トランギア ストームクッカー
毎月初旬は残業だ。
ストレスが溜まりやすい状況ではあるが、そんな中でも娯楽を入れて対処していきたいものである。
土曜日は半ドンなので、昼食は屋外で食べることにした。
実家の庭である。
実は先月ストームクッカーを購入した。
ストームクッカーとは登山などアウトドアで使用する調理器具だ。
本来は持ち運びに便利なガスバーナーを愛用していた。
だが、ストームクッカーはアルコールバーナーなのだ。
ガスではなく、アルコールを燃料とするクッカーなのだ。
これの最大の長所は風に強いこと。
五徳が風防の役割をしており、ベースと組み合わせることで風による火力の不安定さをかなり抑えることが出来る優れものだ。
このコンパクトな容器の中に、バーナー、五徳、風防、ソースパンx2、フライパン、ケトル、まな板、取っ手とフルセットが入っている。
便利だが、ガスクッカーに比べれると体積が増えて少し重い。
まずは燃料のアルコールを入れましょうか。
こぼさぬようにちょちょいと。
入れる量がよく分からないので六分目あたりに。
では、次に火を入れましょう。
せっかくなので雰囲気を出してファイアスターターで着火させる。
時間がないので火口はコットンにアルコールをしみこませたものを使用した。
さて、今日のお昼はラーメンにしましょう。
本当は凝ったものを作ってみたかったのだが、初めてのアルコールバーナーなので失敗のないインスタントラーメンにしてみた。
まな板もあるので具材に拘るのも面白そうだが、今回はプレーンな塩ラーメンで行きましょう。
ソースパンにも計量線が付いていたのだが、この時点ではそれに気がつかなかったため、いつものクッカーを計量カップとして代用した。
水を適量鍋に入れて五そっと徳に載せてみた。
10分ほどで沸騰した。
ガスに比べると若干火力は弱い感じだ。
だが、静かなのがいい。ガスのようにシューというノイズがないのが気持ちいい。
早速ソースパンにラーメンを入れるが、麺がデカいために半分に折る。
ここで問題が起こった。
茹でていると火力が強いのか吹きこぼれそうになる。
ガスバーナーは調整つまみで火力をコントロールするのだが、コレは調整が一切出来ない。
パンを持ち上げて火力コントロールするしかないようだ。
出来た出来た。
見栄えはアレであるが、屋外で食べる食事はちょっと楽しい。
まだ、燃料も余っているので、もう一品行きましょうか。
単純に缶詰を暖めましょう。
あ、フライパンにひく油を持ってくるのを忘れた。
でも、この食材には油が含まれているので大丈夫でしょう。多分・・・・。
なんだかんだでみんな食べてしまいました。
このクッカーには持ち手がないので、付属の取っ手をつけてから食べる必要があるようだ。
アルミ製なので調理直後は非常に熱いために火傷に気をつけないといけないなあ。
まだ火が残っているので、ケトルを沸かしてコーヒーを入れましょう。
あ・・・・、持ってきた水がギリギリだ。
コーヒーは挽いたものではなくインスタントである。
燃料残量のため・・・・と言うわけではなく、最近のインスタントコーヒーはなかなか馬鹿に出来ない。
職場で飲むコーヒーは数年間、このメーカーのゴールドブレンドである。
香味焙煎はたまに飲むと美味しい。
さて、一息ついたら職場に戻りましょうか。
ストームクッカーはサイズと重量からソロ登山に持ち出すのはやっかいであるが、仲間内と行くなら有りだろう。
フライパンの上で肉を焼いてつつきたいですねえ。
火力がガスに比べて少し弱いのと、まだ燃料の消費量が掴みにくいのが難点かな。
もう、梅が咲いている。
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