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ana

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2013年9月24日 (火)

由布岳道中記(後編)

昼食後にお鉢(火口)を回るかどうか考えていたが、せっかくここまで来たのだ。
回らないことはないだろう。

20130924a

と言うわけでお鉢巡りをすることに決めた。
一周してきた人に聞いてみると、健脚な人で1時間程度だという。
難易度少し高いですよと言ってたのが気になるが。

ザックが少し大きすぎる嫌いがあるが、アタックザックなど持ってきていないのでこのまま背負って回ることにする。
カメラはb-Gripにつけたままで大丈夫であろう。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

東峰から西峰に向かってお鉢を回る。
降りてすぐに道に変化が出てきた。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

あー、これは指開きグローブつけた方がいいなあ。
一部にある巨大岩に張り付きながら上り下りするコースだ。
鎖場やハシゴがないため、足場に細心の注意を払う。

すでにコースは出来上がっているために、どこに手や足をかければいいのかはすぐにわかる。
が、一部はぐらつく岩もあるので注意が必要だ。

コース幅が僅かな稜線もある。
この日は風が緩やかだったので非常に気持ちいい。
強風の日は本気で怖いかもしれない。

20130924d
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

ちょうどコースの半分ほど来たところだ。
火口の状況がよくわかる。
反対側にマタエが見える。

とりあえずコースは一本道なので簡単だ。
だが、ザックが大きすぎて非常に邪魔である。
細い岩の隙間やブッシュを通り抜けるときに引っかかる。

b-Gripは便利だったが、岩場を下降するときにレンズキャップをガリガリやってしまう。
しっかりと固定されているのでカメラが外れることはないが、やはりこう言うシチュエーションではポケットに入るようなコンデジの方が無難なようだ。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

ん?いつの間にか人気が無くなっている。
由布岳には他に誰もいないのか?
ガスも出てきて、ヒンヤリしてきた。
もうお鉢周りも終盤なので急いで西峰に向かう。

20130924f
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

ようやく西峰に到着する。1583m。
実はここにたどり着く直前、道をロストしたので非常に焦った。
GPSの記載されている登山道は非常にアバウトなものなので役に立たなかったのだ。

時間として5分10分程度だったが、一人で道迷いするとビビりますね。
どこかに道があるはずと登山道を何往復もしたところ、岩場にストックの傷か多数付いている場所を見つけて横道に気づいたのだ。

普段はローインパクトを心がけているのでストックの石突きにはカバーをつけているが。この時だけはつけていない人に感謝した。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

西峰は東峰と異なり実にフラットな山頂だ。
こっちらの方が食事を取るのには楽そうだ。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

反対側の東峰を見る。
ふう、一応目的である両峰の登頂を果たしました。

帰りのマタエまでの鎖場は、リスクを考えて写真は撮らなかった。
しかし、今年は筋トレで懸垂を導入していたために岩場の上り下りが今までに比べ非常に楽で余裕があったのが印象深い。

お鉢の時間はトータルで1時間半ほどかかった。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

今回のブーツは例のリールアジャストシステムの靴を使用したのだが、やはり癖があるようだ。
すでに何回かの登山に使ってみたが、キツく締めすぎると血行不良で足がつりそうになることが幾度か合った。
そのため、靴が脱げずに足がつらない絶妙な締め具合が必要になる。

だが、旅行時の普段履きにも使える便利なブーツであることは間違いない。
今回の由布岳登山にも十分使えたので、しばらくはこのブーツを履いていくつもりである。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

ようやく草原まで下ることができた。
途中、登山口近辺の林で子鹿を引き連れた鹿の群れに出会った。
おお、バンビですか。

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Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

やっと登山口に無事に到着である。
ここから宿の用意してくれたタクシーに乗り込んだ。

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Panasonic DMC-GH3+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

例のごとく登山後のビールと食事は最高だ。
このためだけに登っていると言っても過言ではない。
機会があったらまた由布岳に登ってみたい。

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コメント

うーん、なるほど自転車は常に足首の角度一定なので脱げる心配は少ないのですが、登山だといろいろなところに負荷がかかるので、難しいんですねー。記事、とっても楽しみました。いつもありがとうございます。

リールアジャストシステムはブーツのひも穴にワイヤーのフリクションが殆どかからないので、全体均一に締め付けられてしまいます。
足甲部分に小型の2’ndダイヤルがあると、足首のみの締め付けに強弱がつけられて便利なのですが。

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