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2014年3月

2014年3月31日 (月)

マイクロフォーサーズと桜

本番と考えていた先日の日曜日は生憎の風雨であった。
その前日にレンズ選択の参考に桜を撮影しに行っていたため、今回の記事はそれで間に合わすことにする。

当日の目黒川本番に考えていたボディはマイクロのE-M1。
チョイスするレンズを選ぶために近くの桜並木で都合をつけた。
そのため広角は持ち出さずに、60mmマクロ、大口径標準ズーム、大口径望遠ズーム、中望遠単焦点と4本を鞄に放り込んだ。

20140331c
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED60mm/2.8Macro

まずは60mmマクロ。
換算120mmになる等倍マクロである。
普通に接写するのも当たり前なので、中望遠として撮影してみた。

かなり芯をハッキリ出すレンズのようだ。
個人的に好みの写りになる。
接写が可能なので、状況によってはボケを大きく出すことが出来る。
レンズ内手振れ補正がないので、換算120mm中望遠として使うには手振れ補正内蔵ボディのオリンパスボディが好ましい。

20140331b
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

お次は標準ズーム。
換算24-80mmのF2.8通し大口径ズームレンズとして使える。

このレンズは使える。
何しろ最大撮影倍率を35mm換算で0.6倍の接写が可能なのだ。

20140331e
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

パナ製の同スペック標準大口径ズームに比べ焦点域が広く、より倍率の高い接写も可能なのでおすすめレンズだ。
だが、手振れ補正が内蔵されていないので、好みの色を出せるパナボディでは使い勝手が落ちることが残念である。

20140331a
Olympus OM-D(E-M1)+Lumix GX35-100mm/2.8OIS

三番手はパナの大口径望遠ズーム。
換算70-200mm/F2.8レベルのスペックを誇る。

まさに桜を撮影するためのズームレンズである。
最短撮影距離は全域85mm、最大撮影倍率は換算0.2倍とそれなりに大きく写せる。
今回の撮影で最も使用したレンズである。

20140331d
Olympus OM-D(E-M1)+Leica DG NOCTICRON42.5mm/1.2

最後はパナから発売されたばかりのノクチクロン42.5mm/F1.2である。
ライカ銘柄の付いた中望遠レンズだ。

とにかくシャッター速度が稼げるのがありがたい。
晴れた日ならばE-M1 MAXのSS1/8000は余裕でいってしまう。

よく写るレンズだ。
個人的には子供専用レンズとして愛用している。
マイクロで子供を撮るには最強なのではないかと感じるレンズだ。

20140331f
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

4本の中で桜の相性がいいのはM.ZD ED12-40mm/2.8PROかな。
なんと言っても相当に寄れる接写が可能なのが万能感があってよろしい。
芯もしっかりしているし、ボケもそれなりにキレイだ。
次点でLumix G VARIO35-100/2.8OIS.といったところか。
この二本の組み合わせで桜は事足りる。

あ、でも状況によっては広角もいりますね。
やっぱり結局は全焦点域ズームになってしまうか。
でもマイクロシリーズは軽いから許せちゃう。

2014年3月28日 (金)

開花宣言

三日ほど前に東京で桜の開花宣言が出たと息子から聞かされた。
なので実家の桜を見に行ってみると、なるほど結構チラホラと咲き始めているのが確認できた。

20140328b
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

全然開花宣言に気がつかなかった。
ハナニラが遅かったので、まだかななどとのんきに構えていたのだ。

今日は雨上がりだったので若干の肌寒さはあったが、気温が上がれば一気に開花が促進されることだろう。

20140328a
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

昨年の開花宣言は3月半ばだったので、今年は遅いぞ遅いぞと考えていたらついタイミングを逸してしまった。

さて、今年の桜は何のレンズで撮影しましょうか。
色々考えると楽しい。

2014年3月27日 (木)

駆け込み需要

来月から導入される消費税のためか、このところ非常に仕事が忙しい。

20140327a
Nikon Df+AF-S NIKKOR58mm/1.4G

シーズン的に引っ越し前後の時期なので若干忙しくなることはあるが、例年に比べここまで忙しくなることはなかった。
この調子だと、来月に入った反動がちょっと怖い。

2014年3月26日 (水)

ハナニラ 2014

この花が咲き始めるとようやく春らしくなってくる。

20140326a
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

とにかく繁殖力は破壊的だ。
自宅新築時に実家から持ってきた楓を植えたところ、どうやら土にハナニラの球根が混じっていたらしく、あっという間に嫁さんの花壇は壊滅的なダメージを受けた。

20140326b
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

昨年は異様に早い3月の頭から咲いていたので、今年は例年通りと言ったところだろうか。
この案配なら去年と違って今年の入学式には桜の花もまだ残っているだろう。

20140326c
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

しかしこの花を摘むと手が本当にくさくなる。
ハナニラとはよく言ったものだ。

キヤノンのハイブリッドIS搭載100mmマクロは本当にいいレンズだ。
現時点では最強の使い勝手を持つマクロレンズではないかと思う。
キヤノンマウントを使い続ける理由の一つでもあるのだ。

2014年3月25日 (火)

Leica DG Summilux 15mm F1.7 ASPH.はどうでしょう

時々見ているデジカメinfoさんに気になる記事が掲載されていた。

パナソニックが海外で「Leica DG Summilux 15mm F1.7 ASPH」を正式発表
デジカメinfo

パナソニックのLeica DGシリーズなのでレンズの光学性能に関しては問題なさそうだ。
35mm換算で30mm/F1.7の広角系に入るハイスピード単焦点である。
記事によるとGM1サイズに合うらしいのでかなりコンパクトな感じを期待している。

20140325c

細かいスペックは記事に書いてあるので割愛するが、カラーはブラック以外にもDGシリーズ初のシルバーが用意されているという。
フィルター径が46mmとあるのでポケットにも入るサイズなのが嬉しい。
最短撮影距離が20cmなので、それなりの接写も可能だ。

20140325a

気になるのがマイクロフォーサーズ単焦点レンズでは準広角系が妙に多い気がすることだ。
実際に見るとやはり多い。売れスジなのだろう。
まあ、Leica DGシリーズでは初の準広角系なので仕方のないところである。

20140325b IF・・・ですよね?

デザインもよろしそうなので購入を考えている。
色はブラック/シルバーのどちらにしましょうか。
所持しているGM1がオレンジなのでシルバーも有りだと思うが、別のボディにも付ける事を考えるとブラックが無難かもしれない。

そうだ黒にしよう。黒で決まり。黒、クロ

2014年3月24日 (月)

春のお彼岸 2014

久し振りのブログ更新である。
3、4日ほどゆっくりしてしまった。

20140324a
Nikon Df+AF-S NIKKOR58mm/1.4G

先日の日曜日はお彼岸の期間だったので、家族総出でお墓参りに行ってきた。
何しろ一人増えたということもあるからして、ご先祖様へ報告せねばならない。

20140324b
Nikon Df+AF-S NIKKOR58mm/1.4G

ご先祖様への報告が終わったらいつものようにいつもお寺に参拝だ。
お墓参りには車を使わずに歩いて行ける距離にあるのがありがたい。

20140324c
Nikon Df+AF-S NIKKOR58mm/1.4G

現在ミッション系の小学校に行っている次男坊であるが、数年前まで私の母校(園)である浄土宗の幼稚園に通園していた。
そのためか妙に手慣れた手つきが面白い。
先日も私に指ロザリオを作ってくれたハイブリッドな児童である。

20140324d
Nikon Df+AF-S NIKKOR58mm/1.4G

しかし、もうここの桜は咲いている。
スバラシイ。
が、ちょっと色の濃い小ぶりな桜のようだ。

20140324e
Nikon Df+AF-S NIKKOR58mm/1.4G

何だろう。
ソメイヨシノではない。
時期的に見て河津桜?

2014年3月19日 (水)

隙間時間

今日は残業で、しかもブログ更新のモチベーションが微妙である。
なので、この辺にしておきたい。

20140319a
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

先日、お昼を実家の庭で食べていたとき、ちょっと席を外しただけだったが、戻ると弁当箱が空っぽになっていた。

なんで?どうして?と疑問に感じていたら、妙に周りに鳥が多いことに気がついた。
弁当箱も傷だらけだ。

ふざけてる、もう使えない。

2014年3月18日 (火)

1 NIKKOR VR 6.7-13mm/F3.5-5.6(スペック)

ニコワンマウントを考えた時、真っ先に購入を考えたレンズである。
35mm換算で18-35mm/F3.5-5.6相当になる広角ズームとなる。

20140318a

本来、このレンズは山レンズとして使えないかと考えていた。
しかし本体は防水ボディ(AW1)であってもレンズが防塵防滴・耐衝撃能を有していないために、組み合わせ的に意味がなくなってしまう事が問題だった。

今のところ、晴れているときには落とさぬようこのズームを、雲行きが怪しくなったらAW10mm/2.8に取り替えようななどと考えている。

20140318b

サイズは56.5mm×46mm、重量は125gと実にコンパクトなレンズである。
握るとお猪口というか、オハギくらいであろうか。

20140318c

レンズ構成は7群11枚(沈胴時)。
非球面レンズ3枚、EDレンズ3枚と結構贅沢な構成になっている。

20140318d

このレンズも他の1 NIKKORレンズ同様にフォーカスリングは付いていない。
最近、一部のレンズに付いたようであるが、基本ないと考えた方がいいだろう。

このレンズは沈胴レンズなので、使用時はロックボタンを押しながらズームリングを回転させると鏡胴が伸びて広角ズームとして使用可能となる。
私は複数マウントを持っているので、ズームリングの回転方向がそれぞれ異なるため最近は混乱を極めている。

20140318e

フィルター径は52mm、ちょっと大きなサイズである。
まあ、超広角ズームなので仕方ない。というか、52mmで済むことに驚きを感じる。

20140318f

ズームリングはアルミ製のようだが、沈胴を伸ばすと内部よりプラスチックと思われる鏡胴が現れる。
まあ、軽さは強力な武器になるが、防塵防滴に関しては何も語るまい。

20140318g

最短撮影距離は25cm、最大撮影倍率は35mm換算で0.16倍である。
離れて良し、寄って良しのハイブリッドレンズだ。

超広角であるにも関わらず手振れ補正機構が3段分あるので、あらゆるシチュエーションに適応できそうだ。

20140318h

AW1にも通常の1 NIKKORレンズが一応取り付けられる、ボディキャップに付属しているOリングカバーを装着する必要がある。
なくても取り付けられるが、Oリングは防水の要なのでなるべくカバーで保護しておきたい。

20140318i

沈胴を伸ばした状態を比較してみる。
左はワイド端、右はテレ端である。

AW対応の6.7-13mmズームがあったら是非購入し直したいが、現レンズのサイズが1 NIKKORレンズとしてはそれなりにあるので、かなり極太なレンズになると思われる。
上の写真から沈胴を伸ばした状態で、手振れ機構は外して防水鏡胴となるのであろう。
おそらく湯飲みか握り飯ほどになるのではと・・・・。

20140318j

因みに他社のAPS-Cセンサー対応の同スペックレンズと比較してみたい。
センサーサイズは3倍ほどの違いがあるレンズだ。

当レンズと比べると太さにはあまり差がない。
沈胴時の全高では、他社レンズにはちょっと下駄が履かせてあるが1cm強ほどの差がある。
そして重量は100gほど軽くなる。

この広角域のレンズ比較だけからシステムの優越を付けることは出来ないが、自分的にはCXフォーマットであるニコワンは、やはりAWシリーズで揃えたいところだ。
防水・耐衝撃のマウントとして長く愛用していきたい。

1 NIKKOR VR 6.7-13mm/F3.5-5.6

スペック
テスト撮影
実写と感想

2014年3月17日 (月)

くいとめるネコ

嫁さんが不思議な吸盤アイテムをもっていた。
何個か持っているので一つ分けてもらった。

20140317a

くいとめるネコというシリーズらしい。
キャッチフレーズが

ここは俺がくいとめる! お前は先に行くニャー!

というものである。
まあ、どうでもいいアイテムなのであるが、ブログにアップしろとうるさいので一応記事にする。

20140317b_4

嫁さんはチェリーと同じトラジマを選んだので、私は余りものの三毛にした。
なかなか表情はいい雰囲気を出している。

20140317c

吸盤に付けるものを探したが、取り敢えずはぐい飲みグラスをチョイスする。
このままだと味気ないので飲み物を入れることにした。

20140317d

ふーむ、いい感じだが飲むのには邪魔だ。
本来はスマホのスタンドに使うといいようだが、私は普段からスマホを持ち歩かないのであまり活躍の場はなさそうだ。

20140317e

試しにカメラにも付けてみたが全く意味はなかった。
吸盤を剥がすときに液晶フィルムが取れないかいらぬ心配までした。

20140317g

せっかくのもらい物なのに愚痴っぽいことばかり書くのも何なので、少しは褒めておかないといけない。

いやー、なかなか可愛いですよ。
カメラに付けて机にのせておいたら、スタッフから「何それカワイー」と褒められました。
ふむ。

2014年3月16日 (日)

1 NIKKOR AW 10mm/F2.8(スペック)

ニコワンで唯一販売されている防水耐衝撃能を有する交換レンズ。
1 NIKKOR AW 10mm/F2.8である。

20140316a

35mm換算で約27mm相当の焦点域になる単焦点レンズだ。
同スペックのレンズに非防水の1 NIKKOR10mm/F2.8があるが、レンズ構成などから元になっているレンズと思われる。

20140316b

サイズはφ61mmx30mm、重量は118gである。
非防水の10mm/F2.8ではφ55.5mmx22mm、77gであるから一回り大きいレンズとなる。

20140316j

レンズ構成は5群6枚、非球面レンズを2枚使用している。
構成図を比較しても、保護ガラスを除けば光学性能は同じであろう。

20140316f

このレンズはフォーカスリングが付いていない。
まあ、センサーサイズからの被写界深度を考えればあまり意味はないものなのかもしれない。
防水ズームリングみたいに異常に固いとそれはそれで使い勝手に問題がありそうなので、個人的にはなくても問題なさそうだ。

20140316d

フィルター径は40.5mm。
1 NIKKORでの一般用サイズらしい。
防水ズームと同様、フィルター外縁部はゴムで覆われており、AWフィルター使用時での防水性を高めることが出来る。

20140316h

最短距離は20cm、最大撮影倍率は換算で0.16倍。
まあ、寄れるが広角系なので撮影倍率はこんなものであろう。

20140316e

リア部は鏡胴を伸ばすことでOリングを包み込むようになっている。
落として歪ませるともう防水能の機能はないと考えられるので扱いに注意が必要だ。

防水ズーム同様、1.5mの耐衝撃性能を有するためか、手振れ補正機能は付いていない。

20140316g

このレンズはAW1に付けっぱなしになっている。
いつも枕元に置いてあり、何か(?)あった時などにすぐさま撮影可能となっている。
何かと便利な単焦点だ。

しかし先日の防水ズームといい、防水するためでこれだけレンズ・ボディのサイズが大きくなる事を考えると、Nikon1あたりが民生用のレンズ交換式防水カメラの限界かもしれない。
後は大型化するがハウジングしかないだろう。
マイクロなら、技術があればいけるかな?ダメかな?

20140316i
Nikon AW1+1 NIKKOR AW10mm/2.8

コンパクトなのに写りも良く、センサーサイズからパンフォーカス気味に撮影できるので防水・耐衝撃能を有する山・ウィンタースポーツレンズとしても候補に上がっている。

使っていて楽しいレンズである。

1 NIKKOR AW 10mm/F2.8(スペック)

スペック
テスト撮影
実写と感想

2014年3月15日 (土)

二階の窓

最近、職場の二階の窓が時々開いている。
一番右端の窓だ。
全開ではなく、半分ほどしか開いていない。
気づいたときにはいつも閉めるのであるが、時々開いているのだ。
雨や雪の降った日などは大変なことになる。

実は、この窓だけ鍵が壊れている。
一時は不審者が入っているのではと考えたが、荒らされたり紛失物などもなかったのでいつも半開きの現象に疑問を感じていた。

20140315b
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/2.8L II USM

先日、夜半に職場の二階で仕事をしているとき、廊下向こうからカラカラと窓を開ける音がした。
え?何?誰?
「すわ、泥棒か」と手近に飾ってあった父の尺八を掴んで身構えた。

雪見障子の隙間から廊下が見える。
もうじき、侵入者の足が見えるはずだと息を殺して物陰に隠れた。

廊下に影が見えた。
全身に緊張が走る。
尺八を握り直していつでも動けるように構えた。

20140315c
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/2.8L II USM

が、そこに現れたのはネコだった。
見たことのないネコだ。
何だあいつは?

いや、ひょっとしてネコの後に不審者が入ってくるかもしれない。
ネコが階下に降りた後も、しばらく様子を見ていた。が、誰も入ってこないようだ。

まったく、犯人はネコだったとはと窓を閉めるつもりで障子を開けたところ、ちょうど階下から上がってきたネコと鉢合わせした。

ネコは漫画のようにピョーンと垂直にジャンプしたあと脱兎の如く逃げ出して窓から出て行った。
ネコは驚くと本当に赤塚不二夫の漫画のようにジャンプするんだと感心した。

しかし、犯人がネコだったことに驚かされた。
よく見るとカーテンはネコの爪でボロボロだ。
週明け、窓に鍵を付ける予定である。

2014年3月14日 (金)

抱っこ三昧

まだ忙しいので今日は最短で終了とする。

20140314a

さっきから数時間子供を抱きっぱなしである。
男にはおっぱいがないので寝かしつけるのが大変だ。

2014年3月13日 (木)

無題

今日は嫁さんが九州に出かけたために、次男と乳飲み子の面倒を見なくてはならない。

20140313a
Nikon Df+AF-S NIKKOR58mm/1.4G

とてもじゃないが、カメラ記事は不可能なのでブログ更新のみとする。
いや、慣れてない分、マジで大変だこれは。

2014年3月12日 (水)

1 NIKKOR AW 11-27.5mm/F3.5-5.6(スペック)

ニコンの防水タイプのレンズ交換式アドバンスドカメラAW1キットに付属している防水ズームレンズ、1 NIKKOR AW 11-27.5mm/F3.5-5.6について書いてみたい。

20140312i

このレンズの売りは、なんと言っても交換式防水レンズでありながらズームが可能であると言うことだ。

タフネスコンデジにありがちなレバー操作によるズーミングでなく、レンズの鏡胴にあるズームリングを回してのズーミングが出来る。

この画期的なレンズについてのスペックを語ってみたい。

20140312b

サイズはφ63x56.5mm、重量は182gだ。
ヒンヤリとした金属鏡胴で作りは非常によろしい。
同じマウントにAWシリーズでない同スペックの1 NIKKOR 11-27.5mm/F3.5-5.6がある。
こちらは沈胴レンズであるが、サイズは57.5x31mm、重量は83gだ。

20140312a
レンズ構成は共に6群8枚。
このレンズ構成図を見てみると、AWは沈胴を伸ばした状態の同タイプレンズであることがわかる。
絞り羽根は7枚円形絞りとなっている。

20140312c

つまりAW11-27.5mm/3.5-5.6は、非AWタイプのレンズを伸ばして防水鏡胴で包んだレンズであることが分かる。
ワイド端からテレ端までの鏡胴の伸びしろも全て括って、完璧なインナーズームのレンズとして作られている。

昔のTokina 28-80mm/2.8AT-X280 AF PROを彷彿させるレンズだ。

20140312d

フィルター径は40.5mm。
1NIKKORレンズでは一般的なフィルター径のようだ。
フィルター外縁部はゴムで覆われており、AWフィルター使用時での防水性を高めることが出来る。

20140312e

前述のように、このレンズは完全なインナーズームである。
ズームリングのフリクションはかなり強めで、スムースとは言えない。
防水能を高めるために仕方のないことなのだろう。
また、このレンズにフォーカスリングはない。

20140312f

最短撮影距離は30cmで、最大撮影倍率は換算0.28倍である。
もちろん通常の11-27.5mm/3.5-5.6も同じスペックだ。
標準ズームとしては結構寄れるレンズとなっている。

20140312g_2

レンズのリア部は高い防水能を維持させるためにOリングを包み込む鏡胴が伸びている。
このようにAWのレンズは特有の形状をしている。
手振れ補正は、落下時の耐衝撃性を考慮してか搭載されていない。

20140312h

ノルマルな11-27.5mm/3.5-5.6に比べ100gほど重くなり、実体積も増加している。
そしてズームリングの固さを考えると、この標準ズームはやはり水中専用と考えていいと思う。

もちろん、一般使用でもリングの固さを気にしなければ問題なく使える。

ただ、レンズには手振れ補正が搭載されておらず、高感度に若干弱いAW1なので普段はF値の明るい1NIKKOR AW10mm/2.8を付けっぱなしになっている。

ふと、AW11-27.5mm/3.5-5.6はいらなかったのではと思うこともあるが、このAW標準ズームは単品では販売されていないため、やはりキットで購入して正解だったかなあとセコく考えてしまうところが悲しい。

1 NIKKOR AW 11-27.5mm/F3.5-5.6

スペック
テスト撮影
実写と感想

2014年3月11日 (火)

あれから3年

もうあれから3年が経った。
実家の庭でパナのタフネスコンデジであるFT3の高感度耐性テストをやっていたときにそれはやってきた。

20140311b

当時の実家は灯籠や桜の木が倒れ、見た目にも震災の傷跡が残っていたが、今は殆どその後を見つけることはできない。

20140311a

私の住んでいるエリアでは震災での目に見える影響は殆どわからなくなってしまった。
だが、現地では未だに現実問題として被災者の人たちが苦しんでいるのは事実だ。
震災の傷跡が今後少しでも和らいでくれることを心から願う。

20140311c
Canon EOS5D MarkIII+EF24-70mm/2.8L II USM

実家の灯籠が立っていた土台にはもう何もない。
砕けた灯籠そのものもキレイさっぱり片付けられてしまった。

20140311d1_2
Canon EOS5D MarkIII+EF24-70mm/2.8L II USM

倒れた思い出深い桜の大木は、業者がチェーンソーで細かく刻んで運ばれていった。
今、そこには新しい桜の苗木が植えてある。

20140311d2
Canon EOS5D MarkIII+EF24-70mm/2.8L II USM

この苗木も、あの桜のように大きく育って欲しい。
あの悲惨な大震災を忘れてはならないが、これからのことの方がより大切なのだと思う。

震災と原発事故をその目で見ていない娘が私ほどの年齢になったとき、この桜の木はどれほどの大きさになっているのだろう。
私は既にこの世にいないであろうが、それまでこの木が残っていてくれるとありがたい。

2014年3月10日 (月)

一段落

ようやく落ち着いた。
確定申告も被っていたので大忙しだった。

20140310a
Nikon AW1+1NIKKOR AW10mm/2.8(トリミング)

最近、カメラを外に持ち出していないので、近いうちにまた撮影に行こう。
久し振りだと何を持ち出すか迷うところだ。

キヤノンかニコンのフルフレームDSLRか、キヤノンかニコンかマイクロのミラーレスか。
よく考えると無駄に被っているマウントが多いなあ。
ま、いつかはいずれかに収束するであろう。

2014年3月 9日 (日)

Nikon1 AW1の高感度

シルキーピックスがなかなかAW1に対応してくれなかったので、このテストは放置されたままになっていた。
まだ記事にしてなかったので慌てて検証してみる。

20140309a

AW1はNikon1シリーズの中でも異彩を放つ耐衝撃能を有する防水カメラだ。
防滴ではなく防水なのだ。
デジタルカメラの中で、レンズ交換式でありながらハウジングを持たずに水没可能なカメラはAW1の他には知らない。

耐衝撃能を有する防水のためにNikon1という小型が売りであるボディは、コンパクトサイズのAPS-Cセンサーボディよりも大きくなってしまった。
だが私はこんな他社にはないコンセプトを持つカメラが大好きだ。

Pon2

被写体はいつもの犬の置物である。
距離は2m。レンズは1NIKKOR AW 11-27.5mm/3.5-5.6を使用する。
焦点距離は35mm換算で50mmくらいのところで撮影を行った。
ISOは最小の160から6400まで一段ずつ記録した。

【高感度撮影】

例の如く撮って出しで行うが、上段はそのまま、下段は中央のトリミングだ。

ISO160
20140309b1

20140309c1

やはり1インチセンサーともなるとかなりキレイに写るようだ。
マイクロフォーサーズの半分程度のセンサーであるが、写りはなかなかどうしてキレイである。
コントラストや色乗りも十分だ。

トリミングでは犬の置物のしわや、咥えている看板の木目もしっかりと描写されている。
ノイズに対しても問題は見られない。
コンデジにありがちなのっぺりとした画像ではないのがいい。

ISO200

ISO200ではISO160とさほど変化はない。
まあ、あったら困るのであるが、今回は割愛した。
トリミングでも殆ど差がないのでスルーしたい。

ISO400

20140309b3

20140309c3

ISO400でも200に比べると殆ど差はない。
だが、トリミングを見ると犬のすう壁に僅かな差が見られる。
看板の木目も同じである。
実際には気にするレベルではない。

ISO800
20140309b4

20140309c4

ISO800でも全体の写真では著変は見られない。
だが、トリミング画像ではすう壁や木目の減少がハッキリ分かる。
ノイズはまだ気にならないレベルだが、階調の消失が少し気になる。

ISO1600
20140309b5

20140309c5

ISO1600になると全体像で少し解像感の低下が分かるようになる。
でも、まだいける感じがする。

だが、トリミング画像を見るとすう壁と木目共に劣化が進んでいる。
個人的な許容範囲はこのあたりまでであろう。

ISO3200
20140309b6

20140309c6

細かい部分は破綻が始まっている。
等倍鑑賞はもう厳しい。

全体像では色乗り・コントラストも残ってるので、サムネイル的な感じには十分使えるだろう。

ISO6400
20140309b7

20140309c7

境界部には毛羽立ち感が現れ、背景にもノイズがハッキリ現れてくる。
精細感はすでに破綻しており、カラーノイズもチラホラ見られ始めている。

昔のフォーサーズ/マイクロで感じた当時の何かを思い出す。
一応、まとめてサムネイルを作っておく。(クリックで拡大)

20140309d

20140309e

【まとめ】

コンパクトなセンサーの割に結構頑張っているのに驚かされた。
Nikonは画像エンジンがいいのかもしれない。

色の再現性はともかく、ノイズを上手く消して精細感を維持しつつコントラストと色乗りを保たせている。

いつからNikonは画像エンジンが強くなたのだろう。
センサーサイズは異なるがD100/200の頃は、「ああ、これはちょっと」という感じだった。

今回のAW1ではISO400までは問題なく使えるであろう。
800より緩やかに解像感の低下が始まり、3200で壁に当たる感じだ。

個人的には800まで通用使用で問題なし。
シャッター速度が欲しければ1600、光量不足なら3200といったところか。

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Nikon AW1+1NIKKOR AW10mm/2.8

タフネスコンデジよりも圧倒的な高画質でRAWデータによる画像編集も可能。
マリンスポーツやウィンタースポーツでの使用に気遣いすることなくアバウトに使えるミラーレスカメラだ。

ややオーバースペック気味なところに逆に安心感を覚える。
アウトドアで一度デジカメをポシャった方には心強いアイテムだ。

2014年3月 8日 (土)

8th Birthday

今日は次男坊8歳の誕生日である。
ブツは時間がなかったのでいつものお店ではなく翌日配送のネットで購入した。

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包装紙とリボンはアスクルで注文済みだ。
自分でラッピングしてみたが、紙が硬いのかテープが浮いてしまう。
四苦八苦して固定した。

今日は家でゆっくりするのでここまでである。

2014年3月 7日 (金)

ちょっと忙しい

今日は危険なレベルで時間が足りない。

20140307a
Nikon AW1+1NIKKOR AW10mm/2.8

明日の午後は次男坊の誕生日会なので、何が何でも今日中にある程度片付けておきたい。
残りは日曜日にやろう。

と言うわけで、今日もここまでである。
だんだんとブログが中途半端になっていく・・・・。

2014年3月 6日 (木)

コンパクトコンデジ DMC-XS3

次男坊の誕生日プレゼントはデジカメにした。
今まで使っていたNikonのS30は落としても大丈夫なタフネスコンデジであったが、本人がよくママのデジカメのほうがきれいに写るしバッテリーの持ちもいいとブーたれていた。

理由は手振れ補正の有無だ。
バッテリーの持ちは単三電池だからであろう。

20140306a

と言うわけで、比較的リーズナブルな手振れ補正付きデジカメをチョイスした。
パナのDMC-XS3だ。
本人も納得のリチウムイオンバッテリー対応である。

当然、タフネスではないので落としたらアウトだろう。
リーズナブルとはいえ、決して激安という訳ではないので出来る限り落とさないでもらいたいものである。

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なんと言っても小型で軽いのがいい。
サイズは92.2x54.4x18.5mmで重量は僅か89g。
センサーは1/2.33型のMOSで、有効画素数は1410万画素になる。

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35mm換算で24-120mm/F2.8-6.9のレンズが搭載されており、ISOは100~3200まで(拡張6400)、冒頭にも述べたが手振れ補正がある。

子供のデジカメにしては立派すぎるスペックだが、このコンパクトサイズを実現させるために、記録媒体はマイクロSDとなっている。
子供が使うのだ、マイクロSDで十分であろう。

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スペックを見ていたら自分でも欲しくなってしまったが、私にはGM1があるので取り敢えず我慢しよう。
でも気になるので、次男坊に借りて性能チェックもでもしてみましょうか。

2014年3月 5日 (水)

毎月 月頭は・・・・

忙しいので、記事に時間が割けない。

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Nikon AW1+1NIKKOR AW10mm/2.8

と言うわけで残業の合間にこのブログを書いている。
今激務の真っ最中だ。

なのでここまでである。

週末は次男の誕生日だった。
やることが増えて色々忙しい。

2014年3月 4日 (火)

ヒヨドリ

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Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/2.8L II USM

去年、ブロッコリーの苗を頂いたので、プランターに植え替えて実家の日の当たるところに置かせてもらった。

ブロッコリーは大きな葉を伸ばしてぐんぐんと育っていった。
結構簡単だなあと思いながらも、直に放置気味へとなっていく。
たまに見に行っては水を与えるという繰り返しになっていた。

20140304c
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/2.8L II USM

今日、弟からブロッコリーが大変なことになってると連絡を受けた。
昼休みに急いで駆けつけるとブロッコリーは見るも無惨な姿になりはてていた。

20140304d
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/2.8L II USM

何だー?これは?
弟によるとヒヨドリらしい。

そういえば、水やりにプランターの所に顔を出すとよく数羽の鳥が飛び立つのを見たことを思いだした。
適当に水やりしてたので変化に気がつかなかったのだ。

20140304a Wikiより

実家に住んでいた頃は冬にやってくるヒヨドリに色々とエサを与えて可愛がっていたのだが、こういうことをされるとヒヨドリに対する見方が変わってしまいそうだ。
まあ、私がきちんと調べておかなかったのが悪いんですけどね。

いいよいいよ。
もう好きなだけ喰え。

2014年3月 3日 (月)

雛祭り 2014

とうとう人生初めての雛祭りを迎えることになった。

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Olympus OM-D(E-M1)+Leica DG Nocticron42.5mm/1.2ASPH.

私は子供時代から男に囲まれて過ごしてきた。
飼っていた犬もインコもウサギもみんなオスだらけだった。
そのせいか母も男気のある性格のような気がする。

なので初めての雛祭りだったので、嫁さんに全て任せてみた。
だが、嫁さんもよく覚えていないという。

取り敢えずちらし寿司とハマグリのお吸い物を用意したようだ。
あとは子供にシャンメリーと私に熱燗である。

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Olympus OM-D(E-M1)+Leica DG Nocticron42.5mm/1.2ASPH.

うーん、これでいいのであろうか。
やや不完全燃焼であるが、当の主役もまだ状況がよく分かっていないので来年きちんとやれば良いか。

2014年3月 2日 (日)

NIKKOR レンズクロック

昨年、Dfを購入したときにニッコールレンズを購入した。
その時にNIKKOR発売80周年記念のキャンペーンをやっていたのだ。
当たるとNIKKORレンズクロックを貰えるという。
せっかくなので申し込んでみた。

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どうやらそれが当選したらしい。
完璧に忘れていたので、以前のシグマロイヤルカスタマー同様に何事かと驚かされた。

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そうそう、商品は時計だった。
以前、時計モデルと同じ24-70mmを持っていたが、なかなかよく写るレンズだったなあ。

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中身を開けると台座と時計が入っている。
同寸のようだ。
が、持つと非常に軽い。

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本体は電池込みで500g強。
鏡胴(本体)はプラスチック製で精巧な作りとは言えないが、遠目には勘違いするレベルである。

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前玉部分に時計本体が組み込まれている。
当たり前であるが、サファイヤガラスなどという高級なものは使われておらず、プラスチック製の一般的なカバーで覆われている。

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アラーム音はシャッター音からなる。
取り外し不可能なリアカバーにスピーカーが取り付けられて、D一桁台と思われるシャッター連写音が徐々に増えていく目覚まし音が鳴る。

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ピントリングをまわすと鏡胴が分離され、時計のセットアップ部があらわになる。
ズームリングは不稼働だ。

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セットアップ部はいくつかの電子接点と単三電池蓋、時計の時刻調整つまみからなる。
実にシンプルな作りである。

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電池は単三2本。
入れる向きが分かりにくい。

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後は電池カバーをネジで締れば時計が動き出す。
時計の調整つまみで時刻を合わせ、鏡胴をつなぎ合わせれば完成だ。

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動いてる動いてる。

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台座に本体を乗せればそれもまた良し。

2014年3月 1日 (土)

Ai Nikkor45mm/F2.8P(テスト撮影)

今日は久し振りにニコンレンズのテスト撮影を。
Dfを購入する直前に手に入れた有名なNikon謹製のパンケーキレンズだ。
スナップ撮影などに便利なレンズである。

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マニュアルフォーカスレンズであるが、比較的新しく21世紀に入ってから発売された。
同時に発売されたのがマニュアルフォーカス専用のフィルムカメラFM3Aであるから、AF全盛の時世から見ればやや趣味性の高いモデルであったと言える。

Pon3

と言うわけで早速テスト撮影である。
例の如く犬の置物を被写体とする。

距離は2m、カメラボディはDf、ISOは100に固定しWBはオートに設定した。
各絞り値にてレリーズを用いて撮影した。

【テスト撮影】

・F2.8(開放)
20140301b1

比較的新しいレンズの部類に入るためか、開放からコントラスト・色乗りに問題はない。
ビネッティングが若干見られるが、個人的には好きな雰囲気なのでレンズの味わいとして楽しんでいる。

20140301g1

中央部と隅角部のトリミングだ。
中央部は解像感もよく、スナップ撮影として使うには十分すぎるほどである。
隅角部も多少解像感は落ちるものの問題なく使えるレベルだ。

・F5.6
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2段ほど絞り込むとビネッティングは消失する。
F4.0でも殆ど気にならない。
コントラスト・色乗りは開放とさほど変わらない感じだ。

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トリミング画像では、開放に比べ僅かに解像度がアップしている。

・F11
20140301b3

F11まで絞っても、それほど違いは出ないようだ。
被写界深度とボケの差ぐらいだろうか。

20140301g3

F11にしても解像感に問題はあまり出ない。
F22まで絞れば回折現象で差は見られたと思われるが、十分すぎるほどの性能を有しているようだ。

【最短距離撮影】

・F2.8/F5.6/F11
20140301e1 20140301e2 20140301e3

最短撮影距離は45cm、最大撮影倍率は0.13倍なので非常に寄れるレンズというわけではない。
だが、ボケは思ったよりも美しく、パンケーキと馬鹿に出来ない性能を秘めている。

・トリミング F2.8/F5.6/F11
20140301f

点光源は開放では口径食が目立つものの、絞り込むと円形のきれいな光源になる。
F11まで絞るとさすがに7枚絞り羽根の構造が見えてくる。

【まとめ】

なかなかどうしてよく出来たレンズである。
ボケもキレイで文句はない。

敢えて苦言を呈するならば、やはり少し寄れないということであろう。
お気に入りのAF-S58mm/1.4Gと比べると少し寄れるのであるが、最大撮影倍率があまり変わらないので結果的には同じ感じなのかもしれない。

ウルトロン40mm/F2.0という他社製パンケーキレンズという手もあるが、こちらは暖色系の独特の色合いになるのであまり興味はそそられない。

マウントは異なるが、キヤノンのEF40mm/2.8STMというパンケーキがある。
こちらは30cmまで接写が可能で、最大撮影倍率も0.18倍まで寄れることが出来る。
しかもAF搭載だ。

ああ、こうしてみると最強のスナップパンケーキはキヤノンなのか。

だが、クラシカルデザインであるDfにこのレンズをつけるとまたこれがよく似合う。
老眼の身に厳しいMFレンズで、且つ寄ることも苦手なNikonのパンケーキレンズ。
それでいながら、ついこの組み合わせで使ってしまうのは何故なのか。
このマゾヒズムを奮い立たせるような怪しげなモチベーションを引き出すのは、やはりレンズ・ボディの持っている雰囲気であろうか。

【おまけ】

45mm F2.8P特有の現象なのかどうかは分からないが、Dfのライブビューで開放撮影すると露出が狂う。

20140301h

何度やっても同じ傾向なので、Dfはファインダー撮影専用機として使っている。

Ai Nikkor45mm/F2.8P

スペック
テスト撮影
実写と感想

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