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ana

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2013年12月30日 (月)

自分的デジカメ録 2013

とうとうこのシリーズを始めて3年が経った。
今年初めから購入した機種について、現時点での評価を踏まえながら簡潔に書いていきたい。

【DMC-FT5】

20131230a

今年の2月に発売されたタフネスコンデジだ。
ポケットに収納できるタフネスカメラとして非常に高く評価している

私の場合、マリンスポーツより転倒を前提としたスキーで使用するために、耐衝撃性が維持されていることと低温による電圧低下の動作不良を非常に嫌う。
いくつかのメーカーを辿り歩いてきたが、パナ製の特に電源周りの信頼性は高い。

先代まで数少なくなったCCDセンサーを搭載していたが、FT5になってからMOS型に変更された。CCDファンとしては実に残念だ。

今年の秋口までこれ以外の選択肢は考えていなかったが、今回NikonからAW1というレンズ交換式のタフネスミラーレスが発売された。
非常に気になる存在なのだが、パナさんでもマイクロ規格でコンパクトなタフネスミラーレスを出してくれると嬉しいなあなんて思っている。

【DMC-GX7】

20131230b

昔ながらのレンジファインダーデザインを踏襲したパナの新型ミラーレスだ。
初のボディ内手振れ補正も搭載されており、加えてパナソニックの色作りも大好きな自分なので早速飛びついた。

暗所AFも優れているが、まだ発展途上の実用性の低いボディ内手振れ補正と、高感度のディテール崩壊が著しいので後述するEOS M2の下取りに出してしまった。

最近思うようになったが、レンジファインダー型ミラーレスにEVFはいらない。
LSR型は必要と思われるが、重量増加の負荷と背面液晶表示の影響を受けるEVF赤外線センサーが邪魔になるだけである。

【OM-D(E-M1)】

20131230c

本格SLR型マイクロ機として早速飛びついた。
基本、私のGH3後継機になった訳なのだが、やはりオリンパスは色が自分と合わない。

だが、カメラの基本性能は極めて高く、ボディ内手振れ補正が搭載された防塵防滴仕様という事からも今後も私の主力機として活躍してくれるであろう。
アートフィルターは評価したい。

GH3の後継に実用的なボディ内手振れ補正が搭載されたら是非買い替えたいところだが、GX7の補正能をみるとまだまだ先のようである。

【DMC-GM1】

20131230d

私はパナのミラーレスが大好きだ。
どこが好きなのかというと、パナの作る色合いが大好きなのだ。
昔に感じたコンデジイメージであるルミックスの色とは明らかに異なっている。

さて、GM1はGX7と同じセンサーを搭載しているという口コミに惹かれた。
GX7の項で酷いことを書いたが、それでもE-M5に対抗できる性能を有している。
それでいて尚且つパナカラーを楽しめるのだ。

GX7はマイクロサブ機としても大きいために手放すことをちょうど考えていたから即買いである。
超小型ボディということから、マイクロの真骨頂を生かした機種でもある。

付属の12-32mm/3.5-5.6の性能が思ったほどではなかったので、GX PZ14-42mmとのトレードも考えたが、パワーズームはバッテリーを喰うことから結局はそのまま使用することに決めた。
実写では殆ど問題ならない超コンパクトお手軽ズームなので意外にも使用頻度が高い。

【Df】

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今年一番の掘り出し物かもしれない。
いつものカメラ屋さんで強く勧められて購入を考えた機種だ。
本来は手放したマウントだったのでスルーするつもりだったのだが、単焦点用に購入したところ大当たりのDSLRとなった。

とにかくコンセプトがハッキリと分かるカメラだ。
軽量ボディ・高感度に強い・手頃なファイルサイズ・機械式を彷彿させるカメラデザイン。
これは手持ち撮影で気軽に撮影を楽しむためのカメラなのだろう。
高画素機求めるならばD800があるNikonユーザーは幸せ者だ。
私がメインシステムで使うEOSには3000万画素オーバーの機種はまだない。

デジタルの簡便さを取り込みながら、昔ながらの撮影も可能なカメラ。
昔、ライカの機械式R6.2を使っていたときに露出の使い方で目から鱗が落ちそうになったことがあった。
同じような撮影法が出来なくはないが、やはりDfは手持ちでストレスなく撮影するのが気持ちいい。

【EOS M2】

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今年の最後に購入したキヤノンミラーレスの第2弾。
EOS Mはブツ撮りに使っているために使用頻度は極めて高い。
しかも、今のところ山カメラとしても有力候補なので、新型EOS M2には期待度が上がっている。

実用的と言われるようになったEOS M2のAFであるが、EF-M22/2.0STMを使う分には厳しいと言わざるを得ない。
特にネコや赤ん坊など動きものはやはりAFが迷って合焦不能だ。
だが、同じシチュエーションでマイクロでは合焦する。レンズ自体の特性や被写界深度の事もあるだろうが、センサーが大きいミラーレスは静物の方が吉なのだろう。
11-22mmは比較的スムースだが、これは先代のEOS Mの時もそうだったので何とも言えない。

あと、年末に発売したせいか愛用の現像ソフトSilkypixがEOS M2のRAWファイルに未だ適応されていない。年明けまで待たせるのだろうか。
AdobeのCamera rawはすでに適応されているというのに。

以前のSilkypixはカメラ対応が早いのが売りだったが、最近はどうもダメである。
そろそろ替え時かもしれないなあ。

【まとめ】

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私の中では、今年は意外性の高かったNikon Dfであろう。
次点でGM1かな。
発売時期が近かったかことで、GM1の活躍の場が完全にDfに喰われてしまった。

もう一つ、GM1で不幸なのがRAW現像ソフトの対応の遅れが影響している。
私は複数メーカーのカメラを使用しているために、現像ソフトを統一できるように他社製ソフトを使っている。
が、これの対応が遅れるとテスト撮影や実写のデータ現像が出来ないのでブログアップが先延ばしになってしまうのだ。
今回は後に発売されたDfの方が先にシルキーピックスに対応してしまったのだ。

まあ、こんなバックグラウンドがあったわけであるが、このトラブルがなくてもやはりDf優位は変わらないかな。

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