にも強く、手振れ補正も搭載されているので取り敢えず付けておけばある程度のシチュエーションに即座に対応出来る優れもののレンズだ。
欠点はテレ端70mmまでと言ったところか。
もう一押し!というタイミングでカチンとズームリングが止まる。
まあ、これは望遠レンズがあれば対処可能であるが。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4.0L IS USM
このレンズの強みはなんと言っても0.7倍のマクロ撮影が可能であることだ。
若干AFの動作が怪しくなるが、フルタイムマニュアルフォーカスで寄せればきちんと働き始める。
この付加価値は極めて大きい。
【望遠ズーム】70-300mm/4.0-5.6L IS USM
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0-5.6L IS USM
使っていて、最も迫力のあるのが望遠ズームだ。
遠くにあるモノをグッと引き寄せることが出来る。
通常撮影ならは300mmもあれば十分であろう。
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4.0-5.6L IS USM
フルサイズボディに焦点距離300mmという望遠ならばこそ、近接撮影でかなりぼかすことも可能だ。
Lレンズらしく色乗りも良い。
手振れ補正もかなり効いてくれる。
300mm域を持ちながら1kgを切ってくれれば完璧だったのだが、剛性が落ちると解像度に問題が出るので受け入れるしかないだろう。
と言うわけでかなり実用性が高いレンズシステムだ。
再来週の家族旅行に持って行こう。
今回の唐津は忙しくて、ゆっくりとレンズを持ち出す機会がなかったのが残念だ。
やはり忙しいときはマイクロが有利かな?
コメント