ニコンと桜
ここまで来たら持っているマウントで一通り桜を写してみたい。
数年ぶりに復活させたニコンFマウントである。
いつものカメラ屋さんでおすすめされたDfを購入して以来、最低限のシステムでも揃えておこうとレンズをいくつか買い込んだ。
参考にしたのはライカSで買おうと思っていた焦点域のレンズ群だ。
35mm換算で、28mm、58mm、105mmマクロのNIKKOR3本を選んだ。
いずれもナノクリコーティングがなされた最新レンズばかりである。
まずは28mmから行ってみましょう。
AF-S NIKKOR 28mm/F1.8G。
値段の割に非常にキレイなボケを出す比較的廉価な単焦点レンズだ。
広角系だが25cmまで寄れるので、十分にぼかすことも可能である。
使っていて楽しいレンズだ。
私は広角系が苦手であるが、28mmならばパースも個人的にさほど気にならない。
時折、瞬間的に超広角系NIKKKORを欲しくなるときがあるが、キヤノンレンズで持っているだろうと自分に言い聞かせている。
でも、いつか買ってしまいそうな気がするのだ。
このレンズが発売された当初はニコンマウントを持っていなかったのでノーマークであったが、Dfを購入したときに品薄になりつつあった58mmを慌てて確保した。
とにかくニコンで最もお気に入りのレンズだ。
レンズはスコアだけではないということを気づかされる。
ただ、この58mmタイプは種類を増やすレンズではないだろう。希有なレンズであって初めて生きてくるタイプかもしれない。
Nikon Df+AF-S VR Micro-Nikkor105mm/F2.8G
D3と一緒に購入したレンズである。
当時、新進気鋭のナノクリコーティングと、マクロ初の手振れ補正が搭載された注目すべきレンズだった。
一度手放して、Df購入時に再び購入した。
さすがにキヤノンのマクロレンズに搭載されるハイブリッドISに比べると接写時の手振れ効果は後塵を拝する。
だが、この独特の形状のAF-S VR Micro-Nikkor 105mm/F2.8Gは結構気に入っている。
Nikon Df+AF-S VR Micro-Nikkor105mm/F2.8G
接写も良し、通常撮影も良し。
絶妙な太さのある鏡胴のホールディングがスバラシイ。
キヤノンのハイブリッドISに対抗するハイブリッドVRの搭載が待たれる。
Nikon Df+AF-S VR Micro-Nikkor105mm/F2.8G
私の持っているNIKKORレンズで桜に適しているのは105mmマクロかなあ。
接写ができるというアドバンテージが大きい。
まあ、持っている本数が少ないので、桜にはコレ!と言い切りにくいのは確かだ。
全体を写せる28mmもなかなか良いし、家族がいればぼかせる58mmも必須だろう。
なので結局は全部必要ということでした。
あーあ。
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