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2013年11月

2013年11月30日 (土)

Nikon Df がやってきた(後編)

本来、当ブログはマイクロフォーサーズ系なのだが、このように他マウントの拘りのあるデジカメが発売されると、しばらくお熱を上げてしまう。
困ったものである。

さて、先日の続きを書こう。

20131130a

「融合」というコンセプトで開発されたNikonの新型DSLR、Dfはフルフレームとしては非常に軽く且つコンパクトに仕上げられている。

前回述べたようにユーザーインターフェースのカスタマイズも適応幅が広く、お堅いと思っていたNikonイメージのギャップに驚かされている。

20131130b

側面に行ってみたい。
ここはリモートケーブルやAVコネクターのあるところだ。

何とこだわっているのだろう。
各コネクターに対し、VLSのカバーが開くようでちょっとかっこよい。
良いですね、コレ。少し遊んでしまった。

実際に使いやすいのだ。
他社もこういうギミックを入れる遊びが欲しい。

20131130c

お次は、メモリーカードスロットだ。

・・・・、あれ?
カバーが見当たらない。
ビスなんか止めてどうしたんだろう。

20131130d

まさかとは思ったが裏面を見てみると・・・・

・・・・あー、Dfはバッテリーカバーを開けて一緒に入れるパターンか。
私の嫌いな方式だ。

20131130f

カバーを開けてみる。
ライカMと似た金属つまみをひねって開くやり方だ。

20131130e

つまみを金属としたのは好感が持てる。
だが、底蓋を開いてのメモリカード交換か・・・・。

「融合」ならば、是非ともカードホルダーは裏蓋(グリップ背面)に付けて欲しかったかな。
Canonの1Dsのタイプが好きだったなあ。
うーん、今までが良かっただけにここが残念だ。
ま、個人的な嗜好なんですけどね。

20131130g

底面の三脚穴は当然光軸上だ。
逆にズレていたらかなり驚かされる。

20131130k

と、このようにNikon Dfはごく一部を除いて私の琴線にかなりキているDSLRだ。
なんと言ってもコンパクトで軽いのがいい。
クラシックスタイルなDfなのでストラップにもこだわりたい。

20131130h

なのでアマゾンで純正アクセサリを注文してしまった。
革製のストラップである。

20131130i

ゴージャスに化粧箱に入れられていた。
そこまでコストをかけなくても思うのであるが、Nikonの気合いの入れようは本物のようだ。

20131130j

ステッチにワンポイント欲しいところだが、ニコンらしいといえばニコンらしい。
明日付けよう。

2013年11月29日 (金)

Nikon Df がやってきた(前編)

このところNikon Dfにハマりがちである。
なんと言っても、マイクロフォーサーズで見られるようなタッチパネルからの操作は一切なく、昔ながらの軍艦部にあるレバーやダイヤルのみで行う操作法はある意味新鮮さを感じるほどだ。

20131129a

例のごとくDfの詳しいスペックは語らずに、触った感想のみを書き綴っていきたい。
Dfとはデジタルとの融合を意味しているらしい。
なるほど、外見的には巻き上げレバーのあったフィルム機のような面影を残しつつ、内部は最新のデジタル機器が詰まっているわけだ。

では、前置きもそこそこに早速いきましょうか。

20131129b

今回はDfの様々なアングルを撮るので、コンパクトなAi45mm/2.8Pをくっつけた。

さて、持った感じは意外にも軽い。
ペンタプリズムのあるヘッド部はやや重さを感じるものの、765gというボディは同じフルサイズDSLRであるキヤノンの5D3より明らかに軽い。

グリップはほどほどに持ちやすいが、最近のDSLRスタイルのホールディングよりは劣っているようだ。

20131129c

軍艦部の右肩には三つのダイヤルと一つの小型液晶窓がついている。

まず中央部のダイヤルが電源だ。
グリップをホールドしながら指だけでも電源を入れられるがかなり痛くなる。
素直にグリップから手を離してつまんで回した方が吉である。

右端のダイヤルはモード切り替えだ。
これはつまみ上げて切り替える。
最初、気づかずに力任せに回そうとして・・・・、ああ怖かった・・・・。

左端のダイヤルはシャッタースピードの切り替えだ。
中央部のボタンを押しながら切り替える。
このスタイルは懐かしい。

小窓は撮影残数だけかと思ったら、F値とシャッター速度も表示される。
考えてみれば当然ですね。
残量だけなら、どれだけ山中鹿之助なカメラなんだと疑問に感じていたところである。

20131129d

左肩にあるダイヤルは露出切り替えとISO、昔で言うASAの切り替えである。
シャッターダイヤル同様、ボタンを押しながら回すのだ。
ISOダイヤルが12800まであるのが今時らしい。

20131129f

背面部はNikonらしいユーザーインターフェースである。
なかなか使いやすいので気に入っている。

20131129e

Nikonで気に入ってるデザインに、円形のファインダー窓がある。
フルフレームのNikon機はみなこの形状なのだが、これが凄く良い。
何か琴線にズキュウウウンとくるモノがある。何だろう。

が、レバーで下ろせるアイピースカバーは省かれてしまったようだ。
まあ、Dfのデザインがデザインですからね・・・・。
でも融合をコンセプトにしているのならば、付けても良かったのでは。

20131129g

今回、最も難儀したのがこのフロント部分にあるこのダイヤルだ。
こちらはF値の変更を受け持っている。
こいつが非常に使いにくい。

20131129h

グリップを握りながら中指で回すのであるが、非常にやりにくい。
長くグリグリやっているといい加減指が痛くなってくる。
さて、どうしたものかと悩んでいると・・・・

20131129i

なんとダイヤ割り当て設定で背面部ダイヤルに絞りを切り替えることができた。
ああ、親指操作のこの方がやりやすい。
このパターンはマイクロのやり方だなあ。

考えてみればキヤノンもシャッターボタンより後ろに絞りダイヤルがある。
だが、ニコンは前にあるのだ。

ニコンの融通性の良さというか、寛容さというか、懐の深さに感謝しつつ記事を書き続けようと思ったのだが、すでに時間切れだ。
残業が響いてしまった。

この続きは後日に。

2013年11月28日 (木)

再びお目見え Nikon

最後にFマウントを手放したのは2年前の5月だったか。
シグマのSD1と入れ替えたのだ。

初めて手にしたFマウントはPRONEA 600iだった。
当時、APS(アドバンスト フォト システム)に対応したSLR型でまともな形はコレしかなかったのだ。
その頃に愛用していたメインマウントのキヤノン製APSカメラはそのアバンギャルドすぎるデザインにどうしても手を出せなかった。

その後、PRONEA 600iは10年ほどにわたって嫁さんカメラとしてとてつもなく活躍するのであるが、まあこの話は今回は関係ないので割愛する。

20131128a

今日はNikon Dfの発売日だ、
当然ながらいつものカメラ屋さんで本体および予備バッテリー、レンズをいくつか引き取ってきた。

20131128b

今回のFマウント復活におけるコンセプトは「手軽に単焦点」だ。

AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

当面はこの3本でやっていこうと思う。
実はこのラインナップはライカSで組み立てようとしていた焦点距離とほぼ一致させてある。

ここの写真に58mmが見当たらないのは、品薄でまだ入荷していなかったためだ。
いつ入るのかなあ。
店長さんに少し早めに入るかもしれないと言っていただいたのが救いである。

20131128c

でも、便利なズームが一本あったらいいなあと思い、今日カメラ屋さんにAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRがあったら購入してしまおうと考えていたのだ。

だが、幸か不幸かちょうど品切れであった。

冒頭で単焦点がうんたらなんて偉そうに言っていたのにこの体たらくである。
まあこの方が人間味あふれるブログになるのではないだろうか。
なんて御託をここでは並べてはいるが、本人は気にせず自宅でDfを取り憑かれたかのようにいじくり回している最中なのだった。

2013年11月27日 (水)

3本目

今日はNikon Dfの前夜祭だ。
28日がDfの発売日である。

20131127a

今回、一度手放したNikonマウントを再び手に入れるわけであるが、DSLRのメインマウントはキヤノンEFと決めているのでFマウントレンズは最低限のもので抑えようというわけだ。

そこでマイルールを決めた。
クラシカルなデザインのDfなので、レンズはすべて単焦点にすることにしたのだ。

当然ながら、今回のDf用購入レンズは以前持っていたFマウントレンズと被る可能性がある。
まあ、仕方がない。
気に入っているレンズならば、選んだレンズが2本目ということもあるだろう。

だが、同一レンズが購入3本目となるとどうだろう。
少し考えてしまう。
だが、今回現実に3回目購入となるレンズを手に入れてきた。

20131127b

Nikon Ai Nikkor 45mm F2.8P。
有名なニコンのパンケーキレンズ(マニュアル)だ。

初めての購入は中古のシルバーだった。
しばらくした後、当時品薄のブラックを見つけたため下取りして2本目のコレを手に入れたのだ。
結局はFマウントを手放すと共に2本目のAi 45mm/2.8Pは引き取られていった。

20131127c

だが、今回Dfを手に入れるので再び再再度購入することにした。
所持予定のうちの一本はどうしてもマニュアルレンズが欲しかったのだ。

このように複数手放したものをもう一度購入し直すのは、精神衛生的にあまり良いものではない。
しばし悩んだが、結局は所持欲に負けてしまった。

ま、仕方ないですねえ。
多分、老眼の自分としてはDSLRでは最後のマニュアルレンズになるであろうし、今回はDf購入の前祝いと言うことで自分を納得させることにしました。

ちなみにもう一つ3本買ったレンズがある。
コシナ印のMakroPlanar50mm/F2.0(MP50)だ。
もちろん、今も一本持っている。

20131127d

こちらは異なるマウントで3本購入した。
ニコンのZF、ペンタックスのZK、そして今所持するキヤノンのZEだ。
マウントが違うと購入に抵抗を感じずに堂々と買えるのだ。

実は当初MP50のZF2を購入しようと思っていた。
だが、やはり同一マウントだと妙に抵抗を感じたのでスルーすることにした。
もし、MP50にしていたら4本目だ。(笑)

ま、Ai45mm/2.8Pのほうがコンパクトだし、焦点距離や明るさもマニュアルとしては楽なので、老眼の自分にはちょうどいいかもしれない。

2013年11月26日 (火)

GM1とRAW画像

愛用しているRAW現像ソフトであるSILKYPIX5.0が未だGM1に対応されていない。
つまりRAW画像が現像できないわけである。

20131126a

本来SILKYPIXはパナソニック製高品位カメラのRAW現像ソフトとして4.0LEがバンドル化されている。
正規品の5.0に対してもかなり早い時点から対応されており、特にGX7の時は発売前のフライング状態で公開した。
だが、今回のGM1は先週発売されたにもかかわらず、未だに対応外となっている。

20131126b
Panasonic DMC-GM1+Voightlander Nokton17.5mm/0.95

発売直後の連休が原因なのであろうか。
それともパナさんと何かあったのであろうか。

仕方がないので、とりあえずはJPEGで処理しているがやはり微妙だ。

早いところRAW対応させてもらえないと、ボディやレンズのテスト撮影RAWデータが現像できない。
4.0LEをインストールして使う方法もあるのだが、他メーカーのデジカメも扱うのであまり乗り気ではない。

新製品を発売日に購入する弊害ですかね。
パナソニック製品はそれが少なかったのでよかったのですか。

2013年11月25日 (月)

GM1とパンケーキマッチング

超ミニミニボディなGM1なのであるが、キットレンズのG12-32mm/3.5-5.6実によく似合う。
何しろ沈胴中は小型でコンパクトなパンケーキレンズであるからして。

20131125a_2

このポケットにも入れられるコンパクトボディとパンケーキレンズにハマってしまうと、通常のレンズではGM1の魅力を十分に引き出すことが出来ないのではないかと思い込んでしまうほどだ。

20131125b

パンケーキ標準ズームはすでにある。
となると、あと必要なのは明るい単焦点パンケーキだ。
そう。アレである。

20131125d

Lumix G 20mm/F1.4 II ASPH.
オレンジのGM1に備えて、前もってシルバーを購入しておいたのだ。
カワイイ。

20131125c

12-32mm/3.5-5.6ズームと比べてみる。
ああ・・・・、まあサイズはちょっと違いますかね?
厚みもそこそこあるが、開放F1.7という明るいレンズなのだ。仕方あるまい。

20131125e

二本の重量差は僅か17g。もちろん20mmの方が重いのであるが。
それでも併せて160g弱という驚異の「標準ズーム&ハイスピード単焦点」レンズセットは他にないであろう。

20131125h_2

では、テンション高めに早速パンケーキ20mmをGM1に取り付けてみたい。
やや光沢のあるシルバーであるが、GM1オレンジにマッチするであろうか?

20131125f

・・・・。

あ、いや、カラーマッチングで無言になったのではなく、サイズマッチングの方で・・・・。
これはちょっと、どうでしょう?

20131125g_2

手に持って撮影するならば問題はないだろう。
しかし底面部の三脚穴を利用する登山用のb-grip装着や、RRSのカメラプレート装着はレンズ径からして不可能だ。

GM1はちょい散歩にはもってこいだ。
ただ山カメラにはどうかなあ?装着方法に一考ありそうである。

2013年11月24日 (日)

待機

連休の天気は非常に良かった。
まさに出かけるにはもってこいの日和であった。

20131124a_2
Panasonic DMC-GM1+Lumix G20mm/1.7II (写真掲載忘れてました

新生児の期間(生後一ヶ月くらい)はあまり外に出さない方がいいらしい。
なので私一人外に出るのも何なので、家族そろって自宅休養だ。

そんなわけで、GM1を購入した人たちはこの連休中に撮り放題であったろうが、私は悶々と眺めるに終わったのである。

2013年11月23日 (土)

Lumix G Vario 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH.(スペック)

現在パナから発売されている中で、最も小型で軽量な標準ズームであるG12-32mm/3.5-5.6だ。
先日のGM1レンズキットと一緒に付けられている。

20141123a

これはパナの廉価版標準ズームの中で最もワイド端が広い12mmスタートとなっている。
今回はこのズームレンズについて書いていきたい。

20141123b

サイズはφ55.5mm×約24mm(沈胴時)、重量は僅か70g。
このコンパクトな中に、標準域のズームと手ぶれ補正機能が備わっている。
色はシルバーと黒の2種類から選べる。

20131123c

レンズ構成は7群8枚。
非球面3枚にEDレンズが1枚組み込まれている。

20131123d

レンズ鏡筒部分には金属外装を、そしてマウントも金属を使用している。
鏡筒部分は触れると一見プラスチック様だが、爪で弾くと金属を感じる。
ちょっと薄いようだが。

20131123e

フィルター径はお財布に優しい37mm。
私はフルサイズ対応レンズやAPS-C対応レンズには保護フィルターを取り付けるが、マイクロ対応レンズには付けないという変なジンクスを守っている。
理由は何だったかな?
そうそう、絞り羽根は円形虹彩の7枚絞りである。

20131123f

最短撮影距離は20cm~30cm。
焦点距離が12-20mmまでが20cm、21mm-30mmまでが30cmと言うことらしい。覚えやすい。
最大撮影場率は0.26倍とマイクロ標準レンズとしてはほどほどな感じだ。

20131123g

フードも取り付けられるバヨネット機構が見られない。
付けたい人はねじ込み式の社外品をチョイスすることになりそうだ。

20131123h

先日の記事にも書いたが、沈胴を伸ばすにはズームリングを回すだけだ。
固めのフリクションが効いたエリアを回しきると、突然ズームリングはカチリと言う音と共にスムースな可動域に入る。
これで撮影準備完了となる。
鏡胴は二段式で、ズーミングしても伸長の変化は殆どない。
沈胴させるときは逆の操作を行えば良い。

20131123i

本体電源との連動や、面倒なロック機構などは存在しない。
己の指で回すだけである。
鏡胴周囲はツルリとした能面のようだ。
全く余分なものがない。
あるのはレンズ取り付けマークの白ポチくらいであろうか。

20131123j

超軽量で超コンパクト。
ある意味、余計な機能を徹底的に排除した姿勢に対して評価したい。
家電メーカーとしてはあり得ないほどの割り切り方に驚かされたくらいだ。
カメラ部門が明確な意思を持ていることが窺える。
今後に登場するカメラやレンズに対しても期待が持てそうだ。

Lumix G Vario 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.

スペック
テスト撮影
実写と感想

2013年11月22日 (金)

DMC-GM1 がやってきた

今日は仕事がお休みだったので、いつものカメラ屋さんにGM1を引き取りに行ってきた。
私のメイン機であるマイクロフォーサーズのサブカメラとして期待しているデジカメだ。

20141122a_2

外箱は今までのパナソニック製品にないスタイリッシュな感じである。
内部の仕切りなど、今までにない作りになっている。

20141122b_2

実際に本体に触れると極めて軽量で且つコンパクトであることを実感できる。
フォルムはレンジファインダー機のような感じで、比較的万人受けしやすいデザインだと思う。

20141122c

今回、カラーはオレンジを選んだのであるが、理由の一つにシボがついていることがある。
遠目で見るとなかなかの雰囲気を持っているが、実際によく見て触れた質感としてはかなり残念な感じとして受けた。
もう少し質感に拘っても良かったかもしれない。

20141122d_2

では、まず正面からいってみたい。
実にシンプルなデザインだ。
ついているのはレンズ取り外しボタンとAF補助光くらいであろう、
余計なものを一切廃したことに好感が持てる。

20141122e

次に軍艦部。
実にスッキリしている。
AF切り替えレバーとそれに付随するファンクションボタン。
そして使いやすい電源レバーにシャッターボタン。
締めはいつものパナ風モード切替ダイヤルだ。

20141122f_2

各々のレバーの固さは絶妙で。簡単にクルクル回ってしまうことはないだろう。
電源はニコンタイプで非常に使いやすい。

20141122g

反対側にはポップアップ式の内蔵フラッシュ(GN5.6相当)が組み込まれている。
スライドレバーを操作することで発光可能となる。

20141122h

お次は背面部にいきたい。
背面部液晶は3.0型の104万ドットモニターだ。
最低限のボタン配列しかなく、実にすっきりしている。

20141122i

ファンクションキーなどのボタンをなくし、単純明快なユーザーインターフェイスを呈している。
メインボタンの周囲に回転可能なコントロールダイヤルが配置され、効率の良い操作が可能だ。
動画ボタンは誤操作を防ぐために周囲を盛り上げることで対処している。

20141122j

底面部は三脚穴と記録カード兼用のバッテリーカバーが見られる。
三脚穴はレンズの光軸に一致している。
パナはこういった所に拘っているので好感が持てる。

20141122k

バッテリーカバーはロックレバーをスライドさせて開く。
スライド方向もよく考えられていて、撮影中に偶発的に開いてしまうことを防止しているようだ。
バッテリーはGX7のものより幅が小さい。
申し訳程度だが、ちゃんとコネクターを差し込むカバーまでついている。

20141122l

側面にはHDMIコネクターがついている。
だが、リモートケーブルのコネクターがない。
個人的にはAVコネクターを減らしてもリモートケーブルのピンコネクターを付けて欲しかった。
まあ、パナは映像重視だから仕方がないかなあ。

20141122m

驚いたことにガイドでなく三角リングがついている。
こだわりとでも言うのだろうか。
パナのこういうところが大好きだ。
私の中では所詮家電メーカーのデジカメという概念は消えている。

20141122n

あと、レンズについて少し。
GM1レンズキットにはLumix G Vario12-32mm/3.5-5.6ASPH.OISがついている。
パナの廉価標準ズームとしては初めて12mm域(換算24mm域)スタートのズームレンズだ。

今回、パナのマイクロレンズとしてレンズ取り付けマークに白色が登場した。
これが何を意味するのかはまだハッキリしないが、今後を注視していきたい。

20141122o

このレンズ、GM1に付属しているだけあって実にシンプルだ。
切り替えやスライドレバーなどの類いが一切ない。
沈胴しているレンズを使用可能な状態にするには、単純にズームリングをひねるだけである。

20141122p

フリクションの強い状況からスッと抜けるようにリングが回転できるようになる。
そこが12mm域であり、沈胴しているレンズ鏡胴が繰り出され撮影可能となるのだ。

多分、白ポチはレバー類を一切簡略した簡易レンズなのかもしれない。

20141122q

GM1は、とりあえずレンズ交換式デジカメを初めて使う人や、サブ機として割り切って使うユーザーならば最強のデジカメだと思う。
ただ、これ一つですべて賄うメイン機としては微妙だろう。

EVFやOVFはもちろん、ストロボを取り付けるホットシューがなく、レリーズケーブルすら不可能だ。
だが先ほども述べたように、割り切って使うならばハッキリ言ってこれで十分だろう。
目的がハッキリしている人ほど活用度か高いマイクロ機だ。

さて、後日はGX7と同等と言われるGM1に対するテスト撮影を行ってみたい。
いじっていると楽しいカメラだ。

2013年11月21日 (木)

モンベル福袋2014

20日を超えたので、そろそろ来るなとにらんでいた。
モンベル福袋2014の抽選申し込みである。

20141121a

モンベルは日本のアウトドアブランドメーカーだ。
毎年、このシーズンになると福袋の申し込みが始まる。
この福袋の送付は「抽選」によって決められている。
なので外れることもあるのだ。

20131121b

今回は子供用が新たに加えられた。
モンベルのいいところは子供用ウェアのサイズが充実していることだ。
子供たちのインナーやアウターに限らず、普段着用としても重宝している。

20131121c

最近は山ブームのせいか当選率が悪化しているようだ。
いや、転売の人たちが増えたのかな?
いずれにしても、その年の運勢を試すつもりで毎年申し込んでいる。

早速申し込んでおいた。
さて、今年は当たりますでしょうか。
頼みますよ。

2013年11月20日 (水)

GM1で山カメラ

高品位カメラでありながら、限界までの軽量・小型化というコンセプトの元に開発されたGM1であるが、日常のスナップはもちろんのこと、実は山カメラとして使えないかと考えている。
先日のEOS Mと広角ズームのテスト撮影もその一環として行っているものだ。

20131120m
Nikon D700+Voightlander Ultron40mm/2.0SL2

山に持って行くカメラは結構面倒だ。
フルフレームのDSLRが最高なのだが、当然ながらボディレンズ共に洒落にならないサイズ・重量がある。
かといってコンデジでは画質に不満が出てしまう。
つまりはコンパクトながら高画質のデジカメを探すことになったのだ。

20131120l
Panasonic DMC-G1+Lumix G14-45mm/3.5-5.6ASPH.

そんな中、マイクロフォーサーズが発表されたときには真っ先に飛びついた。
フランジバックの短いレンズ交換式カメラで、しかもセンサーサイズが小型ならばレンズも相当小型化出来ると狙ったのだ。
案の定、発表されたレンズ群はAPS-C対応レンズに比べても、かなりコンパクトにまとめられていた。

20131120i
Olympus OM-D(E-M5)+Lumix G8mm/3.5FISH EYE

私の場合、山で使用するレンズは9割方広角系を使用する。標準域はあまり使わない。
広角レンズは比較的大型化になりやすいレンズだ。
だが、マイクロ初の広角ズームはパナ製のG7-14mm/4.0という笑ってしまうようなコンパクトズームとして発売されたのだ。

20131120j
Panasonic DMC-GH3+Lumix G7-14mm/4.0ASPH.

換算14mmスタートのF4.0通しという実用性の高い超広角ズーム。
当然ながらそれを発売日に手に入れた。
途中、オリンパスからM.ZD ED9-18mm/4.0-5.6というさらなる小型ズームが出たが、ワイド端の利点からパナの7-14mmを愛用し続けたのだ。

20131120k

だが、この度パナソニックから発表されたボディは超小型のマイクロボディである。
これにボディよりも重たい7-14mmレンズを付けての撮影は果たして機能的なのか。
ボディに対してアンバランスではないだろうか。
一抹の不安がよぎる。

20131120g

そんな時に便利なのがこのマッチングシミュレーションだ。
マイクロ機と対応レンズを視覚的に確認できる便利なサイトである。
早速、GM1と7-14mmの組み合わせをチェックしてみた。
当然ボディカラーはオレンジだ。

20131120a

・・・・・。

20131120c

あぁぁ・・・、これは・・・・

20131120d

カメラにレンズが付いているというよりは

20131120e

レンズにカメラが付いていると言った方がしっくりくる。

20131120b

以前、フォーサーズのF2.0ズームレンズをマイクロ機であるPENに付けて撮影したことがあった。
ズーミングがまどろっこしくて、ズームリングを回すよりボディを回転させた方が機能的だったことを思い出した。
これの組み合わせは微妙かな・・・・?

20131120f

オリンパスの9-18mm広角ズームはマッチングでもいい感じなのだが、追加購入するのもなんだしなあ。
やはりEOS Mに11-22mmの広角ズームかなあ。レンズ内手ぶれ補正も付いているし。

さて、しばらくは山カメラのこの件で悩みますか。

2013年11月19日 (火)

EF-M 11-22mm/F4-5.6 IS STM(テスト撮影)

この頃、マイクロとNikonの記事に押され気味なので、キヤノンネタを出すことにする。

20131119a

AF速度と背面液晶のブラックアウト時間を除けば意外にもコンパクトで良さげなEOS Mであるが、今回はこれに評判のいい広角ズームEF-M11-22mm/F4.0-5.6STMを取り付けてテスト撮影を行ってみた。

Pon2

被写体はいつもの犬だ。
実はこの被写体ポンタは2代目である。
初代は太陽光で色あせてしまい被写体としては適さない。
この2代目は撮影終了と共に屋内にしまわれるために、未だに彩色豊かな色調を残している。

被写体までの距離は2m。
ボディは当然EOS M、WBはオートでISOは100に固定した。
レンズはワイド端、中間域、テレ端の各絞り値にて撮影を行った。

【テスト撮影】

ワイド端(11mm)
20131119b1 20131119b2

ワイド端では換算18mm域の焦点域を持つ。
開放から使えるいいレンズだ。
周辺域まで十分に解像されており、偏心や流れもない。
やはりワイド端開放には若干のシェーディングが見られる。

ここで中央部と隅角部のトリミングを出してみる。

中央部トリミング:開放/F11
20131119b7

中央部は問題ない。
非常に解像されているが、F11では若干解像感が低下しているようだ。
回析現象のためかもしれない。

隅角部トリミング:開放/F11
20131119b8

あまり目立つことはないが、やはり隅角部にいくほどに収差が少し見られる。
絞り込んでも改善傾向はない色収差だ。
だが、僅かなものなのであまり気になることはないだろう。

中間域(14mm)
20131119c1 20131119c2

少しズームリングを回して中間域を見てみる。
14mm(換算28mm)だが、僅かにシェーディングがある。
だが、解像感は十分だ。

ここで中央部と隅角部のトリミングを出してみる。

中央部トリミング:開放/F11
20131119c7

隅角部トリミング:開放/F11
20131119c8

換算28mm域ではほぼ色収差は消失している。
中央部、隅角部共に問題ない。

テレ端(22mm)
20131119d1 20131119d2

換算35mmになる焦点域だ。
開放F値もF5.6になるためにあまりボケない。
だがよく写る。

ここで中央部と隅角部のトリミングを出してみる。

中央部トリミング:開放/F11
20131119d7

隅角部トリミング:開放/F11
20131119d8

中央部隅角部ともに問題ない。
ワイド端に比べると少し解像感が低下しているかな?
まあ、気にするレベルではないと思う。

【最短距離撮影】

次に最短距離撮影の15cm接写を行う。
ワイド端、テレ端の開放と絞り込んだ状態で撮影した。

ワイド端(11mm)
20131119e5

テレ端(22mm)
20131119f5

思ったよりもキレイでよくボケる。
最短撮影距離15cmが効いているのだろう。

ここでテレ端、ワイド端の光源ボケをトリミングして見てみる。

ワイド端(トリミング)
20131119e6_3

テレ端(トリミング)
20131119f6

ワイド端開放では若干の口径食はあるもののきれいな光源ボケをだしている。
テレ端開放の光源ボケにはアスフェリカル紋様も見られず、高い精度のレンズ構成であることが分かる。
絞り込むと正七角形の絞り羽根がみえてくる。

【まとめ】

やはり評判通りかなり優秀なレンズである。
ワイド端では収差や流れは殆ど見られず、シェーディングは多少あるものの個人の閾値内に収まっている。
色収差のコントロールは広角ズームの中ではかなり優秀なレベルに達している。
中間域やテレ端でも画質は十二分で解放から問題なく使える。
15cmの接写は非常に強力な持ち味になるだろう。

20131119g

広角ズームでありながら軽量化に特化され、しかもレンズ内手ぶれ補正が組み込まれている。
コンデジ持ちをしながら登山の合間の撮影に役立ってくれそうだ。
これは是非とも持ち出したくなってきた。

F11では回析のためか解像感が少し悪いようだ。
F8程度まで抑えておいた方がいいのかもしれない。
今度、各絞り値で確認してみよう。

しかし、キヤノンも広角が強くなったなあ。

EF-M 11-22mm/F4-5.6 IS STM

スペック
テスト撮影
実写と感想

2013年11月18日 (月)

宇宙戦艦ヤマト2199 Vol.7

とうとう宇宙戦艦ヤマト2199も最終巻である。
先月末に購入したが、色々忙しくなかなか見ることが叶わなかった。
ようやく先日に息子と視聴することが出来たのだ。

20131118k

今回のストーリーは敵であるガミラスとの最終決戦と、目的地であるイスカンダルへの到着。そして地球への帰還と、大きく分けて三部からなっている。

20131118b

今回の2199ではオリジナルヤマトと微妙に異なるストーリーが入っていた。
ガミラス本星での決戦では、オリジナルの場合は双方共に全力で死闘を繰り広げるシーンであったが、2199では暴走したデスラー総統一派とヤマトとの戦いになっており、結果的にガミラス人民をヤマトが救うことになる。

20131118a

まあ地球とガミラスでは、あのように短時間で確執があっさりと消えるほど単純ではないと思うが、アニメなのでこの辺は受け入れるしかないであろう。

20131118c

また、宇宙空間でコスモゼロがボコボコになるほどの要塞爆破の衝撃波があったにもかかわらず、同エリアにいた船外服のみのユキが無傷だったことは納得できない。
でもやはりアニメなので自分をごまかしつつ無理矢理納得させている。

20131118d

ガミラス星を後に、ついに二連星であるイスカンダルへと降り立つヤマト。
ちょっとした一悶着があるものの、無事にコスモリバースを手に入れて、いよいよ地球へと折り返す旅に出る。

20131118e

が、コスモリバースを手に入れたものの、スケジュールの遅れからこのままでは1年以内に地球への帰還が間に合わない。
そこで、往路にも利用した超々距離ワープを可能とする亜空間ゲートを利用することになった。

20131118f_2

だが、そこにはデスラー総統の罠が仕掛けられていた。
要塞で爆死したと思われるデスラーはジャンプで脱出していたのだ。
物理法則の通用しないワープ空間の中でヤマトに対して奇襲をかけてきた。

20131118g

ガミラスメイドのガミロイドを用いてヤマトを強襲するデスラー。
あれ?これどこかで・・・・。

20131118h1

そうだ、「さらばヤマト」でデスラー総統が用いた白兵戦ではないか。
あー、ここで使うとなるともう「さらば」がリメイクされて日の目を見ることはなさそうだ。
残念である。

20131118i

危機をくぐり抜け、ようやく往復33万6千光年の旅路を終え、地球へ目前に迫ったヤマト。
「地球か、何もかもみな懐かしい・・・・」
というセリフはヤマトを見ない嫁さんも知っているくらい有名なシーンだ。
ただ、2199では凄くあっさりしすぎている。
もう少しコッテリしても良かったのではないだろうか。
ユキよりも沖田艦長に比重を置いて欲しかった。

20131118j

オリジナルヤマトとさらばのちゃんぽんで作られた2199は、画像もさることながら矛盾するところを極力直した21世紀のアニメだ。
無理な部分がゼロではないが、万人が楽しめるようにするにはある程度オリジナルの無茶なところを残しておく必要もあったのだろう。

20131118l

個人的にはよく出来た作品だったと思う。
必要とは思えぬ女性キャラが大量に登場したのにはちょっと辟易したが。
まあ、これも先に述べた21世紀のアニメなのだろう。

ちなみに小2の息子は最後は涙ぐみながら見ていた。
私は話のオチを知っているので涙腺はびくともしなかったが。

20131118m

ヤマトフリークとして、続編が出たらまた見てみたい。
それは仮にさらに新たな女性陣たちが現れてもだ。

2013年11月17日 (日)

Lumix G 20mm/F1.4 II ASPH.(スペック)

最近は生まれたばかりのチビ助がいるために散歩&撮影ということが殆ど出来ない。
なので以前撮った写真や機材撮影で茶を濁すことが多くなるのは仕方がないのか。

20131117a_2

今日は先日購入したパナソニックの20mmII型のレンズである。
以前から旧型の20mmは持っていたのであるが、オレンジのGM1を予約したのでそれに併せてシルバーを購入し直したというわけである。

20131117h

旧20mmと光学的な変化はない。
鏡胴設計の改良で100gから10g強軽量化させたという。

以前に旧20mmの使用感をブログにアップしたがアバウトな内容であった。
II型も出たことであるし、再度しっかりと書き直そうと思う。

20131117g

サイズはφ63mmx25.5mm、重量は87gと非常にコンパクト。
これで換算40mmの焦点域を持ち、明るさがF1.7というから驚きだ。

20131117d_2

レンズ構成は5群7枚。
非球面レンズが2枚組み込まれている。

20131117c_2

フィルター径はお財布にも優しい46mm。
絞り羽根は円形光彩絞りの7枚だ。

20131117f

最短撮影距離は20cm。
最大撮影倍率は0.25倍。
結構寄れるレンズでもある。

20131117e_2

筐体のシルバーはちょっとした鏡面仕上げのようで美しい。
今まで手にしたパナ製シルバーレンズとはちょっと違う感じがする。
最近のパナのトレンドかな?

個人的にはGM1は主力機として使うのではなく、ちょっとした外出や友人らとの飲み会に持ち出す予定でいる。
となれば奥行きに邪魔にならないパンケーキレンズが有力候補となる。
GM1の形状からもパンケーキは似合いそうだ。

光学性能もAF速度も旧20mmと変わらないのに何故新規で購入し直したのか。
まあ様々な理由があるが、もっともたるものはやはりGM1とのカラーマッチングであろうか。
ボディカラーがポップなオレンジと、ブラック単色でない微妙なツートンカラーに微妙さを感じたからだ。
果たして色相性はどうであろうか。
実際に取り付けたらのけぞるようなマッチングであったとしでも、それはそれで楽しみたい。



Lumix G 20mm/F1.4 II ASPH.

スペック
テスト撮影
実写と感想

2013年11月16日 (土)

ココログ復活2

いつの間にかアクセス解析が回復していた。
今まで閲覧は不可能だったのだ。

20131116a

ただ、見て分かる通り10日から11日にかけてログデータが集積されていない。
データを飛ばしてしまったのだろうか。
スタッフサポートの事後報告ではログ欠損はないと報告されている。
まあ、ないと困るようなデータではないからこのまま放置としましょう。

20131116b

一応、解析障害の発生した7日からのデータ復旧は終わったようだ。
私としては、記事の投稿障害がなければヨシとしている。

20131116c
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

なにしろ最近は今日のように日付変更ギリギリで投稿することが多いので、アップできないとその日の記事が抜けてしまうのだ。
まあ、これは私のせいなのであるが。

2013年11月15日 (金)

復活!(予定) ニコンFマウント

すでにご存じの方もいられると思うが、Nikon Fマウントを復活させることに決めた。
ボディはもちろんDfだ。

理由はデザインとコンセプトによるところが大きい。
まんまとニコンの策略にハマってしまった。まあ、満足度は高そうなのでヨシとしたい。

20131115a
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

心配だったのがマウントを増やした場合の弊害だ。
今回は暫定的に増やすことに決めたので、手放すマウントはない。
ただ、レンズは最低限のものだけにしようと考えている。
ライカSシステムで考えていた3本を参考にチョイスしたい。

あと、コンパクトなマニュアルレンズが一つあったら楽しめそうだ。
Nikonのコンパクトなマニュアルレンズと言ったらアレがある。
色も合わせられるし。

ただ・・・・、まだあるかな?

2013年11月14日 (木)

スマイル

乳児の笑顔は最高だ。
仕事に疲れたときには最高の特効薬になっている。

20131114a
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

が、残念ながら新生児ではまだこの笑顔を自在に出せるわけではない。
偶発的にポツポツと出る程度だ。

あやおとく ねがひとおすは つかまったひと

これは子供の成長過程における月単位行動の語呂合わせだ。
最初の「あや」は、あやすと笑うと言う意味である。
2ヶ月から始まるこの語呂合わせは、一歳の誕生日を迎えるまでに正常な発育過程を表す行動が含まれている。
昔、学生時代に覚えたものだ。

つまりはまだ新生児である我が娘は、あやして笑う過程まで来ていないということになる。
しかし、どうしても見たい時もあるのだ。

20131114b
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

そこでなかなか出ない新生児の笑顔を強制的に出してみる実験をしてみた。
単純に足の裏をくすぐるのである。

20131114c
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

小さなかわいいあんよだ。
嫁さんに断ってから娘の足底をいじくり回してみると・・・・

20131114d
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

あぁぁぁぁ、失敗だ!
泣き叫んでしまった。

まあ、多分こうなるだろうとは予想していたが・・・・。
すまない、娘よ・・・・。

2013年11月13日 (水)

EF-M 11-22mm/F4-5.6 IS STM(スペック)

本来であれば現時点でのEOS Mマウントには殆ど興味がなかったのであるが、山カメラとして再認識されつつあるEOS Mにもう一度脚光をあててみようというわけである。

20131113a

現行機種のEOS M最大のウイークポイントはAFの遅さだ。
ファームアップである程度の改善はなされたものの、同じミラーレスであるマイクロのAF速度に比べたらそれなりの差があることは仕方のない事実である。

だが、望遠レンズならいざ知らず、F値の暗い広角ズームならばさほどAF速度に不満が出るほどではないのではないかと考えてみた。
つまりEOS Mボディは月や太陽撮影以外に、広角主体の「登山用カメラ」として第二の人生を歩めないかと言うことなのだ。

20131113b

レンズサイズはφ60.9×58.2mm、重量は220gとAPS-Cサイズのセンサーを持つ割には比較的軽量小型に作られている。
もちろん、インナーフォーカスだ。

20131113c

このレンズの特徴は、広角ズームであるにもかかわらず、手ぶれ補正であるイメージスタビライザー(IS)が搭載されていることである。約3段分だそうだ。
この意義は大きい。
何しろシャッター後のブラックアウトが長いEOS Mでは、つい反射的にカメラを動かしてしまう。
ISが付いていても関係ないのであるが、気分的にね。ちょっとね。

20131113d

レンズ構成は9群12枚。
非球面2枚とUDレンズ1枚を使用している。

写真

フィルター径はお財布に優しい55mm。
山に持ち出すことを考えているのでフィルターは必須だ。
絞り羽根は7枚である。

20131113e

最短撮影距離は15cm。
最大撮影倍率は0.3倍と超広角なのにそこそこ寄れるのが嬉しい。

このレンズはフードが付属していない。
EW-60Eという型番のフードを別途購入する必要がある。

20131113f

さて、このレンズ最大の特徴といえることなのであるが、このままでは撮影できない。
沈胴式レンズなので、鏡胴を伸長させてからでないと撮影不可能である。

20131113g

レバーをスライドさせると鏡胴を回転させることが出来る。
○マークが11mmの印字を超えるとカチリとロック音がして撮影可能となる。

20131113h

つまりズーム鏡胴がせり出した状態で撮影を行うのだ。
キヤノンでこのタイプのレンズを出したのは初めてじゃないかな?

20131113i

ちなみにテレ端・ワイド端で鏡胴の伸長具合が僅かに異なる。
が、伸びしろは殆ど変わらないとみていいだろう。
伸ばした状態では16mmあたりが最も短くなると思われる。

20131113j

今年の夏に発売になったばかりのEOS M専用広角ズームであるが、なかなかどうして画質の評判がよろしいようだ。
F値可変の暗いズームであるが、その分軽量化に成功しており手軽な撮影にはもってこいと思われる。

最近の登山撮影スタイルは、すっかりコンデジ持ちになってしまった。
由布岳撮影に於いて、GH3のEVFを覗きながらの撮影スタイルは一度もなかった。
私にとってはEOS MやGM1のようなボディで十分なのだ。

そんな中で、片手持ちでも撮影可能な手ぶれ補正が内蔵された僅か220gの超広角ズーム。
急な斜面で、ガレ場で、鎖場で(ちょっと無茶ですね)片手でも撮影可能なこの広角ズームに対する期待値は高い。

次回はこのレンズのテスト撮影を行いたい。

EF-M 11-22mm/F4-5.6 IS STM

スペック
テスト撮影
実写と感想

2013年11月12日 (火)

E-M1ユーザー登録キャンペーン

出勤前に嫁さんから大きな封筒を渡された。
先日届いたのを渡し忘れていたのだという。

20131112a

さて、なんであろうか。職場に着いたら封を開けてみようと思ったまま、仕事が終わるまですっかり忘れていた。
帰宅準備をしているとき、鞄の中にある先刻の封筒に気がついた。

20131112b_3

送り主はオリンパスだ。
ユーザー登録キャンペーン?・・・・。
E-M1かな。何だっけ?ストラップだったかな?

20131112c

ああ、そうそう、E-M1の冊子だった。
オーナーズブックである。
確かE-M1ユーザーでは選択肢がこれしかなかった奴だ。
こういう冊子は殆ど読まないからなあ。

20131112d

フォーサーズやマイクロフォーサーズ、そしていくつかの他マウント交換レンズ55本に対する簡単な特性や作例が載っている。
参考にはなるが、いいことしか書いていないので本当に「参考」程度にしかならない。
まあ、この手の冊子では仕方ないことであろう。

パラパラと目を通したが、まあ俗に言う特集されたムック本である。
総論的なことが云々と書かれているが、たとえば各論、要はアートフィルターの各々に
ついてなど、少し踏み込んだ記事が欲しかったかなあと感じてしまう。
手間暇から現実的ではないかもしれないけれど。

仕事の合間に読ませていただきましょう。
美しい写真を眺めているだけでも新たな発見があることもありますし。

2013年11月11日 (月)

Leica DG Nocticron 42.5mm/F1.2 はどうでしょう

先日、デジカメインフォさんにマイクロフォーサーズマウントのライカ銘柄42.5mmの写真が掲載された。

パナソニックNocticron 42.5mm F1.2 の3枚の画像

デジカメinfo

ああ、なんかMやRの中望遠単焦点の雰囲気を残していていい。
これは多分、購入してしまうだろう。

20131111b_2

35mm換算で85mmとなる。
このレンズの焦点域からするとポートレイトがメインになりそうだ。
ちょうど娘も生まれたことだし、是非とも使ってみたい。

ただ、マイクロの中では最も明るい解放値を持つAFレンズなので、AF速度には期待が持てないと思う。
動き回る子供に対してフォーカスを合わせ続けることは出来るだろうか。
まあ、この辺はオリさんやパナさんに企業努力していただいて、コントラストAFを極めてもらうしかないだろう。

目を引くのが鏡胴にある絞りリングだ。
パナのフォーサーズレンズを思い出す。
できればこのリングはパナ以外のボディでも使用可にしていただきたい。
フォーサーズでのあの制限は非常に印象が良くなかった。

20131111c_2

本体サイズは75mm/1.8と同じくらいのようだ。
手ぶれ補正やAF/MFの切り替えレバーが見える。
使い勝手としては上々だ。

見たところフードバヨネットが見当たらない。
まあ、仕様の変更はあり得るので断定は出来ないが、出来ればアポズミR90mmの様に鏡胴からフードを引き出せるタイプだと嬉しい。
あのマグネットの感触が忘れられないので復刻してくれたら大感謝である。
しかし現実的にはオリンパスのM.ZD ED75mm/1.8の様に溝にフードを取り付けるパターンであろう。

あと、気になる近接撮影能力であるが、参考として近い焦点距離にM.ZD 45mm/1.8がある。
こちらは最短撮影距離が0.5m、最大撮影倍率が換算0.22倍だ。
Nocticronは明るいし画質重視のレンズなので、若干撮影距離は伸びるだろう。
0.6~0.7mくらいかな?
あ、適当に呟いただけなので本気にしないでください。

20131111d

パナからは来年に発売予定であるLEICA DG Summilux15mm/F1.7も控えている。
高品質単焦点も充実してきたのでマイクロもこれからが非常に楽しみである。

2013年11月10日 (日)

ココログ不調2

数日前からココログの管理ページが不調だ。
記事のアップには問題ないが、アクセス解析画面に切り替えるのが困難になった。

20131110a

ほんのたまに解析画面に移行できたが、7日途中の時点でずっと解析が停止している。
とうとう本日から上記画面のようにまったく入ることが出来なくなった。

ま、トラブル発症が週末であるから回復作業は週明けからであろうか。
時々生じることなのですっかり慣れっこだ。
記事アップが問題なく可能な分、ましと考えている。

20131110b

ココログサポートも相変わらず事後報告ばかりなので参考にならない。
よそのブログサービスはどうなのだろう。同じような感じなのだろうか。

ところでSurface Proの画面キャプチャーに少し戸惑った。
キーボードにプリントスクリーンのキーがないのだ。
音量ボタン下+Windowsマークの同時押しだったのだが、実にやりにくい。
是非とも、次期キーボードにはプリントスクリーンキーの復活をお願いしたい。
話がそれた。

20131110c
Olympus OM-D(E-M1)+Voightlander Nokton17.5mm/0.95

なので、トラブル中でもココログさんは常に記事のアップは可能であるということに感謝しつつ、なるべく早めに解析を回復してくれることを期待している。

ブログ休止で減ったアクセス数が、このところ回復傾向にあったので気になってはいたんですけどね。正直なところ。

2013年11月 9日 (土)

C→N→C→N?

ここを覗きに来られる方ならば、すでに存じているであろうNikonのフルフレーム対応の新型DSLR、Nikon Dfについて語ってみたい。

20131109a

なんとまあ、にくいデザインのDSLRを発表したのだろう。
おじさん世代のカメラユーザーのハートを釘付けにしたのではないだろうか。

20131109b

今でこそSLRは電子機器の塊であるが、フィルム時代のそれはまだまだ精密機械工学の塊といった雰囲気を残していた。
巻き上げレバーにかかるシャッターチャージとフィルムテンションを母指で感じ、示指でシャッターストロークを味わいながらバネが戻る感触を楽しんだ。

20131109a1

そんな装いを残しつつ、スチル撮影のみに特化させたDSLRがこのNikon Dfである。
当然、中身は電子機器の塊だ。
巻き上げレバーも巻き取りクランクものぞき窓から見えるフィルムカウンターもない。
デジタルらしくISOも自動で調整、絞り値とシャッター速度もカメラにお任せだ。

20131109f

だが、懐古心をくすぐるシャッター速度や露出が印字されているダイヤル群。
今時のカメラらしくISOダイヤルも12800まで付いている。
フィルムカウンターよろしく最低限の情報のみを表示する小型液晶。
シャッターに於いては、ご丁寧にねじ込み式のレリーズケーブルが取り付けられる雰囲気あふれるシャッターボタンが軍艦部に搭載された。グリップじゃないところがミソだ。

20131109d

・・・・欲しい。
これは非常に欲しいカメラである。
発表されてから予約してしまおうかどうか悩むこと数知れない。
何とか冷静さを保っているが、いつまで持つか分からない。

20131109e

だが、もし購入してしまったら、絶対に使わなくなるマウントが出てくる。
おそらく同じセンサーサイズを持つメーカーのマウントだ。

そうなると同様のレンズ群をまた切り換えねばならない。
C→N→Cと来ているのに、再び→Nになる事を考えると恐ろしい。

怖いのがDfに「飽きた」ときだ。
何かその時にさらに再び「→C」が来そうで、それを考えると予約にと持った受話器を下ろさざるを得ないのだ。

2013年11月 8日 (金)

M.ZD ED 12-40mm/2.8 PRO(テスト撮影)

オリンパスが満を持して出してきた大口径標準ズーム。
パナソニック同クラスのズームに比べテレ端が換算80mmと10mm伸びている。
それだけでかなりお得だ。

20131108a

それだけではない。
最大撮影倍率は換算0.6とハーフマクロを超えている。
パナのそれに比べて倍近い倍率を誇るのだ。
言ってみれば一粒で二度美味しいチョコのようなレンズである。
スイートかビターかは、これからチェックをして見てみたい。

Pon2

被写体は例のごとく犬の置物であるポン様だ。
距離は2mに固定。
ISOは200、WBはオートに設定。
ボディの手ぶれ補正は当然オフにしておく。
ワイド端、中間焦点域、テレ端と三カ所で絞りを変えて撮影した。

【テスト撮影】

クリックにて拡大される。

ワイド端(12mm域)F2.8/5.6/11
20131108b1 20131108b2 20131108b3

コントラスト、色乗り、解像度共に文句ないレベルだ。
マイクロだけでなく、最近のレンズは殆どが解放から使えるレンズが多いのでありがたい。
上方の逆光部にコントラストが低下している部分がある。
今回は強い光源に対する逆光テストは行っていないので、今度確認してみたい。

20131108h1

20131108h4

中央部と隅角部のトリミングである。
ボディとレンズがオリーオリの組み合わせのためか、隅角部に解放から殆ど収差が見られない。
E-M1と12-40mm/2.8PROの組み合わせは最強であろう。

尚、解像度が最も高くなるのはF5.6だ。
これは解放からF11まで一段ずつ見た結果でもある。

中間部(26mm域)F2.8/5.6/11
20131108c1 20131108c2 20131108c3

欠点を探すのを苦労する。
ちぇり小屋的テスト撮影は実写形式を行っているために、僅かなディストーションやシェーディング、解像限界値に近い分離感などは判定不能だ。

しかし、これだけ実写で写れば御の字である。
逆に言えば実写でそれらが分かるほどのレンズは、この時世に於いてはかなりビハインドなスペックとなる。

が、それらを味わいとして受け取る御仁もいるのでレンズは面白い。
ちなみに私もそちら側に入る方だと思う。

20131108h2

20131108h5

当然ながらトリミング画像でも問題ない。
こちらもワイド端と同様、解像度が最も高いのはF5.6である。

テレ端(40mm域)F2.8/5.6/11
20131108d1 20131108d2 20131108d3

おそらくは、これからのレンズは実写での判断が難しくなると思う。
個人が判断する状態でも、明るさが一定な空間でスケールを用いながら解像度の判定をするようになるのだろうか。
それが人を使って判定するのか、コンピュータを用いてそれを行うのか。

20131108h3

20131108h6

ま、こんなことをだらだら書くのも、実際にこのレンズの各焦点域での特徴を書くのが難しくなってきているからだ。
一言で表すならよく写ると言うことである。

それから同じことを何度も繰り返すが、F5.6が一番である。

【最短距離撮影】

さて、気になっていた最短距離撮影だ。
ワイド端とテレ端で解放・F11の各絞り値を20cmの距離にて撮影を行った。

ワイド端(12mm域)F2.8/F11
20131108e5

テレ端(40mm域)
20131108f3

ああ、これはまた品のいいボケ方をする。
テレ端は撮影倍率が大きすぎるためにあまり参考にならない。
ワイド端を前提に話を進めたい。

ボケは口径食や二線ボケの傾向もない。
最上級というわけではないが、マイクロF2.8ズームとしてのボケで考えればなかなかのものだ。

20131108e6_2

絞り込むと点光源に絞りバネの七角形が見えてくる。
またアスフェリカルな同心円紋様もわかる。
だが、解放では殆ど目立たない。

いいレンズじゃあないですか。

20131108g

ちなみに寄るときはこのくらいまで近づいている。
被写体の目玉に焦点を合わせた場合、レンズ先端にフードを付けていると鼻に先端が触れるほどだった。

【まとめ】

やはりいいレンズだと思う。
逆光性能はまだ未知数だが、完成度が高いことは間違いないだろう。

ただ、手ぶれ補正がレンズに搭載されていないため、パナ機で使用するときはしっかりとしたホールディングが必要になる。
パナ機にはこのレンズの補正データが入っていないと思われるので、収差などが若干目立つかもしれない。

だが、オリンパス機ユーザーの方ならば、この高性能ズームの芯まで味わうことが出来るであろう。

本当によくボケる。
とはいうものの、あくまでそれは接写に近い状態で撮影したことが前提であり、大型センサーからマイクロに移行して来た人が同じ感覚で大口径標準ズームのボケと同じものが得られると考えてはいけない。
マイクロでボケを期待したい人は素直に明るい単焦点を。

M.ZD ED 12-40mm/2.8 PRO

スペック
テスト撮影
実写と感想

2013年11月 7日 (木)

大丈夫でしょう

今日はいつものカメラ屋さんに行ってきた。
注文しておいたあるレンズを引き取りに行ってきたのだ。

20131107a

その他、こまごまとした小物も一緒に購入した。
途中、自己責任なのだがお店の中で袋ごとこのレンズを落下させてしまった。
ま、大丈夫でしょう。軽いし。

20131107b
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.

日が暮れると付近はすでにクリスマスモードだ。
早いなあ。
まあ、11月はこれといったイベントがないので仕方のないところではあるか。

2013年11月 6日 (水)

ダイエット

今日も残業だ。月頭は仕方がない。

20131106a
Canon EOS M+EF-M22mm/2.0STM

最近チェリーが太ったようだ。
新しい家族が増えたので、チェリーが寂しい思いをしないよう愛情量に気をつけていたのであるが、それがエサ量という形で反映されたのが原因らしい。

高いところから着地するとき、いつもはストッという音だったのが、ドスッという音に変わって気がついた。
首回りに肉が付いて、お腹がたゆんたゆんしている。
なので先日からダイエットさせている。

甘えながらエサをくれくれと見つめられるとツラい。
あげたくてもチェリーの将来を考えるとあげられない。
この見つめられるおねだり攻撃は一種の拷問に近い。

はあ・・・・、早く痩せて。

2013年11月 5日 (火)

EF-M 11-22mm/F4-5.6 IS STMがやってきた

最近はマイクロフォーサーズの話題ばかりなので、たまにはキヤノンのミラーレスでも。
先月、OM-D(E-M1)と一緒に購入してきた。

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何故に今AFの遅いEOS Mなのか?
これには理由がある。

山カメラを選定中なのだ。

山カメラには広角レンズを付けることが多い。
以前、由布岳に登ったときにはb-gripにGH3と7-14mm/4.0の組み合わせたが、全高とそこそこの重量があるため鎖場などでカメラに気を取られすぎると危険なことがあった。
出来れば軽量で全高の低いカメラを考えたのだ。

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今度発売になるパナのGM1はどうだろう。
これに7-14mm/4.0ではフロントヘビーでかなりアンバランスだ。
それに組み合わせると600g近くなる。7-14が重すぎるのだ。

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では、同じマイクロマウントであるオリンパスのM.ZD ED9-18/4.0-5.6を付けたらどうだろう。
ふーむ、実売価格5万弱ですか・・・・。
軽い広角ズームだが、同じマウントで広角ズームを複数持つというのもなんだかなあ。
7-14は手放したくないし・・・・。

なんて色々考えていたら、EOS Mマウントに評判の良い新広角ズームが発売されていたことに気づいた。
実売価格は4万を切る。
しかも軽くて手ぶれ補正まで付いている。

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と言うわけで購入したのである。
EOS Mとの組み合わせで520gほど。
GM1と7-14との組み合わせより少し軽く、しかも手ぶれ補正付きだ。
AFの遅さも広角と言うことでうまく誤魔化せないだろうか?

と言うわけで、そのうちGM1との比較も行ってみたい。
山カメラの決定打はなかなか見つからない。

2013年11月 4日 (月)

Surface Proとその他のアクセサリ

最近、巷ではSurfaceの後継機種が発売されたようだ。
だが、私のSurface PROは今年の夏に購入したばかり。
せっかく安定したPC環境をおいそれと手軽に変更できるほど時間に余裕はない。

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だが、旧機種のSurface Proでも毎日使っているうちに徐々に自分なりに熟れてきた。
自分の使用環境下ではどのようなアクセサリがあると便利なのかが分かってくるのだ。

私は仕事で出納管理などの事務処理から原稿書き、個人的なブログ管理と写真現像、メール処理をこのSurface Proで行っている。
もはやなくてはならないデバイスだ。
これらを一式愛用のLoewe通勤鞄やザックに放り込んでいる。

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これらがフルセット一式だ。
本体プラス3つのポーチからなる。
本体にはタイプカバーが付いているために、とりあえずはそのままむき出しで持ち運びしている。

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本体付属の電源ケーブルだ。
かなり昔に購入したドンケのプロテクティブラップで包んでいる。

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ちぇり毛だらけだが、気にせず愛用している。
ケーブル自体のサイズがでかいので、今度コンパクトな24Wタイプに切り替えるつもりだ。

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以前、オリンパスのE-5購入キャンペーンでもらったEシステムの包みである。

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今はSurfaceのバスパワー対応DVDプレーヤーおよびマウスパッド入れとしての余生を送っている。
これもドンケのレンズカバーよろしくちぇり毛だらけである(笑)

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モンベルで購入したフリース生地のポーチだ。
本来はレンズポーチである。

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中にはBluetoothのマウス、超小型電源タップ、カードリーダー、LANコネクター、LANケーブルが入っている。

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Surface Proには外付けできるUSB端子(3.0)が一つしかない。
この一つを効率よく使うにはある程度の割り切りが必要になってくる。

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その一つがマウスだ。
Surface Proにはタッチペンが不足しているが、ハッキリ言って使い物にならなかった。
ペン先を置いた誤差が大きすぎる。
画像の扱う現像ソフトではポインタ精度が求められるのでマウスに切り替えた。
ただ、一つしかないUSB端子を塞ぐわけにはいかないためにBluetoothをチョイスしたというわけだ。

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となるとマウスパッドが必要になる。
なくても結構いけるのだが、新幹線の中ではテーブルに段差があるためパッド必須となった。
古いマウスパッドを引っ張り出して愛用している。

宿泊先の宿が無線LANに対応していない場合などは有線LANとなる。
そのためにLANケーブルも必要なのだ。

Surface ProはコンパクトなPCデバイスだ。
その環境をどこへでも持ち運べるので、備品がモバイル前提でのチョイスとなっていく。

このSurfaceを購入してからカメラ関連で変わったことがあった。
メモリカードをSDしか使わなくなったことだ。
実際にCFはもう購入しないかもしれない。

ちょっとしたことがきっかけで自分の環境が大きく変わることがある。
それは今後のことにもいえるので、CF復活なんてこともないとは言い切れないのであるが。

2013年11月 3日 (日)

M.ZD ED 12-40mm/2.8 PRO(スペック)

オリンパスのレンズを購入したのはほぼ一年ぶりだ。
私の持っているマイクロのオリンパスレンズはすべて単焦点である。

理由は単純である。
パナ製マイクロボディを愛用しているので、手ぶれ補正がレンズ側に付いていないと使いづらいからだ。
単焦点はフレーミングに神経を使うため、手ぶれ補正がなくてもシャッター速度にも助けられブレ率は低い。
が、ズームは暗いという理由もあるかもしれないが、アバウトな撮影が多いせいか手ブレ率が高いのだ。

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そんなジンクスを打ち破るほどの強烈なインパクトを持って登場したオリンパス製のマイクロフォーサーズ専用の大口径標準ズームレンズ。
M.ZD ED 12-40mm/2.8 PROである。

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発売は先月の10月半ば、E-M1のキットレンズとして一緒に購入した。
焦点域はマイクロなので換算24-80mm/F2.8となる。

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サイズはØ69.9×84mm、重量は382g。
ちなみにパナ製の12-35mm/F2.8は305gなので、2割強ほど重量がアップしている。
その分、テレ端が換算70mmから80mmまで延長した。

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レンズ構成は9群14枚。
非球面EDレンズ1枚,非球面レンズ2枚、DSAレンズ1枚、EDレンズ2枚、HDレンズ1枚、HRレンズ2枚と通常のレンズより特殊レンズの枚数の方が多いという非常にゴージャスなレンズである。

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フィルター径はマイクロでも比較的大きなØ62mm。
また、TOKINAレンズのようにピントリングをスライドさせることでマニュアル操作に移行できるマニュアルフォーカスクラッチ機構を持つ。

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最短撮影距離は20cm、そして最大撮影倍率はなんと驚きの換算0.6倍である。
ハーフマクロよりも寄れるのだ。

ちなみにパナ製のLumix GX Vario12-35mm/2.8は換算で0.34倍。
普通の大口径標準ズームよりは寄れるが、このM.ZD ED12-40mm/2.8は洒落にならない接写能力を誇る。

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さて、このレンズを初めて触れたときに感じたのは、オリのフォーサーズレンズである「14-35mm/F2.0SWD」と「12-60mm/2.8-4.0SWD」を足して2で割ったようなレンズだなということだった。

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Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

抜けがよく、品の良い色再現性を持つこのレンズは先の二本のレンズ性能のいい部分をを引き継いでいるようだ
だが、よく見ると私の嫌いだった部分まで引き継いでいた。

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一つは14-35mm/F2.0SWDで見られた鏡胴が最も短くなる焦点距離がワイド端ではないと言うことだ。
16mmあたりにそれは存在する。

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撮影が終わり、レンズを縮ませてバッグへとしまう。
常に癖でワイド端に焦点域を合わせるが、そのとき少し鏡胴は飛び出している。
無理に押し込めばぴたりと鏡胴は収納されるが、あまり気持ちのいいものではない。
14-35mm/2.0で味わったあの嫌な感覚をもう一度味わうとは。

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もう一つはテレ端の鏡胴の伸び具合だ。
アブノーマルっぽくにゅーっと伸びる。
12-60mm/F2.8-4.0を使用したとき、あまりにも美的感からかけ離れすぎて速攻で手放してしまったほどだ。

この12-40mmは12-60mm/F2.8-4.0ほど伸び率は高くはないが、ネガティブな琴線に触れるすれすれのレベルである。
何故か不思議なことに、鏡胴に段差があると琴線に触れない。
個人的な嗜好の範疇なのであまり参考にならない感想だが、嫌なものは嫌なのだ。

14-35mmは最短伸長が中途な焦点域にあること。だが鏡胴の伸び率は低い。
12-60mmは鏡胴の伸び率は高い。だが最短伸長がワイド端にきちんとある。

これらのレンズは苦手な部分と長所が拮抗していたので我慢できたが、12-40mm/F2.8は私の苦手とする部分がダブルというかツインというかハイブリッドというか、ちょっと面食らってしまった。

でも、いいレンズそうなので愛用しますが。

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ここで全体の鏡胴の伸びた状態をボディと一緒に写真にしてみた。
んー、やはりノビてますが我慢できるレベルかな。

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付属のフードはワイド端に画角を合わせてあるバヨネット形式の花形フードだ。
逆向きの装着も可能である。

Lumix GX Vario12-35mm/2.8より1cm全長が長くて2割ほど重いM.ZD ED12-40mm/2.8PRO。

だが、接写能力が0.6倍とハーフマクロ顔負けのものを持つ。
光学性能も優秀で高い防塵防滴能を有するほぼ無双と言って良いほどの性能を誇る。

この僅か250mlビール缶程度の大口径標準ズームの性能やいかに。
次回はテスト撮影で能力を見てみたい。



M.ZD ED 12-40mm/2.8 PRO

スペック
テスト撮影
実写と感想

2013年11月 2日 (土)

E-M1とGX7の高感度比較

先日述べたように、今日はE-M1とGX7の高感度比較を見てみたい。

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今回、確認したいポイントは二つある。
一つは同一感度におけるノイズの量。
もう一つは感度を上げたときに生じる解像感劣化の具合だ。

20131102e

被写体は例の犬の置物だ。
2m離してカメラを三脚にセット。
使用レンズはLeica DG Summilux25mm/1.4ASPH.をF5.6に固定する。
WBはオート、ISO200から一段ずつずらしてレリーズにて撮影を行った。

【高感度比較】

今回はノイズ量と解像感のチェックなので、中央部トリミング画像をメインにする。
左半分がGX7、右半分がE-M1である。

各カメラともRAWで撮影した。
同じ現像ソフトで露出以外のパラメータはいじらず、そのまま現像している。

ISO200
20131102c1

このレベルでは殆ど差がない。
ノイズも双方には出ていない。

ちなみに下段写真の犬の額に解像度に差があるように見られるが、これはオリンパスの絵作りの影響だ(と思う)。
これは高感度になるとハッキリとした特徴になって現れる。

ISO400
20131102c2

ここでもまだノイズは見られない。
解像感も問題ないようだ。

ISO800
20131102c3

このあたりになると、GX7では背景の一部に粒子状のノイズが現れてくる。
まあ、気になるレベルではない。
E-M1もなくはないが、無視できるレベルだ。

ISO1600
20131102c4

GX7にノイズが徐々に目立ってくる。
だが解像感はまだ維持されている。

それに比べてE-M1はGX7に比べてノイズが目立たない。
だが、犬の毛並み模様ではかなりのっぺり感が強くなっている。

ISO3200
20131102c5

このあたりになるとさすがのGX7の解像感も低下してくる。
加えて全体にうっすらとノイズが現れてくる。

E-M1も徐々にノイジーな画像になってくる。
それでもGX7ほどは目立たない。

ISO6400
20131102c6

パナの特徴である解像感もこのレベルまで来ると厳しい。
ノイズも目立ち、精細感は失われている。

E-M1も同様だ。
ノイズを無理に目立たなくさせているために、毛並みの質感はもはやないに等しい。

ISO12800
20131102c7

双方共にカラーノイズが出始めている。
全体像でみるとE-M1よりGX7の方が、若干色再現性は維持されているようだ。
ブログのサムネイル写真程度であればこれでも誤魔化せる。

ISO25600
20131102c8

画像そのものが破綻している。
ただ、GX7の方がコントラストは若干マシか。
とりあえず、ISO25600で写すことが出来るという程度に認識しておいた方がいいだろう。

【まとめ】

まず、最初に断っておくことがある。
これは「RAW撮影」をそのまま現像ソフト(シルキーピックス)でパラメータをいじることなく出した画像である。

当然、各メーカーボディの画像エンジンで処理されたJPEGとは多少異なることを申し上げておきたい。

オリンパスは少しのっぺりというか粒状感のない絵作りをしている。
ただ、これは解像度が低いという訳ではなく、個人的にはノイズ処理過程の影響だと考えている。

対して、パナソニックは解像感がある割にややざらつき感が目立つ。
細かい粒状感で画像の繊細さを表そうとしているのではないだろうか。

以前、E-M5とGH3の高感度比較をしたことがあったが、そのときにも同じ傾向があった。
オリンパスはノイズフリーを、パナは解像感を重視しているような傾向だ。

20131102c

もちろんRAWデータなので、パラメータをいじればオリンパスの画像をパナソニック風に粒状感あふれる精細な画像に近づけることが可能だ。(逆は難しい)
実際にパラメータを操作することで、のっぺり画像から犬の置物のすう壁を「ある程度」回復できる。
まあ、精細感が増える代わりにノイズ状に画像が少し荒れてくるのであるが。
上の写真はわかりやすくするために極端にシャープネスを上げてある。

話がうやむやになりそうなので、パラメータをいじらない前提でのRAW画像比較でまとめると以下の様になる。

・E-M1の方が高感度撮影に強い。
・GX7の方が同一感度では精細感がある。

どちらもいい機種である。

20131102d
Olympus OM-D(E-M1)+Voightlander NOKTON17.5mm/0.95ASPH.

以前、GX7はGH3よりも解像感がなくて駄目だという記事を書いた。
センサーの違いであろうか、GH3からGX7に買い替えた自分に対して仕方がないと受け入れていた。
ところが、この結果からそんなに目くじらを立てるほどのことではなかったのではないかと少し反省している。

それにGX7では貧弱ではあるがボディ内手ぶれ補正、暗部AFの改善など撮影に役立つギミックが詰まった最新機種だ。
これはこれでパナの色合いを楽しめる重要なボディでもある。

そしてE-M1は強力なボディ内手ぶれ補正と、慣れ親しんだ一眼ライクな使い勝手は多少大型のレンズであってもホールディングの良さが相まって非常に使いやすい。

この二機種の画像で悩んでいる方はどちらを買っても問題ないと思う。
各機種に付随するギミックで選ぶといいだろう。
もちろん、メーカーのお着せの色つけの方が好きな人はお好みの方を。

2013年11月 1日 (金)

二日連続

今日は月頭で忙しい。
しかも髪が伸びて美容院にも行ってきたためブログを書く時間が殆ど作れない。
なので二日連続してどうでもいい内容である。

20131101a
Canon EOS M+EF-M22mm/2.0STM

最近、ブログはSurface Proで書いている。
写真も同じである。
そのせいか、PCで見ると色がおかしい写真が多い。
写真の色が変だなと思ったときはSurface Proで現像していると思ってください。

明日はきちんとした記事を書こう。
気持ちをただすためにも前もって宣言したい。
明日の予告は「E-M1とGX7の高感度比較」であると。

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