中古で見つけた TS-E 45mm / F2.8
以前話したように、新品で購入するにはやや勇気のいるティルトシフトレンズ、TS-E45mm/2.8の美品を中古で手に入れた。
目立った傷はなく、レンズも奇麗だ。
一通り揃っている満足のいく一品である。
以前、NikonのPC-E micro NIKKOR45mm/2.8EDを購入(二本目)した時は、ティルトダイヤルの一部が固くて上手く回せなかったブツに当たってしまった。
この中古は問題なくスムースに回せる。
当たり前のことが当たり前に出来るということに感謝したい一瞬だ。
ただ、ハーフマクロ可能なNikonの新型PC-E45mm/2.8に比べ、このレンズは最短撮影距離40cm、最大撮影倍率0.16倍という貧弱な仕様である。
まあ、20年以上前のレンズなのでこの辺は目をつぶりたい。
ティルトシフトレンズの難しさに懲りてもう買うまいと思っていたのに再びの購入である。
このレンズは小学校の頃に使っていた「練り消し」みたいなものだ。
自分が飽きて手放しても、友人が練り消しを使っていると再び欲しくなる。
しかも、ただの消しゴムにはない形を自在に変化出来るという特殊な性能を持つ。
特殊技能を持つレンズであるが、撮影に絶対必要なレンズというわけでもない。
でも一度持つと定期的に欲しくなる不思議なレンズだ。
TS-E45mm/2.8の後継が発売された時に、「ハーフマクロ」が付いて、「軽量化」されていたらII型を購入すると思うが、Nikonのを見てもわかるとおり、大型化して重くなるのは目に見えているからコレを細々と使っていこうかなと考えている。
わたしも、欲しいとおもうんですが、
用途を考えると、なかなかてがでません。
投稿: swingphoto | 2013年7月 3日 (水) 23時26分
この類いのレンズはデカイし、重いし、暗いと三重苦ですからね。
似たスペックのEF40mm/2.8STMに比べると5倍の重さがあります。
これらを受け入れた上でのティルト・シフトレンズですから、しっかり働いて貰わないと・・・・。
投稿: ちぇりた | 2013年7月 4日 (木) 00時18分