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2013年10月

2013年10月31日 (木)

very tired

今日は仕事がお休みだ。
だが、やらねばならないことが山ほどある。

20131031a
Canon EOS M+EF-M 22mm/2.0STM

嫁さんの術後の経過がイマイチなので、今までやってくれたことを私がやらねばならない。
本人は大丈夫と言っているが、辛そうにしている姿を見ると実際に任せるわけにはいかないのだ。
乳飲み子もいるわけであるから。

なので今日はブログにかける時間が作れなかった。
と言うわけでここまでである。

すみません。

2013年10月30日 (水)

OM-D(E-M1)の高感度

今日は生憎の雨であったが、ブログネタが枯渇気味なので強制的にE-M1のテスト撮影を行うことにした。

20131030c

新しいボディを購入すると必ず行うテストだ。
高感度に強ければ様々なシチュエーションで、その長所を発揮できる。

Pon2

いつものようにいつもの被写体を置いていつものレンズで撮影する。
被写体までの距離は2mに設定。
E-M1ボディにLeica DG Summilux25mm/1.4ASPH.を取り付けて絞りはF5.6に固定した。
WBはオート、ISOを200から一段ずつ変えてテストした。

【高感度撮影】

RAWで撮影したデータをそのままJPEGにて現像した。
上段が全体、下段が中央部トリミング。

ISO200/400
20131030a1 20131030a2
20131030b1 20131030b2

低感度の画像はノイズも見られず、解像感も十分だ。
コントラストもしっかりしている。

ISO800/1600
20131030a3 20131030a4
20131030b3 20131030b4

ISO800あたりから解像感に変化が現れてきた。
犬の毛並みや咥えている看板の木目に劣化傾向が僅かに見られる。
ノイズは背景にほんの僅かに現れ始めた。

ISO1600ではその傾向はさらにはっきりとなる。
だが、まだまだ実用度は高い。

ISO3200/6400
20131030a5 20131030a6
20131030b5 20131030b6

ISO3200になると、背景に粒子状のノイズが目立ち始める。
だが被写体によってはうまく誤魔化せそうだ。
解像感の低下が徐々に目立ってくる。
犬の毛並み模様のすう壁は、このあたりでのっぺり感が強くなる。

ISO6400は、より著明となり等倍鑑賞は厳しいものになる。
犬の鼻の頭にはカラーノイズが出始める。

ISO12800/25600
20131030a7 20131030a8
20131030b7 20131030b8

ISO12800にもなると、画面全体の雰囲気ががらりと変わる。
すでに正確なコントラストが低下し、正確なカラーバランスが成り立たなくなり始める。激しい各種ノイズにまみれた画像は、かろうじて被写体境界はハッキリしているが、精細感はすでに消失しのっぺりした感が著しい。

ISO25600はまさに非常用だろう。
サムネイルで見ると、お?全然いけているのではないかと思ってしまいがちだが、拡大すると何これ?という状況になる。
まあ、遠目で鑑賞したり、薄目で楽しむのが吉であろう。

ここで各写真をまとめておく。

20131030f

20131030g

【まとめ】

個人的な判断によれば、等倍鑑賞に堪えられるのはISO3200あたりまでだろうか。
このへんにボーダーがある。
そしてISO6400くらいに大きな堀があって、ISO12800には巨大な壁がある感じだ。

Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12mm/2.0

E-M1はよく出来たマイクロ機だ。
では現行機種で頭一つ抜けた機種であるかと言われると、それは微妙だと思う。
E-M5やGH3とどっこいどっこいではないだろうか。
状況によってはE-M5やGH3の方が優れていることもあるだろう。

E-M1の拡大画像を色々見ているうちに、ああ、やっぱりこれはオリンパスの絵作りだなあと実感していることに気づいた。
個人的な嗜好からいうとやはりパナソニックの絵作りが好きである。

しかし、ボディ内手ぶれ補正を有し、大きく見やすいEVFが搭載され、ホールディングのよいグリップを持つ機種はこれしかない。
しばらくの間はこれが私のマイクロメイン機となるであろう。

20131030e
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8 PRO

現時点に於いてパナ製最新機種であるGX7は先日のGH3との対比であまりいい結果が出せなかった。
これが非常に気になっていたのだ。
その対比は条件の異なるデータをそれぞれ用いたために、結果の信憑性は決して高いモノではない。

だが今回のE-M1テスト撮影時に、同じレンズを使って同時に同条件でGX7の高感度チェックをおこなった。
この結果を後日出したいと思う。

2013年10月29日 (火)

名前

出産後、数日は保育器に入っていたが、退院した今や元気いっぱい毎日よく泣いている。
とうとう先日、娘の名前を決めて出生届を出してきた。
いつも通り、誰にでも読めるオーソドックスな名前だ。

20131029c
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4 ASPH.

子どもの名前はすべて私が決めている。
見たイメージとなる漢字から名前を組み立てていく。
こだわりがあるのは字画だ。
だから子供たちはみな、縁起の良い字画になっている(笑)

次男である私の名前は数秒で決まったらしい。
面倒だから祖父の漢字を一文字もらいましょうという話を聞かされた。
両親は私の兄の名前や末弟の四男にはかなりの時間を使って名前を考えたようだ。

20131029a
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8 PRO

いや、別に私の名もたくさんの時間を使って考えてくれれば良かったのにということを言っているのではない。
子供の頃におまえの名前の意味はこういうことだよとよく聞かされた。(真実を知ったのは成人してからであるが)
そのためかもしれないが、祖父の名をもらったことに誇りを感じるし、その漢字の意味も大好きである。

20131029b
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8 PRO

私の子供たちも自分の名前が好きになってくれるだろうか。
責任重大である。

2013年10月28日 (月)

GM1は何色が良い?

先週、いつものカメラ屋さんでE-M1を引き取ってきたときにGM1のモックが飾ってあることに気づいた。
オレンジ、シルバー、ホワイトのモックと紙箱のブラックの4色だ。
箱のブラックは論外として、とりあえずは3色のモックに触れさせていただいた。

この時、カメラは所持していなかったので写真は撮影していない。

20131028a イメージです

まずはオレンジを。
ほほう、レンズを入れるとそれなりに奥行きはあるが、それでもかなりコンパクトだ。
ちなみに付属12-32mmレンズもモックである。

実は数日前にGM1が発表されたときに速攻でオレンジを予約しておいたのだ。
しかしオレンジである。橙色だ。

タフネスコンデジであるFT2で同色を選んだことはあるが、レンズ交換式では一抹の不安を覚えていたのだ。

よく見るとオレンジの合皮素材もまあまあか。
ポップな色調のオレンジかと思ったが、ややシックな感じである。
でもやはりオレンジはオレンジだ。
派手であることに変わりはない。

20131028c イメージです

次にホワイトである。
あー、これは汚れがダイレクトに目立ちそうだ。
皮の表面加工からも汚れが付きやすいかもしれない。
見る分には非常にキレイである。

20131028d イメージです

次にシルバーだ。
あれ?意外と面白くない。
何かデジャブを感じる。
GX7かな。

20131028e

シルバーにはアルミ製の外付けハンドグリップ(シルバー)が付いていた。
これは本物らしい。
どれどれと外してみると・・・・。

軽っ!

凄まじいほど軽い。
オレンジに取り付けたらよく似合った。
LUMIX GM予約キャンペーンに申し込むともれなくプレゼントされるらしい。
期間が来たら製品登録しておこう。

20131028b イメージです

GM1を予約したときに、オレンジかブラックかでかなり悩んで、カメラ屋さんの店員さんに自分の色調選択の苦悩を吐露して聞いてもらっていた(迷惑ですね)のであるが、モックを見てオレンジに決めたことは間違いではなかったと確信した。

でも、今は娘が出来たばかりでナチュラルハイなためオレンジなのかもしれない。
だから、ひょっとしたら平常時ではブラックかもしれないし、何か特殊なイベントが生じたときにはホワイトを選んだかもしれない。

ま、いずれにしてもGM1が届いてから愚痴りましょうか。

20131028f

モックを見た時に、いくつかの商品を買った。
めがね拭き2枚(重要)とEOS M用のリモートボタン(中古)だ。

前に購入したリモートボタンがなくなってしまったのでストラップと一緒に購入した。
でもこのストラップも小さいので、付けていてもすぐになくなりそうだなあ。

2013年10月27日 (日)

OM-D(E-M1)がやってきた(後編)

前回の続きである。
乳飲み子がいると、ブログに時間を割くのが結構大変だ。

20131027a

さて、言い訳はこの辺にして本題に入ろうと思う。
まずは背面ボタンの類いからいこう。

20131027b_2

E-M1の背面ボタンには余裕がある。
しっかりとしたグリップがあるために仰々しいサムホルダーがなくなったようだ。

E-M5はただでさえコンパクトボディなのに、背面部に電源ボタンを取り付けたため非常に使いにくかった。
だが、今回のE-M1背面ボタンはストレスフリーだ。老眼の味方である。

20131027c

AE/AFロックのボタンに切り替えレバーが付いた。
これは露出や絞りの変更ダイヤルを別の機能に割り当てるレバーなのだが、普通に使う分ならば「1」が無難である。
メーカーお着せの機能割り当てに一言ある方は是非。

20131027d

背面液晶は上下にチルトできる可動式液晶だ。
個人的にはバリアングル液晶が好きなのであるが、OM-Dはこの路線で行くらしいので最初から諦めている。

20131027e

前にE-M5の背面液晶のクラック問題があったが、今回の液晶は作りがしっかりしている。
おそらく対策済みであろう。若干厚みが増したようだ。

20131027f

次にカードホルダーだ。
E-M5同様、しっかりとした作りになっている。
結構堅めである。

GH3の数少ない欠点の一つに、グリップを中途半端に握るとカバーが開いてしまうということあった。
軽いフリクションで簡単に開いてしまうのだ。
これが結構なストレスで、防塵防滴の意味が半減、いや消失してしまう恐ろしい不具合だった。
オリンパスはそういう所に抜かりがない。

20131027g

コネクター類はE-M5同様、背面液晶を少しチルトさせないとカバーを開けにくい。
リモートケーブルをつなぐときが結構面倒くさい。

E-M5もそうだが、RRSの汎用カメラプレートで液晶ごと固定した後に、ケーブルをつなごうとして「あっ!」と気づくことが何度もあった。
自分のせいではあるが、こめかみをメロンにしながらも落ち着きを維持しつつプレートの取り外し作業を淡々と行うのだ。
このO-MDの通過儀礼によりかなりの忍耐強さを身につけたのではないだろうか。

20131027h

最後に底面部の三脚穴を見てみたい。
サイズは一般的な細ねじタイプが付いている。

20131027i_2

だが、位置は光軸から少しずれている。
E-M5のときもそうだったが、外付けグリップのみをつけると三脚穴は光軸上になったのだ。
だから元からグリップの付いているE-M1は・・・・、なんて期待していたら裏切られてしまった。

仕方がないですね。
ただ、光軸より三脚穴が左にあると、b-Gripを付けたときボディが体の正中線に近づくためにちょっとやっかいなのだ。

まあ、E-M1は山に持ち出す予定はないからいいか・・・・。

20131027j

バッテリーはE-M5と同じである。
E-M5の予備バッテリーがたくさんある人は幸せものだ。

E-M1はCIPA規格だと350枚ほどらしい。
GH3は500枚オーバーだったので、このあたりがちょっと残念である。
OM-Dシリーズの路線なのだろう。
一応、予備バッテリーを一つ購入しておいた。

とまあ、色々書いてみましたが、なかなか使いやすいSLR型のミラーレス機だと思う。
E-M5よりは使い勝手は明らかに改善されている。

操作感はサイズがもう少し大きいGH3の方が良かったのであるが、信頼の高いボディ内5軸手ぶれ補正が付いていることもあるのでこちらをメイン機として使っていこうと思う。
なによりすでにGH3は手元にないのであるから。

さて、肝心の描写性能であるが、それはまた後日に出していこう。
GX7との比較が楽しみだ。

2013年10月26日 (土)

OM-D(E-M1)がやってきた(前編)

すっかりE-M1新規購入フィーバーの旬は終わってしまったようだが、それでもマイペースで記事を淡々と書いていくのがちぇり小屋ブログの特徴でもある。

20131026a_2

すでに余所で書き尽くされたであろうE-M1のレビューを書くのも何だかなと思うのであるが、冒頭でも偉そうに語っているためここは素直に綴って行きたい。
機械的な仕様はメーカーサイトを見てもらうとして、今回は外見的な特徴を述べる。

20131026c

購入したのはレンズキットだ。
本体の重量はバッテリーと記録媒体を含んで500g弱。
付属レンズの12-40mm/2.8は380gほど。
合わせると900g弱となる。結構ズシリとくるキットである。
しかし、F2.8通し標準レンズ込みでこの重量に抑えられるのはマイクロフォーサーズならではであろうか。

20131026b_2

正面像を見てみましょうか。
まあ、オリンパスらしくクラシカルなデザインにまとめている。
グリップもサイズこそ違えどGX645を思い出す形状だ。

20131026d

まずは軍艦部から。
見た感じダイヤルが主体のユーザーインターフェースとなっている。

これは個人的に好きなデザインだ。
視覚的に分かるのが良い。
ボタンメインのEOS 1Vの時は切り替えが結構面倒で慣れるまでが大変だった。

20131026e

このあたりはE-M5とかなり変わっている。
まず、左側にあったメインダイヤルが、この右側に来ている。
その分、グリップ側に押し出される形でボタン類が配置された。
メインダイヤルは右側にあった方が使いやすい。
グリップ部が出来た分、改良されたようだ。

20131026f

対側の電源レバー周囲だ。
E-M5は背面部に微小なレバーが申し訳程度に付いていたが、これが非常に使いにくかった。
今回はまあまあ合格だろう。
だが、何故に左側なのだろう。
GX7のように右側に持ってきてもらうとより良かったのであるが。

それにHDRボタンやAFボタンが独立した。
このフィルム巻き上げレバーに類した所に配置されている。
フィルム好きな人には泣けるデザインだ。

20131026g

次にグリップ部に行きましょう。
デザインは新しいようで古いような、でも握った感じは非常によろしい。
マイクロ機の中ではベターな感じである。
だがベストではない。私の中でのマイクロ機ベストグリップはGH3である。
シボの固さもなかなかだ。

ちょっと残念なのが、グリップが付いたのでバッテリーが大型化すると思ってたのにE-M5と同じだったことだ。
スタミナが若干不安なE-M5と同じなのだ。
やや心配だったので予備バッテリーを追加購入しておいた

20131026h

ちょっと脱線。
今回のE-M1にはシンクロターミナルが付いている。
モノブロック撮影で使用する外部フラッシュ端子のことだ。
これがあるとプロユースでもOKよというメーカーからのメッセージなのではと思い込んでいる。
あると嬉しい端子だ。

20131026i

お次はホットシューとファインダーにいってみましょう。
最近は高感度に強いカメラが多くなったので、とんとストロボは使わなくなった。
でもあると便利である。購入も考えておきますか。

ホットシュー下部にはEVFを取り付けられる電子接点も付いている。
このあたりはE-M5と同じだ。
敢えてEVFをダブルにできるのもOM-Dならではの技であろうか。

ファインダーは非常に進化している。
井戸の底をのぞき込むようなE-M5のファインダーに比べても、広くて非常に見やすい。
カラーブレイクも殆ど現れない。
完成度の高いEVFだ。

20131026j

今回、最も良くなっていると感じた部分はEVFのアイピースだ。
簡単に外れてしまうE-M5のアイピースに比べてなんとE-M1のしっかりしていることか。

あの貧弱でストレスのたまるファインダーカバーのせいで、後半はずっと外してEVFを使用していた。
だが、今回は違う。
確実に改良されているのだ。ここは個人的に高ポイントである。

ここまで書いたのであるが、久しぶりのブログのせいかかなり疲れてしまった。
と言うわけで、後半に続くのである。

2013年10月25日 (金)

ちぇりたさんからコンニチハ

とうとう家族が一人増えることになった。
嫁さんは色々と大変であったが、頑張ってくれてとても感謝している。

20131025a
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED75mm/1.8

念願の女の子だ。
当家の血筋では90年ぶりらしい。

これで仕事の現役が伸びてしまった(笑)

さて、そろそろブログの本格始動を始めましょうか。

2013年10月22日 (火)

経過報告とE-M1

嫁さんが思ったより早く退院できそうなので、ブログ開始も間もなく出来そうだ。
まあ、いきなり定期更新とは行かないかもしれないが、地味にまったりと始めるつもりである。

20131022b_2

ところで、先週OM-Dの新製品であるE-M1を購入してきた。
M.ZD12-40mm/2.8付きのレンズキットだ。

20131022e

レスポンスのシャキシャキ感やAFの食いつき感は僅かにGX7の方が私好みだったが、ざっといじった印象としてはE-M1はマイクロ機のSLR型メイン機として十分に問題なく活躍してくれることであろう。

20131022c

気になっていた付属レンズのM.ZD12-40mm/2.8 PROであるが、いい面も悪い面もZD14-35mm/2.0SWDとZD12-60mm/2.8-4.0SWDを引き継いでいるなというのが最初の直感だ。
非常にオリンパスらしいレンズである。

20131022d
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD12-40mm/2.8 PRO

早速チェリーに被写体になってもらう。
最近はカメラを向けると逃げるため、ふん捕まえて撮影した。
バリアングルでないため自分撮りはしにくいカメラであるが、ホールド感の良さはGH3に次ぐほどだ。
外見的にも細かいところでE-M5の欠点を改善してきている。

細かな外見や使い勝手、センサー性能に関してはまた後日に。

2013年10月14日 (月)

再びお休み

また個人的な諸事情でブログをお休みする。
まあ、理由は前回と同じだ。

20131014a
Panasonic DMC-GX7+Voightlander Nokton17.5mm/0.95ASPH.

落ち着いたらブログを再開するが、今回は問題なければ二週間程度だろうか。
E-M1の発売時期と被るため、ひょっとしたらE-M1の途中報告をするかもしれない。

ブログを毎回見ていただいている方には本当に申し訳ない。

2013年10月13日 (日)

風と月撮影

昨日のカエルを逃がした後、忘れ物があったので再び職場に戻った。
すでに日は暮れていたが、月がハッキリ見えたので先日のシステムと同じもので翌日の月を撮影してみた。

20131013a
Canon EOS M+EF400mm/5.6L USM+EF2xIII

やはり月は夜に限りますね。
満月よりも、陰の部分があった方が月撮影は面白い。

が、ピント確認のために大きく拡大すると、月のエッジがユラユラと揺らめいている。
上空は相当な風が吹いているようだ。

20131013b
Canon EOS M+EF400mm/5.6L USM+EF2xIII

トリミング画像である。
揺らぎが激しいのでどれも精細感に欠けるイマイチな写真が多い。
比較的まともなものをチョイスして拡大した。

20131013c
Canon EOS M+EF400mm/5.6L USM+EF2xIII

倍率を上げるとやっぱり揺らぎが激しいことがわかる。
特に月辺縁が酷い。

案の定、自宅に帰宅してから風が激しくなったようだ。
空を見上げるとすでに月は見えなかった。

2013年10月12日 (土)

職場とカエル

今日、半ドンの仕事を終えて机から立ち上がろうとしたとき、足下に何かがいるのに気づいた。

ヒキカエルである。
体長5cmほどの今年生まれたばかりの奴であろうか。

何故こんな所にいるのかと不思議に思いながら手でカエルを捕まえてみると、ほこりまみれですでに全身カリカリに乾いて虫の息だ。
慌ててシンクに低目のぬるま湯を張って中に放り込んでみた。

しばらくは水面でジッとしていたが、直にスイ~ムと泳ぎ始めたので安心した。
このように元気な姿を見ていると自分に様々な欲求が出てくる。
何かエサはないかと探してみたが、生憎今すぐ捕まえられるような生き餌はいないため、体が元気なうちに実家の庭に放すことに決めた。

20131012a
Panasonic DMC-GX7+Voightlander Nokton17.5mm/0.95ASPH.

実家の水草の張ってあるカメに入れたら、気に入ったらしく縁に座ってノドを膨らまし始めた。
カメラを近付けると慌てて水中に逃げ込むほど元気が出たようだ。
元気な姿の写真を撮ろうにも、蚊が多くてマニュアルフォーカスではまともに撮影が出来ない。
数枚撮って、早々に退散した。

さて、今日は夏日だったので問題ないが、今後気温が低くなったときにこのカエルは無事に越冬できるであろうか心配だ。
左足に傷があったので、もし来年出会うことがあればわかるだろう。

しかし、何故職場にいたのだろう。
あのほこりの付き具合と乾き方からすると4、5日は職場にいたことになりそうだ。

2013年10月11日 (金)

昼間の月

今日は午前中から快晴だ。
ちょうど昼間の月が出ていたので、昼休みの時間を使って撮影してみた。

20131011a

周りも明るいので月のコントラストも微妙だ。
こんな時はテレコン+望遠でもAFが作動するEOS Mをチョイスする。

が、相変わらずバッテリーが見つからないのために、取り敢えずはカプラを接続して撮影を行う。
ダットサイトは本当に便利だ。
1200mmの超望遠であっても速攻で照準を合わせられる。

20131011b_2
Canon EOS M+EF400mm/5.6L USM+EF2xIII

コントラストAFはこういったシチュエーションの時効果を発揮する。
が、動作はEOS Mらしく結構ゆっくりだ。
でも、ファームアップ前よりは少しマシかな?

20131011c
Canon EOS M+EF400mm/5.6L USM+EF2xIII(トリミング)

昼間の月は初めて撮影した。
なかなか面白いが、何度も撮ろうと思わせるモノではない。
一度で満足した。

2013年10月10日 (木)

GM1の噂

発表は1週間後の17日らしい。

パナソニックDMC-GM1に関するいくつかの噂が掲載
デジカメinfo

しかも別の記事ではセンサーはGX7のものを搭載するという話もある。
本当かどうかは分からないが、ミニサイズのボディにこれは嬉しい噂である。

20131010b
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

さて、今月末に発売されるオリンパスのE-M1マイクロの主力とすると、おそらくはGM1がサブ機となるだろう。
そうするとGX7の立ち位置が微妙なものになってくる。

どうしますかね?

以前の件もあるが、同マウントのボディがいくつもゴロゴロしていると碌な事にならないため、最近はさっさと処分するようにしている。

20131010a
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

しかし、まだ購入したばかりですからねえ。
以前GX7の事をボロクソに書いたが、最近はレスポンスの良さも相まって、結構気に入って愛用している。
明るいレンズを多用するせいか、薄暗いところでも最高感度が2000を超えることがない。
おかげで解像感も満足している。

取り敢えずは主力機だったGH3を手放してしまった今、暫定的ではあるがGX7が私のメインである。(というか、今はマイクロ機はこれしかない)
パナファンの一人として、このままマイクロの主力をE-M1に譲ってしまうのも気が引けるので、せめてボディだけは複数所持してレーゾンデートルを維持しましょうかねえ。

2013年10月 9日 (水)

新型タブレット Surface Pro

ASUSのアンドロイドタブレットであるFT300は、仕事やネットでの実用性は非常に低く、自分が山中鹿之助になったかのような錯覚に陥るほどのストレスをためていくタブレットだった。

ネットにおいてはフリーズなのか処理中なのかわからないほどにまたせるこの端末は、破棄しようかと本気で考えていたほどだ。

20131009e

だが、実際にタブレット端末は実に便利だ。
キーボードによる日本語入力ができる魅力は大きい。

そこで予てから気になっていたSurface Proをキーボード付きで購入してみた。
このSurface Proの最大の魅力はWindowsソフトをそのままインストールして使えるというところだ。
Surface RTはソフトの非適応で除外した。

20131009f

Ultrabookとどう違うのかという部分もあったが、とりあえずはSSD搭載でタッチパネルが付いて・・・・、あとは旬な製品と言ったところがチョイスのポイントだ。

20131009a

細かい使用感は後日述べるとして、キーボード付きのアンドロイドタブレットと殆どサイズは変わらない。
Surfaceのほうが若干ズシリと重さを感じる。

20131009b

私はキーボードを頻用するので、薄くて軽いタッチカバーでなくタイプカバーを選んだ。
タイプ感は殆ど変わらないが、ワンキー/秒でタイプせねば正常に入力できないアンドロイドキーボードに比べ、Surface Proは普通のPCと同じ状況で入力できるのが素晴らしい。
いや、出来て当たり前のことだったんですけどね。

20131009c

そのキーボードも簡単に外すことが出来る。
面白いのが接合部がマグネットになっていて簡単に取り外せることだ。
電源コネクターも同じである。

20131009d

とにかく劇的に改善したのがネット環境だ。
画面切り替え時の処理待ちから解放された。
アンドロイドは15~30秒待ちは当たり前だったが、こちらはスムースな切り替えが可能だ。
特有の嫌な広告も出ないので、処理によるレスポンス低下もない。

PCの環境をそのまま移行できるので、重要な出納帳ソフトやRAW画像処理ソフトもインストールした。
僅かにレスポンスが落ちるものの、シルキーピックスもSurface Proで作業できる。
湯布院にも持ち出して、宿はもちろん移動中の新幹線でも仕事が出来たのだ。

仕事上の必須アイテムになってしまった。
レスポンスのいい使い勝手良好なアイテムだ。
もう手放せないかも。買って良かった。

2013年10月 8日 (火)

多忙な週明け

相も変わらず忙しい。
今日は記事を書く時間取れなさそうだ。

20131008a
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

なので今回は写真だけ載せておく。

GX7で撮影。
高感度の解像度はアレであるが、撮影していて楽しいカメラだ。

AFの合焦率と速度は、デジカメの満足度にとって大切な要素なのだと心底思った。
なんかGX7にハマりつつある。

2013年10月 7日 (月)

十日森神社例祭 2013 とGX7使用感

小中学校あたりまでは友人らと縁日に出かけたものであるが、以後は殆ど行かなくなった。
ところが子供がいると縁日に連れて行かされることが必須となる。

20131007b
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

人混みは苦手だが、私も母によく連れて行って貰ったことを考えると、これも連綿と受け継がれる相伝の義務のようなものではないかと考えるわけだ。

昨年は高感度に強い5D3を持ち出したが、今回はコンパクトなミラーレスをチョイスする。
GX7はOM-D張りに高感度が強いのが利点だ。
本当はEOS Mを実戦として持って行く予定だったが、昨日の記事の件からこちらを持ち出した。

20131007a
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

ここ十日森神社は稲荷神社である。
よって祀られているのは狐だ。
こちらのお狐様は乳呑み児を連れている。カワイイ。

なんか写真右下にモヤのようなモノがかかっているが、何であろうか。
ま、あまり気にしないようにする。

20131007f
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

本殿にいくと巫女さんが玉串で拝礼してくれた。
あ、これは初めてですねえ。
なんか良い感じである。

20131007c_2
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

屋台の数は10ほど。
昨年より一つ増えたようだ。

この地味な感じが十日森神社の醍醐味だ。
屋台が何十と集まる祐天寺のお祭りにはない渋さがある。
来る年齢層も少し異なるようだ。

20131007d
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

なんと言っても神楽殿で行われる催し物がいい。
しばらく見物してしまった。
隙間から舞台裏がちょっとだけ見えるのも味わいがある。

GX7は縁日のような暗さと明るさが極端に被るシチュエーションでもAFが文句なく合焦する。
暗いところでは未知数だったEOS Mよりこちらの方が正解だったかもしれない。

20131007e
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

子供に縁日用の金券を渡していたら驚くべき色の水飴を購入していた。
嫁さん曰く、私の子供時代にはあったよ言っている。

ケミカル系の色は児童にはたまらないのであろうか。
でも自分が子供時代にこの色があったらやっぱり食べてたと思う。

GX7は様々な状況下でも小気味よいレスポンスで合焦しシャッターを押せる。
非常に扱いやすい。

ちょっと難を言えば、縦位置にしてシャッターを押すときに手掌の影で背面液晶がEVFに一々切り替わってしまうのが面倒だった。
クセになっている縦位置を逆に構えるようにしないと駄目そうですね。

2013年10月 6日 (日)

多忙な週末

今日は週末だったが月頭なため残業で遅くなった。

最近再び使い始めたEOS Mを持って自宅に帰ろうとしたところバッテリーが見つからない。
そうだった、先日使い回したためにバッテリーを充電したのだが、仕事が始まる前に無意識にどこかへしまい込んだようだ。
参ったなあ。祖父と同じようなことをしている。
退室の時間も迫っていたので、やむを得ずGX7を持ち帰った。

20131006b_2
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

今日は職場近所の神社で例祭が行われている。
街灯に提灯が取り付けられていたので撮影してみた。
やっぱりEOS Mに比べるとマイクロ機のAFは速く、そして合焦は正確だ。
GX7に関しては云々書いたが、やはりいいカメラである。

20131006a
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

自宅に帰ると家族はすでに就寝中だ。
チェリーだけ起きて待っていてくれた。
こんな時、ネコでも起きていてくれると嬉しいものである。
すまんね、チェリー。

2013年10月 5日 (土)

面積迷路

最近、はまっているモノがある。
面積迷路というパズルだ。
本屋で何気なく見つけた雑誌だが、ハマったので買い足してきた。

20131005a_2

昔からこういうものには目がなくて、数独に関しては黎明期の頃から楽しませて貰っている。
数独には拘りが強く、これのDSソフトをやりたいが為だけに(旧)DS本体を購入してしまったほどだ。
未だに旅先でも数独の冊子を一冊忍ばせている。

20131005b

話が脱線した。
この面積迷路とは何ぞやと言うことになるが、早い話が四角形の面積や辺の長さを「算数」を使って答えを求める問題集だ。

だから使うものは四則演算のみとなる。
小数点や分数、連立方程式は使わない。
小学校で学んだ知識があれば電卓など使わずに大丈夫だ。

20131005c

が、初級の問題ならいざ知らず、上級になると時折ペンが止まることがある。
そこで己の経験とひらめきを駆使して問題解決に望むのだ。
これが非常に面白い。
答えは全て自然数で解答されるのが気持ちいい。

中学受験の時に習ったような問題もたくさん出てくる。
当時は苦痛でしかなかったが、あの時のように今は切羽詰まった状況でもないし、解答のすっきり感も相まって難問を解いた後の爽快感は格別だ。

最近は解法パターンに多少精通してしまって、やや刺激が停滞気味かもしれない。

興味を持った方、お一ついかが?
結構ハマりますよ。

2013年10月 4日 (金)

久しぶりのEOS M

最後に触れたのが今年の頭だったので、半年以上触れていなかったことになる。
お久しぶりのEOS Mだ。

20131004f

唯一持っているAPS-Cサイズのセンサー搭載のミラーレスであるが、AF速度が遅いためにマイクロ機ばかりを使用していた。

EOS Mは今年の7月にAF速度を上げるファームアップが発表されている。
先日のGX7の件もあったので、ちょと気分転換にEOS Mをファームアップしてキヤノンミラーレスを触れてみようというわけだ。

20131004c

細かい作業は割愛させていただいて、これがファームアップ後のEOS Mである。
それではと早速撮影をしてみると・・・・

20131004d

うーん、あんまり変化がわからないなあ。
少しだけ速くなったかな?
もう少しファームアップ前にAF速度のチェックをしておけば良かったかもしれない。
マイクロ機に比べてしまうとAFのモッソリ感が際立つ。

20131004e

特に感じたのが、撮影後に画像が背面液晶に再生されるのであるが、そのブラックアウトする間が長すぎる。
ちょっ以前のDSLR機のようだ。
時間としては一秒もかかっていないのであるが、マイクロ機がほぼ一瞬で再生されるのに対し、EOS Mは少しの間がある。

20131004a
Canon EOS M+EF-M 22mm/2.0 STM

DSLRではファインダー越しに被写体を見ているために、瞬間的なミラーアップは気にならないのであるが、ミラーレスは(特にEOS Mは)背面液晶を見ながら撮影するため、シャッターを押してからのブラックアウトの時間が長いとEOS Mを持ったままの状態で再生画像が現れるまで体が停止しているのだ。
この時間が妙に長く感じて嫌なのだ。

20131004b
Canon EOS M+EF-M 22mm/2.0 STM

連写モードの再生状況からみると、やろうと思えばできる気もする。
GX7のような激速のAFにはかなわないので、せめて撮影後の再生画像だけでもレスポンスよくしてくれるとモッサリ感の半分は払拭できるのではないだろうか。

しかし、久しぶりのEOS Mは新鮮でおもしろかった。
もう少し使用頻度を増やしてみよう。

2013年10月 3日 (木)

DMC-GM1 はどうでしょう

先日のGX7でちょっと心配になったので、どうせなら画像がイマイチでも納得できるような尖った機種も選択してみようかと考えてみた。

20131003a

10日に発表されるのではないかという噂の超小型パナ製マイクロ機であるGM1だ。
サイズがソニーのコンデジであるRX100M2と遜色ないという。
いいじゃないですか。

上の写真はフェイクらしいので本気にしないように。

20131003b

となると今月下旬に購入予定のOM-D(E-M1)をメインに持ってきて、この噂のパナ製GM1をサブにしましょうかね。

パナ製マイクロ機の出す色調が非常に好みだったのだが、ここでGH3を買い直すとOM-Dと被ってしまうので、この際立場を逆転してもらうことに決めた。

超小型なので山とかにもいいかもしれない。

20131003ca
Panasonic DMC-GH2+Lumix GX PZ14-42mm/3.5-5.6

さらにいいのが、GX PZ14-42mm/3.5-5.6よりもさらにコンパクトで、しかもワイドな12-32mmのズームレンズが発表されるという。

もちろん手ぶれ補正付きですよね?
これは買いだ。
ワイド端12mmのズームは何かと貴重である。

20131003d
Panasonic DMC-GH2+Lumix GX PZ45-175mm/4.0-5.6

GM1は小型に特化したマイクロ機なので、GH3レベルの画像の良さは期待していない。
ある意味、閾値を低く設定しているのでパナ製センサーでもOKだ。

10日が楽しみである。

2013年10月 2日 (水)

GH3とGX7の高感度比較

しばらくの間、手元にGX7がなかったので堰が切れたようにGX7ネタを書いていこうと思う。

まずは、パナソニック最新鋭機であるGX7の高感度対性は如何ほどのものなのか、GH3をコントロールとして見てみたい。

本来は、GH3とGX7は同じ環境下で撮影を行い比較するのが筋なのであるが、生憎GX7の代わりに手放してしまったため、過去のデータを引っ張り出して対処する。

20131002a

一応レンズは同じLeica DG Summilux25mm/1.4ASPH.を取り付けて、絞りも同等にする。
だが、微妙にホワイトバランスが異なってしまったので参考になるかどうか・・・・。

【比較テスト】

各ISO値で1段ずつずらして比較した。
写真は分かりやすくするために中央部をトリミングしてある。
左がGH3、右がGX7である。

ISO125
20131002d1 GH3/GX7

ふむ、最低感度はやはり奇麗にまとめ上げていますね。

あれ?なんか雰囲気がかなり違う。
カラーバランスなどではなく、被写体のもつデータの情報量に差があるような気がする。
もちろん、GH3の方がGX7より上と言う意味で書いている。

ISO200
20131002d2 GH3/GX7

ISO400
20131002d3 GH3/GX7

ISO800
20131002d4 GH3/GX7

この辺りでGX7の方に、僅かに解像度の低下が見られ始める。
犬の額部分が分かりやすい。

ノイズは比較的まだクリアだ。

ISO1600

20131002d5 GH3/GX7

GH3の方にも僅かに解像度の低下が見られ始める。
ISO800のGX7と同レベルか。
GX7の方はさらに少しずつ解像感が失われていくのが分かる。

だが、まだまだレベルは十分だ。

ちなみに等倍で見ると、この辺りから双方にノイズが目立ち始めるのが分かる。
が、全然気にしなくて良いレベルではある。

ISO3200

20131002d6 GH3/GX7

GH3はまだ余裕が見られるが、GX7は犬の額だけでなく、マズルや頬部の皺壁が消失しつつある。

マジですか・・・・?

ノイズは双方とも少しずつであるが増えている。
まだまだ許容範囲だ。

ISO6400

20131002d7 GH3/GX7

さすがにISO6400ともなるとノイズはかなり目立ってくる。
もうこの画像では使えないと言う人もいれば、まだまだいけますよと言う人もいるだろう。
私はギリギリかな。

解像感に於いては、さすがのGH3もアラが見えてくる。
GX7は能面のような犬になってしまっている。

また、GX7では犬の鼻の頭にカラーノイズが目立ち始める。

ISO12800

20131002d8 GH3/GX7

さすがにこのレベルまでくるとノイズまみれである。

解像感ももはやないに等しい。GH3もGX7も同じような感じだ。

GH3にもカラーノイズが出始める。

ISO25600
20131002d9 GH3/GX7

双方共に同じくらい画像は破綻している。

一応、ISO25600も「撮れますよ」というレベルだ。
このISO値で、云々言うのは酷というモノだろう。

でもコントラストは比較的保たれていますね。
良い傾向です。

【まとめ】

ノイズはGH3と同等レベルとみて良いと思う。
かなり奇麗にまとめ上げているようだ。

だが、気になるのは高感度時の解像感の低下だ。
GH3よりも1段以上低く感じる。

そして気になったのが情報量というか、GX7のダイナミックレンジがGH3よりかなり低い気がする。
被写体の質感がまるで違うのだ。

20131002e
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

巷ではGX7の素晴らしいスペックが色々語られているようである。
いいことだ。
私の好きなパナソニック機が褒め称えられているのは嬉しい限りである。

だが、今回の結果から個人的に言わせて貰うことは決してポジティブなことではない。
ハッキリ言ってGX7は期待外れだった。

私はGH3を手放してGX7を購入したことを後悔している。
近いうちにGX7は手元からなくなるかもしれない。

20131002f
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

今回のチェックで、写真撮影に関してはGH3の方が圧倒的に優れていると感じたのだ。
あのGH3の階調の広さを見たら・・・・。GX7・・・・、ああ・・・・(泣)

もし、パナ製の高品位マイクロ機を考えているならば、GH3をおすすめする。
OM-D(E-M5)に引けを取らず、良好なホールド感を得られる満足度の高い機種だ。

今回、高感度耐性を見るつもりだったのだが、低感度の時点から階調の差に愕然とした。
もちろん、撮影日時や天候が異なるために、今回だけの検証で結論づけるのは時期尚早であろう。
実際に異なる被写体で一般撮影したものでは、GX7とGH3にはっきりと現れる違いは見当たらない。

しかし、斯様な結果が出てしまったが故に、GX7を持ち出すモチベーションが低下してしまったのだ。
多分、GH3とはセンサーの違い・・・・かな?と感じている。

パナ製の色合いは大好きなんですけどねえ。
極端に割り切って、GM1でも購入しようかしら。

2013年10月 1日 (火)

やっと出てきたGX7

ようやく見つけることができた。

20131001a

納戸をずっとゴソゴソやっていたのだが、どうしても見つからない。
明日の仕事に影響が出そうだったので諦めて寝室に向かう途中、居間のソファー前に置いてある収納可能なオットマンが目に入った。

まさかね・・・・、と思いながら開けてみるとなんと中に入っていたのだった。
あー、ここは盲点だった。
ソファーカバーを入れておくスペースだったのだが、GX7の入っていた手提げ袋は同じ布っぽいイメージがあったのだろうか。

20131001b
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

ま、一応見つかりましたので、またGX7ネタを記事にしていこう。
もし、GX7の後継機種が出るまで見つからなかったらどうしようかと考えていましたよ。

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