無料ブログはココログ

ana

  • ana

« Nikon 1 | トップページ | ムチマロ »

2014年1月14日 (火)

タフネスミラーレス Nikon1 AW1がやってきた

今回は先日初めて手にしたNikonのレンズ交換式アドバンスドカメラ、ニコワンことNikon1のタフネスカメラAW1について書いてみたい。
例のごとくスペックは割愛したい。

20140114a

このAW1は手元に届くまで実機に触れたことはなかった。
なので初めて箱から出したときのサイズの衝撃は凄まじかった。
最初はバッテリーチャージャーを本体だと思い込んで引っこ抜いたくらいだ。

まあ、小言はこの辺にしてさっそく本体を見てみたい。

20140114b_2

今回購入したのはブラックの標準ズームレンズキットだ。
黒は受注生産だったので、誕生日に間に合わせるために嫁さんには色々お店を探し歩いて苦労をかけさせてしまった。

ボディ外装はステンレス製になっており、マットなブラックで塗装されている。
重量は356gあるので結構ズシリとくる。

20140114c

軍艦部は実にシンプルだ。
電源ボタン、シャッターボタン、動画ボタンの3つのみである。
サイズもそこそこあるのでいずれも押しやすそうだ。
後でスキーグローブを付けた状態で確認してみたい。

20140114d

フラッシュも装備されている。
背面部のレバーをスライドさせるとポップアップしてくる。
当然水中でも発光可能だ。ガイドナンバーはISO100で5となっている。

20140114e_2

グリップは申し訳程度の小さなものが付いている。
いくら耐衝撃2mとは言え、落っことすのは精神衛生上よろしくない。
別売りでコレにかぶせることが出来るハンドグリップが売られているので、後日それを付けたい。

20140114f

今回レンズ交換式で防水15mを可能としているギミックに、Oリングの存在がある。
水中ではレンズとボディの接合部が最もウイークポイントになるだろう。
この部分の防水性を高めるために、専用のAWレンズはマウント部が特殊な構造になっている。
詳しいことはレンズの時にでも。

20140114g

もちろん、Oリングプロテクターを取り付ければノルマルな1NIKKORレンズによる撮影も可能だ。
プロテクターはボディキャップに収納できる様になっている。エライ。

20140114h

次に背面部にいきたい。
余計なボタンが付いていないので好感が持てる。

今までのタフネスコンデジは、どうしてもボディが小型故にスキー時でグローブを付けているときはズーミングの操作が困難を極めた。
だがAW1はレンズのズームリングを回せば良いのだ。
ちょっと感動ものだ。

実際にグローブを付けた状態では細かい作業は不可能なので、「電源ON/OFF」・「シャッター」・「ズーミング」が出来れば御の字である。

20140114i

底面である。
ここで目がいくのは三脚穴の位置だ。
ボディの底面左端に存在する。

実はレンズ光軸状に三脚穴があると、山カメラやスキーカメラとして使うときにB-GripやCaptureの専用プレートを取り付けた場合、バッテリーカバーが開かなくなるコトが多かった。
というわけで、ずらして頂いたのはありがたいのであるが、ちょっとずらしすぎのような気がしなくもない。
ベストポジションは、この位置と光軸状のちょうど中間点と思われる。
色々五月蠅くてすみませんね。

20140114j

バッテリーカバーはロックボタンとフックボタンをそれぞれずらして開くことが出来る。
ずらす動線は同一方向だが、パナソニックのFT5と同様のスタイルでよく考えられているために偶発的に開くことは予防されている。

20140114k

側面にはAV端子が装着されているが、あまり使うことはないだろう。
パッキンは防水能の弱点なので、使わないパッキンはいじらないのが吉だと思う。
底面部と同様の開け方である。

では、さっそくスキーグローブを使って電源やシャッターなどをいじくり回してみましょうか。

20140114l_2

なんだ?
スゴく電源が入れにくい。
まあ、水中撮影がメインの機種なので仕方がないところではあるかもしれないが、もう少しスムースに入れられるようなギミックが欲しかった。

因みに最強と思われたのはオリンパスのTG-1だ。
グローブを付けた上でのあの電源の入れやすさは尋常ではない。

20140114m

シャッターに関しては大丈夫そうだ。
スムースに切ることが出来た。
私は常にシャッター音はオンにしているため、半押しによるAF合焦音の確認はもちろん、全押しによるシャッターも共に問題なく操作できた。
無音で使う人はちょっと分かりにくいかもしれない。

20140114n

とにかく思ったより大柄なカメラので、パナのFT5同様にホイホイと持ち出すには若干躊躇する。ポケットに突っ込んで持ち歩くと言うことが難しいからだ。
やはりコンデジとは一線を画するカメラだ。

スキー用としては電源オン/オフ以外は良いとして、山カメラとして使うにはどうかな?
でも防水能と耐衝撃能は完璧だからなあ。
Captureかb-Gripと共に使うことになりそうだ。

20140114o

AWの10mm/2.8(換算27mm)を取り付けると470gか。
RAW撮影が出来るレンズ交換式タフネスカメラとして考えると魅力度は高い。
近いうちに取り敢えず持ち出してみますか。

« Nikon 1 | トップページ | ムチマロ »

コメント

このカメラ、このまま水の中平気なんですよね。
すごいですね。
土砂降りでも撮影できますね。

これで小型だったら完璧なのですが、やはりそうはいかないようです。

センサーサイズも小さいですからパンフォーカスな撮影になるでしょう。
海や山、そしてスキーなどで活躍させたいと思います。

買われましたか。
気持ち非常にわかります^^
私も海のシーズンが来たら手が伸びそうな気がします。

しかしこんなに大きかったんですね。
びっくりしました^^
後は写りがちぇりたさん好みだといいですねぇ。

追伸
 このところ、ニコンにはまっておりますな^^/

こんばんは、SIJIMIさん。

本来はCanonのEOS M2の実写や高感度の記事をやりたいところなのですが、SilkypixがまだRAWに対応していないので棚上げ状態です。

Camera Rawに対応している他現像ソフトもあるのですが、ソフト自体が独特のフォルダ管理をするのであまり気が進まないのです。

AW1面白いですよ。
Nikon1はやはりセンサーが小さすぎる嫌いはありますが、RAW対応のタフネスミラーレスとして考えれば非常に有用性の高いカメラですね。
あ、そういえばAW1もSilkyにまだ未対応なんですよね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: タフネスミラーレス Nikon1 AW1がやってきた:

« Nikon 1 | トップページ | ムチマロ »