AF-S NIKKOR 24-85mm/F3.5-4.5G ED VR(スペック)
「男は黙って単焦点」と私のDfがそう呟いたかどうかは分からないが、58mm/1.4Gを購入するまでは単焦点だけを考えていたのは確かだ。
だが、58mmを引き取りに行く前日にはこのズームを取り置きしてもらっていたことは間違いない。
この僅か数日の間に何があったのか私もよく覚えていないが、言えることは私はかなり面倒くさがり屋であるということである。
さて、単焦点のよく似合うDfにズームレンズなどを取り付けるなどとは邪道と感じられる人もいるのではないだろうか。
だが、この軽量なDfに軽量なズームを取り付けると、高感度の強さも相まって実に使い勝手の良い組み合わせとなる。
組み合わせデザインも結構気に入っている。
現在、AF-S NIKKOR58mmに次いでの使用頻度だ。
では、そんなズームのスペックを淡々と述べていきたい。
サイズはφ78x82mm、重量は465gとフルサイズ対応標準ズームとしてはまあまあである。
無理にF4通しとせずに、F3.5-4.5と持ってきたところに好感が持てる。
レンズ構成は11群16枚。
非球面3枚にEDレンズ1枚という組み合わせだ。
フィルター径は58mm/1.4Gと同じく72mm。
絞り羽根は7枚の円形絞りである。
最短撮影距離は38cm、最大撮影倍率は0.22倍。
接写が得意なレンズではないが、標準的に寄れるレンズである。
フォーカスはインナーフォーカス。
インナーズームではなく、ズーミングにより鏡胴が二段階に伸びる構造だ。美しい・・・・。
私の場合、この二段式の鏡胴が琴線にたまらなく響くのだ。
何なんでしょうね。
もちろん、手ぶれ補正が内蔵されている。
効き具合は上々だ。
個人的にはAi AF Zoom-Nikkor 24-85mm/2.8-4.0Dの方が好きなのであるが、同じレンズを買い直すのも癪なので新しい未購入のレンズをチョイスした。
この24-85mm/3.5-4.5の旧製品も持っていたが、確か発売された頃はEDレンズが組み込まれた廉価ズームとして注目されたが、パッとしない性能だったと思う。
だが、昨年に光学設計も新たに手ぶれ補正機能を追加して登場した。
重量も465gと純正フルサイズ標準ズームとしては軽量だ。
Nikon Df+AF-S NIKKOR24-85mm/3.5-4.5G ED VR
写りに対してはまた後日述べるとして、Dfとの組み合わせは実に使いやすい。
双方合わせても1.2kgを切る重量だ。
標準ズームレンズを取り付けたフルフレーム機でこの重さである。
最大F値が4.5あっても、D4のセンサーが搭載されているDfならばまるで心配はいらないだろう。
問題は写りだ。
先代のズームは実に微妙だったが、コレはどうでしょう。
後日にテスト撮影でこのズームの実力を見てみたい。
AF-S NIKKOR 24-85mm/F3.5-4.5G ED VR
スペック
テスト撮影
実写と感想
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