Nikon 1
2年前にニコンが発表したレンズ交換式アドバンスドカメラである。
早い話がニコンのミラーレスカメラだ。
1型(1inch)センサーを搭載していることからNikon1と呼ばれている。
すでに私はマイクロフォーサーズシステムを持っているにもかかわらず、何故にこのシステムの導入に踏み切ったかというと、昨年秋にNikon1から世界初のレンズ交換式防水・耐衝撃カメラAW1が発売されたからだ。
非常に魅力的な機種だった。
今までその部分はパナソニックのタフネスコンデジであるFTシリーズなどに任せてきたが、画質の面からかなり妥協を強いられてきたことは事実である。
そのために使用頻度は決して高いものではなく、ごく限られた特殊な状況下でのみ使われているだけだったのだ。
だが、この防水・耐衝撃能を有するAW1があればスキーだけでなく山や海に気兼ねなく持ち出せ、且つRAWデータによる高品位な画像を手にすることが可能となる。
という訳で誕生日プレゼントととして買って頂きました。
あ、全額というわけでなく、私もかなりの額を負担したんですけどね(笑)
ではさっそく見てみましょう。
箱を開けて中身を取り出したときにギョッとした。
これはデカい。ライカM7を使った後にヘキサーRFを持った感覚と似ている。
1インチセンサーだからといった固定観念を持って箱を開けると大変なことになる。
防水・耐衝撃能を有するためにはこれだけのサイズにせねばならなかったのだろうか。
見ればNikon1の中でもかなり大柄な機種になるようだ。
横幅と重量だけならばニコワントップである。
思っていたよりも結構小さなセンサーだ。
ボディが大きい分、より小さく感じてしまうのだろう。
なのでパナソニックのGMセンサーと比較してみた。
あ、やっぱり小さいですね。
スペック上の面積比は、フォーサーズセンサーの約半分だ。
せっかくなのでフォーサーズセンサーとAPS-Cセンサーの機種も並べて対比させてみた。
それにしてもセンサー対比から見ると、やはりAW1は大きいですねえ。
しかし、レンズ交換式で防水能・耐衝撃能を有するデジカメはコレしかない。
対寒冷能も含まれているので、スキーにも雪山にも対応出来る。
しかもなんと言ってもRAWファイルが記録できることが大きい。
AW1のサイズはこれらの特殊能力を得るための代償なのだろう。
前にマイクロで防水・耐衝撃可能なタフネス機をなんてことを書いたのだが、実現させるとなると洒落にならないことが予想される。
恐ろしい・・・・。
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