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2013年9月

2013年9月30日 (月)

出てこないGX7

非常にマズい。
GX7が自宅にも職場にも見つからない。
緊急事態になってしまった。

20130930a

どちらかにあることは間違いない。おそらく自宅だ。
先週末にGX7のテスト撮影を終えた後、ミッフィーの手提げ袋に入れてから自宅に持ち帰り、時間があったらチェリーでも撮ろうかなというところまでは覚えているのだ。
どこかに持ち出した記憶も無いので、紛失したわけではないことは確実だ。

20130930b
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario35-100mm/2.8ASPH.

実は原因として思い当たることが一つある。
次男坊だ。

次男は非常にきれい好きで、私の仕事鞄などが置きっ放しになっていると、ご丁寧にクローゼットの中などに仕舞ってくれる。
おかげで朝の出勤前などに大騒ぎになることがあるのだ。

数日間、放置されたままのミッフィー手提げ袋を片付けた可能性は極めて高い。
あまつさえ、小汚い手提げ袋だ。
まるめて納戸などに放り込んだことも考えられる。

次男坊に確認しても、「うーん、覚えてない」といつもと同じ返答が戻ってきた。
これは非常に疑わしい。
子供が仕舞いそうな所を徹底的に洗いざらい調べることになるだろう。

ああ、疲れるなあ。
GX7が返事をしてくれればいいのに。

2013年9月29日 (日)

消えたGX7

最近一週間のほどGX7が見当たらない。
いや、落としたわけではないのだ。
是対にどこかにある訳なのだが、どうしても見当たらない。

20130929a
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

手提げ袋にバッテリーチャージャーと一緒に入っているはずだ。
その手提げ袋が見つからない。

職場にいるときには、たぶん自宅だな・・・・と思い、
自宅にいるときには、たぶん職場だな・・・・と思う。

今日、本格的に自宅を捜索したところ見つからない。
やはり職場ではないかと疑っているところだ。

前に、G2が同じように消えてしまったことがあった。
そのときはチェリーの食事処下から出てきた訳なのだが、今回も意外なところから出てくるだろうと考えている。

まあ、このところ見当たらなかったので場当たり的な記事でごまかしてきた訳なのだが、もうそうも言ってられなくなったので明日本格的捜索に乗り出す。

絶対にどこかにあるはずなのだ。
Leica DG Summilux25mm/1.4と一緒に・・・・。

2013年9月28日 (土)

ノイズ

少し前のある宿での話である。
怖い話ではないが、不思議な体験をした。

家族で夕飯の食事を取った後、旅の疲れも相まって早々に床に入ることにした。
私は部屋が明るいと寝にくい傾向がある。
豆球のみをつけた状態で、騒ぐ子供たちに早く寝るよう言い聞かせ電気を消した。

20130928a ※写真と本文は関係ないです
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

ふと、夜中に物音で目が覚めた。
枕元の腕時計を見ると一時を少し過ぎた頃だ。
暗い天井を何かが縦横無尽に走り回っている音が聞こえる。

最初は、あー・・・・ネズミでもいるのかな?
と思っていたが、どうもトタタ・・・・というネズミの足音ではない。
安いビニール袋を手で揉むようなカサカサとした軽い音だ。

これが天井中をかけずり回っている。
尋常な速さではない。
天井の端から端まで一秒とかからないのだ。

直に目が慣れてきた。
周りを見ると家族らは皆寝息を立ててスースーと寝ている。
起きているのは私だけのようだ。

次第にかけずり回る音は、天井でなく周囲の壁面を回るようになってきた。
凄い勢いで周囲をグルグル回るのだ。
まるでサラウンド時のノイズのように聞こえる。
この辺で、なんか変だと気がついた。

寝床は和室である。
襖に仕切られた壁面もあるために壁の向こう側でなく、室内側にいるのではと考えたのだ。
ネズミだったら面倒だ。
電気をつけて確認しようと布団から起き上がった。

20130928b ※写真と本文は関係ないです
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

するとカサカサする物音は、突然部屋の角の上方から下方に向かって降りてきた。
ちょうど私の対になる位置だ。
そこには私のキャリーバッグが広げて置いてあった。
なんとカサカサする音は私のバッグの中から発しているようではないか。

マジかよ・・・・。
バッグの中には食べ物も入っている。
ネズミにか囓られては面倒だ。
慌てて電気をつけて自分のバッグへと走り寄った。

バッグの中には、荷物に挟まれた見たこともない安っぽい小さなビニール袋の取っ手が空調にあおられ、カサカサとなびいていた。
中に虫か動物が入っている可能性もあるため、ゆっくりと引っ張り出して中身を確認した。

が、ビニールは空っぽだ。
何も入っていない。
こんなビニール袋もってきていないのだがなあ・・・・。

とりあえず何かに使えそうだったので、クルクル丸めた後、今度はカサカサいわぬよう奥へとギュウギュウ押し込んだ。
一息ついたところで布団に入り直した。

きっと空調でビニール袋が飛んでいたのかな?
そう考えて再び眠りについた。

20130928c ※写真と本文は関係ないです
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

翌朝、昨日のことを家族に話してみた。
が、受けはイマイチだ。
オチも何もないのだ。当然だろう。
しかし、空調でビニール袋があんなに飛び回ることがあるのだろうか。

夢かもしれない。
念のためにもう一度バッグを探ってみると、奥から取っ手の付いた例の安っぽいビニール袋が出てきた。
和紙とかだったら雰囲気もあったがビニール袋かあ・・・・。

とりあえず気味が悪かったのでゴミ箱に捨てておいた。

2013年9月27日 (金)

宝くじの島 唐津高島(後編)

プリンをひっくり返したような高島で目を引くのは、島の殆どを占めるこの山だろう。

20130927a
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

いつも唐津の宿から海越しに見ていて、登ってみたいなと思っていたのだ。
現実に目の前にある以上、登ってみない手はない。

20130927b
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

一応、登山道は付いているようだ。
島の居住区は九州側のみに存在している。
村落を抜けると畑が現れる。
その向こうが高島の山だ。

20130927c
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

登山道入り口は幼稚園の脇にある。
夜間は山にイノシシが現れるために立ち入り禁止になるらしい。

20130927d
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

足を入れるとすぐに神社が見える。
塩屋神社だ。

1500年代後半、野崎隠岐守綱吉公が設立した。
当時、彼は海賊からこの島を守ったとされる。

20130927e
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

塩屋神社をあとにコンクリート製の道を進むと看板が見えてくる。
どうやらここから始まるらしい。
高くない山であるし、元から登るつもりで来ていないので水も何も持っていない。
ま、大丈夫であろう。

20130927f
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

看板を超えるといきなり道が荒れてくる。
やや、マイナーな登山道と行ったところか。

人があまり通らないのかクモの巣が酷い。
ストックも持ち合わせていないので、拝み倒すように手でチョップしながら進んでいく。

20130927g1
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

20130927g2
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

20130927g3
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

ある程度進むごとに手作り感たっぷりな看板が目に入る。
200mにも満たない山なので、これがルートの確認にもなって楽しめる。

20130927h
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

低山のためか、ヤブ蚊が激しい。
ここを登るときは防虫対策をしっかり取るか、夏以外のシーズンがいいだろう。
絶えず体を動かしていないと大変なことになる。

20130927i
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

「もう少し」の看板が出てきた。
でも、こういうときは大概まだまだ先が長く、ガックリさせられることが多いので基本本気にしないように心がけている。

20130927j
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

なんて悪態をついていたらいきなり灯籠が出てきた。
あ、本当に頂上間近だったんだ。
ちなみにこの山の標高は僅か169m。

20130927k
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

山頂には祠が鎮座している。
思ったよりキレイに整地されている。
定期的に人の手が入るのだろう。大事にされている祠のようだ。

20130927l
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

奥に行くと展望台があるらしいのだが、猛烈なヤブ蚊の攻撃に早々と退散することに決めた。
いや、本当に凄いんですよ。
奥に行ってさらなるヤブ蚊を引き連れてくるのも癪な気がする。
第三者が私を見たら蚊のせいで霞んで見えるのではないだろうか。
私自身が蚊柱状態だ。(ちょっとウソ)

20130927m
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

山頂祠付近は密集した林のせいで殆ど展望は望めない。
一部から唐津城下町が展望できた。
葉の落ちる季節になったらもっと展望も見やすく、もっと快適に山頂まで来られるだろう。

20130927n
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

帰りは蚊の大群を振り切るようにダッシュで下山した。
フェリーに乗る前に、先ほどのお土産屋ネコちゃんに会いに行った。
ああ、蚊に喰われまくった怪しい風貌のせいか、警戒されている気がする。

20130927o
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

唐津に戻ってきた。
今度高島を訪れるときは、涼しい季節を選んで展望に行ってみよう。

2013年9月26日 (木)

宝くじの島 唐津高島(前編)

よく行く唐津であるが、宿からいつも見える気になる島がある。

20130926a
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

高島と言うらしい。
行くと宝くじに当たると言われる宝当神社が祭られているという。

唐津には何度か来ているが、プライベートで観光をしたことはまだ無い。
せっかくなので時間を作って高島に行ってみることにした。

20130926b

このひっくり返したプリンのような形をした高島であるが、海岸からの距離は4~5kmはありそうだ。
宿の人に伺うと、フェリーや海上タクシーを使用すると10分程度で行くことができるという。
早速向かいましょう。

20130926c
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

宿を出たのが午前中だったが、すでにフェリーは行ってしまっており、次の便まで1時間以上待つことになるために海上タクシーを利用した。

20130926d
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

海上タクシーとはいえ、小さな漁船のような船だ。
みるみる速度を上げていく。
海風が心地よい。

20130926e
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

到着だ。
小さな島であるが、結構賑わっている。
それでは宝当神社とやらへ行ってみましょうか。

20130926f
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

軽自動車が通るにギリギリくらいの路地が網目状に見られる。
噂通り、住んでいる人は殆どの人が野崎さんだった。

20130926g
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

宝当神社へ向かう途中、猫がたむろする土産屋さんがあった。
ここには幸運を呼ぶ猫の猫のフクちゃんがいる。
かなりの美人さんである。

20130926h
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

写真家の岩合さんも撮影に訪れたという。
フクちゃんに当たりますようにと言うお願いポーズを取ってもらった。
ああ、これはいい美ネコだ。

ネコにあてられたせいか、金運袋を買ってしまった。
絵柄はかわいくない。

20130926i
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

奥に進むとお目当ての宝当神社が見つかった。
人気は無いが、とりあえずお賽銭を入れてからおみくじを引いてみると・・・・

おっ!大吉ではないですか。

20130926j
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

気持ち的にテンションも上がったらしい。
その足で裏手にあるくじ売り場に行ってみた。
当たりソーダという微妙なネーミングの炭酸飲料と一緒にスピードくじを購入してみる。

20130926k
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

こういうときは勢いが重要なのだ。
カリカリとスクラッチしてみたところ・・・・。

20130926l
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

100円だけ当たりました。
あー、こんなものでしょうね。
瞬間的に現実に戻されましたよ。

20130926m
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

フクちゃん金運袋の微妙な効果を目の当たりにしたのだが、どうしても高島で気になるところがある。
あの山だ。
名前はそのまま高島というらしい。
登ってみようかな。

2013年9月25日 (水)

彼岸花 2013

退院したばかりの5D3とEF135mm/2.0L USMのペアで彼岸花を撮りに行った。
私の中では夏の終わりを告げるメルクマールがこの彼岸花となっている。

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Canon EOS 5D MarkIII+EF135mm/2.0L USM

この花が咲いているのを見ると、ああ、夏は終わったと感じるのだ。
ちぇり小屋ブログの過去履歴を見ると、だいたい9月の20日以降に彼岸花の記事が記載されていた。

20130925b
Canon EOS 5D MarkIII+EF135mm/2.0L USM

個人的にこの花は大好きだ。
地面から茎だけがそそり立ち、トップにド派手な華を咲かせている。

本来花はポジティブなイメージを持つが、この花にはそれがない。
そこはかとなく、もの悲しさのあるのがたまらないのだ。

20130925c
Canon EOS 5D MarkIII+EF135mm/2.0L USM

浄土にはこの花が咲き乱れているとか。
妙に納得させるだけの雰囲気をこの花は持っている。

2013年9月24日 (火)

由布岳道中記(後編)

昼食後にお鉢(火口)を回るかどうか考えていたが、せっかくここまで来たのだ。
回らないことはないだろう。

20130924a

と言うわけでお鉢巡りをすることに決めた。
一周してきた人に聞いてみると、健脚な人で1時間程度だという。
難易度少し高いですよと言ってたのが気になるが。

ザックが少し大きすぎる嫌いがあるが、アタックザックなど持ってきていないのでこのまま背負って回ることにする。
カメラはb-Gripにつけたままで大丈夫であろう。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

東峰から西峰に向かってお鉢を回る。
降りてすぐに道に変化が出てきた。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

あー、これは指開きグローブつけた方がいいなあ。
一部にある巨大岩に張り付きながら上り下りするコースだ。
鎖場やハシゴがないため、足場に細心の注意を払う。

すでにコースは出来上がっているために、どこに手や足をかければいいのかはすぐにわかる。
が、一部はぐらつく岩もあるので注意が必要だ。

コース幅が僅かな稜線もある。
この日は風が緩やかだったので非常に気持ちいい。
強風の日は本気で怖いかもしれない。

20130924d
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

ちょうどコースの半分ほど来たところだ。
火口の状況がよくわかる。
反対側にマタエが見える。

とりあえずコースは一本道なので簡単だ。
だが、ザックが大きすぎて非常に邪魔である。
細い岩の隙間やブッシュを通り抜けるときに引っかかる。

b-Gripは便利だったが、岩場を下降するときにレンズキャップをガリガリやってしまう。
しっかりと固定されているのでカメラが外れることはないが、やはりこう言うシチュエーションではポケットに入るようなコンデジの方が無難なようだ。

20130924e
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

ん?いつの間にか人気が無くなっている。
由布岳には他に誰もいないのか?
ガスも出てきて、ヒンヤリしてきた。
もうお鉢周りも終盤なので急いで西峰に向かう。

20130924f
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

ようやく西峰に到着する。1583m。
実はここにたどり着く直前、道をロストしたので非常に焦った。
GPSの記載されている登山道は非常にアバウトなものなので役に立たなかったのだ。

時間として5分10分程度だったが、一人で道迷いするとビビりますね。
どこかに道があるはずと登山道を何往復もしたところ、岩場にストックの傷か多数付いている場所を見つけて横道に気づいたのだ。

普段はローインパクトを心がけているのでストックの石突きにはカバーをつけているが。この時だけはつけていない人に感謝した。

20130924g
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

西峰は東峰と異なり実にフラットな山頂だ。
こっちらの方が食事を取るのには楽そうだ。

20130924h
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

反対側の東峰を見る。
ふう、一応目的である両峰の登頂を果たしました。

帰りのマタエまでの鎖場は、リスクを考えて写真は撮らなかった。
しかし、今年は筋トレで懸垂を導入していたために岩場の上り下りが今までに比べ非常に楽で余裕があったのが印象深い。

お鉢の時間はトータルで1時間半ほどかかった。

20130924i
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

今回のブーツは例のリールアジャストシステムの靴を使用したのだが、やはり癖があるようだ。
すでに何回かの登山に使ってみたが、キツく締めすぎると血行不良で足がつりそうになることが幾度か合った。
そのため、靴が脱げずに足がつらない絶妙な締め具合が必要になる。

だが、旅行時の普段履きにも使える便利なブーツであることは間違いない。
今回の由布岳登山にも十分使えたので、しばらくはこのブーツを履いていくつもりである。

20130924j
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

ようやく草原まで下ることができた。
途中、登山口近辺の林で子鹿を引き連れた鹿の群れに出会った。
おお、バンビですか。

20130924k
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

やっと登山口に無事に到着である。
ここから宿の用意してくれたタクシーに乗り込んだ。

20130924l
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

例のごとく登山後のビールと食事は最高だ。
このためだけに登っていると言っても過言ではない。
機会があったらまた由布岳に登ってみたい。

2013年9月23日 (月)

由布岳道中記(中編)

20130922m
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

今回は僅か1500mの登山だ。
しかも近隣の小学生が遠足で登る山でもあるという。
登頂不可だったら笑われそうだ。

20130923b
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

登山口よりしばらくは草原のフラットな歩道が続く。
本州の山ではお目にかかることのできないシチュエーションだ。

20130923a
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

20130923c
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

いよいよここから本格的な登山道に入る。
まずは合流地点である合野越を目指しましょう。

今回はGH3に7-14mm一本だけである。
ショルダーハーネスのb-Gripに取り付けた。
やはりこのくらいのサイズが一番使いやすいですね。

20130923d
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

睡眠も十分だし、朝食もしっかり取ったので体調は問題なさそうである。
傾斜も緩やかなので、足取り軽く登山道を上っていく。

20130923e
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

本州とは微妙に環境が異なる感じだ。
変わった蝶が飛んでいる。
こっちはスズメバチも大きいのかな?

20130923f
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

入り口から30分ほどで合野越に到着した。
ここでいったんザックを下ろして一休みする。
と、林の中から一匹の大きなスズメバチが現れた。
心配していたことが現実に起こる一番相応しくないパターンだ。

20130923g
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

どうやら私の下ろしたザックを攻撃しているようだ。
青色のザックだが、そんなに興奮されやすい色をしているのだろうか。
少し離れて傍観していたが、水分補給も終わったので帽子で蜂をはらってザックを担ぎ直して歩み始めた。

20130923h1
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

すると怒ったのかスズメバチはザックのハーネスにタックルしてきた。
おお、怖い怖い。
ダッシュで合野越から走って逃げた。
お次は山頂分岐のマタエである。

20130923i
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

合野越から少し離れると急に登山道が開けてくる。
どうやら林は抜けたようだ。
時折、蜂の羽音にビクリとするが、いるのはずべてクマバチばかりである。
すっかりビビり屋だ。

20130923j
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

見上げると、頂上が見えてきた。
ちょっと雲が被ってるようだ。
見晴らしが心配である。

20130923k
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

後ろを振り返れば、左手に登ってきた登山道入り口がみえる。
GPSで確認したところ、あとちょっとのようだ。

20130923l
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

いよいよ、この岩場を登り切ればマタエである。
そこまで着けば山頂は目前だ。
んー、ちょっと曇りがちですな。

20130923m
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

マタエに到着した。
正面には噴火口であるお鉢が見える。

ここ、由布岳には西峰と東峰の二つの頂がある。
さて、どちらから登ろうか腕を組んで悩んでいると、地元と思われる方から初めてですかと声をかけられた。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

「西峰の方は東峰に比べて少し高いけど鎖場があるので難しいよ」
フムフム。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

「だから東峰の方が簡単だよ」
フムフム。

20130923p
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

というわけで、お礼を言ってから東峰に登り始めた。
まずは簡単な東峰を制覇した後、腹ごしらえをして西峰も攻める予定にする。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

簡単とはいえ、登頂への道は腕を使って岩場をよじ登っていくためにストックはしまっておく。
最近、登山で使うストックは片手一本だけになってしまった。

20130923r
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

東峰登頂だ。1580m。
足場が良くないが、ここでお昼でもいただきましょう。
視界が若干悪いのが残念であるが、美味しいパスタとコーヒーを摂らせてもらう。

20130923s
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

食事後にUターンして西峰へ向かおうと思ったが、どうやら由布岳は噴火口を一周するお鉢巡りができそうだ。
そうすれば新たなコースを楽しみながら西峰を登頂できる。

時間的にも大丈夫そうだ。
せっかく来たんだし、どうするか。やりますかね?やるでしょ?

2013年9月22日 (日)

由布岳道中記(前編)

本当は嫁さんが退院したばかりだったので九州登山は中止しようと考えていた。
由布岳を狙っていたのだ。
しかし複雑に絡み合った様々な条件が好転したために、なんと行けることになったのだ。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

仕事の関係で唐津には行くことになっていたため、そこから佐賀経由で鳥栖に向かい、湯布院へと向かった。

20130922b
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

湯布院というイメージから比較的年齢層の高い観光地かと思いきや、若人が半数以上を占める若者の街だった。
お店の並びも若者向けだ。
清里が九州に来たような感じであろうか。

駅で宿の方に手荷物を渡し、先に宿へ持って行ってもらうことにした。
金鱗湖まで観光がてら歩いて向かう。

20130922c
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

駅に置いてあった観光マップ片手に自然の多そうな遊歩道をテクテクと歩き始める。
こんな時でもGPSのGARMIN OREGON 550TCが便利だ。
道を間違えることなくまっすぐに目的地に進める。

20130922d
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

今回のカメラはマイクロ機GH3のみだ。
レンズはG7-14m/F4.0とGX Vario12-35mm/2.8、そしてGX35-100mm/2.8を持ち出した。
非常に軽量に抑えられるシステムなので旅にはありがたい。

伊豆の時のフルサイズシステムは本当に重くて難儀した。
最近は重いシステムを持ち歩くという気力が萎えてきている。
持てなくはないのだが、気力がね・・・・。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

おー、明日向かう由布岳だ。
標高は1500mほど。
そんなに高い山ではないのだが、九州では高い山の部類に入る。

雲がかかっているが、明日の天気は晴れることを期待している。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

なんだかんだで金鱗湖に到着だ。
あー、思ったより小さいですねえ。
まあまあ透明度の高い水の中に魚が泳いでいるのが見える。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

ん?本州では見ない柄の魚がたくさん泳いでいる。
さすが九州である。

金鱗湖は夕暮れ時に跳ねた魚の鱗が金色に輝いていたことから名付けられたらしい。
夕暮れ前ではあるが、チェックインの時間もあるので宿に連絡して向かえに来ていただいた。

20130922h_2
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

お宿は離れになっているタイプの客室を持つ。
やや複雑迷路になっている廊下を進んで客間に通された。

20130922i
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

洒落て落ち着きのある感じの客室だ。
寝室、客間、和室、そして露天風呂がついている。

20130922j
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

以前、赤岳に登ったときには、前日に夜更かしをしまくって登山時に脱水を起こした苦い思い出がある。
もう若くはないのだ。今回は早く寝ることを心がけた。

20130922k
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

その前に夕食である。
地元の地ビールは必須アイテムだ。

20130922l
Panasonic DMC-GH3+Lumix GX Vario12-35mm/2.8ASPH.

翌朝、7時前に起床した。
天気は良さそうだ。
前回のミスから、早々に確実に朝食をいただいた。

この山荘の裏に、由布岳に向かう裏道があることを前調査で調べておいたのだが、宿の方に聞くと、殆ど使っていない道なので失われている可能性が高いのではと回答を得た。

ならば正攻法でいきましょうか。
正面登山口に車で向かうことにする。

20130922m
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

登山日和ないい天気だ。
遠くに由布岳が見える。

以下次号

2013年9月21日 (土)

Lumix GX7の高感度

デジカメを購入したら、いつもやるのがこの高感度耐性だ。

20130921a

光量の少ないところではシャッター速度が遅くなるので手ぶれを起こしやすくなる。
そこでISOを上げることでシャッター速度を稼ぐわけであるが、当然感度が上がるとノイズが増えてコントラストが落ちてくる。
この高感度耐性が強ければ、使いやすいカメラということになる。
他にもダイナミック・・・・

まあ、いつものテスト撮影であるから、今回も簡単に高感度耐性のテストを行ってみる。

Pon6

被写体はいつもの犬の置物であるぽん様。
距離は2m。
ボディはGX7、レンズはLeica DG Summilux25mm/1.4。
Aモードで絞りはF5.6に固定し、WBはオートに設定した。
各ISOで撮影する。

【高感度テスト】

20130921b
クリックで拡大

こうしてサムネイルで見てみると、ISO125から25600まであまり差が少ないことに驚かされる。
色乗りやコントラストがかなり粘って残っている。
さすがによく見ると、ISO25600では解像感が失われているのがわかるが、たいしたものである。

これだけではわかりにくいので、中央部をトリミングして比較してみたい。

【トリミング比較】

ISO125・200・400
20130921d1
クリックで拡大

この3枚にあまり差は無いようだ。
ノイズフリーなきれいな画像である。

ISO800・1600・3200
20130921d2
クリックで拡大

ISO800あたりから僅かではあるがノイズが見られ始める。
が、殆ど気にしなくて良いレベルだと思う。
ISO1600になると僅かに解像感が失われてきているようだ。
犬の毛並み柄の解像感が低下してきている。
ISO3200になるとノイズが目立ち始める。
それでもまだまだ実用的な画像だ。

ISO6400・12800・25600
20130921d3
クリックで拡大

ISO6400では黒い鼻の頭にカラーノイズが現れ始める。
ノイズも粒状感がハッキリしてくる。
解像感はかなり失われつつあるが、色乗りはまだまだ何とか保てている感じだ。
ISO12800にもなるとカラーノイズが目立ち始め、毛並み柄の解像感はほぼ無い。
ノイズも激しく、トリミングは不可能といったところか。
ISO25600はまさに緊急用といったところか。
犬の置物の境界面は毛羽立ったようになり、解像度という概念は破綻している。
ノイズ・カラーノイズも激しく、トリミングという行為がこのISOではいかに無駄なことになるのかという現実を思い知らされる結果になるだろう。
ある意味、このISO値でここまでコントラスト色乗りを残せたように見せる技術が凄い。
ブログなどに小さいサムネイル画像で出すのが吉だ。

20130921e_2
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

どの辺までのISO値に我慢できるのかは、個人の閾値によるところが大きいだろう。
私的にはISO6400を入れるかどうかに迷うところだ。

高感度耐性のイメージとしてはGH3とさほど変わらない感じだ。
現行マイクロ機の中でトップクラスの高感度性能を持つが、際だって他機種より性能が良いというセンサーではない。
それでも数年前のマイクロのセンサーに比べたら隔世の感がある。

次はGH3やOM-Dと高感度でも比較してみましょうか。

2013年9月20日 (金)

GX7で待宵月

台風一過で月がよく見える。
撮影日は18日だったので、ちょうど名月手前の待宵月だ。
このところ、月撮影もあまりやっていなかったため、早速新規購入したGX7で月面撮影をやってみた。

20130920a

システムはいつものダットサイト搭載による高速照準可能な二軸雲台で行う。
いや、ほんとに楽でいいですねコレは。

レンズはキヤノンのEF400mm/5,6L USM。
これに二倍エクステンダーのEF2xIIIを取り付けた。
よってマイクロ機の使用により換算1600mmの超望遠システムの完成だ。

20130920b

ミラーショックがないのでブレにも余裕で対処できる。
まあ、三脚はしっかりしたものの方が無難であるが。

20130920c
Panasonic DMC-GX7+EF400mm/5.6L USM+EF2xIII

うむ、なかなかいいじゃないですか。
都会の幹線道路脇でありながら、トリミングなしでこれだけ撮れるということはすごいことだ。

20130920e
Panasonic DMC-GX7+EF400mm/5.6L USM+EF2xIII

ちなみトリミングである。
クレーターや海もよく写っている。

20130920d
Panasonic DMC-GX7+EF400mm/5.6L USM+EF2xIII

GX7は使い勝手もよろしいので、暗闇でも操作に戸惑うことはなかった。
オールラウンドに活躍しそうである。

2013年9月19日 (木)

Lumix GX7のファームアップ1.1

先日、コメントでお教えいただいたのだが、早くもファームアップが発表された。

20130919a

ファームアップ内容は、

電源ON時の動作安定性を向上しました

とういうことらしい。

こんなに早いアップデートがあったということは、かなりシビアなトラブルがあったということなのだろうか。
なので念のため早めのアップデートを敢行する。

20130919c

まあ、毎度のことなので手早くやりましょう。

20130919d

20130919e

いつもこの瞬間は緊張する。
さっさと終わっていただきたい。

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20130919g

ようやく終了である、
これでまた完成形に一歩近づいたわけだ。

20130919b

現時点でマイクロ機はこれしかないためにトラブルが出たら大変だ。
E-M1の発売が待ち遠しい。

2013年9月18日 (水)

Canon EOS 5D3 帰宅

一ヶ月ほど前に修理に出した5D3がGX7と共に戻ってきた。

20130918a

トラブルの現象は再現されず、腐食やサビなども見当たらなかったということで点検清掃のみという結果となった。

まあ、予想通りという感じだ。
一応、ユニットの交換も一つの手段として提示されたが、結構お値段が張るので清掃のみにしておいた。

20130918b

5D3は防塵防滴のシーリングが1Dシリーズに比べれば弱い。
雨降る登山に用いた方が悪いのだ。
今回の件は、私の責任である。

20130918c

結果的には外観もファインダーもきれいになって大満足である。

今後に、あのときと同じような現象は再び現れるだろうか。
もし、再度トラブルが発症したときは以前のように徐々に機能が失われていくのではなく、それはある日、前兆もなく突然に訪れるであろう。

そのときは基板交換である。

でも、もう雨の日には持ち出さない。
懲りました。

20130918d

今度から山にはサブにタフネスのFT5を一緒に持って行こう。

2013年9月17日 (火)

DMC-GX7がやってきた

先週、修理が完了した5D3と、注文されたGX7が入荷しましたよという連絡がいつものカメラ屋さんから届いていた。
連休中は台風が直撃するようなので、都合を無理矢理つけて取りに行ってきた。

20130917a

私のマイクロフォーサーズ歴は紆余曲折だ。
基本、パナソニックに主軸を置いているが、オリンパスから気になる新製品が出たら浮気したりとせわしない。

パナとオリのマイクロに対するとらえ方は微妙に違うようだ。
色つけに関してはパナの方が好みだ。
だが、それぞれに長所があり、短所がある。
だからマイクロはパナ・オリ共にボディを所持している。

20130917b

そんな中、発売されたのがパナのGX1の後継機種であるGX7だ。
今回はシルバーをチョイスした。
GX7はGH3のような一丸ライクなフォルムでなく、レンジファインダー機のような外見を持つ。

持った瞬間のイメージはズシリとする質感の高いカメラといったところか。
GX1の血脈は受け継がれているようで安心した。

細かい仕様については公式サイトを参照してもらうとして・・・・。

20130917c

まずは独特のフォルムを持つこのボディーでも、一際目を引くのがEVFであろう。
276万画素の上方90度までチルト可能なファインダーだ。
ファインダー倍率はGH3に比べると若干小さい気がする。
黒い色には少しカラーブレイクが目立つ感じだ。

気になったのがアイカップを含めて若干飛び出しているところだ。
ロック機構があれば良かったのかもしれないが、ストラップでボディをぶら下げたときに、体幹にEVFがぶつかり明後日の方向を向いてしまう気がする。
もうこの半分まで抑えられれば完璧だったのに。
まあ、技術的な限界なのであろうか。

20130917d

次に軍艦部ダイヤル周りを見てみたい。
メインダイヤルは適度な固さがあってなかなかよろしい。
その基部には電源ダイヤルがある。

20130917e

カメラをホールドしたときに、親指をかけて外側にレバーを回すと電源オンとなる。
GH3もそうだったが、非常に使いやすい。
シャッター全押し撮影まで1秒弱。実用性は高い。

20130917f

シャッター周りのダイヤルは絞りに連動している。
メインダイヤルに比べ程よく回すことが可能だ。

シャッターの押した感じは可もなく不可もなくといったところか。
パナソニックなりに拘ったと感じられる作りだが、ここまで拘ったのであればシャッターを押す動作が快感に感じるくらいの作り込みが欲しかった。
+αとして、レリーズボタンのねじ込み穴なんかあると良かったかもしれない。
ま、このあたりは完全に嗜好の範疇に入るが。

20130917g

サムホルダーに価する部分のダイヤルだ。
こちらでも絞り値の変更ができる。
さらに一度押し込んでから回すと、露出を変えることが可能となる。
再生時では撮影画像の拡大に使用する。

全体的なダイヤル操作感は概ね良好だ。
もう病みつきという快感レベルではないが、使っていてストレスを感じることはない。

20130917h

この次は軍艦部の中央部だ。
GX7ではこのサイズなのにフラッシュが内蔵されている。
GX7だからGN7.0相当なのかはわからないが、ストロボは無いよりはあった方が良い。
左にあるレバーを操作することでストロボがポップアップする

20130917i

ホットシューもついている。
渋いのが、ホットシューカバーだ。
GX7オリジナル仕様だが、脱落を防ぐためのギミックがついている。
こう言う心遣いはうれしいものだ。
できればLumixシリーズで統一して欲しいものである。

20130917j

さて、どんどん行きましょう。結構時間がかかってしまった。
お次はフロントのグリップだ。
パナはいつもグリップに拘っている気がする。

20130917k

今回も完成度は高い。
シボの感じも非常によろしい。

だが、こうレベルが高いと別のタイプも試してみたい気がする。
発売記念限定モデルでグリップの質感を変えたものを出すような遊び心もがあっても良かったような気がする。
ああ、これではオリの二番煎じになってしまうか。
ま、贅沢な要求ですね。

20130917l

背面部の液晶だ。
今回はサイズからGH3のようなバリアングルは採用されなかったようだ。
個人的にはそちらの方が好きである。

20130917m

上下にチルトできる104万画素を持つ3.0型背面モニターだ。
感じとしてはOM-Dにそっくりな感じである。
例のクラック事件のようなことは起きないと信じている。

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操作ボタンのユーザーインターフェイスはいつもと同じだ。
最近は比較的統一されているので使いやすい。
ボタン操作もボディに剛性があり、クリック感がハッキリしているために心地よい。

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次は底面だ。
メモリカードとバッテリー挿入部は同じところに挿入するタイプである。

カバーのロックボタンがやや貧弱で残念だ。
偶発的に開き難くする工夫はされているものの、触れた質感がそれをすべて台無しにしている気がする。
工作精度は高いのだから、周囲を硬質ゴムで覆うとか、ここだけ材質を変えるとかして欲しい。
触れる頻度の高いところは、カメラ使用時のモチベーションに響いてくる。

20130917p

カプラ専用のカバーもちょっと気になる。
電源カプラを使っているうちに、だらしのない口元のように半開きになってしまうのではないかと不安になる。
カプラを購入するのがちょっと怖い。

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最後に三脚穴だ。
3/8の太ねじ専用で、レンズの光軸に一致したところにあいている。

サイズを気にしたGX7でも、こういうところに気を抜かないパナの姿勢は評価したい。

20130917r

とまあ、ざっくりと触った感じを書いてみたが、簡単に結論をまとめると、GX7のガワに関しては寄せ集めのものではなく、それなりに気合いを入れて作られたことのわかるボディなのだ。

このボディを見てコレだ!と感じた方は間違いなく買いでしょうか。
フォーカスも正確で素早く、色乗りも私の大好きなパナ色だ。
あ、でもまだ高感度を見ていませんね。

次回は高感度耐性を見てみようと思う。

2013年9月16日 (月)

ちぇり小屋再始動

そろそろブログを再開しようと思う。
ユニークアクセスが凄いことになっていた(笑)
少しゆっくりしすぎたようだ。

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Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux 25mm/1.4Asph.

噂のGX7は先日購入した。
やはりパナソニックのデジカメはなかなかよろしい。

まだ、嫁さんの体調が安定しているわけではないのでブログの定期更新は微妙かもしれないが、とりあえずは続けられるところまでやっていきましょうか。

20130915b
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux 25mm/1.4Asph.

まずは旬なGX7ネタからスタートしたい。
でも明日から書こう。
ちょっとブログを休んだら、実行力が少し低下してしまったようだ。
まあ、直に戻ると思うが。

2013年9月 7日 (土)

経過報告

僅かではあるが、ようやくブログを書く時間を得ることが出来るようになった。
だが、まだまだ時間は不安定だ。

20130907a_2
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

実は嫁さんが入院していた。
その間、子供の面倒を一身に受けねばならなかったのだ。
先日、ようやく嫁さんが一時退院出来た。

双方の両親は既に高齢だ。
子供を託して無理をさせるわけにはいかない。

また子供の夏休みも被っていたため、仕事をしながら息子の面倒を見なくてはならなかったのだ。
チェリーの世話も然りである。
最初の頃は大変だったが、直に慣れてきた(笑)

始業式の準備や、夏休みの課題の手助けなどそれなりに懐かしみながら楽しめたような気がする。

20130907b
Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

まだ以前のように定期的にブログがアップ出来る環境ではないが、少しずつでも続けて行こうと思う。
落ち着いてきたらまた本腰を入れたい。

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