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2014年4月 4日 (金)

EOS Mと桜

所持マウントで桜を写すシリーズもこのEOS Mで最後である。
だが、生憎の雨模様でボディもレンズも防滴能を持たないEOS Mの撮影としては相当なビハインドになるであろう。

ふと、今日の撮影がニコワンAW1であればとも考えたが、桜のシーズンもギリギリであるし、何よりこの雨で一気に葉桜に進行してしまうためEOS Mの撮影を強行することに決めた。

20140404a
Canon EOS M2+EF-M11-22mm/4.0-5.6 IS STM

結構な本降りなので、むき出しのEOS Mを持ってうろちょろしているとトラブルを起こしかねない。
何しろEOS Mは重要なブツ撮り専用機なので、入院する事態になるとちょっとマズい。
なので撮影枚数も少なく、早めに切り上げる。

所持しているEF-Mレンズは二本のみだ。
22mm/F2.0単焦点と11-22mm/F4.0-5.6の広角ズームである。

20140404b1
Canon EOS M2+EF-M22mm/2.0 STM

まずは22mmからいってみる。
換算35mm/F2.0の単焦点。最短撮影距離は15cmで倍率0.21倍。

雨の中のEOS M撮影は非常に緊張感が漂う。
スーコスーコとAF動作で動くレンズ鏡胴の隙間に水が入らないか。
ボディとボタンの間に入り込んだ水が、後に内部でショートを起こさないか。
そんなことを考えていると落ち着いた撮影が出来ない。

20140404b2
Canon EOS M2+EF-M22mm/2.0 STM

でも写りは素直だ。
フォーカスに若干の遅さを感じるが、先代よりはかなりマシである。
APS-Cセンサーという大きさを生かして、ミラーレスでも大きなボケを生み出せる。

20140404c1
Canon EOS M2+EF-M11-22mm/4.0-5.6 IS STM

次は広角ズームのEF-M11-22mm/4.0-5.6 IS STM。
購入した当時はコンパクトな広角ズームだなあと感じていたが、ニコワンの6.7-13mm/4.5-5.6を手に入れてからは、やっぱり大きいなあと感じるようになってしまった。(笑)

だが、広角ズームとしては非常に優秀で、手振れ補正が搭載されていることからも未だに山レンズとしての有力候補に位置している。

20140404c2
Canon EOS M2+EF-M11-22mm/4.0-5.6 IS STM

雨に濡れた桜ばかりでは何なので、別の被写体を出しておく。
22mmと同様の最短撮影距離は15cmだが、沈胴式鏡胴という作りから最大撮影倍率は0.3倍と22mmより若干寄れる。
テレ端ではF5.6なので、ぼけぼけと言う訳にはいかない。

前玉に水滴が付いていくのを見続けるのは心因的にも良くない。
この辺で切り上げましょう。

20140404d_2
Canon EOS M2+Carl Zeiss MakroPlanar50mm/2.0ZE.

ミラーレスのコンデジ持ち撮影は老眼の身にはかなり堪える。
眼鏡を付けていると液晶がよく見えないので、外して撮影せねばならない。

被写体が遠い所にあると手を伸ばして撮影する。
そうすると今度は液晶が見えないので眼鏡を付ける。

晴れた日の液晶の見にくさも困ったものだ。
液晶の照度を上げるとバッテリーの持ちも悪くなるであろうし。

結局は外での撮影がしやすい機種はDSLRやDSLR型のミラーレス。
屋内ではEVFが付いていないミラーレスの使用率が圧倒的だ。

20140404e
Nikon Df+AF-S VR Micro-NIKKOR105mm/2.8G

5つのマウントで桜を撮り比べて出た結論は、いずれのマウントにも他では補えない強い利点があると言うことだ。
それは現在所持していない他社マウントにも言えることなのだろう。

知らぬが仏とはよく言ったものだ。
もうマウント増やすのはやめよう。

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コメント

次はライカでしょうか?

ライカSは私の所持マウントではデッドマウントとして考えていましたが、久し振りに出してみます。

レンズ一本しか持っていないのでアングルが決まってしまいますが。
(^^;

桜のマウントごとの比較ありがとうございます。
おもしろい企画でした。
キャノン マイクロフォーサーズ持ちの私は今回の企画で
proレンズが気になってしまいます。
おかげ様で、目の毒でしたー^^

12-40mm/F2.8は非常に実用的ですよ。
画質も良く、接写も可能というスーパーレンズです。

レンズ内手振れ補正がない分、お気に入りの色を出すパナボディではちょっと使いにくいというのが残念です。

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