無料ブログはココログ

ana

  • ana

« ちぇり小屋再始動 | トップページ | Canon EOS 5D3 帰宅 »

2013年9月17日 (火)

DMC-GX7がやってきた

先週、修理が完了した5D3と、注文されたGX7が入荷しましたよという連絡がいつものカメラ屋さんから届いていた。
連休中は台風が直撃するようなので、都合を無理矢理つけて取りに行ってきた。

20130917a

私のマイクロフォーサーズ歴は紆余曲折だ。
基本、パナソニックに主軸を置いているが、オリンパスから気になる新製品が出たら浮気したりとせわしない。

パナとオリのマイクロに対するとらえ方は微妙に違うようだ。
色つけに関してはパナの方が好みだ。
だが、それぞれに長所があり、短所がある。
だからマイクロはパナ・オリ共にボディを所持している。

20130917b

そんな中、発売されたのがパナのGX1の後継機種であるGX7だ。
今回はシルバーをチョイスした。
GX7はGH3のような一丸ライクなフォルムでなく、レンジファインダー機のような外見を持つ。

持った瞬間のイメージはズシリとする質感の高いカメラといったところか。
GX1の血脈は受け継がれているようで安心した。

細かい仕様については公式サイトを参照してもらうとして・・・・。

20130917c

まずは独特のフォルムを持つこのボディーでも、一際目を引くのがEVFであろう。
276万画素の上方90度までチルト可能なファインダーだ。
ファインダー倍率はGH3に比べると若干小さい気がする。
黒い色には少しカラーブレイクが目立つ感じだ。

気になったのがアイカップを含めて若干飛び出しているところだ。
ロック機構があれば良かったのかもしれないが、ストラップでボディをぶら下げたときに、体幹にEVFがぶつかり明後日の方向を向いてしまう気がする。
もうこの半分まで抑えられれば完璧だったのに。
まあ、技術的な限界なのであろうか。

20130917d

次に軍艦部ダイヤル周りを見てみたい。
メインダイヤルは適度な固さがあってなかなかよろしい。
その基部には電源ダイヤルがある。

20130917e

カメラをホールドしたときに、親指をかけて外側にレバーを回すと電源オンとなる。
GH3もそうだったが、非常に使いやすい。
シャッター全押し撮影まで1秒弱。実用性は高い。

20130917f

シャッター周りのダイヤルは絞りに連動している。
メインダイヤルに比べ程よく回すことが可能だ。

シャッターの押した感じは可もなく不可もなくといったところか。
パナソニックなりに拘ったと感じられる作りだが、ここまで拘ったのであればシャッターを押す動作が快感に感じるくらいの作り込みが欲しかった。
+αとして、レリーズボタンのねじ込み穴なんかあると良かったかもしれない。
ま、このあたりは完全に嗜好の範疇に入るが。

20130917g

サムホルダーに価する部分のダイヤルだ。
こちらでも絞り値の変更ができる。
さらに一度押し込んでから回すと、露出を変えることが可能となる。
再生時では撮影画像の拡大に使用する。

全体的なダイヤル操作感は概ね良好だ。
もう病みつきという快感レベルではないが、使っていてストレスを感じることはない。

20130917h

この次は軍艦部の中央部だ。
GX7ではこのサイズなのにフラッシュが内蔵されている。
GX7だからGN7.0相当なのかはわからないが、ストロボは無いよりはあった方が良い。
左にあるレバーを操作することでストロボがポップアップする

20130917i

ホットシューもついている。
渋いのが、ホットシューカバーだ。
GX7オリジナル仕様だが、脱落を防ぐためのギミックがついている。
こう言う心遣いはうれしいものだ。
できればLumixシリーズで統一して欲しいものである。

20130917j

さて、どんどん行きましょう。結構時間がかかってしまった。
お次はフロントのグリップだ。
パナはいつもグリップに拘っている気がする。

20130917k

今回も完成度は高い。
シボの感じも非常によろしい。

だが、こうレベルが高いと別のタイプも試してみたい気がする。
発売記念限定モデルでグリップの質感を変えたものを出すような遊び心もがあっても良かったような気がする。
ああ、これではオリの二番煎じになってしまうか。
ま、贅沢な要求ですね。

20130917l

背面部の液晶だ。
今回はサイズからGH3のようなバリアングルは採用されなかったようだ。
個人的にはそちらの方が好きである。

20130917m

上下にチルトできる104万画素を持つ3.0型背面モニターだ。
感じとしてはOM-Dにそっくりな感じである。
例のクラック事件のようなことは起きないと信じている。

20130917n

操作ボタンのユーザーインターフェイスはいつもと同じだ。
最近は比較的統一されているので使いやすい。
ボタン操作もボディに剛性があり、クリック感がハッキリしているために心地よい。

20130917o

次は底面だ。
メモリカードとバッテリー挿入部は同じところに挿入するタイプである。

カバーのロックボタンがやや貧弱で残念だ。
偶発的に開き難くする工夫はされているものの、触れた質感がそれをすべて台無しにしている気がする。
工作精度は高いのだから、周囲を硬質ゴムで覆うとか、ここだけ材質を変えるとかして欲しい。
触れる頻度の高いところは、カメラ使用時のモチベーションに響いてくる。

20130917p

カプラ専用のカバーもちょっと気になる。
電源カプラを使っているうちに、だらしのない口元のように半開きになってしまうのではないかと不安になる。
カプラを購入するのがちょっと怖い。

20130917q_2

最後に三脚穴だ。
3/8の太ねじ専用で、レンズの光軸に一致したところにあいている。

サイズを気にしたGX7でも、こういうところに気を抜かないパナの姿勢は評価したい。

20130917r

とまあ、ざっくりと触った感じを書いてみたが、簡単に結論をまとめると、GX7のガワに関しては寄せ集めのものではなく、それなりに気合いを入れて作られたことのわかるボディなのだ。

このボディを見てコレだ!と感じた方は間違いなく買いでしょうか。
フォーカスも正確で素早く、色乗りも私の大好きなパナ色だ。
あ、でもまだ高感度を見ていませんね。

次回は高感度耐性を見てみようと思う。

« ちぇり小屋再始動 | トップページ | Canon EOS 5D3 帰宅 »

コメント

こんばんは。
もう、本体バージョンアップがでてますよ。

本当ですね、いきなり発表されてます。

何かあったんでしょうかね(^^;

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DMC-GX7がやってきた:

« ちぇり小屋再始動 | トップページ | Canon EOS 5D3 帰宅 »