グレムリン現象
今日は写真ファイルが詰まっているポータブルHDDを忘れてしまったので、カメラ関連の記事が書けない。
なので、どうでもいい記事を書きましょう。
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM
グレムリン現象という言葉があるそうだ。
要は怪しげなスポットなどに行くと電子機器の調子が突然悪くなって撮影や投光が出来なくなったというアレである。
先日このワードをスタッフから教えてもらった。
インチキくさい番組などでよく見られるために、こういった現象は自分的に仕込みであろうと考えていた。
基本的にお化けは信じていない。
不思議な体験はいくつかあるが、これがお化けであるというのは一度も見たことがないからだ。
実は Nikon Dfを手にして浮かれて撮影しまくっているとき、この現象を体験したことがあった。
ある場所で寝ると不思議な体験や金縛りに頻回に遭うため、一体何が起こっているのか一眼レフで撮影してみようと思い立ってみたのだ。
寝室は光量に乏しい環境なので、暗い中でもシャッターが降りるようにMFに設定。
少し絞り込んでパンフォーカス気味にしてDfならではの超高感度撮影に徹する。
これなら数メートル圏内であれば写ってくれるであろうか。
枕元で何度か試写をして、これで大丈夫であろうという状態にしてから枕元へDfを置いて布団に潜り込んだ。
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM
どのくらいの時間が経ったであろうか、夜中に違和感で目が覚めた。
体が妙に重い。
ああ、これは無理に動かすと金縛りにかかってしまう感覚だ。
どうせ脳のいたずらであるという事を考えながら枕元のDfに手を伸ばした。
ヒンヤリとした金属ボディに手が触れる。
体を起こすと本格的な金縛りにかかってしまうので、胸元にDfを置いてノーファインダー状態で妙な雰囲気のある足下に向かってレンズを向けた。
さあ、いきますよ!
・・・・。
アレ?シャッターが降りない。
何度押してもシャッターが降りない。
電源のON/OFFを繰り返しても同じ現象だ。
寝ぼけ眼でファインダーを覗き込むとファインダーにLEDの明かりが見えるので通電はしているようだ。
だが、シャッターが降りない。
レンズのAF/MFを切り替えてもダメだ。
AFではフォーカシングはされるが、薄暗いので迷うばかりである。
だが、MFではシャッターが降りない。
色々いじくりまわしてみるものの、全く反応してくれない。
天井に向けてシャッターを押してみよう。
あ、シャッターが降りた。でもバルブ撮影のように開いたままでシャッターが戻らない。
程なくシャッターが戻ったが、その後は何をしてもシャッターが降りることはなかった。
眠気と撮影が出来ない面倒くささも相まって、もういいやとそのまま眠ってしまった。
翌朝、目が覚めてから昨晩のことを思い出して横のDfを手に取った。
普通にシャッターが切れる。あれ?夢かな。
そうだ。写真が一枚撮れているはずだと、再生ボタンをどきどきしながら押してみた。
あ、何か撮れている。ということは夢ではないのか。
そこにあらわれたのは、ただの長時間露光に晒されたどうでもいい写真だけだった。
このような結果ではやはりお化けを信じることは出来ない。
ちゃんと姿形をハッキリさせて出てきてもらいたいものである。
また、そこの場所に行ったら再挑戦してみたい。
お化けは信じていないくせに不思議カテゴリーが増えていくのは奇妙なものである。
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写らなかったですか。
ワクワクしながら読ませていただきました。
この不思議シリーズが実は好きで、家族にも話をしているんです。
みんなで待ってたりして^^
この挑戦最高です。
お待ちしております
投稿: sijimi | 2014年3月 2日 (日) 02時20分
ありがとうございます。
このシリーズのファンがおられるとは、とても嬉しく思います。
実はこの不思議シリーズのネタはたくさんあるのですが、記事にするとアクセス数がガクンと落ちますので諸刃の剣でもあるのです。
ただ、数少ないのですが楽しみにしている方もいらっしゃるので、今後PVダウン覚悟で少し不思議シリーズのペースを上げていこうかと思います。
投稿: ちぇりた | 2014年3月 2日 (日) 03時14分