無料ブログはココログ

ana

  • ana

« 大丈夫でしょう | トップページ | C→N→C→N? »

2013年11月 8日 (金)

M.ZD ED 12-40mm/2.8 PRO(テスト撮影)

オリンパスが満を持して出してきた大口径標準ズーム。
パナソニック同クラスのズームに比べテレ端が換算80mmと10mm伸びている。
それだけでかなりお得だ。

20131108a

それだけではない。
最大撮影倍率は換算0.6とハーフマクロを超えている。
パナのそれに比べて倍近い倍率を誇るのだ。
言ってみれば一粒で二度美味しいチョコのようなレンズである。
スイートかビターかは、これからチェックをして見てみたい。

Pon2

被写体は例のごとく犬の置物であるポン様だ。
距離は2mに固定。
ISOは200、WBはオートに設定。
ボディの手ぶれ補正は当然オフにしておく。
ワイド端、中間焦点域、テレ端と三カ所で絞りを変えて撮影した。

【テスト撮影】

クリックにて拡大される。

ワイド端(12mm域)F2.8/5.6/11
20131108b1 20131108b2 20131108b3

コントラスト、色乗り、解像度共に文句ないレベルだ。
マイクロだけでなく、最近のレンズは殆どが解放から使えるレンズが多いのでありがたい。
上方の逆光部にコントラストが低下している部分がある。
今回は強い光源に対する逆光テストは行っていないので、今度確認してみたい。

20131108h1

20131108h4

中央部と隅角部のトリミングである。
ボディとレンズがオリーオリの組み合わせのためか、隅角部に解放から殆ど収差が見られない。
E-M1と12-40mm/2.8PROの組み合わせは最強であろう。

尚、解像度が最も高くなるのはF5.6だ。
これは解放からF11まで一段ずつ見た結果でもある。

中間部(26mm域)F2.8/5.6/11
20131108c1 20131108c2 20131108c3

欠点を探すのを苦労する。
ちぇり小屋的テスト撮影は実写形式を行っているために、僅かなディストーションやシェーディング、解像限界値に近い分離感などは判定不能だ。

しかし、これだけ実写で写れば御の字である。
逆に言えば実写でそれらが分かるほどのレンズは、この時世に於いてはかなりビハインドなスペックとなる。

が、それらを味わいとして受け取る御仁もいるのでレンズは面白い。
ちなみに私もそちら側に入る方だと思う。

20131108h2

20131108h5

当然ながらトリミング画像でも問題ない。
こちらもワイド端と同様、解像度が最も高いのはF5.6である。

テレ端(40mm域)F2.8/5.6/11
20131108d1 20131108d2 20131108d3

おそらくは、これからのレンズは実写での判断が難しくなると思う。
個人が判断する状態でも、明るさが一定な空間でスケールを用いながら解像度の判定をするようになるのだろうか。
それが人を使って判定するのか、コンピュータを用いてそれを行うのか。

20131108h3

20131108h6

ま、こんなことをだらだら書くのも、実際にこのレンズの各焦点域での特徴を書くのが難しくなってきているからだ。
一言で表すならよく写ると言うことである。

それから同じことを何度も繰り返すが、F5.6が一番である。

【最短距離撮影】

さて、気になっていた最短距離撮影だ。
ワイド端とテレ端で解放・F11の各絞り値を20cmの距離にて撮影を行った。

ワイド端(12mm域)F2.8/F11
20131108e5

テレ端(40mm域)
20131108f3

ああ、これはまた品のいいボケ方をする。
テレ端は撮影倍率が大きすぎるためにあまり参考にならない。
ワイド端を前提に話を進めたい。

ボケは口径食や二線ボケの傾向もない。
最上級というわけではないが、マイクロF2.8ズームとしてのボケで考えればなかなかのものだ。

20131108e6_2

絞り込むと点光源に絞りバネの七角形が見えてくる。
またアスフェリカルな同心円紋様もわかる。
だが、解放では殆ど目立たない。

いいレンズじゃあないですか。

20131108g

ちなみに寄るときはこのくらいまで近づいている。
被写体の目玉に焦点を合わせた場合、レンズ先端にフードを付けていると鼻に先端が触れるほどだった。

【まとめ】

やはりいいレンズだと思う。
逆光性能はまだ未知数だが、完成度が高いことは間違いないだろう。

ただ、手ぶれ補正がレンズに搭載されていないため、パナ機で使用するときはしっかりとしたホールディングが必要になる。
パナ機にはこのレンズの補正データが入っていないと思われるので、収差などが若干目立つかもしれない。

だが、オリンパス機ユーザーの方ならば、この高性能ズームの芯まで味わうことが出来るであろう。

本当によくボケる。
とはいうものの、あくまでそれは接写に近い状態で撮影したことが前提であり、大型センサーからマイクロに移行して来た人が同じ感覚で大口径標準ズームのボケと同じものが得られると考えてはいけない。
マイクロでボケを期待したい人は素直に明るい単焦点を。

M.ZD ED 12-40mm/2.8 PRO

スペック
テスト撮影
実写と感想

« 大丈夫でしょう | トップページ | C→N→C→N? »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: M.ZD ED 12-40mm/2.8 PRO(テスト撮影):

« 大丈夫でしょう | トップページ | C→N→C→N? »