OM-D(E-M1)がやってきた(前編)
すっかりE-M1新規購入フィーバーの旬は終わってしまったようだが、それでもマイペースで記事を淡々と書いていくのがちぇり小屋ブログの特徴でもある。
すでに余所で書き尽くされたであろうE-M1のレビューを書くのも何だかなと思うのであるが、冒頭でも偉そうに語っているためここは素直に綴って行きたい。
機械的な仕様はメーカーサイトを見てもらうとして、今回は外見的な特徴を述べる。
購入したのはレンズキットだ。
本体の重量はバッテリーと記録媒体を含んで500g弱。
付属レンズの12-40mm/2.8は380gほど。
合わせると900g弱となる。結構ズシリとくるキットである。
しかし、F2.8通し標準レンズ込みでこの重量に抑えられるのはマイクロフォーサーズならではであろうか。
正面像を見てみましょうか。
まあ、オリンパスらしくクラシカルなデザインにまとめている。
グリップもサイズこそ違えどGX645を思い出す形状だ。
まずは軍艦部から。
見た感じダイヤルが主体のユーザーインターフェースとなっている。
これは個人的に好きなデザインだ。
視覚的に分かるのが良い。
ボタンメインのEOS 1Vの時は切り替えが結構面倒で慣れるまでが大変だった。
このあたりはE-M5とかなり変わっている。
まず、左側にあったメインダイヤルが、この右側に来ている。
その分、グリップ側に押し出される形でボタン類が配置された。
メインダイヤルは右側にあった方が使いやすい。
グリップ部が出来た分、改良されたようだ。
対側の電源レバー周囲だ。
E-M5は背面部に微小なレバーが申し訳程度に付いていたが、これが非常に使いにくかった。
今回はまあまあ合格だろう。
だが、何故に左側なのだろう。
GX7のように右側に持ってきてもらうとより良かったのであるが。
それにHDRボタンやAFボタンが独立した。
このフィルム巻き上げレバーに類した所に配置されている。
フィルム好きな人には泣けるデザインだ。
次にグリップ部に行きましょう。
デザインは新しいようで古いような、でも握った感じは非常によろしい。
マイクロ機の中ではベターな感じである。
だがベストではない。私の中でのマイクロ機ベストグリップはGH3である。
シボの固さもなかなかだ。
ちょっと残念なのが、グリップが付いたのでバッテリーが大型化すると思ってたのにE-M5と同じだったことだ。
スタミナが若干不安なE-M5と同じなのだ。
やや心配だったので予備バッテリーを追加購入しておいた
ちょっと脱線。
今回のE-M1にはシンクロターミナルが付いている。
モノブロック撮影で使用する外部フラッシュ端子のことだ。
これがあるとプロユースでもOKよというメーカーからのメッセージなのではと思い込んでいる。
あると嬉しい端子だ。
お次はホットシューとファインダーにいってみましょう。
最近は高感度に強いカメラが多くなったので、とんとストロボは使わなくなった。
でもあると便利である。購入も考えておきますか。
ホットシュー下部にはEVFを取り付けられる電子接点も付いている。
このあたりはE-M5と同じだ。
敢えてEVFをダブルにできるのもOM-Dならではの技であろうか。
ファインダーは非常に進化している。
井戸の底をのぞき込むようなE-M5のファインダーに比べても、広くて非常に見やすい。
カラーブレイクも殆ど現れない。
完成度の高いEVFだ。
今回、最も良くなっていると感じた部分はEVFのアイピースだ。
簡単に外れてしまうE-M5のアイピースに比べてなんとE-M1のしっかりしていることか。
あの貧弱でストレスのたまるファインダーカバーのせいで、後半はずっと外してEVFを使用していた。
だが、今回は違う。
確実に改良されているのだ。ここは個人的に高ポイントである。
ここまで書いたのであるが、久しぶりのブログのせいかかなり疲れてしまった。
と言うわけで、後半に続くのである。
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e-m5と思ったほど大きさが変わらず、いいカメラ感がぷんぷんします。
私、カメラ、山登り、カヤック(まだ初心者)が現在の趣味となっており、小さな防塵防滴カメラ オリンパスに惹かれております。
このいっぱいボタンあるのいいですねぇ。
カメラにいくか、レンズか、カヤックのおにゅーか。 迷いますね^^
投稿: sijimi | 2013年10月27日 (日) 20時35分
カヤックですか、いい趣味をお持ちですね~。
E-M1はかなりいいカメラのようです。
さすがにご存じだとは思いますが、カヤックにそのままE-M1をお供にするのはかなり無理がありそうですから、ハウジングを別途購入ですか。
オリのTG-1/2なんてどうですか?
魚眼コンバータもありますよ(^^)
マリンスポーツには最強です。
投稿: ちぇりた | 2013年10月27日 (日) 21時49分