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2014年1月11日 (土)

AF-S VR Micro-NIKKOR105mm/2.8G(テスト撮影)

105mmなんて聞くと、イメージするのは西側の第2世代MBTなのである。
このツルリとした円筒形レンズをむんずと掴むと、ついAP弾かHEAT弾を思い浮かべてしまうのは考えすぎだろうか。

20140111a

これはデジタル化されてからの初Nikonレンズとして購入したのを覚えている。
当時はマクロレンズに手振れ補正が内蔵された画期的なレンズだったので、D3と一緒に手に入れた。

キヤノンの最新ハイブリッドISが搭載された100mmマクロに比べると、若干古くささは感じるが、好みのデザインでもあったためDfと共に再度購入したのだ。

Pon2

それでは久しぶりのレンズであるが、再びポン様を使ってテスト撮影を行ってみたい。
被写体までの距離は2m。
ボディはDf、ISOは100、WBはオートに固定。
各絞り値にて撮影を行った。

【テスト撮影】

開放(F2.8)
20140111b1

20140111c1

上段は全体像である。
開放から色乗り、コントラストが高く高品位のレンズであることが分かる。
ボケも美しく、ポートレイトに使う中望遠レンズとしても使える。

下段は中央部のトリミング。
解像感も十分だ。

F5.6
20140111b2

20140111c2

2段絞ると更に解像度はアップする。
ニコンレンズらしいカリカリ感がハッキリしてくる。

F11
20140111b3

20140111c3

F11でも解像感は維持されている。
発売されて7年以上経過するが全然現役でいけるレンズだ。

ここでトリミング画像を並べて比較してみる。

20140111d

【最短距離撮影】

このレンズは等倍マクロなので、接写は後日の実写で述べたい。

【まとめ】

いや、良すぎて特に文句はない。
敢えて言うならば鏡胴が結構太いので、キヤノンの同スペックレンズに比べても実際の重量差以上の重さを感じるようだ。

20140111e
Nikon Df+AF-S VR Micro-NIKKOR105mm/2.8G

また、このマクロレンズは近接撮影になると手振れ補正効果は著しく減弱する。
ここがキヤノンマクロとの違いなのだが、実際に対比してもそこそこ異なる。
NikonもハイブリッドVR出してくれると嬉しいのですがねえ。

だが、近接撮影では若干不利になるものの、ボディがDfなのでISOを上げることでシャッター速度が稼げる利点がある。
シャッター速度のアップで近接撮影の手振れを押さえ込めるのだ。

レンズの不利な面をボディで補うコラボな組み合わせなのである。
コンパクトで高感度に強いDfがこんな面でも活躍してくれるとは。



AF-S VR Micro-NIKKOR105mm/2.8G


スペック

テスト撮影
実写と感想

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コメント

これは、いいレンズですね。
こういうレンズを使うと
日本製は安くて優秀だなあと思います。

日本製はなんと言っても手振れ補正がボディやレンズに搭載されているのがありがたいですね。
特に望遠系のレンズは本当に助かります。

S2では一枚一枚に相当神経を使って撮影します。
換算56mmのズマリット70mmでさえ、等倍で見るとそれなりの頻度でブレ写真がありました。

ですからフルフレームセンサークラスだったら、私には2000万画素くらいで十分だなあと感じるようになりましたね。

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