EOS M2 はどうでしょう
本日、いきなりキヤノンからEOS M2が発表されていたので驚いた。
発売日も突然で12月の半ばだという。
今年はNikonのDfで締めかななんて考えていたらもう一波乱あったとは。
今回の新製品であるM2は、AF速度をアップさせてきた。
往来機種に対し2.3倍の改善がなされたという。
EOS Mの2.3倍か・・・・。
また微妙な表現を使ってきたなあ。
速くはなったのであろうが、マイクロに慣れている身としては「速い」「普通」「遅い」と三択で選ぶならば「普通」か「遅い」になるような気がしてならない。
さて、ネガティブなことはこの辺にして、新しいEOS M2のスペックを見てみたい。
画素数はEOS Mと変わらぬ1800万画素だ。
だが、ハイブリッドCMOS AF IIを新規搭載することでAF速度をアップできたという。
連写速度は4.3コマ/秒から4.6コマ/秒。
なんと言ってもありがたいのは外寸が僅かではあるが、数mmほど短くなったことだ。
重量も238gと30gほど軽量化に成功した。
このEOS Mと見分けがつかないほどの新製品であるが、個人的には前モデルのデザインや機能を踏襲してくれてありがたいと思っている。
私のEOS Mの使い方では月面や日面撮影、山カメラとして考えているため、背面液晶が見られてコンパクトであればOKなので、今度のEOS M2は正に理にかなっているのだ。
自分時には広角ズームと22mm単焦点で満足してしまった。
しかし、EOS Mをメイン機として使うユーザーならば、今度の新製品には不満がつくかもしれない。
EVFを付けられるコネクターがあった方がいいであろうし、何より現時点では専用Mレンズの絶対数が足りない。
いつまでもEFやEF-Sレンズとおんぶにだっこともいうわけにはいくまい。
EOS Mにはまだまだ足りないレンズがたくさんある。
少なくともマクロレンズに高倍率ズーム、そして根強い人気の大口径のズーム群だ。
そろうまでにはどれほどの時間がかかるのか。
まだまだこれからのマウントであろう。
Canon EOS M+EF-M22mm/2.0STM
レンズラインナップが出来上がる頃には、通常のEOS M/2のタイプと、DSLR型のEOS M Pro(仮称)なんてものが登場しているかもしれない。
いや、キヤノンさんはデジカメに”Pro”というワードは使わなさそうな気がするなあ。
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